【転生したらスライムだった件】ルミナス・バレンタインとは？他キャラとの関係も

『転生したらスライムだった件』のルミナス・バレンタインは、作中に登場する女性キャラの中でも人気の高いキャラです。そんなルミナス・バレンタインの人物像に迫る前に、簡単なプロフィールと『転生したらスライムだった件』の作品概要やあらすじについて紹介します。

『転生したらスライムだった件』のルミナス・バレンタインは、神祖トワイライト・バレンタインによって生み出された吸血鬼族の姫君です。西方聖教会が信仰する唯一神ルミナスの正体である彼女は、数少ない覚醒魔王になった一人でもあります。

『転生したらスライムだった件』は、ファンからは略称「転スラ」と呼ばれている人気作品です。小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた、伏瀬による本作は大筋プロットとして改訂し、GCノベルズから刊行されています。漫画やアニメ、劇場版など多くのメディアミックスが展開されている話題作です。

『転生したらスライムだった件（転スラ）』の主人公である三上悟は、通り魔に刺されて死亡してしまい、異世界へ転生します。スライムとなっていた三上は、リムル＝テンペストの名前を得て、洞窟で暴風竜・ヴェルドラと友達になりました。その後、リムルは様々な種族の仲間や配下と共に、魔物の町を作っていくのです。

『転生したらスライムだった件』に登場するルミナス・バレンタインは、ヴェルドラやクロノア（クロエ）、ヒナタと深い関りがありました。ここからは、ルミナス・バレンタインと3人の関係について解説していきます。

『転生したらスライムだった件』のルミナス・バレンタインとヴェルドラの関係は、犬猿の仲です。約2000年前、ルミナスが支配していた国の首都「夜薔薇宮（ナイトローズ）」をヴェルドラが破壊してしまったことを根に持っていました。大昔のヴェルドラは「邪竜」と呼ばれる程、世界中を暴れ回っており、そんな彼を「クソトカゲ」と呼び、嫌っています。

『転生したらスライムだった件』のルミナス・バレンタインにとってクロノア（クロエ）は、初めてできた友人です。そして、ヴェルドラとの戦闘で命を救ってくれた彼女は、ルミナスの恩人で大切な思い人でもあります。そんなクロノア（クロエ）が眠る聖櫃（せいひつ）を愛でながら、彼女の復活を待ち望んでいるのです。

『転生したらスライムだった件』のルミナス・バレンタインとヒナタは、腹心であり友人です。ルミナスは、クロノア（クロエ）と同様、ヒナタを慕い大切に思っています。

『転生したらスライムだった件』の人気キャラであるルミナス・バレンタインは、ゴシック調の衣装を身にまとい、上品な雰囲気を醸し出しています。ここからは、そんなルミナス・バレンタインの人物像や能力、過去について解説していきます。

『転生したらスライムだった件』のルミナス・バレンタインは、銀髪に赤い右目と青い左目を持つオッドアイが特徴の人物です。一人称は「妾（わらわ）」で、高貴な生まれから、おっとりとして上品な性格をしています。幸せに暮らしている人間の血は美味と言う理由から人間を保護して、少しだけの血液を奪いつつ平穏な生活を与えています。

『転生したらスライムだった件』のルミナス・バレンタインは、神祖トワイライト・バレンタインの弟子の中で第2位であったにもかかわらず、彼を滅ぼした過去を持っています。トワイライトの血液から作り出された複製体であるルミナスは、真血魔霊姫（ハイ・ブラッド）の種族であり、細かく言うと吸血鬼ではないことが判明しました。そんなルミナスは「夜魔の女王（クイーン・オブ・ナイトメア）」と呼ばれ、約2000年以上前から魔王として君臨しています。

『転生したらスライムだった件』のルミナス・バレンタインは、ユニークスキル「色欲者（ラスト）」を持っています。大罪系のスキルである「色欲者」は、生と死を司る恐るべき能力です。この能力は、過去に自分を救ってくれたヒナタがグランベルに殺害されたことで、無念と怒りが沸き起こり、究極能力（アルティメットスキル）「色欲之王（アスモデウス）」へと覚醒させ、死亡したヒナタを蘇生させました。

真なる魔王で究極能力「色欲之王」を持つルミナスの強さは、クレイマンやカリオンたちよりも格上です。GCノベルズ限定版では、勇者グランベルと互角に戦ったことから、攻守共に優れた能力と強さがあります。そして、吸血鬼族の弱点とされる太陽の光を克服したルミナスは「超克者」へと進化したことで、彼女の能力や強さは非常に高いと推測されます。

ルミナス・バレンタインには、最高幹部「三公」という3人の配下がいます。ルミナスの代行で魔王を務めていたロイは、魔王たちの宴（ワルプルギス）の後、先に聖神殿に戻った所を、侵入していたラプラスの強さを見誤った為に殺されてしまいます。ロイの双子で兄のルイは弟の死後、凶暴がゆえに2人に分けられていた力が復活し、完全体へと変化しました。ギュンダーは、遥か昔に敵対する王でしたが、ルミナスの配下になってからは支配体制の構築に協力しています。

「夜魔の女王（クイーン・オブ・ナイトメア）」の異名を持つ、ルミナス・バレンタインは『転生したらスライムだった件（転スラ）』小説6巻、コミックス17巻、アニメでは2期46話で初登場します。ここからは、ルミナス・バレンタインの登場シーンを紹介します。

『転生したらスライムだった件（転スラ）』の魔王誕生編に登場するルミナスは、魔王たちの宴（ワルプルギス）に出席します。しかし、この時は配下であるロイが魔王を演じていた為、ルミナスは護衛として参加しました。ところが、ヴェルドラとミリムによって正体を明かされてしまいます。

『転生したらスライムだった件（転スラ）』聖魔対立編では、ルミナス・バレンタインが魔王たちの宴に出席している隙を狙われ、クロノア（クロエ）が眠る聖櫃が盗まれてしまいます。このことが原因となり、怒りと欲望に支配されたルミナスは究極能力「色欲之王」を会得したのです。

『転生したらスライムだった件（転スラ）』の魔人暗躍編では、ユウキの企みによって、クロノア（クロエ）との対決で瀕死となったヒナタをルミナスは究極能力「色欲之王」で救出します。その後、クロノア（クロエ）の3つの命令を知ったルミナスはヒナタと共にリムルの所へ向かい、ユウキに対する三者同盟を提案しました。ルミナスは自分の正体をリムルに明かし、信頼を得たことで「神聖法皇国ルべリオス」「西方聖教会」「テンペスト」の同盟結成へと結び付けました。

『転生したらスライムだった件（転スラ）』の天魔大戦編では、魔王の1人であるダグリュールと戦います。ダグリュールはある日突然、ルミナス・バレンタインの領地に攻め込んできました。ルミナスはシオンと共にダグリュールに立ち向かいますが、相手の圧倒的強さに歯が立ちません。そこで、ルミナスは後方に回り、シオンが瀕死となる攻撃を受ける度、能力上昇系スキルで彼女の治癒を行い援護します。

この戦闘方法が功を奏して、防御の強さを誇るダグリュールに一撃を与えることができました。ダグリュールに傷を負わせることができたのは、転スラの世界を創った存在であるヴェルダナーヴァ以来だったのです。

オッドアイが印象的なルミナス・バレンタインは、アニメ『転生したらスライムだった件（転スラ）』でも登場し、視聴者から可愛いと話題になりました。ここからは、アニメでルミナス・バレンタイン役を務めた声優を紹介します。

アニメ『転生したらスライムだった件（転スラ）』に登場するルミナス・バレンタインの声を担当したのは、声優のLynn（りん）です。高貴な雰囲気の漂うルミナス・バレンタインを見事に演じています。

Lynnは、6月1日神奈川県生まれ、新潟県出身の声優です。幼少時から芸能界に憧れ、小学生の時には芸能事務所のオーディションを受けています。その頃、アニメ『名探偵コナン』のコナン役と、アニメ『犬夜叉』の犬夜叉役を共に山口勝平が担当していることを知り、声優業に興味を持ちました。日本ナレーション演技研究所基礎科を卒業後、アーツビジョンに所属し、様々な作品で活躍しています。

Lynnの主な出演作品は『君の膵臓を食べたい』山内桜良、『SHOW BY ROCK!!』ララリン、『ぼくたちは勉強ができない』桐須真冬、『ウマ娘 プリティーダービー』マルゼンスキー、『マブラヴ オルタネイティヴ』鎧衣美琴、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ミオリネ・レンブランなど、多くの人気キャラを担当しています。

『転生したらスライムだった件（転スラ）』に登場するルミナス・バレンタインは、吸血鬼キャラとして多くの人気を集めています。ルミナスは、初登場時から容姿や仕草が可愛いと話題となりました。

『転生したらスライムだった件（転スラ）』に登場するルミナス・バレンタインは、クールな印象がありますが、面白い動きをするところもある為とても人気です。ルミナス・バレンタインのギャップも魅力の一つとなっています。

『転生したらスライムだった件（転スラ）』のルミナス・バレンタインは、服装や性格から必ず1番人気になると感想を述べている声もありました。アニメで活躍するシーンが見たいと期待が寄せられています。

『転生したらスライムだった件』に登場するルミナス・バレンタインは、真なる魔王であり、究極能力「色欲之王」を持った強いキャラです。「夜魔の女王」と呼ばれるルミナスは、クロノア（クロエ）やヒナタに対して友情以上の気持ちを抱いています。魅力あふれた容姿で、ファンから可愛いと人気のルミナス・バレンタインの今後の活躍に注目です。