【銀魂】天導衆とは!正体とメンバーを紹介!周囲との関係も
『銀魂』には天導衆という集団が登場します。天導衆は裏で幕府を操っている人物達のことです。天導衆の正体は長らく不明でした。この記事では、天導衆の正体やメンバーについて紹介します。また『銀魂』で、天導衆が関与しているエピソードもまとめています。
目次
【銀魂】天導衆(てんどうしゅう)とは
『銀魂』には天導衆という謎の集団が登場します。『銀魂』では初期の頃からその名前は登場していました。ただ最初の頃は江戸を支配しているという情報くらいしかなく、その正体は明らかになっていませんでした。
しかし、物語が進むにつれて組織の全貌や正体が明らかになります。ここでは天導衆や、『銀魂』の物語について基本情報をまとめて紹介します。
謎の組織「天導衆」の概要
天導衆は地球を牛耳っている存在です。表向きは江戸幕府が国を治めているのですが、実は天導衆が裏で操っています。そのため、将軍はお飾り状態になっています。江戸では天導衆によって武家や侍は弾圧を受け、まともに職につけなくなってしまいました。また、天導衆が犯罪に関わっていることもあります。
劇中で天導衆について詳しく描かれたのは、地下闘技場の事件です。地下闘技場では、違法な試合が行われていました。この地下闘技場を潰すために、真選組の沖田総悟は万事屋に協力を願い出ます。なぜなら地下闘技場を運営しているのが天導衆だったからです。真選組は幕府の組織なので、天導衆の行うことに手を出すことはできません。
このように、天導衆は正しいことをして国を治めているわけではないのです。ただ天人が侵略してきた20年前、幕府はあっさりと天導衆を受け入れてしまいました。そのため、天導衆の弾圧を受けた侍達によって、攘夷戦争も勃発しています。このように、天導衆は国のトップでありながらも多くの人から恨みを買われています。
漫画『銀魂』のあらすじをおさらい
天導衆は『銀魂』というギャグ漫画に登場する組織です。『銀魂』は、20年前に天人に支配された江戸が舞台となっています。そんな江戸のかぶき町で、万事屋を経営する坂田銀時を中心に物語が展開されます。坂田銀時は天導衆と直接関わりはありませんでしたが、過去に天導衆によって恩師を殺された因縁がありました。
アニメや実写版などの銀魂シリーズも人気
『銀魂』はアニメ化も果たしています。アニメでも第1期から天導衆は登場していますが、本格的に登場するのは一国傾城篇が描かれた第2期延長戦からです。また2017年・2018年には実写映画化も果たしていますが、実写映画に天導衆は登場しませんでした。
【銀魂】天導衆のメンバーについて
『銀魂』に登場する天導衆のメンバーの正体については不明ですが、そのほとんどは天人で構成されています。メンバーの名前なども虚以外は不明です。ただ銀丿魂篇で天導衆を仕切っていた天人は、アニメのクレジットで天導衆長と書かれていました。
このように、天導衆の主なメンバーに関しては本編でもほとんど語られていません。一方で、天導衆直属の暗殺部隊「天照院奈落」に所属する、奈落三羽に関しては素性が判明しています。ここでは、天導衆のメンバーの一人である虚と奈落三羽のメンバーを紹介します。
天導衆メンバー①「虚」
虚は天導衆のメンバーで、唯一名前が分かっている地球人です。虚の正体はアルタナの影響を受けた特異体質の人間で、何をされても死なない不老不死の体を持っています。そのことが原因で、長い間迫害されてきました。その後正体を隠すことに成功し、やがて代々奈落の長を務めるようになります。
しかしある時、虚に吉田松陽の人格が芽生え、朧と共に奈落を抜けます。その後は吉田松陽として生き、坂田銀時・高杉晋助・桂小太郎を門下生に迎え入れます。しかし、幕府の意に逆らう思想を広めているとして、捕らえられてしまいました。坂田銀時達は第二次攘夷戦争に参加して吉田松陽を助けようとしたものの、吉田松陽は処刑されます。
しかし、吉田松陽は虚としての人格を取り戻して復活しました。不老不死の力に目をつけた天導衆は、虚を捕らえます。虚はこんなことをしなくても協力すると言い、その代わりに天導衆のメンバーに加えてほしいと頼みました。虚には天導衆としての権限は持たされませんでしたが、これによって確たる地位を得ました。
天導衆メンバー②「朧」
朧は、天導衆直属暗殺部隊の中でも実力がある奈落三羽のメンバーの一人で、現在は奈落の首領を務めています。朧は奴隷として働いていた屋敷で、奈落の襲撃に巻き込まれてしまいます。この時奈落を率いていたのが虚で、吉田松陽の人格でした。まだ幼い朧が死にそうになっているのを哀れんだ虚は、自分の血を分けて朧を助けます。
虚は朧が自分を恨むだろうと思っていましたが、朧は虚を慕って奈落の一員になってしまいました。虚は朧を奈落として育てるつもりはなかったため、奈落を抜けて新しい道へ進もうとします。しかし奈落の追手に捕まりそうになり、足手まといになると思った朧は自ら虚の身代わりになりました。
その後再び奈落に戻った朧は、首領になるまで実力をつけました。しかし同時に心を病み、吉田松陽の弟子達に嫉妬の眼差しを向けるようになります。なぜなら、本来なら自分も兄弟子として、その場に居たはずだったからです。不死であることを知っている朧は虚を捕らえ、処刑してこちら側に引き戻そうとしました。
しかし復活したのは吉田松陽の人格が失われ、朧の知らない人格の虚でした。それでも、朧は命が尽きるまで仕え続けることを誓いました。そのため、天導衆の中でも朧は主に虚に仕えていました。
天導衆メンバー③「骸」
骸は奈落に所属していたメンバーでしたが、現在は見廻組に所属しています。奈落三羽の一人でもありました。幼少の頃から暗殺者として教育を受けてきた人物で、この時の骸にはほとんど感情がありませんでした。ある時、投獄された吉田松陽の牢番を任されることになります。
それまで暗殺に躊躇することはなかった骸でしたが、牢で吉田松陽から教えを受けるようになってから考えが変わります。そんなある時、佐々木異三郎の妻子暗殺を命じられます。これに疑問を持った骸は暗殺を食い止めようとしますが、失敗してしまいました。
佐々木異三郎は妻子を殺されたことで幕府を恨むようになり、骸を復讐に利用することにしました。その後、幕府直属の警察組織である見廻組を結成した佐々木異三郎は、骸を奈落から引き抜きました。そして今井信女という名前を与えています。骸は見廻組へ入隊した後も朧とは連絡を取り合っています。
天導衆メンバー④「柩」
柩は、天導衆直属の暗殺部隊のメンバーで、奈落三羽の一角でもあります。奈落三羽の中でも情報量は少ないのですが、物語の終盤では大きな行動に出た人物です。主に劇中では、朧が死亡した後に奈落を率いて虚の手足となって戦いました。また虚の血を摂取しており、半不死状態の人間になります。
柩もまた天導衆というよりも、虚に忠誠を誓っていた人物です。ただその末路は悲惨で、2年後篇では体は腐っているのに死ねない体になっていました。死ぬことができないという虚の苦痛を知った柩は、虚を解放するために戦いました。
【銀魂】天導衆に関係するキャラも調査
天導衆は宇宙の中でもとても大きな組織の一つです。そのため、多くのキャラクターが天導衆に関わっています。ここでは、天導衆と関わりが深いキャラクターを紹介します。
天導衆に関係するキャラ①「天人」
天導衆はほぼ天人で構成されています。地球人である虚が所属しているのはイレギュラーです。天導衆は多くの天人を引き連れて地球を侵略しました。攘夷戦争でも侍と戦っていたのはほぼ天人です。天導衆が侍を迫害したことで、天人は江戸を我が者顔で歩くようになりました。
天導衆に関係するキャラ②「徳川茂茂」
天導衆は表向き徳川茂茂を将軍に置いていました。実権はほぼ天導衆が握っていたので、坂田銀時からも「お飾りの将軍」と呼ばれていました。ただ徳川茂茂は徳川定々のやり方に疑問を持ち始め、最終的には天導衆と敵対することになります。
天導衆に関係するキャラ③「徳川定々」
徳川定々は、天導衆が直接操っていた人物です。徳川定々は、天導衆が地球に来てから実権を譲り、その代わりに確固たる地位を獲得しました。将軍の座が徳川茂茂に代わったあとも、天導衆の意のままに政治や経済を動かしていたのはこの人物です。
しかし、徳川定々は権力を得るためにこれまで様々な悪事を働いてきました。最後は徳川茂茂によって捕らえられ、挙げ句に天導衆からも捨てられてしまい、悲惨な最期を迎えます。
天導衆に関係するキャラ④「一橋喜々」
一橋喜々は天導衆や一橋派によって利用され、将軍になった人物です。一橋喜々が徳川茂茂よりも操りやすいと思った天導衆は、一橋派に協力するようになります。将軍暗殺篇で一橋喜々は担ぎ上げられて将軍になるものの、烙陽決戦篇では部下に見放され、快援隊に捕らえられてしまいました。天導衆も特に助けに入ることはなく静観していました。
天導衆に関係するキャラ⑤「吉田松陽」
吉田松陽は、その思想が幕府の意に反するとして、奈落によって拘束されました。そして最終的には、奈落の指示で処刑されてしまいます。このように、直接的に天導衆と関わりはなかったのですが、天導衆の存在が吉田松陽の死に繋がっています。
天導衆と直接関わるようになるのは吉田松陽処刑後、吉田松陽の人格が消えて再び虚が精神を支配した時です。この時虚は天導衆と交渉し、天導衆の仲間になりました。
【銀魂】天導衆の正体とは
『銀魂』の天導衆は、その正体や組織の目的などが長らく不明でした。しかし烙陽決戦篇の554話で、正体が明らかになります。ここでは、天導衆の正体について詳しい解説をまとめています。
正体は「アルタナ保全協会」
天導衆の正体はアルタナ保全協会です。アルタナとは何かまず説明をすると、星を巡る生命エネルギーのことです。地球では龍脈と呼ばれています。龍脈については、定春が犬神化した時に触れています。アルタナ保全協会はこのアルタナが関係している組織です。
アルタナ保全協会とは
アルタナ保全協会とは、アルタナの門を管理するための連合組織です。これが後に天導衆と呼ばれるようになりました。
アルタナ保全協会の目的
宇宙では、アルタナを実用的エネルギーに変換できるようになったことで、争いが勃発するようになりました。アルタナのエネルギーは、宇宙空間で長期間の飛行ができるようになるなど、文明に発展をもたらしました。実際に江戸にあるターミナルも、龍脈のエネルギーを使って起動しています。
しかし、そのエネルギーは強力な破壊兵器にもなりました。そのため、アルタナのエネルギーの使用権を持った者が、大きな権利を持つことができたのです。その権利を得るために、アルタナを巡って各地で戦争が起こりました。その争いを終わらせるために、他国のアルタナを不可侵とする協定を結ぶことになったのです。
そしてアルタナの門を管理する組織として、アルタナ保全協会が結成されます。つまり天導衆の目的はアルタナを管理することですが、やがて天導衆はこの立場を悪用するようになりました。天導衆の手には門の鍵が刻印されており、この鍵を使うことで門の開閉をすることができます。
天導衆の手の鍵以外に門を開けることはできません。このような徹底したシステムが作られたことで、アルタナによる暴走事故などは起こらなくなりました。ちなみに天導衆が地球に目を向けたのは、膨大なアルタナが眠っていたからです。天導衆が来る以前は、阿音・百音の一族が龍脈を護っていました。
【銀魂】天導衆と周囲の関係をおさらい
天導衆は主に江戸幕府を中心に、多くの組織と関わっています。ここでは、天導衆がどんな組織と関わっていたのか、その関係をまとめています。
徳川幕府との関係
徳川幕府と天導衆は協力関係にありました。天導衆が幕府を乗っ取ることができたのも、幕府が特に抵抗することなく実権を渡したからです。天導衆が襲来した当時、将軍だったのは徳川定々です。
銀魂における徳川幕府とは
『銀魂』における徳川幕府は、黒船ではなく天人の襲来によって開国しました。これによって、地球は天人によって植民地化されているような状況になり、徳川幕府は実権を失いました。江戸が物語の中心になっているのは、天導衆の目的であるアルタナの門が江戸にあるからです。
徳川幕府とのエピソード
本編より20年前、天導衆と将軍・徳川定々は互いに利用する関係になりました。徳川定々は自分の利益のために、国をあっさりと天導衆に明け渡したのです。もしも当時の将軍が侍としての誇りを持つ徳川茂茂だったら、展開が変わっていたかもしれません。徳川定々と天導衆は、反発する侍達と戦いました。これが攘夷戦争です。
二度の攘夷戦争の末、侍達は天導衆の弾圧を受けることになります。さらに幕府は攘夷志士を完全に始末するために、真選組という警察組織を結成します。そして天導衆の意向により、これまで幕府に仕えていた御庭番衆を解雇しました。
鬼兵隊との関係
鬼兵隊も天導衆と関わりがあります。ただ直接的な関与があったわけではなく、鬼兵隊はあくまでも見廻組と協力関係にありました。
鬼兵隊とは
鬼兵隊は高杉晋助が率いる過激派攘夷集団のことです。鬼兵隊は、直接手を下すことはほとんどなく、幕府の反乱分子に協力して内部崩壊を狙うことが多いです。『銀魂』の劇中では、伊東鴨太郎・一橋喜々・佐々木異三郎などに協力しました。
鬼兵隊とのエピソード
鬼兵隊は天導衆が操る幕府の警察組織である、見廻組に協力していました。とはいえ、天導衆に協力していたわけではありません。佐々木異三郎も討幕を企んでいたので、同じ目的のために協力していたようです。少なくとも、鬼兵隊と見廻組はバラガキ篇から手を組んでいたと考えられています。
鬼兵隊は徳川茂茂の暗殺にも手を貸しましたが、最後に天導衆から裏切られてしまいます。この時朧から受けた傷により、高杉晋助は昏睡状態に陥ってしまいました。ちなみに高杉晋助は、天導衆率いる奈落に恨みを持っています。なぜなら第二次攘夷戦争で、坂田銀時に吉田松陽を殺すよう指示していたのが奈落だったからです。
一橋派との関係
一橋派は将軍暗殺篇から天導衆の協力を得るようになりました。天導衆が一橋派についた理由は、一橋喜々の方が操りやすかったからです。
一橋派とは
一橋派は、一橋喜々を新たな将軍にしようと目論む幕臣の一派のことです。将軍暗殺篇で本格的に動き出し、春雨と鬼兵隊の協力を得て徳川茂茂を暗殺しようとしました。
一橋派とのエピソード
天導衆は徳川茂茂を将軍に置いていました。なぜなら、従順な先代将軍の徳川定々を通して操りやすかったからです。しかし一国傾城篇で状況は一変しました。徳川定々が失脚してしまったのです。天導衆はこれを受けて、聡明な徳川茂茂を暗殺し、精神的に未熟な一橋喜々を新たな将軍にした方が操りやすいと考えるようになります。
結果敵に、天導衆の差し金によって徳川茂茂の暗殺は成功し、一橋喜々は将軍になりました。しかしすぐに一橋喜々は快援隊に捕らえられ、実権はこれまで通り天導衆が握ることになります。
宇宙海賊春雨との関係
宇宙海賊春雨と天導衆が関わるようになったのは、烙陽決戦篇です。それまでにも第七師団が何度か見廻組に協力していましたが、烙陽決戦篇では第七師団ではなく春雨の幹部が天導衆と手を組みます。
宇宙海賊春雨とは
宇宙海賊春雨とは、銀河系最大のネットワークを持つ犯罪者集団のことです。元老と呼ばれる者達が組織を統括しており、麻薬や人身売買など犯罪行為には何でも手を出しています。ただ第七師団と鬼兵隊の反乱によって、組織の一部は神威と高杉晋助によって乗っ取られていました。
宇宙海賊春雨とのエピソード
烙陽決戦篇では天導衆を代表して、虚が春雨の元老と面会をしていました。虚は元老に春雨の全権を自分に渡すよう伝え、問答無用で元老を殺しました。ただ、春雨十二師団の提督は虚に感謝の意を伝えました。なぜならこれまで元老と反乱を起こした神威の間で散々振り回されてきたからです。
こうして虚は、春雨のトップとして君臨することになったのです。しかし烙陽決戦篇では、虚のやり方に不満を持った各団長が、天導衆を裏切って神威側につくことになります。ちなみに虚が接触するまでは、元老が春雨と天導衆の力関係を崩さないようにバランスを保っていました。
【銀魂】天導衆の世間での評判や人気
『銀魂』ではわりと初期から天導衆について描かれています。天導衆が劇中でその姿を現したのは、第42話の地下闘技場のエピソードの時です。この時は、後に登場する屁怒絽と同じ荼吉尼族も登場していました。そのため読者の中には、初期の段階からすでに天導衆や他の天人の伏線が張ってあったことに驚いている方もいました。
初期の『銀魂』では、分かりやすく高杉晋助が悪役として描かれていました。しかしストーリーが進むにつれて神威など新たな敵キャラが登場します。ただ吉田松陽に関しては、何度か描かれていたものの敵のような雰囲気はありませんでした。そのため、吉田松陽と虚が実は同一人物で、天導衆がラスボスになるとは思わなかったとファンも驚いていました。
『銀魂』の銀丿魂篇の終盤では、天導衆や虚との対決がどのように転がるのか気になっている方がたくさんいました。2年後に虚は復活するものの、その人格は虚でも吉田松陽でもありませんでした。
そしてそのまま心臓は抜き取られ、肉体だけ天導衆の元に渡りました。坂田銀時が天導衆から心臓を護ることができるのか、ハラハラしながら読んだ方もいたようです。
【銀魂】もしも天導衆が◯◯だったら
ここでは、もしも天導衆が〇〇だったらと仮定し、医師団・内閣府・スパイの三つのシチュエーションで考察していきます。
天導衆「医師団」篇
もしも天導衆が医師団だった場合、表向きはとても優秀な医師団を装っているかもしれません。天導衆は、不老不死のために虚に騙されて利用されるような連中ばかりです。そのため、裏では違法な人体実験などを行い、不死の研究を行っている可能性があります。
天導衆「内閣府」篇
もしも天導衆が内閣府だった場合、無理やり政権を奪ったことが原因で倒閣に追い込まれる可能性があります。天導衆は劇中でも、裏で江戸幕府を操って来た集団です。
しかしそのやり方は横暴なので、天導衆や天人に反発する人々によって、二度も攘夷戦争が勃発しています。そのため、いずれは『銀魂』でもあったように、天導衆に恨みを持つ者達によって反乱が起きる可能性があります。
天導衆「スパイ」篇
もしも天導衆がスパイだった場合、有益な情報をもたらすと考えられます。実際に天導衆直属の暗殺部隊の奈落には、そういった事が得意な人物が集まっていました。また奈落は少数精鋭ではなく、軍隊がつくれそうなほど人数が多いです。人数が多ければ各地に奈落の手先を忍ばせることができるので、円滑に情報収集ができるはずです。
【銀魂】天導衆は恐るべし組織だった
『銀魂』の天導衆は、アルタナを管理する立場でありながらも、それを悪用していた組織でした。絶対的な権力を持ったことで、私利私欲にまみれた組織になってしまったようです。春雨と並ぶほどの巨大な組織ですが、その末路は悲惨でした。
結局天導衆は不老不死にすがり、虚に利用された挙げ句、苦痛を感じながらも死ねない体になってしまいます。しかしその後復活を遂げ、星芒教という組織を結成し、最後まで死に抗い続けました。天導衆に関しては『銀魂』の初期から語られているので、ぜひその伏線を探してみてください。
この記事のライター
rg4yd
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