【転スラ】ベルゼビュートはどのようなスキル?グラトニーとの違いも
『転スラ(転生したらスライムだった件)』のベルゼビュートについて解説します。転スラのリムルが持っているベルゼビュートとはどのようなスキルか、その能力について詳しく説明します。また、クラウモノやグラトニーなど、似ているスキルとの違いもまとめています。
目次
【転スラ】リムルとは?
リムルのプロフィール
『転スラ(転生したらスライムだった件)』のリムルは、現代日本から異世界に転生した作品の主人公です。もともとは三上悟というサラリーマンでしたが、転生したことでスライムになりました。スライムになった三上は暴風竜ヴェルドラと友達になり、「リムル」という名前を与えられます。転生前の性別は男でしたが、スライムに転生したとこで性別はなくなります。
ただ、前世の記憶があるため、考え方は男性よりです。リムルは魔物たちに名前を与えることで次々に配下を増やし、最終的に魔物も人間も楽しく暮らせる魔国連邦を作り上げました。リムルは基本的に温和な性格で、自ら戦いを望むことはありません。しかし、仲間意識が非常に強いため、仲間に手を出されたときは容赦なく相手に制裁を加えます。
転生したらスライムだった件の概要
転生したらスライムだった件は、小説家になろうで連載されていたweb小説です。書籍化されるにあたり、内容が大幅に改訂されています。原作者は伏瀬さんで、書籍版のイラストはみっつばーさんが担当しています。転スラは漫画にもなっており、川上泰樹さんの作画で月刊少年シリウスに掲載されています。転スラはテレビアニメが第2期まで放送済みで、2024年春に第3期の放送が決定しています。2022年には、劇場版アニメも上映されました。
転生したらスライムだった件のあらすじ
通り魔に刺されて死んだ三上悟は、スライムとして異世界に転生します。スライムとなった三上は、偶然出会った暴風竜のヴェルドラから「リムル」という名前をもらいます。リムルは次々と仲間を増やし、魔物たちの国の盟主となります。魔王へと進化したリムルは、仲間たちとともに国を守るために奮闘するのでした。
【転スラ】ベルゼビュートはどのようなスキル?
暴食之王(ベルゼビュート)はグラトニーの進化スキル
転スラ(転生したらスライムだった件)の暴食之王(ベルゼビュート)は、もともと暴食者(グラトニー)というスキルでした。グラトニーは、リムルの魔王への進化(ハーベスト・フェスティバル)と同時に、心無者(ムジヒナルモノ)というスキルと統合されます。その結果、リムルの望みにより効果的に対応できる、ベルゼビュートというスキルに進化しました。ベルゼビュートは、グラトニーの権能を多く引き継いでいます。
暴食之王(ベルゼビュート)の権能や能力
権能①食物連鎖
暴食之王(ベルゼビュート)の権能のひとつは、食物連鎖です。食物連鎖は、暴食者(グラトニー)の供給と受容という2つの権能を合体させた能力です。食物連鎖の権能によって、リムルは配下の能力を得たり、逆に自分の力の一部を配下に与えたりすることができます。ただ、配下であれば誰でも良いわけではなく、食物連鎖を使うには魂の繋がりが必要となります。転スラの作中ではこれを「魂の系譜」と呼んでおり、リムルが魔物に名付けを行うことで魂の系譜が結ばれます。
機能②魂喰
暴食之王(ベルゼビュート)の権能のふたつ目は、魂喰(こんじき)です。食物連鎖は暴食者(グラトニー)の能力を合体させた権能でしたが、魂喰はベルゼビュート独自の権能です。転スラの作中では、魂は星幽体(アストラル・ボディー)と呼ばれる器に入っています。
例え肉体が滅んだとしても、アストラル・ボディと魂さえ無事であれば復活することができるのです。しかし、ベルゼビュートの魂喰は、アストラル・ボディごと魂を食らってしまいます。そのため、魂を食われた相手は、完全消滅してしまいます。
【転スラ】ベルゼビュートとグラトニーの違いは?権能を解説
転スラ(転生したらスライムだった件)の暴食之王(ベルゼビュート)と暴食者(グラトニー)は特徴が似ているため、2つのスキルの違いがわからなくなる人もいるでしょう。見た目にも明確な差がないため、2つを混同してしまうのも無理はありません。では、この2つのスキルは一体何が違うのか、グラトニーの権能と一緒に確認してみましょう。
グラトニーの権能
権能①捕食して胃袋に収納
暴食者(グラトニー)は、捕食者(クラウモノ)が進化したスキルです。グラトニーの権能である捕食は、進化前のクラウモノのときにすでに備わっていた能力です。捕食は相手を丸ごと飲み込み、収納することができます。もちろん人や魔物のだけでなく、無機物でも捕食することができます。捕食対象がスキルを持っていた場合は、大賢者(エイチアルモノ)が解析してそのスキルを会得することが可能です。
権能②隔離して保管できる
暴食者(グラトニー)で捕食したものは、ほとんどが分解された後にリムルに吸収されます。しかし、吸収したくないものは、隔離して保管しておくこともできます。リムルはヴェルドラと出会った際、ヴェルドラの封印を解析するために一度捕食しました。このときヴェルドラはリムルの体内に一時保管された形となり、後に無事復活することができました。
権能③解析した相手に擬態できる
暴食者(グラトニー)で人や魔物を捕食した後は、捕食対象を解析することで擬態することも可能です。リムルはシズを捕食したことで、人間の姿に擬態できるようになりました。人間に擬態したことで、スライムのときにはなかった味覚を得ています。リムルは人間に擬態できるようになってからは、人間の姿で過ごすことが多くなりました。シズの姿に擬態しているため、人間バージョンの顔はシズそっくりです。
権能④腐食させる
暴食者(グラトニー)のスキルである腐食は、その名の通り相手を腐らせるスキルです。この能力は、リムルが豚頭魔王(オーク・ディザスター)を捕食した際に得た能力のひとつです。オーク・ディザスターは、飢餓者(ウエルモノ)というユニークスキルを持っていました。
その中の権能のひとつが、腐食という能力です。腐食は触れたものすべてを腐らせる能力で、生き物であれば触っただけで命を奪えます。ウエルモノは捕食者(クラウモノ)に吸収統合され、グラトニーに進化した後もそのまま権能のひとつとして残っています。
権能⑤供給
暴食者(グラトニー)の供給は、味方を強化するために役立つ権能です。リムルには魂の系譜で繋がった配下が数多く存在し、供給によってその配下たちにリムルの力の一部が与えられます。この権能を得たことで、リムルが強くなれば何もせずとも配下たちも強さを増すことになりました。ただ、供給相手の魔素量により、力の獲得に制限が存在します。
権能⑥受容
暴食者(グラトニー)の供給の反対に当たる能力が、受容という権能です。受容は、リムルと魂の系譜で繋がっている配下が強化されると、同時にリムルも強化されるという能力です。配下たちが進化して使える能力が増えれば、リムルも同じ能力を使えるようになります。
権能⑦力を解放すると暴走
転スラ(転生したらスライムだった件)のリムルは、普段は暴食者(グラトニー)をしっかりと制御しています。しかし、ヒナタとの戦いでピンチに陥ったとき、グラトニーの力を解放しました。グラトニーの解放とともにリムルの自我はなくなり、グラトニーは暴走を始めます。グラトニーが暴走したときのリムルは、まるで化け物のような姿になっていました。
ベルゼビュートとグラトニーの違い
暴食之王(ベルゼビュート)は暴食者(グラトニー)の進化スキルであるため、ほとんどの能力はグラトニーと一緒です。大きな違いは、食物連鎖と魂喰(こんじき)という2つの権能です。ベルゼビュートはこれまでのグラトニーの権能を保持しつつ、新たにこれらの権能が加わったものだといえます。また、これまでに持っていた権能も、グラトニーがベルゼビュートに進化することでさらに強力になりました。
【転スラ】ベルゼビュートとクラウモノの違いは?特徴を解説
クラウモノとは?
捕食者(クラウモノ)は、リムルが初めから取得していたスキルです。リムルがまだ三上悟だった頃、三上は通り魔に刺されて死に際にいました。そして、三上の考えに応えるように、次々と適したスキルが与えられていきます。三上は童貞で死ぬことを残念に思い、「生まれ変わったらガンガン攻めて食いまくる」と考えていました。すると、「食いまくる」というワードに反応し、三上はクラウモノを獲得することになります。
クラウモノの特徴
捕食者(クラウモノ)はその名の通り、対象物や対象者を捕食することができるスキルです。捕食の他にも解析や胃袋、擬態、隔離といった、暴食者(グラトニー)や暴食之王(ベルゼビュート)にも見られる基本的な権能が備わっています。クラウモノは使い勝手が良いため、さまざまなシーンで活躍していました。
ベルゼビュートとクラウモノの違い
暴食之王(ベルゼビュート)は、捕食者(クラウモノ)が二段階進化した後のスキルとなります。そのため、ベルゼビュートにはクラウモノにはなかった権能がいくつも追加されています。ベルゼビュートにはクラウモノの基本能力である捕食などもありますが、その強さは段違いとなっています。
【転スラ】ベルゼビュートに対する世間での評判や人気
転スラ(転生したらスライムだった件)の暴食之王(ベルゼビュート)には、「最強」や「チートすぎる」という声が上がっていました。特に、ベルゼビュートと「智慧之王」(ラファエル)のコンビネーションは凄まじく、この2つのスキルがあれば無敵だという感想も見られました。
転スラ(転生したらスライムだった件)の暴食之王(ベルゼビュート)には、「かっこいい」というコメントが多く見られました。ベルゼビュートは暴食之王(グラトニー)の進化系スキルですが、グラトニーよりかっこいいという声もありました。ベルゼビュートはその能力だけでなく、名前もかっこいいと人気でした。
転スラ(転生したらスライムだった件)の暴食之王(ベルゼビュート)は、どのようなものでも飲み込んでしまう強大な能力です。この能力が欲しいという人や、使ってみたいという人が大勢いました。中には、「ベルゼビュートで花粉をなくしたい」というユニークなコメントも見られました。
【転スラ】ベルゼビュートはグラトニーの進化スキルだった
転スラ(転生したらスライムだった件)の暴食之王(ベルゼビュート)についてまとめました。ベルゼビュートは暴食者(グラトニー)に似ていますが、グラトニーよりもさらに権能が追加された進化系スキルです。ベルゼビュートは、転スラの映画でも活躍していました。転スラはすでにアニメ3期の制作が決まっているため、今後リムルがベルゼビュートを使う姿が見られるでしょう。
この記事のライター
NR4712
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