【ブルーロック】作者の金城宗幸について徹底解説！作画担当者も紹介

『ブルーロック』とは、日本をW杯優勝へ導く世界一のストライカーを誕生させるために作られた施設、「青い監獄（ブルーロック）」に集められた高校生ストライカー達のサバイバルサッカー漫画です。『週刊少年マガジン』で連載されており、原作のヒットから舞台化、アニメ化されています。ここでは『ブルーロック』の概要について紹介していきましょう。

『ブルーロック』とは、講談社の『週刊少年マガジン』で2018年35号より連載しているサッカー漫画です。これまでの「サッカーはチームプレイ」という概念を捨て、自身の力で勝利を掴みとるという究極のエゴイストを求める、これまでにないサッカー観で注目を集めました。「史上最もアツく、最もイカれたサッカー漫画」と評されており、第45回講談社漫画賞の少年部門を受賞しています。原作コミックスの累計発行部数は2700万部を超えており、スピンオフ作品も連載中です。

『ブルーロック』は2022年10月からテレビアニメが放送されています。『ブルーロック』のアニメ制作はエイトビットが担当しており、全24話の構成になっていました。主人公の潔世一の声は若手声優の「浦和希」が担当しました。また、続編となるテレビアニメ第2期の制作も決定しています。

舞台はサッカー日本代表がW杯をベスト16で終えた2018年の日本です。日本がW杯優勝という悲願を果たすためには、これまでの概念を覆すことが必要だと考えた日本フットボール連合は、「ブルーロック（青い監獄）プロジェクト」を発足します。一方、全国高校サッカー選手権大会の県大会の決勝で、ゴール前にパスを出したことで敗退してしまった主人公の潔世一の元へ、プロジェクトの強化指定選手としての招集がかかるのでした。

『ブルーロック』という作品は、原作者と作画担当のタッグで制作されています。原作担当者は、有名な漫画原作者である「金城宗幸」さんです。過去の作品としては、実写映画化もしている「神さまの言うとおり」が有名です。『ブルーロック』を読んでいる人の中には、金城宗幸さんが有名な「神さまの言うとおり」の原作者であると知って驚いたという人も少なくありません。ここでは『ブルーロック』の原作者である金城宗幸さんのプロフィールを紹介していきましょう。

金城宗幸さんは、大阪府出身の沖縄県系3世です。大学生時代から漫画家として活動を始めました。祖父母は沖縄戦を経験しており、金城さん本人はブラジルへ勇躍するなど、「好きなこと自由にやる」という生き方をしてきたそうです。新人漫画賞を受賞後、思うように画力が伸びなかったため、1年ほどはお笑い芸人を目指していたそうです。大学卒業した後、編集者から漫画原作者の誘いを受け、2011年に「神さまの言うとおり」で原作者としてデビューしました。

『ブルーロック』の原作者である金城宗幸さんの性別は公表されていません。しかし過去のインタビュー記事の内容などから、男性であると推測されています。また、『ブルーロック』アニメ化記念の企画でプロサッカー選手と対談した際の記事で顔出しなしでの写真が掲載されましたが、その際の服装や体格から男性であると言われています。

金城宗幸さんの過去作品としては、原作者デビュー作である『神さまの言うとおり（別冊少年マガジン2011年3月号～2012年11月号）』、『ドラゴンコレクション 竜を統べるもの（週刊少年マガジン2011年40号～2012年42号）』、『ビリオンドッグズ（マンガボックス2014年1号～2017年8号）』、『インビジブル・ジョー（マガジンSPECIAL2014年No.2～2015年No.5）』、『僕たちがやりました（ヤングマガジン」2015年19号～2017年8号）』などが挙げられます。

『ブルーロック』の原作者である金城宗幸さんのSNSは、現時点では確認できません。漫画家の中には告知用にツイッターを利用している人も多いですが、金城宗幸さん本人のツイッターアカウントは見つかりませんでした。

先に紹介したとおり、『ブルーロック』は原作者と作画担当者の2人のタッグで作成されています。『ブルーロック』の作画を担当しているのは、漫画家の「ノ村優介」さんです。有名な漫画原作者である金城宗幸さんと比べて、ノ村優介さんは『ブルーロック』の連載を始めるまではあまり名前が知られていませんでした。ここでは『ブルーロック』の作画担当であるノ村優介さんのプロフィールを紹介していきましょう。

『ブルーロック』の作画を担当しているノ村優介さんは、京都府出身の漫画家です。2008年に『スカメ-Sky Messenger-』で「第80回週刊少年マガジン新人漫画賞」を受賞し、日向武史先生の「あひるの空」や、諫山創先生の「進撃の巨人」でアシスタントを経験した後、2013年に「砂人の皇」でデビューしました。

『ブルーロック』の作画担当であるノ村優介さんの性別は公表されていません。しかしインターネット上では「男性ではないか」と言われています。また、ノ村優介さんは自身のツイッター上で写真をあげることがありますが、その雰囲気からも男性だと推測されます。

ノ村優介さんの過去作品としては、2013年の週刊少年マガジン2013年18号に掲載された読み切り作品である『砂人の皇』と、『ドリィ♡キルキル（マンガボックス2014年37号～2017年43号）』が挙げられます。『ドリィ♡キルキル』では、ノ村優介さんは作画担当を務めており、原作は蔵人幸明さんとなっています。

『ブルーロック』の作画担当であるノ村優介さんは、SNSとしてツイッターを利用しています。フォロワー数は28万人を超えている人気アカウントとなっており、『ブルーロック』に関連した内容だけでなく、ノ村優介さんのプライベートの様子を垣間見ることができます。

『ブルーロック』という作品は、これまでのスポーツ漫画と違った魅力が多い斬新なサッカー漫画だったことから、多くのファンからの支持を得ています。ここでは『ブルーロック』という作品の魅力について紹介していきましょう。

『ブルーロック』という作品の魅力として、過去のサッカー漫画にない斬新な設定が挙げられます。これまでのサッカー漫画は、チームのみんなと協力して勝利するという方向性のものが基本となっていました。しかし『ブルーロック』はストライカーを育成することを重視しており、仲間同士の友情よりもキャラクターの個性が強調されています。最終的な目標もワールドカップで優勝できるエゴイストなストライカーを誕生させることであるため、ストーリー展開を先読みしにくいところも魅力です。

『ブルーロック』という作品の魅力として、キャラクターが物語を通して成長していく様子が挙げられます。登場人物はみんなストライカーということもあり、個性豊かで「俺様」な性格です。そんな彼らが『ブルーロック』という過酷なサバイバル環境の中で成長し、変化していく様子が、読者の心を惹きつけています。

『ブルーロック』という作品の魅力として、細かい部分まで描き込まれており絵が綺麗という点が挙げられます。登場するキャラクターは個性的ですが美形揃いで、試合のシーンも大迫力です。また、キャラクターが覚醒するシーンも迫力があり、キャラクターによっては豹変するところも絵としてインパクトがあります。スポーツ漫画を楽しめるかどうかは作画の良し悪しは重要ですが、その点で『ブルーロック』は綺麗で癖のない、見やすい作画となっています。

ツイッター上には、「ブルーロックの作者さんって神さまの言うとおりの人だったんだ」とコメントしている人がいました。『神さまの言うとおり』は実写映画化され、当時も話題になった有名漫画であるため、全く印象の違う『ブルーロック』の原作者であることに驚いたようです。

『ブルーロック』の原作者の過去の作品である『ジャガーン』についてコメントしている人もいました。『ジャガーン』は『ブルーロック』とは全く路線の違うダークヒーローものとなっていますが、スピード感がよく、面白い作品です。『ジャガーン』は漫画好き芸人によく取り上げられていたこともあり、有名な作品となっています。

『ブルーロック』を読んだ人の中には、「作者の漫画の技術が半端ない」と褒めている人もいました。作者というのが原作者を指しているのか作画担当を指しているのか、その両方を指しているのかは不明ですが、『ブルーロック』がヒットしたのは面白い原作と美しい作画の作者2人がタッグを組んだためと言われています。

『ブルーロック』の作者は、有名な漫画原作者である金城宗幸さんと、ノ村優介さんの2人です。同じように第80回週刊少年マガジン新人漫画賞で受賞した2人ですが、『ブルーロック』でタッグを組むまでは、歩んできた道は全く違ったようです。『ブルーロック』の作者について興味が湧いた人は、ぜひ『ブルーロック』をチェックしてみてはいかがでしょうか。