【進撃の巨人】ベルトルトの声優は橋詰知久!代表作や出演作を紹介
「進撃の巨人」に登場するベルトルトは主人公・エレンの仲間であり、とある秘密を持った重要なキャラクターです。アニメ版にも登場し、声優による迫真の演技から更なる人気を集めています。今回はベルトルトの声優と、その代表作などについて詳しく見ていきます。
目次
ベルトルトとは?
ベルトルトは「進撃の巨人」に登場するキャラクターで、主人公・エレンと共に物語序盤から活躍している主要人物の一人です。当初は調査兵団のメンバーとして活動していたのですが、ある「秘密」を持っており、正体を明かしてからはエレンらと敵対することとなりました。その複雑な心境を語るシーンも多く、「進撃の巨人」においては非常に重要なポジションのキャラクターです。
ベルトルトのプロフィール
- 身長:192cm
- 体重:81kg
- 年齢:16歳(13歳で第104期訓練兵団へ入団)
- 誕生日:12月30日
ベルトルトは体格に恵まれ、高い身体能力を有しており、調査兵団の面々に比べても非常に優秀な団員です。しかし、ここぞという場面で判断を他人に任せてしまうなど、主体性に欠けてしまうという部分も見受けられ、本人もそれを自身の弱点であると認識しています。このため、確固たる目的のために行動できるエレンやアルミンといった仲間を羨ましがっています。エレンらと同様、まだまだ年齢相応の未成熟な部分も見受けられます。
進撃の巨人の概要
「進撃の巨人」は2009年より「別冊少年マガジン」にて連載された諫山創さんによるダークファンタジー漫画です。世界に出現した「巨人」と人々の戦いを描くバトル漫画で、アニメ化、ゲーム化など様々なメディア展開を続け、社会現象とも呼べる凄まじい広がりを見せました。2023年にはアニメ最終章が描かれるということで、まだまだ多くのファンを惹きつけ続ける名作です。
進撃の巨人のあらすじ
突如、世界に出現した「巨人」により母を殺された主人公・エレンは、調査兵団の一員として巨人達を駆逐するため、過酷な戦いに身を投じていきます。しかし、その中で巨人の背後にマーレ、エルディアという大国同士に続く古くからの因縁を知り、巨人の起源や暗躍する人々の思惑を知ることになります。長い戦いの中で年齢を重ねていき、エレンは自身の体に宿ったある巨人の力を知り、真の使命に気付いていきます。
ベルトルトのアニメ声優は橋詰知久
アニメ版の「進撃の巨人」にてベルトルトを演じたのは声優の橋詰知久さんです。アニメのみならずゲームのキャラクターを演じたり、ナレーターとしても活躍されています。ここからは声優の橋詰知久さんについて詳しく見ていきます。
橋詰知久の年齢は?プロフィールを紹介
- 出身:兵庫県
- 誕生日:4月13日
- 血液型:B型
- 身長:173cm
- 所属:青二プロダクション
橋詰知久さんは声優としての卓越した演技力を有しているだけでなく、整った顔立ちからイケメンであるということも有名です。橋詰知久さんにとってベルトルトは初のレギュラー出演となりました。2008年より声優としてアニメキャラを演じるようになり、若い青年、渋い男性、モンスターの役など、幅の広い演技を披露しています。年齢などを明かしておらず、ミステリアスな声優さんとしても有名です。
橋詰知久の好きな女性はどんなタイプ?
イケメン声優としても知られる橋詰知久さんですが、以前、ラジオで好みの女性のタイプにて語った一幕がありました。橋詰知久さん曰く「方言が出る女性」が好みである、とのことです。橋詰知久さん自身も出身が兵庫ということで関西弁の名残があるなど、そういった女性に親近感を抱かれるのかもしれません。
橋詰知久はガキ使に出演?
橋詰知久さんは、有名なお笑い番組「ガキの使い」にも出演した、という噂があります。実は橋詰知久さんは出演者として登場したわけではなく、「ガキ使」の一幕にてナレーションを務めていました。声優だけでなくナレーターとしても活躍する橋詰知久さんですが、様々なテレビ番組にも出演しています。
ベルトルトの声優・橋詰知久の主な出演作品や担当キャラ
ベルトルトは「進撃の巨人」では穏やかな性格でありながらも、実はエレンらの敵として暗躍するという、非常に難しい立ち位置のキャラクターです。そんな彼を見事に演じ切った橋詰知久さんのその他の出演作品や、担当していたキャラクターについて詳しく見ていきます。
出演作品①GANGSTA.(デリコ)
犯罪都市を舞台とし、黒組織の人々の戦いを描いた作品「GANGSTA.」では、街を取り仕切るマフィアの構成員の一人・デリコを演じました。金髪とオッドアイを持つイケメンキャラクターで、物静かな雰囲気かつストイックなその性格を、見事に演じ切りました。26歳という年齢、高身長と声優と同様にイケメンとして非常に人気が高い要素を持つキャラクターです。
出演作品②モーレツ宇宙海賊(マスター・ドラゴン)
「ミニスカ宇宙海賊」のタイトルで発売されたSFライトノベルを、2012年にアニメ化した「モーレツ宇宙海賊」では、海賊船の指揮を執るキャラクター、マスター・ドラゴンを演じています。太い眉毛に強い眼差し、口元を隠したどこかミステリアスな雰囲気を持つキャラクターです。他のキャラクターよりも年齢が高めな人物ですが、橋詰知久さんは見事に演じ切っています。
出演作品③Fate/Zero(ミトリネス)
2012年より放映されたテレビアニメ「Fate/Zero」の2ndシーズンでは、イスカンダルの王の軍勢にて召喚される英霊のミトリネスを演じています。作中ではキャスター戦において、結界外にいるウェイバーへの伝令役を務めたキャラクターです。
出演作品④グインサーガ(ビウィス)
栗本薫さんの大河ファンタジー小説をベースに、2009年にアニメ化された「グイン・サーガ」では、王立学問所の学生であるビウィスを演じています。この作品で橋詰知久さんは他にもモンゴール兵、パロ市民、アグラーヤの民など多数のキャラクターを兼役しています。年齢も境遇も異なる様々なキャラクターを演じ分けられるのは、橋詰知久さんの声優としての高い技量が見受けられます。
ベルトルトの名言や名シーン
調査兵団の一人でありながら、実は「マーレの戦士」としての素性を持つベルトルトですが、作中では数々の名言を残しています。エレンの仲間でありながら、やがて敵対することになる彼の複雑な心境・背景を描いた名言とその登場シーンについて、いくつか紹介していきます。
ベルトルトの名言①「あの時は…気の毒だと…」
「あの時は…気の毒だと思ったよ」
出典: note.com
「進撃の巨人」の作中にて、エレンらに自身の素性を明かし、エレンを連れ去るベルトルト達ですが、エレンの母親が死ぬきっかけを作ったのは「超大型巨人」として壁を壊したベルトルトでした。エレンに「あの時、どう思ったんだ」と詰め寄られたシーンで、ベルトルトは上記のセリフを返します。罪の意識を感じながらも、それでいて自身の使命のために目を背けない、ベルトルトの葛藤が感じ取れる一言です。
ベルトルトの名言②「本当に仲間だと思ってたよ…」
「確かに皆騙した...けど、すべてが嘘じゃない!本当に仲間だと思ってたよ!!」
自身の正体を明かし、逃亡するベルトルト達でしたが、かつての仲間達は追いかけながらも激しく言葉で責め立てます。仲間達から逃亡を続けるシーンにて、ベルトルトは涙を浮かべながら、上記の言葉を投げかけました。全員を騙したことは事実であっても、一時でも共に戦った人々を、本当に「仲間」だと思っていたという、ベルトルトの複雑な心境が滲み出た名言です。
ベルトルトの名言③「確認したかった…」
「確認したかった。君達を前にした途端にまた泣き言を繰り出し、許しを請うんじゃないかってね」
ウォール・マリア奪還作戦の最中、アルミンと対峙したベルトルトが彼との会話シーンにて放った一言です。ベルトルトはアルミンの言葉が全て「時間稼ぎ」であることを、最初から見抜いていました。その上で、自分自身にかつての仲間を殺すという「覚悟」があるのかどうかを、ベルトルトは己の中で確かめていたのです。ベルトルトが数々の葛藤を乗り越え、真の「使命」のために戦い抜くと決意したことが表れた一言です。
ベルトルトの名言④「すごく変な気分だ…」
「すごく変な気分だ...。恐怖もあまり感じていないし、周りがよく...見える...」
ウォール・マリア奪還作戦にてベルトルトが「超大型巨人」に変身する直前に街の全景を眺めながら放った一言です。使命のためとはいえ、多くの人間を殺すことに罪の意識を感じ、常に迷い続けていたベルトルトですが、彼は激戦のさなかについに自分なりの「答え」に辿り着きます。彼が心の弱さを克服し、覚悟を持って巨人の姿に変貌する、ベルトルトというキャラクターを象徴する名言・名シーンと言えます。
ベルトルトの声優に対する世間での評判や人気
橋詰知久さんといえばやはりイケメン声優である、という点が有名なようです。声優としての演技力もさることながら、ラジオやナレーターとしての万能な活躍を見せており、まだまだ様々なメディアに進出してほしいという願望を抱いているファンも多くいます。
橋詰知久さんは歌手として活躍する場面もあり、その美声とベルトルトの声が同じということに驚くファンもおられるようです。橋詰知久さんは演じられるキャラクターも非常に幅が広いため、キャラの立ち位置や性格も様々なことから、声優が同じということに驚かされるファンは非常に多いです。
橋詰知久さんはイケメン声優として人気を博している一方で、実は天然キャラクターだという部分を見抜くファンもいるようです。イケメンと天然の織り成すギャップもまた、橋詰知久さんの強力な魅力の一つです。
ベルトルトの声優は橋詰知久だった
「進撃の巨人」では非常に重要なポジションのキャラクターであるベルトルトですが、彼を演じるのは実力派でありイケメン声優としても人気な橋詰知久さんでした。序盤から終盤まで出番も多いベルトルトには名言も多く、声優による迫真の演技によってさらに多くのファンを獲得しています。彼が生み出す数々の名シーンは、声優の力によりさらに強く、読者、視聴者の心を震わせます。
この記事のライター
創也慎介
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。