【進撃の巨人】ハルキゲニアはどのような生物?正体やエレンとの関係も考察

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進撃の巨人に登場するハルキゲニア(光るムカデ)は巨人誕生の秘密を握る重要な存在でその正体が明かされるまで謎に包まれたものとして描かれていました。本記事では進撃の巨人に描かれている光るムカデことハルキゲニアの正体やエレンとの関係などについて解説していきます。

【進撃の巨人】ハルキゲニアはどのような生物?正体やエレンとの関係も考察

目次

  1. 【進撃の巨人】ハルキゲニアとは?
  2. 【進撃の巨人】ハルキゲニアの正体や謎を考察
  3. 【進撃の巨人】ハルキゲニアの最後やエレンとの関係
  4. 【進撃の巨人】ハルキゲニアの元ネタやイラスト化
  5. 【進撃の巨人】ハルキゲニアに対する世間での評判や人気
  6. 【進撃の巨人】ハルキゲニアの正体は全ての有機生物の起源だった

【進撃の巨人】ハルキゲニアとは?

ファルコ鳥巨人会議に突如ガビが登場すると、彼女の口から「光るムカデがエレンの首と繋がった」と出てきて初めてハルキゲニアの存在がほのめかされました。以来、その生物は謎の存在として描かれていきました。ここではハルキゲニアの概要についてまとめ、進撃の巨人の作品概要とあらすじについても併せておさらいしていきます。

ハルキゲニア(光るムカデ)とは?

光るムカデことハルキゲニアはかつて奴隷ユミルと接触して巨人の力をもたらした生物です。光るムカデという呼称はガビがそう呼んだことから広まっており、実際にその見た目はムカデ状の生命体です。その正体はすべての巨人の根本となった『大地の悪魔』で、人間の脊髄に寄生する性質があります。

進撃の巨人の概要

進撃の巨人は諌山創によって別冊少年マガジンに連載されていた漫画作品です。2009年~2021年にかけて単行本34巻まで刊行されており、巨人が容赦なく人間を襲うダークファンタジーな世界観と壮大なシナリオが読者の人気を集めました。2022年9月時点で世界累計発行部数は1億1000万部を突破しており、アニメ化や舞台化といったメディアミックスも展開されています。

進撃の巨人のあらすじ

ウォールマリアという壁の中で生活していた少年エレンは家族と共に平穏な日々を過ごしていましたが、突然超大型巨人が出現したことによって壁が破壊され巨人の群れが人々を襲いました。エレンは目の前で母親が捕食される瞬間を見て、その日からすべての巨人を駆逐することを決意します。そうして2年の月日が経った後、エレンは調査兵団に入団し巨人を倒すための力を身に着けていくのでした。

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【進撃の巨人】ハルキゲニアの正体や謎を考察

始祖ユミルに巨人の力を授けた生物として重要な存在として扱われていたハルキゲニアですが、その正体は進撃の巨人作中でも考察されておりエルディア側とマーレ側とで意見が割れ、本当の正体は本編終盤まで明かされませんでした。ここでは進撃の巨人におけるハルキゲニアの正体や謎について考察していきます。

ハルキゲニアの正体には謎が多く様々な説があった

ハルキゲニアの存在が確認されたのは約1820年で、大木の穴にいたユミル・フリッツに巨人の力を授けました。このことからユミルは始祖ユミルと呼ばれるようになり、進撃の巨人作中では天と地の戦いにてうなじを爆破されたことによりその姿を晒しました。光るムカデとも言われたこの生物の正体について、エルディア帝国では『神』と考えられていましたが、マーレ国では反対に『大地の悪魔』と考えられていました。

ハルキゲニアの正体は全ての有機生物の起源?

進撃の巨人137話にてハルキゲニアの正体は『全ての有機生物の起源』だったことが判明しました。正体を解き明かしたジークの話では、遥か昔混沌とした世界の中で最初の生命であるハルキゲニアが誕生したと考えられ、実際に時空を超えて巨人を作り出した超常的な生物でした。また、ジークは「光るムカデの目的は生命を増やすこと」と推察しており、繁殖による種の発展というある種根源的な欲求を持っているとされています。

ハルキゲニアと始祖ユミルの関係

物語の2000年前、ユミルとハルキゲニアが初めて接触するとハルキゲニアは彼女の生きたいという思いに呼応して、巨人の力と死さえ存在しない世界に逃避させる能力を与えました。その後、死亡したユミルを娘たちが摂食したことで光るムカデの能力が子孫たちに伝染していき、やがて全てのエルディア人が巨人化体質を持つようになりました。この時点でジークの『生命を増やす』という目的をハルキゲニアは達成していることになります。

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【進撃の巨人】ハルキゲニアの最後やエレンとの関係

ハルキゲニアは始祖ユミルを始めとしてエルディア人に寄生していき、ついには進撃の巨人の主人公であるエレンにも寄生しました。巨人化の力を持ったエレンは世界の真実を知り自らの使命を果たそうと動き出しますが、その最後は誰も予想ができないほど衝撃的なものでした。ここでは進撃の巨人におけるハルキゲニアの最後やエレンとの関係についてまとめていきます。

ハルキゲニアの寄生先だったユミルとエレンは死亡

ユミルの体に寄生していたハルキゲニアでしたが、エレンが始祖の力を得た時に寄生先をエレンの体に乗り替えました。その後エレンは超大型巨人のアルミンと戦いますが、そこでうなじを爆破されてハルキゲニアの本体が出現し鎧の巨人たちと交戦します。一方で口の中に侵入したミカサによってエレン本体の首を切られ死亡し、ハルキゲニアは必死に抵抗しますがエレンの首と再接触することはできませんでした。

ハルキゲニアと丘の木の関係

エレンが死亡したことでハルキゲニアも消滅したと思われていましたが、ハルキゲニアはエレンの生首の中で生き続けていました。それまで何十億年も生き続けてきた不死身の生物であるため、寄生元が死亡しても関係なかったのかもしれません。そんなハルキゲニアはエレンが埋葬されたところで1本の木を生やしていました。その木はかつてユミルと接触した時に生えていた木とそっくりで、人間と接触するために巨大樹へと成長させていました。

ハルキゲニアの新しい寄生先は謎の少年?

進撃の巨人最終話の最後のページは、丘に生えた巨大樹に1人の少年と1匹の犬が訪れたシーンで締めくくられています。空に向かってそびえ立っていることを強調した描き方や背景の樹林の様相など、この描写はユミルが初めてハルキゲニアと接触した場面と類似しており、この少年がハルキゲニアの新しい寄生先になったことを暗示させていると言えます。この少年が始祖の力をどう活用したのかについては、読者に想像させるような終わり方になっています。

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【進撃の巨人】ハルキゲニアの元ネタやイラスト化

進撃の巨人のストーリーやキャラクター設定には神話などの元ネタが存在しており、物好きな読者の間では本編完結後もその元ネタ考察などで盛り上がっています。ハルキゲニアもその例に漏れることなく元ネタがあると言われており、ファンの間で様々な考察や意見が寄せられています。ここでは進撃の巨人におけるハルキゲニアの元ネタやイラスト化についてまとめていきます。

ハルキゲニアの元ネタや名前の由来

ハルキゲニアはカンブリア紀に生息していた古代生物と同じ名称で、それが元ネタになっていると言われています。カンブリア紀のハルキゲニアは体長最大3cmの葉足動物の仲間で、数対の長い脚と背中に一連の長いトゲが生えている見た目をしており現生のカギムシに近い特性を持っています。名前はラテン語の『夢見心地・夢想』に由来しており、学名でも『幻惑する者』という意味を持っています。

ハルキゲニアは「いらすとや」でイラストになった?

古代生物でマニアックな存在であるハルキゲニアですが、フリー画像サイト『いらすとや』で検索してみると可愛らしくイラスト化されたハルキゲニアが出てきます。進撃の巨人本編でハルキゲニアを知った読者がいらすとやのハルキゲニアを見つけたことで一時期話題になり、他にもアノマロカリスやミロクンミンギアといったイラストもあり読者が古代生物に興味を持つきっかけになったそうです。

ハルキゲニアがもし現代にいたら?

ハルキゲニアは複数の脚を持ち、その上身体の上下に生えているという奇妙な見た目をしています。もしも現代に実在していたらこの見た目が人の目を引き珍しがられるかもしれませんが、奇妙かつ奇抜な見た目をした虫であれば身近にいるためある程度普通に感じられ、身近にいる見た目が面白い虫、程度に思われていたと推察されます。もしかしたら小エビのように食用になっている可能性も考えられるでしょう。

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【進撃の巨人】ハルキゲニアに対する世間での評判や人気

進撃の巨人作中にて最大の謎として扱われてきたハルキゲニアですが、この正体不明だった生物について、そして正体が明かされた後の読者の反応はどうなっていたのでしょうか。ここでは進撃の巨人ファンが思うハルキゲニアについてSNS上に寄せられたコメントを参照し、ハルキゲニアに対する世間での評判や人気を明らかにしていきます。

ハルキゲニアが巨人の根源であることが明かされた時は大勢の読者が衝撃を受けていました。それまで巨人の正体や誕生した理由については一切謎になっていたため、その根源が光るムカデと予想していた人はほとんどいなかったことでしょう。

最終話の後のハルキゲニアがどうなったのかについて様々な考察で盛り上がっていました。ユミルがそうだったように巨大樹を見つけた少年が巨人化の力を手に入れて同じことを繰り返すという考察や、植物や人間以外の動物に寄生するのではないかといった意見がありました。

古代生物が好きな人の間では進撃の巨人効果でハルキゲニアの知名度が上がったことを喜ばれていました。進撃の巨人効果はとても大きかったそうで、古代博物館でハルキゲニアのグッズが多く売れていったとされています。

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【進撃の巨人】ハルキゲニアの正体は全ての有機生物の起源だった

ハルキゲニアは全ての有機生物の起源であり、エルディア人に巨人体質を与えた大地の悪魔でした。この光るムカデの存在によって進撃の巨人の物語が始まったと言っても過言ではないでしょう。本編を読みながらハルキゲニアの正体が曖昧だった人は、ここで理解した情報を元にもう1度本編を読み返してみるとよりストーリーを楽しめるはずです。

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