【転生したらスライムだった件】シオンの死亡理由とは?復活についても徹底考察
『転生したらスライムだった件』に登場するシオンは、ある事件がきっかけで死亡してしまいます。この記事では、シオンの死亡理由や復活について徹底考察すると共に、アニメ『転生したらスライムだった件』でシオンの声を担当した声優情報についてまとめました。
目次
【転生したらスライムだった件】シオンとは?
『転生したらスライムだった件(転スラ)』に登場する、シオンの死亡について解説する前に、彼女の人物像や本作の作品について紹介します。
シオンのプロフィール
『転生したらスライムだった件』に登場するシオンは、紫色の髪に額の一本角が特徴の大鬼族(オーガ)の女性です。スタイルが良く、他のオーガの女性より長身となっています。オーク軍の襲撃に遭い、オーガの里からベニマルたちと共に逃げてきました。
シオンとリムルの出会い
ベニマルたちとオーガの里から逃げてきたシオンは、偶然リムルと出会います。しかし、仮面を被った異様な妖気を持つリムルをオーク軍の仲間と思い込み、襲い掛かりました。その後、誤解が解けたリムルは、シオンたちを勧誘してオーク族への侵攻を提案します。その提案に対してシオンたちは快諾したのでした。
リムルから正式に「シオン(紫苑)」の名前を与えられ、オーガから鬼人へと進化をします。鬼人へと進化したシオンは、今までの野性味あふれた容姿からクールビューティーな雰囲気へと変化しました。それを気に入ったリムルから、武士(もののふ)として秘書兼護衛役を任されることになります。すっかりリムルに心酔したシオンは、彼のお世話役を巡ってシュナと張り合っていました。
シオンは料理が下手
リムルの秘書兼護衛役を任されたシオンは、料理が非常に下手です。シオンが料理を作ると、見た目も食べ物とは思えぬ程に酷く、ゴブタがシオンの料理を初めて口にした時は生死の境をさまよってしまいました。また、ベニマルはシオンの料理を食べたことによって、毒耐性のスキルを身に付けます。シオンの激マズ料理は、リムルへのお仕置きに使われたり、魔王へ進化する時の合言葉として「シオンの料理は?」「クソ不味い」と言われる程、食べられたものではなかったのです。
転生したらスライムだった件(転スラ)の概要
『転生したらスライムだった件(転スラ)』は、ライトノベル作家の伏瀬による「なろう系小説」です。2013年に小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた本作は、大筋プロットとして大幅に改訂して2014年にGCノベルズ(マイクロマガジン社)から刊行されています。本作を原作とした漫画や、漫画を基にしたアニメなど多くのメディアミックスが展開されている人気作品です。
転生したらスライムだった件(転スラ)のあらすじ
『転生したらスライムだった件(転スラ)』の主人公・三上悟は、ある日通り魔に刺されて死亡し、スライムとなって異世界に転生します。異世界でリムル=テンペストの名前を得た三上は、転生後に初めてできた友達の暴風竜ヴェルドラを始め、多くの仲間や配下と出会い、魔物の町を作っていくのです。
【転生したらスライムだった件】シオンの死亡理由や復活
『転生したらスライムだった件』の作中で、シオンは死亡してしまいます。ここからは、そんなシオンの死亡経緯や復活した理由について解説しましょう。
シオンが死亡したのは何話?
シオンが死亡したのは『転生したらスライムだった件(転スラ)』の原作小説5巻、漫画では13巻第59話「絶望と希望」です。アニメでは第2期32話「希望」で描かれています。シオンの死亡シーンは、ファンにとって大きな衝撃となりました。
シオンが死亡した経緯や理由
シオンが死亡した理由は、リムルと同じく異世界へ転生してきた「省吾」に襲撃されたからです。リムルがイングラシア王国へ行っている時、突如としてファルムス王国がテンペストを襲います。テンペストがもたらした新しい技術や貿易路に対して脅威を感じたファルムス王国は、相手が魔物の国だからと言う大義名分を持って攻撃してきたのです。攻撃の際、テンペストに送り込まれたのは、異世界へと転生した田口省吾・橘恭弥・水谷希星の3人でした。
ミュウランの魔法不能領域(アンチマジックエリア)と西方聖教会の四方印封摩結界(プリズンフィールド)によって、町に住む魔物たちは弱体化してしまいます。町中の魔素が浄化されたことにより魔力が使えず、通信もできない状態へと陥ってしまったのです。多くの住人たちが虐殺されていくなか、シオンは残された者たちを守ろうと必死に戦います。しかし、弱体化して苦戦を強いられていたシオンは襲撃者から子供をかばい、省吾の手によって殺されてしまいました。
シオンが復活した理由
死亡したシオンが復活する理由は、リムルが「真なる魔王」になることでした。「真なる魔王」になるには、1万人以上の人の魂が必要だと聞いたリムルは、シオンたちを復活させる為に魔王化する決心をします。シオンたちが死亡したのは、リムルと約束した「人を襲わないこと」が原因とも感じたリムルは、一国の主としてけじめを付ける為に己の甘さを捨てたのです。
テンペスト制圧の為に、2度目の攻撃をしてきたファルムス軍2万人に対し、リムルは魔法不能領域で逃げないようにしてから、神之怒(メギド)を発動して次々と殲滅していきます。そして、心無者(ムジヒナルモノ)で2万人の魂を刈り取ると、リムルはついに真なる魔王へと進化しました。大賢者が智慧之王(ラファエル)になり、智慧之王により暴食之王(ベルゼビュート)がシオンたちの魂を集めて死者蘇生の秘術を行い、見事復活させることができたのです。
【転生したらスライムだった件】シオンの強さや能力
異世界から転生した省吾に殺されたシオンは、真なる王に進化したリムルによって無事に復活することができました。ここからは、復活したシオンの強さや能力について解説していきます。
強さや能力①究極能力「暴虐之王」
シオンの持つ究極能力(アルティメットスキル)・暴虐之王(スサノオ)は、奪った敵の能力を自身のものへと変えて完全制御することができます。自身より強い相手でも力を帳消しにすれば、対等に戦うことも可能です。
強さや能力②神話級の刀「真・剛力丸」
神話級の刀「真・剛力丸」は、シオンが戦闘で使う妖気が込められた大きな刀です。真・剛力丸はリムルから譲り受け、シオンが毎日丁寧に磨き上げた結果、彼女にとって体の一部となる程に馴染んでいきました。攻撃においても、暴虐之王の能力は付与されてエネルギーを奪い、精神生命体にダメージを与える一撃を繰り出すことができます。
強さや能力③ユニークスキル「料理人」
シオンの持つユニークスキル「料理人(サバクモノ)」は、復活する際に「料理がうまくなりたい」と強く願ったことで得た能力です。壊滅的な料理の腕前だったシオンですが、このスキルによって見た目が酷くても、とても美味しい味に仕上げることが可能となりました。このスキルには料理以外にも自身の望む結果を出す効果もあり、戦闘においても役立つものとなっています。
強さや能力④不死軍ヨミガエリ
復活したシオンは、不死軍・紫克衆(ヨミガエリ)を配下にします。不死軍ヨミガエリには部下もおり、総勢1万人の不死者を率いることが可能となりました。
【転生したらスライムだった件】シオンの活躍
『転生したらスライムだった件』に登場するシオンは、作中で様々な活躍を見せています。ここからは、そんなシオンの活躍を見ることができるシーン5選を紹介しましょう。
シオンの活躍①森の騒乱編
『転生したらスライムだった件(転スラ)』の森の騒乱編では、シオンがリムルと出会い、彼からオーク族を倒す為に共闘を提案され、傘下に入ります。後に村の幹部になったシオンは、名前と侍の職業(クラス)を与えられて進化が始まり、Aランクオーバーの鬼人になりました。
シオンの活躍②魔王誕生編
『転生したらスライムだった件(転スラ)』の魔王誕生編では、リムルがいない時を狙ってファルムス王国がテンペストを襲撃し、弱体化されたシオンは子供をかばって鬼殺刃(オーガイーター)で殺されてしまいます。しかし、真なる魔王に進化したリムルの反魂の秘術と死者蘇生の儀式によって復活し、完全記憶と超速再生を得て不死の体を手に入れました。
シオンの活躍③魔都開国編
『転生したらスライムだった件(転スラ)』の魔都開国編では、武闘会準決勝でシオンはディアブロと対戦します。試合開始と同時に必殺技を繰り出した2人は、全力でぶつかり合いました。数秒間、力の拮抗が続いた後、ディアブロは左腕を犠牲にしてシオンの攻撃を無効化します。そして、シオンは技の爆発により吹き飛ばされて負傷してしまい、ディアブロに敗北宣言をするのでした。
シオンの活躍④竜魔激突編
『転生したらスライムだった件(転スラ)』の竜魔激突編では、シオンが東の帝国の襲撃を退けた褒賞として「闘神王(ウォーロード)」の称号をもらいます。そして、東の帝国軍10万人の魂を使ってシオンの進化を行いますが、全く変化はなく、その代わりに不死軍ヨミガエリが大きな進化を遂げました。
シオンの活躍⑤天魔大戦編
『転生したらスライムだった件(転スラ)』の天魔大戦編では、シオンは覚醒魔王・ダグリュールと戦います。ダグリュールの攻撃に防戦一方のシオンでしたが、ヴェルザードが嫉妬之王(レヴィアタン)を得たことで彼女の中の嫉妬心が消え去り、究極能力・暴虐之王(スサノオ)を習得し、闘霊鬼へ進化しました。停止世界でダグリュールと互角に戦ったシオンは、負傷させることに成功します。しかし、倒すところまで至らなかったシオンは、途中参戦したヴェルドラに後を任せることになったのです。
【転生したらスライムだった件】シオンの声優
人気作『転生したらスライムだった件(転スラ)』に登場するシオンは、強くてかっこいいだけではなく、かわいくて面白いキャラでもあります。ここからは、アニメ『転スラ』でシオンの声を担当している声優について紹介しましょう。
シオンの声優は「M・A・O」
アニメ『転生したらスライムだった件』でシオンの声を担当したのは、声優のM・A・Oです。クールな反面、ドジっ子な姐さんのシオンをかわいく演じています。
M・A・Oのプロフィール
M・A・Oは、1992年2月1日生まれで大阪府出身の女優・声優で、現在はイエローキャブNEXTに所属しています。女優業では、市道真央(いちみちまお)として、声優業ではM・A・Oとして活動しています。なぜ、M・A・Oとして声優を務めることになったのかは、本人も詳しい理由はわかっていません。
M・A・Oの主な出演作品
M・A・Oの主な出演作品は、『アイドルマスターシンデレラガールズ』鷺沢文香、『グランブルーファンタジー』ナルメア、『炎炎ノ消防隊』アイリス、『がっこうぐらし!』若狭悠里、『ホリミヤ』綾崎レミなど、多くの人気作で活躍しています。
【転生したらスライムだった件】シオンに対する世間での評判や人気
『転生したらスライムだった件(転スラ)』の作中、死亡したシオンが復活したシーンで感動したと言う声が多数ありました。何度見ても、シオンがまぶたを開くシーンに涙したと感想を述べている人もいます。
『転生したらスライムだった件(転スラ)』の漫画を読んで、シオンのかわいさに魅了されたファンも多くいます。シオンは姉御肌ですが、少し間の抜けた感じがとても好感が持てると人気です。
『転生したらスライムだった件(転スラ)』の漫画を何度読んでも、シオンの死亡シーンは非常に辛いと感じるファンがいました。リムルの秘書として数々の活躍を見せていたシオンが死亡してしまうシーンは、ファンの心を締め付けるものとなっています。
【転生したらスライムだった件】シオンの死亡理由は悲惨だった
『転生したらスライムだった件(転スラ)』に登場するシオンの死亡理由はとても悲惨なものでした。リムルが不在の中、テンペストを守ろうと必死に戦いますが、子供をかばって異世界から転生した省吾に殺されてしまいます。しかし、リムルが真なる魔王へと進化したことで、殺された町の住人たちと共にシオンも復活しました。復活して新たな能力を会得したシオンの今後の活躍に注目です。
この記事のライター
rymamimo
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。