【ヒロアカ】爆豪勝己の声優は変わった？岡本信彦の代表作などを紹介

『ヒロアカ』の爆豪勝己は、雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒です。折寺中学校出身で、同じ中学出身の緑谷出久とは幼なじみの関係です。小さい頃から個性の能力が高く、常に周りからチヤホヤされて育ちました。そのせいかプライドが高く、絶対的な自信を持っています。また、劣っている人間を見下す傾向にあり、無個性の緑谷のことをいつもバカにしていました。しかし、物語が進むにつれて精神的にも成長し、緑谷にこれまでの態度を謝罪していました。

身長は172cmで、血液型はA型です。辛い食べ物と登山が好きで、雨が嫌いだそうです。個性は「爆破」で、非常に高い攻撃力を持っています。ネーミングセンスは悪く、ヒーロー名を考える授業では「爆殺王」や「爆殺卿」といった名前を挙げて、ミッドナイトに却下されていました。最終的に、爆豪のヒーロー名は「大爆殺神ダイナマイト」に決定しました。

ヒロアカの正式名称は『僕のヒーローアカデミア』で、週刊少年ジャンプで連載中の漫画です。作者は堀越耕平さんで、『逢魔ケ刻動物園』、『戦星のバジル』に続く3つ目の連載作品です。ヒロアカはジャンプを代表する人気作品となり、コミックスの世界累計発行部数は6,500万部を突破しています。連載から2年後にはテレビアニメにもなり、2022年10月の時点で第6期が放送中です。その他、OVAや映画、舞台も制作され、どれも高い評価を得ています。

ヒロアカの世界では、人類の8割が「個性」という能力を持っています。しかし、主人公の緑谷出久は何の能力も持たない「無個性」で、周りからバカにされていました。ある日緑谷はヒーローのオールマイトに出会い、無個性でもヒーローになれるか尋ねました。緑谷にヒーローの資質を見出したオールマイトは、「君はヒーローになれる」と告げ、自分の個性を引き継がせることを決めます。オールマイトの個性を受け取った緑谷は、ヒーローになるべく修練を重ねるのでした。

爆豪勝己は物語当初からヒロアカに出てくるキャラですが、物語が始まったばかりの頃はまだ幼い子どもでした。声に幼さを出すため、幼少期の爆豪は女性の声優が担当していました。この女性声優は國立幸さんで、成長した爆豪とはまったく違う声です。國立幸さんは低めの迫力のある声を使い、幼い頃の暴力的な爆轟を上手く演じていました。

ヒロアカの幼少期の爆豪勝己を演じた國立幸さんは、劇団ひまわりに所属する声優です。1984年7月9日生まれで、俳優の塩崎こうせいさんと結婚しています。もともとは女優としてキャリアをスタートさせましたが、2000年代始め頃から声優としても活動しています。ピアノや日本舞踊、殺陣やソフトボールなど、多くの趣味や特技を持っています。

國立幸さんがメインキャラを演じたテレビアニメには、『おそ松さん』（チビ太）、『銀牙伝説WEED』（ウィード）、『遊☆戯☆王ZEXAL』（トロン）などがあります。また、『デュエル・マスターズ』シリーズでは1人で何役もこなし、作品を支えています。

ボイスコミックとは、アニメではなく漫画に声優がアテレコをする作品のことです。ボイスコミックは、よく漫画のCMなどでも使われています。ヒロアカのボイスコミックでは、爆豪勝己の声を声優の梅原裕一郎さんが担当しています。ボイスコミックの爆豪はアニメよりやや大人っぽい声で、アニメとはまた違った雰囲気を楽しむことができます。

ボイスコミックで爆豪勝己を演じた梅原裕一郎さんは、1991年3月8日生まれの声優です。静岡県出身で、アーツビジョンに所属しています。中学時代に『ロード・オブ・ザ・リング』の吹き替え版で大塚芳忠さんの声に惹かれ、声優に興味を持ち始めました。

そして、大学2年のときに日本ナレーション演技研究所に通い始め、本格的に声優の道へと進みました。2013年に声優デビューを果たし、翌年にはテレビアニメで初のレギュラー役を獲得します。2016年には、第10回声優アワードで新人男優賞を受賞しています。

梅原裕一郎さんは、『オレん家のフロ事情』の若狭役で初めてレギュラーとして出演し、それ以降多くの主要キャラを務めてきました。主な出演作品には、『ゴブリンスレイヤー』（ゴブリンスレイヤー）、『フルーツバスケット』（草摩紅野）、『あひるの空』（八熊重信）、『アオアシ』（栗林晴久）などがあります。

ヒロアカのアニメでは、成長した爆豪勝己を声優の岡本信彦さんが演じています。岡本信彦さんは1986年10月24日生まれの声優で、現在はラクーンドッグの代表取締役を務めています。大学受験を控えた時期にプロ・フィット声優養成所に入所し、ドラマCDの『追憶のキスを君は奪う』で声優デビューを果たします。テレビアニメでは、『N・H・Kにようこそ！』の男子生徒A役でデビューしました。父親の影響で幼い頃から将棋を指していて、アマ三段の腕前を持っています。

爆豪勝己の声優である岡本信彦さんは、同じ声優仲間である大亀あすかさんと結婚しています。公私混同を避けるために発表はしていませんでしたが、2020年に自身の結婚を報道されてしまいます。その報道を受け、2人はそれぞれのブログとTwiterで結婚の事実を認めました。

岡本信彦さんの出演作品は多く、これまでにさまざまなキャラを演じてきましいた。中でも、『ハイキュー!!』の西谷夕、『鬼滅の刃』の不死川玄弥、『暗殺教室』の赤羽業などの人気が高いです。その他の出演作品と担当キャラには、『とある魔術の禁書目録』の一方通行、『赤髪の白雪姫』のオビ、『青の祓魔師』の奥村憐などがあります。

こちらの名言は、爆豪勝己が初めて緑谷出久に負けたときに口にしたセリフです。爆豪は無個性の緑谷出久をずっとバカにしてきましたが、戦闘訓練でその緑谷に初めて敗北します。プライドをズタズタにされた爆豪でしたが、それでもしっかりと負けを認め、涙をにじませながらもリベンジを誓います。このセリフは、誰よりも負けず嫌いな爆豪の性格がよくわかる名言でした。

ヒロアカの爆豪勝己は、無個性の緑谷出久にいきなり個性が出現したことをずっと疑問に思っていました。そして、今までの緑谷出久の言動や個性の能力から、その個性がオールマイトから譲り受けたものであると推測します。この名言は、そのときに爆豪が緑谷に言ったセリフです。そして、自分も憧れているオールマイトがなぜ緑谷に個性を受け渡したのか、その理由を確かめるために緑谷へとバトルを挑みます。最初は拒否していた緑谷も爆豪の気持ちを受け止め、全力で戦闘に応じるのでした。

こちらのセリフは、爆豪勝己が成長したことがよくわかる名言です。仮免試験に落ちた爆豪たちは、問題児ばかりの小学生を相手にした講習を受けることになります。初めはムキになってまともな対話もできない爆豪でしたが、自分たちの個性を使って小学生たちの心をつかみます。

そして、自分だけわかった気になって爆轟たちを見下していた小学生の1人に対し、静かにこの言葉を伝えるのでした。続けて「先輩からのアドバイスだ」と言っている通り、このセリフは爆豪の経験に基づいたものでした。爆豪は緑谷出久を見下していたかつての自分を省みて、小学生にこの名言を送ったのでしょう。

ヒロアカのボイスコミックはアニメほど知名度がないため、爆豪勝己の声優が梅原裕一郎さんだと知らない人もいました。梅原裕一郎さんは低めの落ち着いた声が人気の声優で、これまでクールなイケメンキャラを多く演じてきました。爆豪は今までのキャラとイメージが異なるため、ボイスコミックで梅原裕一郎さんが爆豪を担当したことに、驚きを隠せない人もいました。また、アニメでは爆豪の声優が変わってしまったため、梅原裕一郎さんの声が聞けなくなって残念がるコメントもありました。

爆豪勝己のメイン声優である岡本信彦さんは、声だけでなく見た目も人気があるようです。岡本信彦さんに関するコメントを見ると、「かっこいい」「イケメン」という感想が多く見られました。中には、岡本信彦さんが演じているというだけで、そのキャラを好きになってしまう人もいるようです。

爆豪勝己の声優の岡本信彦さんは、演技の振り幅が広いことでも知られています。こちらのコメントでは岡本信彦さんが今までに演じたキャラを羅列して、その違いを確かめていました。爆豪と他の作品のキャラを比べて、岡本信彦さんのすごさを実感している人も多かったです。

ヒロアカの爆豪勝己は、ボイスコミックとアニメでは声優が異なっていました。アニメで爆轟を担当した声優は、岡本信彦さんです。岡本信彦さんは他の人気作品にも多く出演しており、今までにも数々の主要キャラを演じてきました。爆轟の演技も評価が高く、原作ファンから称賛する声が多く上がっています。爆豪はこれからも活躍するシーンが多いため、ぜひ岡本信彦さんの声にも注目してみてください。