【ヒロアカ】爆豪勝己がアニメでもかっこいい！魅力や名シーンまとめ

『ヒロアカ』に登場する爆豪勝己は、コミックスでファンになった読者がアニメ版でもかっこいいと人気のキャラクターです。ここでは、爆豪勝己のプロフィールや『ヒロアカ』について解説します。

爆豪勝己は、『ヒロアカ』キャラクター人気投票で5連覇を達成する程の人気キャラクターです。登場当初は、乱暴で口も悪くヒーローとは程遠いと感じる読者も多くいました。しかし、物語が進むにつれ爆豪勝己の繊細さや正義感にかっこいいと魅了される読者が続出します。またアニメ化が決定し放送開始になってからは、アニメ版でもかっこいいとさらに人気が急上昇したキャラクターです。

『僕のヒーローアカデミア』通称『ヒロアカ』は、漫画家・堀越耕平（ほりこし こうへい）によって描かれた少年漫画です。週刊少年ジャンプに2014年7月より連載開始となり、9年経った今も連載中の人気漫画になります。この『ヒロアカ』は、作者の3作目の作品で2008年に掲載された読み切り漫画『僕のヒーロー』を基に考えられました。2023年6月時点で、コミックス既刊38巻世界累計発行部数8500万部を突破するなど国内に留まらず国外でも人気の漫画です。

主人公・緑谷出久（みどりや いずく）は、幼い頃からヒーロー・オールマイトに、強い憧れを抱く少年でした。誰もが個性を持つなかで、病院受診した際に彼が無個性だったと判明します。ショックに打ちひしがれながらも、ヒーローになる夢を諦めず国立雄英高校のヒーロー科を目指し努力していました。しかし、幼馴染で優秀な個性を持つ爆豪勝己たちからは「進学はできない」などと馬鹿にされます。それでも諦めず前向きなデクは雄英高校に合格し、仲間と共にヒーローを目指して無個性に悩みながらも奮闘する物語です。

強力な個性が魅力の爆豪勝己は、幼馴染でもある主人公・デクの憧れの存在です。ここでは『ヒロアカ』に登場する爆豪勝己が、アニメでもかっこいい魅力について紹介します。

爆豪勝己は、金髪のショートヘアが特徴のキャラクターです。また切れ長の目も、かっこいいと人気を呼んでいます。アニメ『ヒロアカ』の作品内においても、他校の生徒からは「黙っている方が良い」と言われるシーンもある程です。ファンの中には容姿がかっこいいとの声も多く上がっており、イケメンな容姿が魅力的だということがうかがえます。

アニメ『ヒロアカ』の爆豪勝己と言えば、プライドが高すぎる性格も魅力です。優秀であるがためなのか、元々の性格なのか不明ですがプライドが異常に高く自尊心の塊とファンの間ではささやかれています。アニメ2期第32話で、職業体験に訪れた爆豪勝己の暴言などに対しヒーロー・ベストジーニストが矯正しようとしました。しかし、爆豪勝己を矯正することは出来ず、クールなベストジーニストさえ彼の頑固さに舌を巻くほどです。

また体育祭では、優勝したにもかかわらず、爆豪勝己自身が納得できる勝利ではなかったためメダル授与を拒否しました。そこまでして、勝利のあり方にこだわる爆豪勝己のプライドの高さに仲間が呆れるシーンもあります。仲間から助けられることを心底嫌い暴言を吐いたりと、一見性格が悪そうに見える所も彼のかっこいい魅力の一部とファンの間で認められています。

アニメ『ヒロアカ』に数多くある爆豪勝己のかっこいい魅力の中に、異常なまでの勝利に対する執念があります。デクと本音をぶつけ合った戦いでは、フルカウル状態の彼から顔面に拳を受けますが勝利に対する執念から反撃し勝利しました。この勝利に対する執念が、爆豪勝己のけた外れのタフネスや何事にも勝ちに行く彼を作りあげていると多くのファンを魅了しました。

また体育祭の騎馬戦では、予選通過が確定しているにもかかわらず点を取ろうと戦う姿勢を崩しません。このように常に、全力投球の爆豪勝己がかっこいいと魅力を感じ彼のことを推しにするファンもいます。

爆豪勝己の魅力は、強さだけではありません。彼の頭の良さと、そこからくる頭の回転の速さです。アニメ『ヒロアカ』では、暴言を吐いたり彼の粗暴ぶりが目立ちがちですが学力面では中間テスト3位と分析が得意で頭が良いデクより順位が1つ上でした。実際の戦いでも、爆豪勝己による頭の回転の速さが役に立っています。デクが死柄木弔（しがらき とむら）との戦いで、ピンチに陥った際には爆豪勝己が他のヒーロー指示を出しデクを手助けしました。

優秀で人を見下す印象の強い爆豪勝己ですが、仲間が危機的状況だと察知するとその頭の良さを活かし、全力で助ける姿がアニメでもかっこいいと多くのファンが評価しています。

容姿もかっこよく頭も良い、そしてプライドと自尊心の塊の爆豪勝己ですが、少年らしい繊細さも魅力の一つです。雄英高校に入学して間もない頃に、周囲との実力に差を感じ負けず嫌いの爆豪勝己が涙を浮かべるシーンがありました。この悔しさをバネに、雄英高校で1位になる決心をしています。また彼の少年らしい繊細さが際立たせるシーンが作中の所々にみられます。一つ目は、爆豪勝己がヴィランに誘拐されたことがキッカケでオールマイトを引退させたと悩んでいた姿です。

オールマイトに憧れがあったからこそ、彼の引退が自分のせいだと爆豪勝己自身を苦しめていました。2つ目は、デクと本音をぶつけ合って戦ったときです。無個性であるのに、オールマイトから認められたデクを受け入れられず葛藤してきたと本音を漏らすシーンでした。今までに見せることのなかった悲しげで繊細な表情は、これまでの爆豪勝己のイメージを変えた場面でもあります。どんなに態度が大きく乱暴でも、中身は高校生の少年だということがうかがえます。

爆豪勝己とデクとの関係を、一言で表すと「最悪」でした。爆豪勝己とは違い、無個性のデクを見下し虐めた過去があります。しかし、この最悪な関係の2人も、本音をぶつけ合い戦ったことで少しずつ関係性に変化が訪れます。過去の自分と向き合い反省し、デクへの罪滅ぼしを常に意識していることが描かれていました。また「爆豪勝己：ライジング」では、死柄木弔からの攻撃から体を張ってデクを庇っています。その姿に、かっこいいと魅力を感じるファンが続出しました。

『ヒロアカ』では、爆豪勝己の実力の成長と共に、人間性の成長も描かれています。暴言を吐くなどの粗暴な姿と、自分より弱い物を見下す姿勢から様々な経験をしてきました。そのなかで過去の自分に向き合い、素直に仲間を想うことのできるキャラクターへ成長していく様子がかっこよく魅力的に描かれています。

ここまで、爆豪勝己のアニメでもかっこいい魅力について解説してきました。ここからは、爆豪勝己のかっこいい名シーンや名言について紹介します。

まずは、爆豪勝己のかっこいいシーンからの紹介しです。『ヒロアカ』の爆豪勝己のかっこよさは容姿だけではなく様々な所で描かれています。ここでは、数ある爆豪勝己のかっこいい名シーンの中から5つを紹介します。

最初のかっこいい名シーンは「雄英高校体育祭」です。毎年開催される体育祭は、TV中継され活躍次第でプロヒーローになるチャンスがある大切な行事です。そこで選手宣誓に選ばれた爆豪勝己が放った「自分が優勝する」といった趣旨の一言が、周囲からのブーイングを巻き起こします。爆豪勝己は、相手が誰であろうと容赦はせず、勝ち進んでいきました。そして、体育祭にテンションが上がっていた爆豪勝己は宣言通り優勝します。この名シーンは、アニメ『ヒロアカ』15話「うなれ体育祭」で見ることができます。

次の名シーンは、アニメ『ヒロアカ』4期第80話の「ホッコれ仮免講習」です。ヒーロー志望の小学生から攻撃を受け、イライラが隠せません。しかしチームメイトと話し合い、子供たちを楽しませ少しずつ扱いが上手になっていきました。子供達の中の一人に、爆豪勝己が自信を重ねアドバイスをしたシーンはクールでかっこいい名シーンと評判になりました。

3つ目のかっこいい名シーンは、アニメ『ヒロアカ』4期第81話から86話の「文化祭」です。バンド演奏にすることが決まり協力を促しますが、他のクラスのためであることに拒否したような発言をします。しかし彼の本心は、他の科の顔色をうかがうことではなく心から楽しませることに意味があると爆豪勝己らしい言葉でクラスをまとめたのです。他のクラスのことを考えられる彼の成長を見ることができるシーンでもあります。

4つ目のかっこいい名シーンは、アニメ『ヒロアカ』91話から99話の合同戦闘訓練です。これまでの爆豪勝己の戦い方は、自己中心的な場面が多く見られていました。しかし、今回の合同戦闘訓練では仲間を助けたり仲間から助けられても拒否しない姿が見られます。クラスメイトを信頼している証として、ファンの間で話題となった名シーンです。

5つ目のかっこいい名シーンは、アニメ『ヒロアカ』136話「デクvsA組」です。雄英高校から離れ、一人でヴィランに立ち向かおうとする緑谷出久をA組全員で止めに入り、爆豪勝己が地上に戻った緑谷出久に語りかけます。そして、子供のころから見下していた理由を切実に伝え、爆豪勝己自身の過ちを認めました。今まで呼んでいたデクではなく出久（いずく）と呼び、心から謝罪した回です。多くのファンが涙した神回として、話題になり彼の人気に火を付けました。

爆豪勝己がかっこいいのは、行動だけでなく言葉にもあります。ここからは、爆豪勝己のかっこいい名言を解説します。

この名言はアニメ『ヒロアカ』に登場する爆豪勝己が、オールマイトに立ち向かい完敗した時の名言です。爆豪勝己のプライドの高さを知るオールマイトが、彼をフォローに入りますが負けず嫌いが発動しかっこいい名言が生まれました。

爆豪勝己がデクと戦う前に発した、かっこいい名言です。デクの個性がオールマイトと同じことに気付いたときでした。爆豪勝己は、デクがオールマイトに個性をもらったのではないか推測します。爆豪勝己の憧れの存在であるオールマイトが、無個性のデクに何をそうさせるのか戦いを始めました。

アニメ『ヒロアカ』の仮免講習での名言です。ヒーロー志望の子供たちを前に爆豪勝己は、どのように接するべきかイライラを隠せません。しかし、子供達の集団の中にかつての自分と重なる子供を見つけます。その子供に向かって、言い放った言葉です。自分と向き合ったから言える名言だと、多くのファンが感じています。

アニメ『ヒロアカ』でもかっこいい爆豪勝己の個性や能力は、どの様なものがあるのでしょうか。ここでは、彼の持つ個性と能力について解説します。

爆豪勝己の個性は「爆破」です。この個性は汗腺からニトログリセリンを分泌し、自由に着火させることのできる攻撃力高い個性です。アニメ『ヒロアカ』に登場するキャラクターの中でも、爆豪勝己の持つ「爆破」は強さが際立っていました。コミックスでも十分に楽しめますが、アニメでは迫力のある映像になっています。

爆豪勝己の持つ個性「爆破」は、攻撃性が高いものの火を使うため山では個性を発動することができません。また個性発動時の音が大きいため、音を出せない潜入捜査などには不向きという弱点があります。

『ヒロアカ』に登場する、爆豪勝己の個性と能力の強さは幼い頃からすでに持っていました。汗が爆発の威力にも影響するため、汗をかけばかくほど強くなる個性です。

アニメ『ヒロアカ』に、登場する爆豪勝己の声優は誰が務めたのでしょうか。ここからは、爆豪勝己の声優について説明します。

アニメ『ヒロアカ』に登場するキャラクター・爆豪勝己の声優を務めるのは、声優・岡本信彦です。2006年より声優活動を開始し、現在までに数多くの作品に出演する人気声優になります。

声優を志したのは、母親が朗読ボランティアをしていたことに興味を持ったことがキッカケでした。幼い頃は、父の影響で将棋を始め将来はプロ棋士になる夢を持ち、将棋会館場へ中学生まで通います。しかし、元々アニメ好きでもあった岡本信彦は声優への道を選び、大学受験を控え声優養成所に入所しました。養成所の学費は、彼が様々なアルバイトをしてやりくりをしてたと語っています。

2006年にテレビアニメで声優デビュー後、2009年には声優アワードの「新人男優賞」受賞しました。これまでにテレビアニメ200作品以上に出演し、2012年からは音楽活動を行うなど勢力的に活動をしています。

爆豪勝己のことを、愛称の「かっちゃん」と呼ぶファンもいます。普段は、怒りっぽい爆豪勝己もいざとなると冷静になり考える姿がかっこいいと評判です。また彼の動作に注目し、その一つ一つがかっこいいと感じていることがうかがえます。

爆豪勝己は、デクの幼馴染であり主人公と同じくらい出演しています。ファンにとっては、推しを毎回見たいのと彼が活躍する姿がかっこいいとアニメの放送を心待ちにしている人が多くいました。

爆豪勝己は、『ヒロアカ』に登場してしばらくは自己中心的なふるまいをしていました。しかし、幼馴染のデクと高校生活を送ることで少しづつ成長していきます。その成長が、仲間を思いやり危機が迫った時は助けに行く姿勢に現れていました。

『ヒロアカ』に登場する爆豪勝己は当初、暴言を吐く不良キャラでした。しかし、雄英高校での生活で他人を思いやる気持ちやいざとなった時は頼りになる存在となっています。この変化が、コミックスのみでなくアニメでもかっこいいキャラだったと多くの声があがりました。『ヒロアカ』を見る際は、爆豪勝己の成長をチェックしてみて下さい。