【リゼロ】サテラの正体は二重人格?エミリアとの関係性とは?
『リゼロ』には「嫉妬の魔女サテラ」という重要なキャラクターが登場します。サテラには二重人格でエミリアと同一人物であるという説がありますが、本当なのでしょうか。本記事では、リゼロの嫉妬の魔女サテラの正体や過去、スバルとの関係などを紹介していきます。
目次
【リゼロ】サテラとは?
リゼロに登場する「嫉妬の魔女サテラ」は、スバルに死に戻りの権能を与えた人物です。リゼロの世界でも恐れの対象として知られている存在ですが、その正体やエミリアとの関係など、いまだに謎の部分が多いです。ここでは、リゼロに登場するサテラについて紹介していきましょう。
サテラのプロフィール
- 名前:サテラ
- 容姿:顔だけでなく背丈や体型などがエミリアにそっくり
- 性格:純真で心優しい
リゼロの世界で「嫉妬の魔女」と呼ばれているサテラは、400年前に存在した魔女の一人です。銀髪に紫紺の瞳を持ったハーフエルフであり、その容姿はリゼロのヒロインであるエミリアとそっくりであると形容されています。
リゼロの概要
『Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)』は長月達平作のライトノベルです。小説投稿サイト『小説家になろう』で連載をスタートしたWeb小説で、現在はKADOKAWAのMF文庫Jから刊行されています。また、外伝やコミカライズ、テレビアニメなどさまざまなメディアで人気を博しています。
リゼロのあらすじ
リゼロは、異世界に転送され、「死に戻り」と呼ばれる能力を獲得した平凡な高校生スバルがハーフエルフの少女エミリアと出会い、過酷な運命に抗いながら成長していく物語です。ある日、突然異世界に召喚されてしまったスバルは、ハーフエルフの少女に助けられます。少女に恩返しをするために盗まれた徽章を探すスバルですが、何者かに殺されてしまいます。しかし殺されたはずのスバルは次の瞬間、最初に異世界に召喚された場所、時間に戻っていたのでした。
【リゼロ】サテラの正体は二重人格?過去も考察
嫉妬の魔女サテラとは、リゼロの主人公スバルに死に戻りの能力を与えた重要なキャラクターです。しかし嫉妬の魔女と称される彼女と、アニメ2期で初めてしっかりと姿を現したサテラとでは、イメージが異なることで話題になりました。ここではリゼロのサテラの正体や過去について考察していきましょう。
嫉妬の魔女サテラは二重人格だった
サテラはもともと嫉妬の魔女因子を持っていませんでした。しかし適性がないにもかかわらず、嫉妬の魔女因子を強引に取り込んだことから、身体が対応できずに人格がわかれてしまいました。そのため、「嫉妬の魔女」と「サテラ」が一つの身体に同居する二重人格になっています。
嫉妬の魔女の人格や特徴
嫉妬の魔女は、400年前に世界の半分を闇に沈めた魔女です。強大な力によって殺戮を繰り返したことから、現在の人々からも恐れられています。また、スバルに対して狂気的な愛情を向けており、まともな会話が通じる相手ではありません。
サテラの人格や特徴
サテラは純真な少女です。もともとサテラは他の魔女達と行動を共にしており、魔女達から好かれていました。嫉妬の魔女となって他の魔女達を飲みこんでしまったにもかかわらず、魔女の茶会で姿を現した他の魔女達は、サテラを恨む様子を見せていません。また、嫉妬の魔女と同様に、スバルのことを愛しています。
サテラが過去に封印された経緯
嫉妬の魔女因子を取り込んだサテラは、誰の手にも負えない強大な存在となってしまいました。最終的に嫉妬の魔女となって世界の半分を闇に沈めてしまったサテラは、「賢者シャウラ(フリューゲル)」、「剣聖レイド」、「神龍ボルカニカ」という三英傑によって、ルグニカ東部の大瀑布近くにある封魔石の祠に封印されました。
【リゼロ】サテラの正体はエミリア?
サテラについては謎の部分が多いですが、その正体は同じハーフエルフのヒロイン、エミリアであるという説が以前からささやかれています。ここではサテラの正体について考察していきましょう。
サテラの正体はエミリアだといわれる理由
サテラの正体がエミリアであるといわれている理由としては、先に紹介したとおり、見た目が瓜二つであるという点の他に、声優が同じであるという点が挙げられます。ここでは具体的な理由を紹介していきます。
理由①見た目が似ている
リゼロのエミリアは、紫紺の瞳に銀色の髪を持ったハーフエルフの美少女です。一方、嫉妬の魔女サテラも紫紺の瞳に銀の髪を持つハーフエルフであり、アニメ二期で登場したその姿はエミリアとそっくりでした。
理由②声優が同じ?
リゼロの嫉妬の魔女サテラとエミリアの声は、どちらも声優の高橋李依さんが担当しています。同じ声優が演じているということを踏まえると、サテラとエミリアが同一人物である可能性は高いです。
サテラの正体はエミリアではないといわれる理由
リゼロの世界での伝承によると、サテラは封印されてはいるものの、死んでいません。そのため、サテラの正体がエミリアであった場合、同じ世界に同じ存在が2人いることになってしまいます。また、リゼロ本編の第3章では、嫉妬の魔女サテラはエミリアを殺しています。このような事実を踏まえると、サテラがエミリア本人である可能性は低いです。
サテラの正体はエミリアの母親だといわれる理由
容姿が似ていることもあり、サテラはエミリアの母親であると考察されることもあります。しかし、サテラもエミリアも同じハーフエルフです。子どもがハーフエルフの場合、母親までハーフエルフになることはないため、サテラがエミリアの母親であるという可能性は低いです。
【リゼロ】サテラとスバルの関係
リゼロの主人公スバルの持つ「死に戻り」の能力は、スバル本人の死をきっかけとして時間を巻き戻すという物語のキーになる重要な能力です。この権能を与えたのはサテラであると言われていることから、サテラとスバルの間にも何かしらの関係があると考えられています。ここではサテラとスバルの関係について解説していきましょう。
考察①スバルの魔女の残り香とは?
スバルが死に戻るたびに「魔女の残り香」が濃くなっていきます。また、魔女の残り香によってスバルは魔女教を憎むレムに殺されています。さらに魔女の残り香は魔女の手下である魔獣を呼び寄せることからも、スバルと嫉妬の魔女サテラには関係があると考えられています。
考察②サテラがスバルに愛をささやく理由
リゼロ原作でのサテラは、何度もスバルに対して「愛してる」とささやきます。つまり、スバルのことを愛しているあまり、スバルが死んでしまわないように死に戻りの能力を与えたという説もあります。
考察③スバルが死に戻りの事実を他言することを許さない理由
サテラがスバルに死に戻りの能力を与えたのだとすると、スバルが死に戻りを他言することを許さない理由として、他の誰かに知られないようにするためである可能性があります。サテラは「死に戻りのことを知られてはいけない誰か」を警戒して、この能力の口外を禁止しているのではないかと考えられています。
考察④スバルが死に戻りの能力を使用できるようにした理由
サテラがスバルに死に戻りの権能を与えたのは、先に紹介したようにスバルを死なせたくないという理由の他に、嫉妬の魔女である自分自身を殺してもらいたいという理由が挙げられます。ここではそれぞれ紹介していきます。
理由①スバルを失いたくない
サテラを封印した三英傑の一人であるフリューゲルは、実はスバルであるという説があります。過去にサテラはフリューゲルを愛しており、もう二度と失いたくないという思いから、スバルに死に戻りの能力を与えた可能性があります。
理由②嫉妬の魔女サテラを殺させたい
リゼロの本編では、サテラがスバルに対して「必ず私を殺しにきて」と伝えるシーンがあります。この「私」は「サテラ」ではなく「嫉妬の魔女」であると考察されており、嫉妬の魔女をスバルに殺してもらうことで、サテラは何らかの目的を達成しようとしていると考えられています。
考察⑤サテラとスバルは400年前に面識がある?
リゼロの本編ではサテラがスバルに対して「あなたが私にすべてを与えてくれた」と伝えるシーンがありますが、現在のスバルにとっては全く身に覚えがないことばかりでした。しかし、400年前にスバルとサテラが出会っており、過去にサテラを助けたのだとすれば、つじつまは合います。
考察⑥スバルとフリューゲルは同一人物?
リゼロのアニメでは、フリューゲルの大樹に刻まれた「フリューゲル参上!」という日本語の一文が映ります。そのため、フリューゲルが日本からの転移者である可能性が高いです。さらにスバル自身、作中で「ナツキ・スバル参上!」と書いていることから、両者は同一人物である可能性があります。
【リゼロ】サテラの登場シーン
サテラはリゼロの外伝となる『アポカリプス・ガールズ』にも登場しています。ここではリゼロでのサテラの登場シーンを紹介していきましょう。
登場シーン①外伝「アポカリプス・ガールズ」
『アポカリプス・ガールズ』では、シトニアが話す逸話の中にサテラが登場します。逸話によると、400年前、嫉妬の魔女サテラは他の魔女達を滅ぼして力を取り込んでいくうちに、誰の手にも負えない存在になっていったと記されています。
登場シーン②2章
リゼロ第2章は、スバルはエミリアに死に戻りことを話そうとします。しかしその瞬間、サテラは時を止めた空間の中でスバルの心臓を握り、スバルに対して死に戻りの事実を口外しないように忠告します。
登場シーン③3章
リゼロ第3章でのサテラは、スバルがエミリアに死に戻りの事実を伝えようとした際にエミリアを殺します。また、ペテルギウスが憑依した状態のスバルが死に戻りを口外しようとした際には、サテラは影の中でペテルギウスに再会し、ペテルギウスを拒絶します。
登場シーン④4章
リゼロ第4章でのサテラは、エミリアに魂を転写することで姿を現し、聖域を闇に沈めます。また、夢の城での魔女の茶会に姿を現したサテラは、スバルに対して「私を倒しにきてね」と伝え、スバルは「必ず救ってみせる」と答えます。
【リゼロ】サテラに対する世間での評判や人気
ツイッターを見ると、サテラとエミリアの共通点を揚げている人も多いです。このようにファンの間でもサテラ=エミリア説は濃厚だと考えられています。
サテラに関する評判の中には、嫉妬の魔女としての強さに言及する内容も多いです。三英傑でも倒すことができずに封印されたサテラは、それだけ強大な力を持っていたということがわかります。
サテラの正体がレムであるという考察に対する反対意見も見られました。サテラに関してはいまだに謎の部分が多いため、ファンの間でもその正体に関していろいろな考察が行われています。
【リゼロ】嫉妬の魔女サテラは二重人格だった
リゼロに登場する嫉妬の魔女サテラは、「嫉妬の魔女」と「サテラ」という2つの人格を持った二重人格です。また、スバルに死に戻りの力を与えたのはサテラだと言われていますが、その理由や目的、スバルとの関係は不明です。今後、謎が明らかになることで、リゼロの物語もさらに面白くなっていくことが期待できます。
この記事のライター
azu
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