【銀魂】高杉晋助とは!実写版俳優や声優なども調査!鬼兵隊リーダーまとめ
『銀魂』には高杉晋助というキャラクターが登場します。高杉晋助は過激派の攘夷志士で、鬼兵隊を率いており、主人公の坂田銀時とは何度も戦いました。この記事では高杉晋助の魅力や名言を紹介します。また『銀魂』のアニメの声優や実写版の俳優などもまとめています。
目次
【銀魂】高杉晋助(たかすぎしんすけ)とは
高杉晋助とは、『銀魂』というSF時代劇のギャグ・コメディ漫画に登場するキャラクターです。初登場は『銀魂』の31話で、主人公の坂田銀時の敵として登場しました。ここでは高杉晋助がどのような人物なのか、詳しい情報をまとめています。
高杉晋助のプロフィール
『銀魂』に登場する高杉晋助は、討幕のためには手段を選ばない過激派の攘夷志士です。身長は170cm、体重は60kg、誕生日は8月10日です。年齢は20代後半です。鬼兵隊という武装集団を率いています。坂田銀時・桂小太郎・坂本辰馬の三人は、攘夷戦争時代の戦友です。身長が他のメンバーよりも低いので、昔はよく低身長をいじられていました。
高杉晋助は武装集団「鬼兵隊」のリーダー
高杉晋助は鬼兵隊のリーダーです。鬼兵隊は『銀魂』の紅桜篇から本格的に登場します。紅桜篇後は天人で結成された宇宙海賊春雨と同盟を締結しました。しかしその後、春雨の総督に危険視され、神威共々殺されそうになります。それを先読みしていた高杉晋助は第七師団と手を組み、最終的には神威が春雨を乗っ取りました。
それ以降は、主に神威と協力関係を結ぶことになります。過激派ですが派手なテロ行為だけでなく、要人に接触して内部崩壊を企むなどその手段は問いません。坂田銀時によってほとんどの計画は阻止されてきましたが、徳川定定と徳川茂茂の暗殺には成功しました。
鬼兵隊とは
鬼兵隊とは高杉晋助が率いている武装集団のことです。攘夷戦争で高杉晋助が率いていた部隊が前身となっています。攘夷戦争時代の鬼兵隊は、鬼のように強い部隊だといわれており、大きな戦力の一つでした。また仲間達からもその強さを頼りにされていました。
しかし、攘夷戦争敗北後は鬼兵隊の仲間全員が処刑されてしまい、その首を河原でさらされることになります。そのため、本編で率いている鬼兵隊に攘夷戦争時代の仲間は一人もいません。
なぜ再び鬼兵隊を復活させたのかというと、松平定定の卑劣なやり方によって吉田松陽が処刑されたからです。これにより憎しみを膨らませた高杉晋助は、鬼兵隊を再結成しました。
高杉晋助の左目失明など生い立ちについて
高杉晋助は包帯を巻いていますが、怪我をしているからではありません。失明していますが、すでに傷は癒えています。それでも包帯を巻いているのは、過去の痛みを忘れないようにするためです。恨みというのは、吉田松陽の処刑です。もともと高杉晋助は下級武士の子供で、桂小太郎と同じ名門塾に通っていました。
しかし高杉晋助はよく大暴れしては問題を起こしていました。親のコネだけでのし上がってきた者達が、立派な侍になれるとは思わなかったからです。ある時、桂小太郎にそのことを咎められていると、同じ塾に通う子供達が報復にやってきます。しかしそこにたまたま居た坂田銀時と吉田松陽に止められます。
吉田松陽は、げんこつ一撃で報復に来た子供を倒して去っていきました。吉田松陽が最近貧困層向けの塾を開いた人物だと桂小太郎から聞いた高杉晋助は、後日道場破りに松下村塾に行きます。吉田松陽と戦いたかった高杉晋助でしたが、坂田銀時に倒されてしまいます。この時吉田松陽に介抱され、侍とは何かについて話しました。
それから高杉晋助は何度も坂田銀時に挑むようになります。そんな日が続き、道場破りでありながら松下村塾では同門扱いされていました。しかし、もともと通っていた塾や家からは良い顔をされませんでした。特に父親は激怒し、木に一晩吊り下げる罰を下しました。さらにもう一度松下村塾に行ったら勘当すると告げられます。
そんな折、桂小太郎がやってきて松下村塾を気に食わない大人達の間で、吉田松陽が貧困層の子供を集めて国家転覆を企んでいるという噂が広まっていると話しました。さらには高杉晋助の通っている塾の子供達があらぬ噂を流したこと、その噂で役人が動いていることを聞きつけます。
その夜、松下村塾の者達にそのことを忠告し、桂小太郎と高杉晋助、坂田銀時の三人が役人の足止めのために集まります。坂田銀時はこれ以上関わると戻れなくなると言って止めましたが、二人とも戻る場所はないと言い、三人で役人の相手をしようとしました。しかしそれを吉田松陽が止めます。
吉田松陽は役人に刀を収めるよう要求し、もし教え子に何かあれば国家転覆くらいしても構わないと脅しました。この言葉に役人は怯えて立ち去ります。そして吉田松陽は高杉晋助と桂小太郎に、もう破る道場がなくなってしまったと言います。しかし二人は吉田松陽についていく意思を伝えました。
それを聞き入れた吉田松陽は、最初の授業として夜中に役人相手に戦おうとしたことを咎めました。こうして高杉晋助は吉田松陽の元で学ぶことになります。その後吉田松陽は寛政の大獄の時に連行され、松下村塾は焼失しました。高杉晋助と坂田銀時、桂小太郎の三人は吉田松陽を奪還するために攘夷戦争に参加します。
そこで坂本辰馬と出会い、四人は攘夷四天王といわれるまで力をつけました。しかし戦は敗北し、高杉晋助と桂小太郎、そして坂田銀時は捕まってしまいます。捕らえられた三人は、吉田松陽の元へ連れて行かれました。そして坂田銀時だけ縄を外し、奈落は吉田松陽を斬れば二人を助けると言いました。
もし吉田松陽を斬らなければ皆が犬死してしまいます。高杉晋助は、吉田松陽を斬ろうとする坂田銀時を止めます。しかし自分を斬ろうとした坂田銀時に、吉田松陽は「ありがとう」と告げました。その瞬間高杉晋助は激昂しますが、朧がそれを止めました。
この時、朧が投げたナイフが高杉晋助の左目に刺さって失明しました。奈落は弟子に吉田松陽を殺させた後に、弟子三人も殺すつもりでした。しかし「殺す価値もなし」と言った朧によって、三人は生きながらえることができました。この時の痛みを忘れないために高杉晋助は包帯を巻いていたのです。
【銀魂】高杉晋助と登場キャラの関係
高杉晋助は長い間敵として登場していたので、様々なキャラクターと因縁があります。ここでは高杉晋助と登場キャラの関係を紹介します。
坂田銀時との関係
坂田銀時と高杉晋助は同門出身です。互いに負けず嫌いで普段は喧嘩ばかりしているので、悪友のような関係です。
坂田銀時とは
『銀魂』の主人公・坂田銀時は、なんでも屋の「万事屋銀ちゃん」を経営しています。物語開始時点では27歳、物語終了時は29歳でした。お登勢に拾われて万事屋を始める前は攘夷戦争に参加していました。桂小太郎と高杉晋助とは同門で、坂本辰馬とは戦時中に出会いました。
坂田銀時とのエピソード
まだ幼い頃、高杉晋助が当時通っていた塾の子供達に絡まれている時に坂田銀時と出会いました。その翌日、高杉晋助が松下村塾へ道場破りに来たため、坂田銀時が相手にするようになりました。そして家を出て松下村塾で桂小太郎や坂田銀時と共に過ごすようになります。
攘夷戦争中は、どんな敵を相手にしても特攻していく坂田銀時と、前線で活躍する鬼兵隊の総督である高杉晋助は、二人並んで周囲から尊敬されていました。しかし二人の仲は悪く、毎回喧嘩をしては桂小太郎に止められたり、坂本辰馬に煽られてさらに激しい喧嘩をしていました。
吉田松陽との関係
吉田松陽とは師と弟子の関係です。高杉晋助は吉田松陽のことを慕っており、「松陽先生」と呼んでいました。
吉田松陽とは
『銀魂』に登場する吉田松陽とは、松下村塾を開いて貧困層の子供達に無償で学問を教えていた人物です。寛政の大獄の時に捕らえられ、すでに処刑されています。教え子には坂田銀時・高杉晋助・桂小太郎・朧・今井信女がいます。
吉田松陽とのエピソード
吉田松陽は、侍とは何なのかということを高杉晋助に説いた人物です。高杉晋助はそれまで良い家柄だからといって、良い侍になるとは考えていませんでした。そのためかつて通っていた塾では、暴れてはつまはじきにされていました。吉田松陽は道場破りに来た高杉晋助を快く受け入れ、初めて坂田銀時を倒した頃にはすでに同門扱いするようになりました。
その後高杉晋助は家を出て、役人に追い出された吉田松陽についていくことになります。しばらくは平和に過ごしていましたが、ある時吉田松陽は幕府によって捕らえられてしまいます。高杉晋助は同門の者達と共に攘夷戦争に参加し、天人に下った幕府軍を倒して吉田松陽を助け出そうとしました。
しかし幕府軍が勝利し、吉田松陽は処刑されてしまいます。残酷な処刑方法と吉田松陽を失った悲しみにより、高杉晋助は恨みをつのらせました。高杉晋助が攘夷戦争後も過激派の攘夷志士として活動しているのは、吉田松陽の処刑が原因でした。
将軍(徳川茂茂)との関係
徳川茂茂との関係は敵同士です。高杉晋助は、徳川茂茂が治める幕府を倒すために、攘夷志士として行動していました。
徳川茂茂とは
徳川茂茂とは、江戸幕府第14代征夷大将軍です。攘夷戦争後に将軍となったので、ほぼお飾り状態の将軍でした。ただ性格は民のことを一番に考える人徳者で、民の暮らしを視察するために何度も江戸の町に姿を現すこともあります。また一国傾城篇では、自分の立場を捨てることになっても民を護るために行動を起こしました。
徳川茂茂とのエピソード
徳川茂茂と高杉晋助は敵同士ですが、直接的な関わりはほとんどありません。高杉晋助はどちらかというと、攘夷戦争時代に吉田松陽の処刑を命じた先代将軍の徳川定定に恨みを抱いていたからです。しかし徳川定定の暗殺後も討幕を実現するために、一橋派を支持して徳川茂茂の暗殺を計画します。
徳川茂茂と直接対決することはありませんでしたが、各地を襲撃して坂田銀時と一騎討ちをしました。しかし弱ったところを朧に刺され、昏睡状態になってしまいます。そして高杉晋助が眠っている間、一橋派の暗躍によって思わぬ形で徳川茂茂の暗殺が成功することになりました。
【銀魂】高杉晋助の名言集
高杉晋助は『銀魂』の劇中で多くの名言を残しています。ここでは高杉晋助の名言を厳選して紹介します。
名言「まだ俺は破門…」
「まだ俺は破門されてなかったんだな…」という名言は、将軍暗殺篇で高杉晋助が坂田銀時と一騎討ちをした時の名言です。攘夷戦争が終わってから、高杉晋助はずっと坂田銀時と対立してきました。しかし坂田銀時は、今でも高杉晋助のことを松下村塾の仲間だと思っていることを告げます。これはその言葉を聞いた時の名言でした。
名言「二度と俺たちを同士なんて…」
「二度と俺たちを同志なんて呼び方するんじゃねぇ。そんな甘ちょろいもんじゃねぇんだよ俺たちは」という名言は、紅桜篇で岡田似蔵に対して言ったセリフです。これは岡田似蔵に、坂田銀時と桂小太郎のことをかつての同志だと言われてキレた時のセリフです。二人はただの同志ではなく、松下村塾時代から支え合ってきた友人でもあります。
同志という一言で済ませるほどの関係ではないと怒ったのか、完全な決別を意味して言ったのかは分かりません。しかしどちらであろうと坂田銀時や桂小太郎は高杉晋助にとって特別な存在であることが分かる名言です。
名言「俺ぁただ壊すだけだ…」
「俺ぁただ壊すだけだ。この腐った世界を」という名言は、紅桜篇で桂小太郎に対して言ったセリフです。吉田松陽を処刑された時の恨めしい思いと絶望感が込められたような名言です。
名言「たとえ将軍だろうと天であろうと…
「たとえ将軍だろうと天だろうと誰にもお前を裁かせねェ。お前を裁くのはこの俺だ」という名言は、一国傾城篇で徳川定定に言ったセリフです。徳川茂茂は徳川定定の悪行を見破り、戦いを終結させました。徳川定定は奈落に捕らえられて牢に入れられます。徳川定定はそれでも「天にさえも自分を裁くことはできない」と強がっていました。
しかしその時、この名言を言いながら高杉晋助が現れます。高杉晋助は徳川定定を暗殺し、念願の吉田松陽の仇を討つことに成功しました。これにより、一国傾城篇は高杉晋助の一人勝ちのような幕引きとなりました。
【銀魂】高杉晋助の強さや性格など魅力について
『銀魂』のキャラクターの中でも、高杉晋助は相当強いといわれています。ここでは高杉晋助がどれほど強いのか、また魅力などをまとめています。
高杉晋助の強さは?
高杉晋助が松下村塾に道場破りをしに来ていた時は、坂田銀時に負ける日が続いていました。しかし道場破りを続けるうちに、やっと一本勝ち取ります。坂田銀時からは、次は倒すから明日以降も来いといわれます。それからずっと坂田銀時と手合わせをするようになりました。これまでの戦歴は246勝246敗と互角で、同等の強さを持っていることが分かります。
シリアスな性格が魅力の高杉晋助
高杉晋助はシリアスな雰囲気を纏っており、シビアな性格をしています。しかしそんな性格になったのも、吉田松陽の処刑がきっかけでした。それまでは多少短気ですが、坂田銀時や桂小太郎のボケにツッコミを入れるような気さくさがありました。ただ難しい言い回しをするのは昔からなので、坂田銀時からは厨二病だと思われています。
魅力①ヤクルトを思わす「ヤクルコ」好きの魅力
高杉晋助は胃に優しい乳製品が好きです。『銀魂』の劇中ではヤクルトを思わせるヤクルコという飲み物を頻繁に飲む姿が描かれています。攘夷戦争中は、わざわざ仲間の分までヤクルコを買っていました。いつもヤクルコを買ってくるので、坂田銀時はありがた迷惑していたようです。
魅力②三味線を弾く姿
高杉晋助は三味線を弾くことができます。ただ、過去に三味線を習っているような場面はなかったので、いつから三味線を始めたのかは不明です。ただこの三味線を弾く姿がかっこいいとファンからは評判です。
高杉晋助のバースデーセットが販売された時は、三味線を持つ高杉晋助の描き下ろしイラストのグッズと、それをモチーフにしたテディベアがセットになっていました。高杉晋助といえば三味線というイメージを持っているファンも多いようです。
魅力③煙管で男の色気炸裂
高杉晋助は三味線の他にも持ち歩いているアイテムがあります。それが煙管です。『銀魂』ではよく煙管をふかしながら、部下の報告を聞いているシーンが描かれていました。また『銀魂』のグッズには、高杉晋助の煙管をモチーフにしたボールペンや、煙管を持った姿のフィギュアなどがあります。
魅力④漫画とアニメの衣装の違い
『銀魂』の原作とアニメでは少しだけ高杉晋助の衣装が違います。攘夷戦争時代の服装は、アニメでは黒をベースに赤い襟と金のラインが入った長袖の陣羽織に、ノースリーブのインナーを着用しています。
漫画ではカラーが異なり、ノースリーブの陣羽織に長袖のインナーを着用していました。このような違いがあったものの、漫画の銀丿魂篇では、アニメの攘夷戦争時代と同じ陣羽織を着用した高杉晋助が描かれています。つまり、陣羽織のデザインはアニメから逆輸入されたことになります。
【銀魂】高杉晋助のモデル人物と死亡説の関係性
高杉晋助は歴史上のある人物がモデルになっています。ここでは高杉晋助のモデルとなった人物や、高杉晋助の死亡説との関係性についてまとめています。
高杉晋助のモデル人物は「高杉晋作」
『銀魂』の高杉晋助のモデルとなった人物は、高杉晋作です。高杉晋作は江戸末期に活躍した尊王攘夷派の志士です。高杉晋助は鬼兵隊を率いていましたが、高杉晋作は奇兵隊を結成した人物です。
高杉晋作とは
高杉晋助のモデルとなった高杉晋作は、1839年9月27日に生まれ、1867年5月17日に27歳で肺結核により若くして亡くなりました。1857年に吉田松陰の松下村塾に入り、同門の者たちと共に松下村塾四天王と呼ばれていました。学問にも秀でていましたが、柳生新陰流剣術を学び免許皆伝された強者でもあります。
安政の大獄で吉田松陰が投獄された時は見舞いに来て、獄中で吉田松陰の世話をしました。またこの頃、同じ長州藩の桂小五郎や久坂玄瑞と共に尊王攘夷運動に参加するようになります。吉田松陰の処刑から翌年、下関戦争に参加して奇兵隊を結成しました。奇兵隊は身分を問わない者たちで結成されました。
しかし藩士出身で構成された正規部隊との亀裂が生じ、部下が事件を起こしたことで謹慎処分を受けます。ただ下関が他国に占拠されたことを受けて謹慎処分はすぐに解かれ、講和会議で交渉を命じられます。高杉晋作はこの会議で「領土の租借」だけは頑なに拒否しました。もしこれを受け入れいていたら、長州が植民地化していたかもしれません。
高杉晋助に死亡説が浮上
『銀魂』は幕末を舞台にしており、歴史上の人物をモデルとしたキャラクターがたくさん登場します。高杉晋助は歴史上では若いうちに肺結核によって亡くなりました。結核といえば、沖田総司もまた結核で亡くなったといわれています。
しかし『銀魂』では沖田総司をモデルにした沖田総悟は生き続け、代わりに姉の沖田ミツバが病気で亡くなるストーリーが描かれました。このような改変はあるものの、どこまで歴史に沿って物語が進むのか分からないので、読者の間では高杉晋助が肺結核で死亡する説が囁かれていました。
2年後のストーリーで高杉晋助は?
高杉晋助は高杉晋作のように肺結核では亡くなりませんでした。一度死にかけましたが、朧の遺骨で超回復します。そして2年後は共通の目的を持ったことで、かつての仲間である坂田銀時や桂小太郎らと手を組みました。そして最後の戦いを始めるために、桂小太郎と共謀してターミナルを爆破します。
しかしターミナルに攻め入った高杉晋助は、虚に体を乗っ取られてしまいました。高杉晋助は己の心臓を自ら刺し、一瞬だけ虚の支配から逃れます。その後、再び意識が虚となった高杉晋助と坂田銀時は戦うことになります。
体を乗っ取っていた虚は戦いに破れ、最期は精神が高杉晋助へと戻りました。高杉晋助は息を引き取る前に、坂田銀時にはまだ護る者があると励まし、前に進むよう背中を押しました。
【銀魂】高杉晋助の声優は?実写版の俳優も
高杉晋助は『銀魂』のアニメの第1期の17話から登場しています。ここではアニメで高杉晋助役を演じた声優について紹介します。また2017年と2018年には『銀魂』の実写映画が公開されました。高杉晋助も実写映画には登場しています。そこで、実写版で高杉晋助役を演じた俳優についてもまとめています。
高杉晋助の声優は子安武人
アニメ『銀魂』で高杉晋助役を演じた声優は子安武人です。アニメには、2006年から2018年まで出演しました。声優の子安武人演じる高杉晋助はかっこいいと人気です。
子安武人のプロフィール
アニメ『銀魂』に出演した子安武人は、1967年5月5日生まれの男性声優です。ティーズファクトリーという声優事務所の代表取締役でもあります。もともと映画が好きで俳優を目指していましたが、『さよなら銀河鉄道999』を見て声優を志望するようになりました。そして1988年に声優としてデビューします。
アニメでは主要キャラクターに起用されることが多いベテランの人気声優です。またアニメだけに関わらず、ドラマCDや吹き替え作品、ラジオなど幅広く活動しています。
子安武人の主な出演作品
声優の子安武人の主な出演作品には、『楽しいムーミン一家』のスナフキン役、『新世紀エヴァンゲリオン』の青葉シゲル役、『戦国BASARA』の猿飛佐助役、『進撃の巨人』のジーク・イェーガー役、『ONE PIECE』のクザン役、『ジョジョの奇妙な冒険』のDIO役、『ボボボーボ・ボーボボ』のボボボーボ・ボーボボ役などがあります。
幼少期の高杉晋助の声優は桑島法子
アニメ『銀魂』で幼少期の高杉晋助役を演じた声優は桑島法子です。声優の桑島法子は2016年から2017年までアニメ『銀魂』に出演しました。
桑島法子のプロフィール
アニメ『銀魂』に出演した桑島法子は、1975年12月12日生まれの女性声優です。青二プロダクションという声優事務所に所属しています。もともと演劇に興味を持っていましたが、『風の谷のナウシカ』を見て声優を志すようになりました。そして1995年に声優としてデビューしました。幼女・女性・少年役など幅広い役柄をこなす実力派声優です。
桑島法子の主な出演作品
声優の桑島法子の主な出演作品には、『犬夜叉』の珊瑚役、『宝石の国』のペリドット役、『ONE PIECE』のゴーイングメリー号役、『宇宙戦艦ヤマト2199』の森雪役、『薄桜鬼』の雪村千鶴役、『ケロロ軍曹』の日向冬樹役、『BLEACH』の砕蜂役、『CLANNAD-クラナド-』の坂上智代役、『マクロスF』の松浦ナナセ役などがあります。
実写版の俳優は堂本剛
実写版『銀魂』で高杉晋助役を演じた俳優は堂本剛です。堂本剛は高杉晋助役として、実写版『銀魂』と続編の『銀魂2 掟は破るためにこそある』の2作品に出演しました。
堂本剛とは
実写版『銀魂』に出演した堂本剛は、1979年4月10日生まれのアイドル・俳優です。ジャニーズという芸能事務所に所属しており、アイドルデュオ「KinKi Kids」のメンバーの一人です。歌手としてだけでなく俳優としての実力も高く、実写ドラマ『金田一少年の事件簿』では主役の金田一一役を演じ、高視聴率を記録しました。
堂本剛の役や演技の評判
堂本剛は実写ドラマ『金田一少年の事件簿』以外にも、『33分探偵シリーズ』や、『to Heart 〜恋して死にたい〜』など、多くの作品で演技力が高いと高評価されています。実写版『銀魂』を観た方の感想には、「高杉晋助のクオリティが高かった」という声がたくさんありました。
実写版の高杉晋助の外見の再現度も高いですが、自然な演技をしていて全く違和感がなかったと高評価されていました。ちなみに、動画サイトで公開されている実写版『銀魂』のメイキング映像でも、色気がすごいと話題になっています。
【銀魂】高杉晋助の世間での評判や人気
多くの漫画では主人公が最強になりがちですが、『銀魂』では坂田銀時と高杉晋助の力関係が変わりません。坂田銀時と同等の力を持っており、ときには勝ち逃げする姿も見せています。また坂田銀時だけでなく、桂小太郎や真選組でも手を焼くほどの強キャラなところが、かっこよくて魅力的だと評判でした。
『銀魂』の最終回では、鬼兵隊の残党である来島また子が何かを探して旅をしているシーンがありました。来島また子はある神社の龍穴で赤ん坊を見つけます。その赤ん坊は、高杉晋助の生まれ変わりだといわれています。ただこの赤ん坊は、虚である可能性も否定できません。しかし、高杉晋助の生まれ変わり説を信じている読者がたくさんいました。
実写版『銀魂』の高杉晋助はかっこいいと評判です。実写版『銀魂』を観た方の感想の中には、外見と演技のクオリティが高く、高杉晋助にしか見えないという声もありました。実写版のキービジュアルが公開された時は、高杉晋助の再現度の高さに驚いた方も多かったようです。また、実写版の高杉晋助を見て堂本剛にハマった方もいました。
【銀魂】もしも高杉晋助が◯◯だったら
ここでは、もしも『銀魂』の高杉晋助が〇〇だったらと仮定して、俳優・彼氏・医師の三つのシチュエーションで考察していきます。
高杉晋助ヤクルトCM出演俳優篇
もしも高杉晋助がヤクルトCM出演の俳優だったら、ヤクルトの売上が大幅に上がるはずです。劇中では仲間にもヤクルコを買ってくるシーンがあるので、もしヤクルトのCMが来たら自分だけでなく周りにも配り始めるかもしれません。SNSでも頻繁にヤクルトの写真がアップロードされ、ヤクルトにとっては良いイメージキャラクターになると考えられます。
高杉晋助彼氏篇
もしも高杉晋助が彼氏だったら、人心掌握術に長けているので彼女が依存気味になってしまうかもしれません。ただ仲間内には優しく男らしい性格なので、彼女に対しては大切にしてくれるはずです。しかし、彼女を大切にしすぎて暴走する可能性もあります。
高杉晋助医師篇
もしも高杉晋助が医師だったら、難しい手術も率先してこなす外科医になり、同僚や後輩からは慕われるはずです。実際に攘夷戦争では、鬼兵隊を率いて前線で戦って活躍するので、多くの兵士達から支持を集めていました。ただ高杉晋助は難しい言葉を使いがちなので、患者に病名を説明するのは苦手かもしれません。
【銀魂】高杉晋助は危なげ
高杉晋助は、『銀魂』の主人公・坂田銀時と同等の強さを持つ人物で、ライバル同士でもありました。かつては仲間として戦争で一緒に戦いましたが、攘夷戦争後は対立することになりました。
そんな坂田銀時、そして攘夷四天王の桂小太郎や坂本辰馬と高杉晋助の関わりは物語の見どころの一つです。高杉晋助は『銀魂』の原作の31話、アニメの17話から登場するのでぜひ見てみてください。また、実写版の高杉晋助も要チェックです。
この記事のライター
rg4yd
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