【ブルーロック】蜂楽廻がかわいいと言われる理由は？魅力や強さを調査

蜂楽廻は『ブルーロック』に登場するキャラクターで、サッカー選手としてはテクニカルなドリブルを武器としています。ここでは蜂楽のプロフィールやブルーロックの作品概要について紹介します。

蜂楽廻はブルーロックと呼ばれる施設に集められた人間の一人で、年齢が17歳の高校2年生です。非常にマイペースな性格をした捉えどころのない人物ですが、必要とあらばエゴイスティックな一面も見せる人物です。一方で蜂楽の無邪気な人柄の魅力が、作中での人間関係を円滑にするために機能したこともありました。外見的な特徴としては、髪の毛の先が黄色い色をしていることがあげられます。芸術家の母親がいますが、父親については言及されていません。

『ブルーロック』は週刊少年マガジンで連載されている作品で、2018年から連載がスタートしました。原作は金城宗幸さん、作画はノ村優介さんが担当しています。それまでのサッカー漫画で見られたチームワークではなく、個人の実力や能力を求めることを主題とした作風から初期は批判の声もあがっていました。しかし個性的なキャラクターや先の見えないストーリーなどの魅力が人気を呼び、2022年にはアニメ化もされるなど人気を集めています。

無名の高校サッカー選手である主人公の潔世一（いさぎよいち）は、ある日ブルーロックと呼ばれる施設に招集されます。そこは世界一のストライカーを養成するために300人のプレーヤーが集められた監獄でした。失格すれば永遠に日本代表入りの資格を失うという過酷な条件の中、潔はさまざまな課題やライバルとの出会を経験する中でストライカーとして成長していきます。

ブルーロックのファンの間では、蜂楽はかわいいという声があがっています。ここでは蜂楽の性格やかわいいと言われる理由、主人公である潔との関係性、髪型などについて紹介します。

基本的にはマイペースな性格の蜂楽ですが、同時に人懐っこい性格を持つ人物でもあります。ブルーロックの一次選考は総当たりリーグ戦でした。潔と同じチームになった蜂楽は他のメンバーともすぐに打ち解けます。また二次選考の奪敵決戦では一時的に潔と別れることになりますが、その時も初対面のライバルたちと積極的に交流していました。ブルーロックの選手たちにとっても、蜂楽の性格は対人関係での良い緩衝材となっています。

そんな蜂楽ですが、心の中に「かいぶつ」と呼ぶ存在を宿しています。幼い頃からサッカーに励んできた蜂楽でしたが、自身に追いつけないチームメイトや監督との軋轢もあり孤独な選手人生を歩んでいました。母の助言によりそのかいぶつを受け入れサッカーに励む中で、同じ怪物を持つ存在を求めるようになります。そしてそれに応えたのが潔でした。普段はマイペースながらも、潔とサッカーをすることを求める内面のギャップがかわいいという声もあります。

蜂楽がかわいいと言われるのは外見の特徴もあります。前髪を揃えた特徴的な髪型をしておりそれが蜂楽の個性と魅力になっています。おしゃれな髪色も相成って、蜂楽の髪型をかわいいと評価するファンの声も多く見られました。

ここからは蜂楽のサッカー選手としての強さや能力を見ていきましょう。またブルーロックではさまざまな才能を持つプレーヤーが多数脱落しています。蜂楽は脱落するか否かについても解説します。

世界一のストライカーを養成することがブルーロックの目的ですが、そのために集められた選手の才能や個性はバラバラです。例えば潔の場合はフィールドの空間認識力に長けています。それでは蜂楽はどういった能力を持っているのでしょうか。

蜂楽の能力は天才的なドリブルです。蜂楽のトリッキーな動きは相手を翻弄し、時には一人で相手チームを抜き去り得点するという活躍を見せたこともありました。蜂楽自身も自分の強さと認めており「ドリブルは自分とボールが一体となれる」と語っています。こうしたことから、ドリブルテクニックは蜂楽にとって誇りとなっていることがわかります。

ドリブルと並ぶ蜂楽の能力がパスセンスの高さです。作中では蜂楽からのパスが潔の発想を刺激し成長へ繋げ、ブルーロックでの生き残りにつながった局面もありました。潔の他にも蜂楽のパスを評価する人物もいるなど、絶妙なパス能力は大きな武器となっています。

高い能力を持つ蜂楽ですが、ブルーロックでの競争の中では脱落の危機がありました。二次選考の中で、蜂楽は糸師凛（いとしりん）をはじめとしたブルーロックトップメンバーに引き抜かれ潔と対決することになります。しかし試合の中で潔は圧倒的な成長を見せます。それに呼応するように底しれない強さを糸師も見せました。二人に取り残されることに危機感を覚えた蜂楽は脱落しそうになりますが、蜂楽自身もその試合の中で成長し脱落を免れました。

ここからは蜂楽のかわいいと言われるシーンを紹介します。髪型や顔立ちから幼く見える蜂楽ですが、彼が登場したシーンを振り返ることでその魅力を振り返ってみましょう。

蜂楽の初登場シーンは漫画1巻の2話に描かれています。入寮試験の前に、蜂楽は床で寝ており、試験が始まると気だるそうに起き出しました。その行動を見た潔はこの奇っ怪な性格の少年に戸惑います。

漫画1巻の3話では、潔と蜂楽が1on1で練習する場面が描かれています。この時はじめて蜂楽は「かいぶつ」の存在を潔に話しました。この練習をきっかけに二人の距離が縮まります。

漫画3巻の14話では、潔や蜂楽が所属するブルーロックチームZのメンバーがおかずを持ち寄り食事をする場面が描かれます。蜂楽は「あ〜ん」と言いながら潔に肉を食べさせようとしました。避けようとした潔ですが、無理やり肉を口に詰め込まれます。

漫画7巻の58話では、カレーライスを食べる蜂楽の姿が描かれます。このシーンで蜂楽は同じチームの蟻生十兵衛たちから話しかけられます。蜂楽はもぐもぐと美味しそうにカレーライスを食べながら対応していました。

漫画9巻の70話では、子ども時代の蜂楽の姿が描かれています。サッカーに熱中する少年でしたが、それ故に周囲から浮いてしまうという悲しさが描かれていました。しかし同時に、子ども時代の蜂楽はとてもかわいい姿で描かれています。

漫画10巻の85話では蜂楽が涙を流す場面が描かれました。かいぶつの存在から解き放たれひとりでサッカーをやる楽しさを蜂楽は思い出します。また、孤独だった蜂楽に潔という仲間ができたことなどさまざまな感情が込み上げた故の涙でした。これまでのマイペースな姿とのギャップが心を打つ場面です。

ここではアニメ版のブルーロックで蜂楽を演じた声優のプロフィールや出演作品を紹介します。

蜂楽を担当した声優は海渡翼（かいとたすく）さんです。登場人物が多いブルーロックには多数の声優が参加していました。その中で海翼さんは、マイペースさとエゴイスティックさを兼ね備えた複雑な蜂楽の感情を表現しています。

海度さんの誕生日は9月15日となっていますが、生まれた年については公開されていません。そのため年齢については不明です。中学生の頃に声優に憧れますが、当初は両親に声優になることを反対されていました。その後専門学校での努力や公演する姿を通して両親から理解をもらい、本格的に声優の道を進み2022年に蜂楽を演じることになります。

海渡さんの出演作品はテレビアニメ「カードファイト！！ヴァンガード」や「シャドウバース」などがあります。2019年に活動を開始した声優であるため出演作品の数はまだ多くありませんが、ゲームやナレーション、朗読劇などにも積極的に挑戦しています。

ここからは蜂楽に対する世間での評判や人気について、SNS上に寄せられているファンのコメントを参照し調査していきます。

蜂楽に関してはかわいいというファンの声が多く見られました。投稿されているイラストの数も多く、蜂楽の姿はファンに強い印象を残しています。

SNSでは蜂楽が嫌いという声はほとんど見られず、逆に本来は嫌いなタイプなのに好きになったという声もありました。マイペースな性格ですが、憎めないかわいさを持っていることが蜂楽の人気の理由です。

ブルーロックの登場人物はそれぞれが優れた能力と個性を持ち、魅力的な人間として描かれています。そうした中で他のキャラクターに埋もれることなく、独特の存在感を持つ蜂楽は着実にファンを増やし続けています。

マイペースでありながら人当たりの良い蜂楽ですが、その裏には常に孤独を支えていました。優れたテクニックを持つ人物ですが、ブルーロックで潔に出会い成長していく姿は人間味にあふれています。そしてその人間味は、蜂楽をかわいいキャラとして成立させている大切な要素です。ブルーロックの漫画やアニメでかわいい蜂楽をチェックしてみてください。