【転生したらスライムだった件】テスタロッサとは?実力は魔王に匹敵する?
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、見た目や作中での活躍から人気のあるキャラの一人で、アニメやコミカライズにおける登場を望まれています。そんな『転生したらスライムだった件』のテスタロッサについて、作中での実力や活躍などをまとめました。
目次
【転生したらスライムだった件】テスタロッサとは?
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、原作小説の11巻から登場したキャラで、登場後も様々な場面で実力を見せています。そんな『転スラ』のテスタロッサについて、彼女が持つ称号や性格面を紹介します。
テスタロッサは原初の白
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサはギィやディアブロを始めとした「原初の七悪魔」の一人で、元々は「原初の白(ブラン)」と呼ばれていました。そのため、依り代は称号に合わせた白い長髪を持つ美女になっています。それからリムルの配下になった際、テスタロッサの名前を与えられました。さらに、リムルが進化したことに伴って、後に虐殺王(キラーロード)の称号も得ることになります。
テスタロッサの性格
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、魔国連邦の外交武官を務める悪魔族(デーモン)です。性格的には高潔ながらもややわがままな一面があります。戦闘の強さはもちろんのこと、外交武官としての仕事ぶりも優秀な実力で、紅茶を淹れるのも上手いなど、秘書適性の高さを見せています。
転生したらスライムだった件(転スラ)の概要
『転生したらスライムだった件(略称:転スラ)』はGCノベルズから刊行されている小説及び、小説を原作とする漫画やアニメ作品です。元々は作者の伏瀬が「小説家になろう」に連載していた小説で、書籍化に際しては登校時の文章をプロットにして内容を改訂しています。そのため、Web版と書籍では描写の異なる部分が多々あります。原作小説の人気を経て、コミカライズが行われ、アニメは小説と漫画の両方をベースに制作されました。
転生したらスライムだった件(転スラ)のあらすじ
ゲームのようなファンタジー世界に無名のスライムとして転生した三上悟は、目覚めた時にいた洞窟でこの世界で強大な力を持っていた暴風竜ヴェルドラと出会いました。そして、ヴェルドラによってリムル=テンペストという名前を授けられ、ネームドモンスターになったことで特別なスライムとして力を得ます。それからリムルは、魔物の地位向上を目指して、様々な種族が平和に暮らせる魔物の町を作っていきます。
【転生したらスライムだった件】テスタロッサの強さや実力
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、原初の白として非常に高い戦闘直を持っており、その他にも優秀な実力を有しています。そんな『転スラ』のテスタロッサの強さや実力を紹介します。
テスタロッサの強さは魔王に匹敵する?
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサの強さは、彼女を含めて悪魔3人娘と呼ばれるカレラ・ウルティマと比較すると、一つ上の強さを持っており、七悪魔全体で見ると3番目の強さと言われています。1番が魔王でもあるギィ、2番がディアブロであるため、魔王に近い実力はありますが、この2人が別格であるため、3番手になります。
テスタロッサの知性
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、外交武官に任命された際に謀略だけで魔国連邦の立場を良くするなど、知性も優れている描写があります。魔国連邦の法令も全て把握しており、暴走しがちな他の七悪魔と比べると、政治的な面では随一の実力になっています。
テスタロッサの「死界之王(ベリアル)」
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、元素魔法や暗黒魔法を得意としており、リルムの配下となった後に究極能力(アルティメットスキル)の「死界之王(ベリアル)」を習得しています。思考感知や魔王覇気などの他の究極能力にも見られる効果のほかに、森羅万象・生命支配・死後世界といった生死に関与する効果も持っています。
テスタロッサの「死の祝福(デスストリーク)」
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは核撃魔法の「死の祝福(デスストリーク)」を使用できます。「霊子」と呼ばれる光によって遺伝子配列を書き換える効果があり、生き残れば肉体を変えて生まれ変われますが、普通の生物であれば防げずにそのまま消滅するという最強クラスの魔法になります。ギィはこの魔法を自らにかけて魔王へと進化していますが、テスタロッサもそのレベルの魔法を扱える強さがあるのです。
【転生したらスライムだった件】テスタロッサの活躍
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、プロットとなるWeb版ではそれほど出番が多くありませんでしたが、書籍化された小説では重要な役職に就いたことで出番が増えています。そんな『転スラ』のテスタロッサの活躍を紹介します。
活躍①ディアブロからの勧誘
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、登場前までは東の帝国の土地に顕現して、近隣国を統べながら別の土地に顕現していた原初の紫(ヴィオレ)と黄色(ジョーヌ)と争っていました。そんな中、ディアブロがリムルへ常に付き従うために、3人に雑務を押し付ける目的で勧誘してきて、ディアブロがそこまで心酔するリムルに興味を持ったことで交渉に応じました。
活躍②リムルから身体と名を与えられる
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、リムルと直接会うまではつまらなければ殺す程度の考えでしたが、実際に会うとリムルの考え方や立ち振る舞いに惚れ込み、自ら配下となることを志願しました。そのタイミングで原初の白からテスタロッサの呼び名に変わり、白髪と赤い瞳を持つ依り代を受け取ります。
活躍③外交武官として働く
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、リムルが知性面の優秀さに目を付けたことで、外交武官の役職に任命します。西側の評議会に参加した時には謀略によって、魔国連邦の権威を見せつけました。
活躍④東の帝国との戦争で全滅させる
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、東の帝国との戦争に発展した際、原初の白時代に一度敗北していたデイビスと対峙することになります。その時にはリムルによる依り代の提供と名前の授けによって以前よりも進化しており、「死の祝福」でデイビスの軍を全滅させた後、デイビス本人も何もさせることなく圧勝しています。
活躍⑤ヴェルグリンドが立ちはだかる
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、東の帝国に所属していて、ヴェルドラの姉にあたるヴェルグリンドが魔国連邦に攻めて来た際、カレラやウルティマと共に立ち向かっています。しかし、ヴェルグリンドには魔法が通じないため、テスタロッサ達は純粋な戦闘力で戦うしかなく、時間は稼げたものの、足止めが精一杯でした。その後、かけつけたヴェルドラが戦いを引き継いだことで難を逃れます。
活躍⑥ヴェルグリンドとの再戦
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、リムルによって虐殺王(キラーロードとなり、究極能力「死界之王(ベリアル)」を得た後、ヴェルグリンドと再び戦っています。その時にはテスタロッサ1人でもヴェルグリンドに対応できるようになり、足止めしているうちにヴェルグリンド以外が全滅したことで、実質的な勝利を収めます。
テスタロッサはアニメで登場する?
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、原作小説の11巻の登場で、2023年1月時点で放送済みのアニメ『転スラ』の2期が小説の5巻から6巻にかけての内容であることから、アニメにはまだ登場していません。アニメ『転スラ』は3期の製作も決定していますが、そこでは小説の7巻から9巻あたりの話になると予想されているので、アニメにおけるテスタロッサの出番はかなり先になります。
【転生したらスライムだった件】テスタロッサに対する世間での評判や人気
ここでは『転生したらスライムだった件』のテスタロッサについて、世間での評判や人気を紹介します。アニメでは未登場のキャラですが、原作小説を読んだ人からの人気は高く、様々な感想が出ています。
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、原作小説で初登場した時点では文字上の描写のみだったので、正式に描かれた姿が見たいという感想が出ていました。リムルも美人と称する見た目であり、実際に姿が描かれ始めた後は、見た目から好きになったという人もいます。
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサを含めた悪魔3人娘が好きだという感想も多数見られました。元々登場していたギィやディアブロも濃いキャラ付けでしたが、そこに可愛らしい見た目とえげつない強さを持つ悪魔3人娘が加わって、原初の悪魔全体が好きになったという人もいます。
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサの活躍がアニメで描かれるのを望んでいる人も多数いました。アニメ『転スラ』の劇場版では、悪魔3人娘のウルティマが先行登場扱いで描かれており、一足早く声付きキャラになっています。そのため、テスタロッサのアニメでの登場にも期待する声が出てきています。
【転生したらスライムだった件】テスタロッサがもしも○○だったら
ここでは『転生したらスライムだった件』のテスタロッサについて、もしものシチュエーションを想像してきます。見た目は依り代から完璧な美人のテスタロッサですが、本体は悪魔であるため、他の立場になってもその点が影響する可能性があります。
テスタロッサ「彼女」篇
もしも『転スラ』のテスタロッサが彼女だったら、わがままな一面が出てくる可能性があります。普段の態度は聡明な女性ですが、『転スラ』の作中ではテスタロッサの気に障らないように部下が振る舞っているので、彼女になった際も気を配る必要はあると推測されます。ただ、彼女という関係性になれるだけの立場であるなら、忠誠心を見せるように甘えてくれそうなキャラです。
テスタロッサ「姉」篇
もしも『転スラ』のテスタロッサが姉だったら、周りに自慢できる理想の姉になると推測します。『転スラ』の作中でもリムルからの評価が高いキャラで、実際に優秀な動きをしていることから、現実の姉でも周りからの評価は集められるでしょう。一方、弟や妹に対する態度は甘やかしてくれつつも、どこか逆らえない圧を感じさせます。
テスタロッサ「敵」篇
もしも『転スラ』のテスタロッサが敵だったら、原初の白としての戦闘力に合わせて、知略で攻めて来る厄介な相手になっていたと推測します。『転スラ』の作中では最初から好感度の高い状態でやって来て、常に味方となっていますが、死の能力や全体的なスペックの高さは味方だから安心できる要素です。
【転生したらスライムだった件】テスタロッサは原初の悪魔だった
『転生したらスライムだった件』のテスタロッサは、「原初の七悪魔」の一人で、「原初の白(ブラン)」の称号を持っています。ディアブロの勧誘からリムルを気に入って配下となり、魔国連邦では外交武官として知性や実力を存分に活用しています。そんなテスタロッサはアニメ『転スラ』やコミカライズの出番がかなり先になるので、原作小説で活躍をチェックしてみましょう。
この記事のライター
十文字猛
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