【ヒロアカ】ホークスは壮絶な過去を持っている?父親についても紹介
『ヒロアカ』こと「僕のヒーローアカデミア」に登場するプロヒーロー「ホークス」の過去が壮絶であると話題になっていました。本記事では、そんな壮絶な幼少期や両親についてホークスの過去を詳しく解説し、プロヒーローであるエンデヴァーとの関係も紹介していきます。
ホークスとは?
ホークスのプロフィール
- ヒーロー名:ホークス
- 本名:鷹見啓悟(たかみけいご)
- 誕生日:12月28日(22歳)
- 身長:172㎝
- 血液型:B型
- 出身地:福岡県
- 好きなもの:鶏肉
『ホークス』とはヒロアカに登場する、現No.2の実力を保持しているプロヒーローです。10代でトップテンにランクインしたのは史上最年少であり「速すぎる男」という異名で、世間に知れ渡っています。ホークスの目的は単純で「ヒーローが暇を持て余す世の中にしたい」と話しており、基本的にはダラダラしていたい、ホークスの性格をわかりやすく象徴した目的だと言えます。
ヒロアカの概要
『ヒロアカ』とは2014年7月より週刊少年ジャンプにて連載がスタートした、大人気バトル漫画です。作者は漫画家の堀越耕平(ほりこしこうへい)であり、幼少期から「ドラゴンボール」などの名作に触れて育ち、ジャンプでの連載を夢に歩んできました。そんなヒロアカの人気は爆発的に広がり、単行本1巻発売時から即完状態になるほど注目され、現在までの全36巻は累計6,500万部を突破しています。アニメ化、映画化も好調であり、アニメ第6期が絶賛放送中として今再び注目を集めています。
ヒロアカのあらすじ
『ヒロアカ』とは世界総人口約8割が、何らかの能力「個性」を持って生まれる超常社会が舞台となっています。そんな社会に生まれたごく普通の少年、緑谷出久(通称デク)が最高のヒーローになるまでを描くサクセスストーリーです。デクは「無個性」という致命的なハンデを持って生まれ、イジメの対象になった過去を背負っていました。しかしその真っ直ぐで熱い性格は、関わる人間を次々に魅了し、数々の苦難も己の力で切り拓き、ヒーローへの道を少しずつ、着実に進んでいく姿が描かれます。
ホークスの過去や幼少期・父親
過去①両親に虐待されていたホークス
『ホークス』は悲惨な過去を経験していました。特殊な両親の元に生まれてしまったホークスは、両親からの愛情を知らずに育ちます。父親は自分の辛さを、ホークスに押し付け日夜虐待し、「お前さえいなければ」と暴言を吐く始末でした。さらに母親にも問題があり、そんな父親に依存していないと生きていけない状態にまで疲弊していたのです。いわば精神異常者の両親の元で、腫れ物のように扱われて幼少期を過ごす、ホークスの辛い過去がありました。
過去②ホークスの父親は窃盗犯の鷹見だった
『ホークス』の父親はなんと端金欲しさに窃盗を行い、さらには殺害まで行った犯罪者でした。そんな父親は逃走中に出会った羽飼遠見絵という女性に、かくまってもらうことになり、そこで生まれたのがホークスだったのです。そんな環境のため両親から、外出や外部との接触は禁止されており、小さな川辺のボロ小屋でひっそりと隠居生活を送っていました。少しでも外に出たことがバレてしまえば、父親から「俺を売りに出したのか?」と勘違いされ、虐待を受けるのです。
過去③公安にスカウトされたホークス
『ホークス』は幼少期に偶然、とある自動車事故から6名の一家を救うという業績を成します。それを知った公安はホークスの天武の才能を見抜き、家族ごと全面支援するという条件でホークスをスカウトします。そこでホークスの家庭環境なども明るみになり、ある意味公安に命を救われることになりました。そしてここでの出会いや訓練は、後のホークスの活躍に多大なる影響を与えることになります。
ホークスとエンデヴァーの関係
エンデヴァーのプロフィール
- ヒーロー名:エンデヴァー
- 本名:轟炎司(とどろきえんじ)
- 個性:ヘルフレイム
- 誕生日:8月8日(45歳)
- 身長:195㎝
- 血液型:AB型
- 性格:頑固オヤジ
『ヒロアカ』に登場するエンデヴァーとは、オールマイト引退後事実上No.1に君臨しているヒーローです。炎系統では地上最強クラスの個性を操り、事件解決数は史上最多という記録も保持しています。デクのクラスメイト轟焦凍の父親でもあり、厳格で威圧的な態度からオールマイトのヒーロー像とは、対照的に語られることも多いようです。しかしそのストイックな姿勢や圧倒的な強さは各所から認められており、一部熱狂的な支持者を生み出し魅了し続けています。
ホークスの憧れがエンデヴァーだった理由
『ホークス』は過去に一度、母とこっそり街へ出かけたことがありました。そこで母はホークスを黙らせる目的で、安売りしていた一体のヒーロー人形を買い与えます。ホークスはその人形を肌身離さず持ち歩き、唯一の拠り所のように扱っていました。その人形こそが「エンデヴァー」だったのです。そんなある日、父親がヒーローエンデヴァーによって逮捕されたことを知らされます。この時ホークスの中で「架空」が「現実」へと変わり、ヒーローの存在を実感することになったのでした。
ホークスとエンデヴァーの現在の関係
『ホークス』は今やエンデヴァーと、肩を並べるほどの実力をつけており「速すぎる男」と称されるほどです。エンデヴァーから見たホークスは生意気な若僧といった印象ですが、やはりホークスは変わらず憧れを抱いています。頭脳派でもあるホークスは共に戦うシーンにて機転を効かして瞬時にサポート役にまわる姿や、巧みな言い回しでエンデヴァーに助言し、エンデヴァーを立てようとするシーンも見られるなど、実は一貫して行動しているのです。
そんなホークスを見ていたエンデヴァーも、次第にその実力を認めるようになっていき、心の中でホークスに感謝を叫ぶシーンが見られるなど、2人の熱い絆は少しずつ深まっていくのでした。
ホークスの個性や方言
ホークスの個性
『ホークス』の個性は「剛翼」です。一見すると大きな翼が2つ生えていますが、なんとその羽1枚1枚を自在に操ることができる、強力かつ多様性のある能力を持っています。その羽は1枚でも十分な武器になるほど緻密に操作でき、無数の羽を飛ばし散弾銃のような攻撃も可能です。自身から離れて攻撃できる個性は少なく、その中でもトップクラスの性能であり、またこの羽は細かな振動も感じることが可能で、視界外の状況や動きを瞬時に読み取ることができる「目」の役割も果たすのでした。
ホークスの強さや弱点
『ホークス』の個性の汎用性は高く、「スピード」「パワー」「空中移動」「精密性」「感知能力」「回復力」どれをとってもトップクラスとなっています。攻撃型でも救助型としても万能に活躍できる、ヒーローにとって最強な個性であるといえます。弱点を挙げるとするなら、炎や熱に弱く、規格外のパワーには対応する術がないという、「防御力」に若干の脆さを感じる個性でした。
しかしホークスの強さの真髄は、何といってもその「頭脳」にあります。二重スパイのような重役を、そつなくこなせる理由は、起点が効く頭の回転の速さがあってこそであり、公安での訓練がここで活きていました。重要な局面での作戦立案なども行える、もはやホークスはヒーローサイドのブレインと言っても過言ではありません。
ホークスの方言
『ホークス』の幼少期シーンや戦闘中など、感情がたかぶった際に「方言が出る」という特徴があります。これはホークスの出身地である福岡県の「博多弁」が語源となっていました。福岡といえば日本プロ野球球団ソフトバンクホークスが有名ですが、こちらとはオリジナルコラボエピソードや、コラボグッズなども提携している関係性であり、単なる偶然の一致ではなさそうです。
ホークスの声優
ホークスの声優は「中村悠一」
『ホークス』のキャラクターは、普段ゆるく怠そうな雰囲気を出しているかと思えば、先輩方に挑発的な発言をしたり、戦闘シーンでは熱くなる姿も見られます。これだけ表情豊かなホークスの声を務めるということは、高度な感情表現が要求され、またファンの多いホークスだけにその役割は非常に重要です。そんなホークスの声優を務めるのは「中村悠一」でした。ここではこんな役柄を務める、中村悠一について詳しく紹介していきます。
中村悠一のプロフィール
- 愛称:ゆうきゃん
- 出身地:香川県高松市
- 誕生日:2月20日(42歳)
- 血液型:B型
- 職業:声優・ナレーター
- 事務所:インテンション
『ホークス』の声優を務める中村悠一は、高校卒業後から声優を目指して上京し、代々木アニメーション学院に入学します。在学中にドラマCDに出演するなどの活躍を見せ、声優としては2001年にデビューを果たしました。決して素直でない天邪鬼な役柄を演じることが多く、本人も実感していると明言しています。特技は「1日24時間ゲームプレイ」と言えるほどゲームが大好きで、自身が声優としても出演するグランブルーファンタジーは、やり込みプレイヤーとして知られていました。
中村悠一の主な出演作品
『ホークス』を演じる中村悠一の、その他主な出演作品を紹介していきます。おおきく振りかぶって「阿部隆也」クラナド「岡崎朋也」ハイキュー「黒尾鉄朗」ワールドトリガー「迅悠一」ワンパンマン「無免ライダー」など主要キャラクターも数多く演じておられました。また今最も注目を浴びている配役のひとつに、呪術廻戦「五条悟」があげられ、これだけで多くの方は、その声を思い浮かべることができるでしょう。
ホークスの過去に対する世間での評判や人気
『ホークス』について過去のエピソードを中心に、数々の事柄を見てきました。ここではそんなホークスの過去について、世間ではどのような印象を持たれているのか、そのリアルな声を紹介していきます。
『ホークス』の過去については、同情する声が相次いでいました。しかしこれだけの過去を背負っているにも関わらず、現在の立ち位置まで上り詰め、結果を出しているホークスの姿は非常にかっこいく、これ以上不幸なことが起こらないで欲しいと願うファンが多いようでした。
『ホークス』の幼少期、憧れのヒーローがエンデヴァーであるという関係性が、複雑だという意見も多く見られました。ホークスは父親から虐待を受けていましたが、その憧れのエンデヴァーは、家に帰ると家族にDVや虐待を繰り返しています。ホークスはその事実を知ることはありませんが、なんとも言えない関係性であると話題でした。
『ホークス』の過去エピソードを原作で知っているファンが、悲惨すぎるあまりアニメで見ることを恐れている声も多く見られました。ホークスが両親からどれだけ過激に扱われていたのか、これだけでも十分に伝わるでしょう。
ホークスの過去は壮絶だった
『ホークス』の過去は非常に壮絶であり、両親に恵まれなかった運命から、辛い幼少期を過ごしていたことがわかりました。しかし公安からスカウトを受けたことは、自分の力で動き、自らで人生を切り拓いたように感じます。ホークスの生き方を通して、勇気をもらったファンは決して少なくありません。本記事を通して少しでもホークスに興味を持って頂けた方は、是非この機会に本編をチェックしてみてください。
この記事のライター
うら
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