【リゼロ】ラインハルトの加護を一覧で紹介!不死身で最強の理由とは?
ラインハルトは多くの加護を持ち、作者にもリゼロ最強のキャラクターとして認められています。この記事では、ラインハルトの加護を一覧で紹介し、そのチート級の強さや不死身と言われる理由に迫ります。また、彼の過去や正体についても解説します。
目次
ラインハルトとは?
ラインハルトの強さはリゼロに登場するキャラクターの中でも最強であり、作者自身も肯定しています。持っている能力の正体から不死身で数多の加護を持ち、その加護の多さは「一覧にすると思わず笑いが出る」と話題になるほどです。この記事ではラインハルトの加護の一覧や正体について解説していきます。まず最初に、ラインハルトのプロフィールを簡単に紹介します。
ラインハルトのプロフィール
- 本名:ラインハルト・ヴァン・アストレア
- 年齢:19歳
- 身長:184cm
- 体重:70kg台
「ラインハルト・ヴァン・アストレア」は碧眼に赤髪の容姿を持ち、剣聖を排出するアストレア家の人間で当代の剣聖を務めています。名前に入っているヴァンの名は、アストレア家で剣の腕や功績を認められた人間に与えられる名前です。ただし、ゲートに先天的な異常があるので魔法を使用する事ができません。性格は「騎士の中の騎士」や完璧超人と言われていますが、非番を理由に盗みを見逃すなど思考が柔軟な部分も存在します。ただ、本編ではまだ明らかになっていない謎に包まれている部分も多いです。
ラインハルトの初登場
ラインハルトが初めて登場したのはスバルが第一章で何度か死に戻りを経験し、4周目に突入した後です。いつものように「トン・チン・カン」のチンピラ3人組に裏路地で襲われたスバルは助けを呼び、非番の日に都市内をパトロールしていたラインハルトに助けられます。スバルがここでラインハルトと出会った事で、エルザに殺害されてしまうループから脱出する事ができました。
ラインハルトとフェルトの関係
「フェルト」は元々は貧民街でスリを繰り返していた少女で、第一章ではエミリアの微章を盗みました。後にエミリアに微章を返却していますが、返却時にフェルトの手にある微章が輝いているのをラインハルトに見つかっています。微章は王族の血が流れているかどうか判断するものであり、ラインハルトが探していた人物でした。フェルトはラインハルトの館へと連行された後、第三章で王候補の一人として再登場し、ラインハルトはフェルトの第一の騎士となっているため二人は後に主と騎士という関係となっています。
リゼロの概要
『Re:ゼロから始める異世界生活』は、「小説家になろう」で掲載されていたWEB小説です。作者は「長月達平」さんで、小説家になろうで連載が開始されたのは2012年4月で「リゼロ」という略称で親しまれています。2014年に「Mf文庫J」から発売した書籍版は2022年10月時点ではまだ続きが描かれ続けていて、7章までが公開されました。アニメは2016年と2020年にも2期が放映されていて、1期・2期とも25話構成となっています。
リゼロのあらすじ
引き籠りの高校生「ナツキ・スバル」はコンビニ帰りに突然異世界へと召喚されてしまいます。気づくと見知らぬ土地にいたスバルは早々にピンチに陥りますが、精霊を連れたハーフエルフの少女に助けられました。恩返しに少女の物探しに協力するスバルですが、少女と共に襲撃され命を落としてしまいます。命を落としたはずのスバルは気づくと元の場所に戻っていて、何度か繰り返すうちに死に戻りしている事に気づきます。何とかスバルは死に戻りを回避し、少女「エミリア」と共にこの世界での生活がスタートしました。
ラインハルトの加護一覧!不死身で最強?
ここからはラインハルトが大量に持っていると言われる加護について一覧等にして解説していきます。リゼロの世界の加護とは、生まれ落ちた時に与えられる世界からの祝福で、本来は使えない加護を一つでも持っているのは百人に一人と言われています。ラインハルトが一覧にできるほど大量の加護を持つ理由や、最強や不死身と言われるラインハルトの正体について解説していきます。
ラインハルトの主な加護一覧
まずは、ラインハルトが持つ加護について一覧にして紹介します。しかし、ラインハルトの持つ加護の数はあまりにも数が多く、紹介できるのは持っている加護の中でもごく一部であり名前のみでも全ては紹介できそうにはありません。ごく一部の加護は簡単な解説もつけて紹介をしていきます。
剣聖の加護
「剣聖の加護」とは、普通なら切れないものを切ることができるようになり剣聖である自覚を持つ事のできる加護です。剣聖の加護は初代剣聖の子孫であるアストレア家に引き継がれていて、「ふさわしい時」に次代へと引き継がれてきました。さらに、剣聖の加護を持っている事で龍剣レイドも抜く事ができるようになります。龍剣レイドとはこの世に存在する力のある十本の剣のうちの一振りです。ただし、剣聖にしか扱う事ができない上、敵が剣の相手に相応しい相手でなければ引き抜くができません。
風受けの加護
ラインハルトは、風の属性魔法を8割吸収する「風受けの加護」を持ちます。リゼロの世界には風を含めて6つの属性が存在していて、風の魔法以外にも魔法を吸収する加護は存在しています。他の加護の名前は「火避けの加護」、「泥抜けの加護」、「水捌けの加護」、「闇払いの加護」、「光解きの加護」でそれぞれ「火」「土」「水」「陰」「陽」の属性の魔法を8割吸収する加護です。ここで紹介した加護達は、ラインハルトは当然のように持っています。
風避けの加護
「風避けの加護」は種族的に地竜に与えられる加護です。その効果は風の影響や抵抗を受けなくなるというものです。加護は地竜に繋がれた竜車にも反映されますが、地竜は加護を再展開するために時間を置く必要があります。しかし、リゼロの描写から、ラインハルトには再展開するための時間を置く必要が無い可能性があります。
揚げ物の加護
「揚げ物の加護」とは、揚げ物料理が究極の腕前になる加護です。しかし、リゼロの世界にどのような揚げ物料理が存在するのかはよく分かっていません。加護が存在しているので揚げ物料理自体は存在すると考えられます。
味王の加護
「味王の加護」とは、料理をどんなやり方で調理しても美味しい食事を作れるようになる加護です。特定のジャンルの料理を美味しく作れる加護の上位互換とも言える加護であり、味王の加護があれば揚げ物の加護やラインハルトの持つ煮物の加護・焼き物の加護は出番がありません。
活け造の加護
「活造りの加護」とは、美しく盛り付けができるようになる加護です。ラインハルトは持っている加護から美味しく見た目も美しい料理を作ることができます。さらに、ラインハルトの料理の腕は作者の発言から完璧以上と保証されました。
ラインハルトのその他の加護
ラインハルトが所有する加護はこんなものでなく、紹介した加護以外にもまだ紹介しきれないほどの加護を持ちます。軽く一覧にして紹介していくと、「騎乗の加護」・「鍛錬の加護」・「雲の加護」・「解毒の加護」・「先制の加護」・「盗人避けの加護」・「武神の加護」・「綱引きの加護」等を持っています。ラインハルトが持つ加護は、戦闘用だけでなく料理や日常で使われるような加護まで様々な種類の加護を持っています。
ラインハルトの加護の数が多い理由
ラインハルトが何故一覧にしても書き切れないほどの加護を持つのには理由があります。ラインハルトはある能力を持っていて、その能力とは必要な加護や望んだ加護を手に入れられる能力です。ラインハルトが4歳の頃には、この能力をすでに使いこなしていたため一覧にしても書き切れないほどまで加護が増えたのです。ただし、ラインハルトが持っている加護の半分は生まれていた時から持っていたとされています。
ラインハルトが不死身である理由は「不死鳥の加護」
「不死鳥の加護」は死亡した場合自動的に蘇生する事が可能になる加護です。本来、不死鳥の加護は1度使用されると加護が失われてしまうので持っていても不死身にはなりません。しかし、ラインハルトには望んだ加護を手に入れる事ができます。もしも、不死鳥の加護を使用してしまった場合でもラインハルトはすぐに再び加護を手に入れる事ができるため、ラインハルトはほぼ不死身に近い状態となります。ラインハルトは不死身、は決して間違いではありません。
ラインハルトには加護を奪う加護がある?
ラインハルトは祖母である「テレシア・ヴァン・アストレア」から剣聖の加護を受け継いで当代の剣聖となりました。しかし、剣聖の加護を引き継いだのが白鯨討伐最中という最悪のタイミングであったので奪ったのでないか、と疑いをかけられてしまっています。ただし、ラインハルトの能力はまだ完全に明かされておらず加護を奪う加護を持っている可能性はあります。しかし、ラインハルトは正義感が強く思いやりのある性格なので、加護を奪う加護を持っていたとしても実際に奪うという事は考えづらいと考察できます。
ラインハルトは死亡したことがある?
不死身であるラインハルトですが、リゼロ作中では一度死亡しました。死亡したのは5章で、死因は魔女教大罪司教「レグルス・コルニアス」に体を両断された事です。しかし、ラインハルトはレグルスに「エミリア」を人質に取られたために動けず、戦闘で直接戦って負けた訳ではありません。しかも、エミリアを開放するためにわざと斬られていて、すぐに不死鳥の加護の力で蘇っています。
ラインハルトを殺す方法はある?
ラインハルトを殺害する方法は、最低でもラインハルトの加護を全て使用不能にしないと殺せる可能性すら出てきません。ラインハルトは初見の攻撃が当たらない「初見の加護」・二度目以降に見る攻撃が当たらない「再臨の加護」を持っています。加護が足りなければラインハルトの能力で必要と思われる加護が次々と与えられ、1回だけ蘇る事が可能な不死鳥の加護も何度でも獲得できるため加護が使用できない状態にするのは殺すための最低条件だと考えられます。
ラインハルトの強さがわかるシーン
リゼロで最強であるラインハルトは本編で苦戦はした事はありますが、まだ負けた姿を見せていません。リゼロの外伝やifルートではラスボスとして主人公のスバルの前に何度も立ちはだかっています。しかも、スバル達がどんな事をしても直接的な戦闘で直接倒す事は叶っていません。本編ではどのような強さを見せているのか、ラインハルトの戦闘シーンから最強と呼ばれる理由を紹介していきます。
強さがわかるシーン①エルザ戦
第一章でラインハルトは、腸狩りの異名を持つ暗殺者「エルザ・グランヒルデ」と戦闘になりました。エルザはククリ刀と武器として使用する上に身体能力は高く、異常な回復能力を持っています。しかし、エルザと戦ったラインハルトは龍剣レイドを抜く事無く、落ちていた普通の剣でエルザを圧倒しました。しかし、その回復能力もあり仕留めきれずエルザは撤退しています。
強さがわかるシーン②パック戦
「パック」はエミリアと契約しているエミリアの事を大事に想っている猫型の精霊です。その正体は四大精霊の一匹で、その力は世界を滅ぼす力を持っています。実際にリゼロ作中ではエミリアが死亡した周回で、八つ当たりで世界を氷漬けにして滅ぼそうとしました。そんな力を持つパックですらもラインハルトに全く敵わず敗北しました。戦闘シーン自体は存在していませんが、パック自身もラインハルトには勝てないと認める発言もしています。
強さがわかるシーン③レグルス戦
魔女教の大罪司教の一人であるレグルスは初めて登場した場面は白鯨討伐直後で、その強さは「クルシュ」を全く寄せ付けず城塞都市を一人で滅ぼせるほどです。魔女教の中でもレグルスの「強欲」の権能は特に凶悪な権能であり、弱点が分からずにまともに戦うのであれば司教の中でもトップクラスの実力者となります。リゼロ作中でも最強キャラであるラインハルトですら最初は倒しきれませんでした。弱点が分かった後はサポートがあったと言え瞬殺しています。
ラインハルトの正体や過去
次は、ラインハルトの正体や過去について紹介していきます。ラインハルトの正体は剣聖の加護を持っている事から分かる通り、剣聖の一族の血を引く一人です。しかし、ラインハルトと家族との関係はあまり良いものではありません。ラインハルトの家族や過去に何があったかを解説していきます。
ラインハルトの正体はヴィルヘルムの孫
ラインハルトの祖父の正体は、剣鬼という異名で知られ加護を所持せず剣のみで戦う「ヴィルヘルム・トリアス」です。先代剣聖でラインハルトの祖母の「テレシア・ヴァン・アストレア」を剣のみで真っ向から倒した後、テレシアと婚姻してアストレア家に婿入りしました。しかし、白鯨討伐中にテレシアが死亡した後は出奔し、復讐のために白鯨を探していました。
ラインハルトの父親と母親
ラインハルトの父親にあたる人物は、アストレア家の現当主である「ハインケル・アストレア」です。剣の才能があるとは言えず、本人も凡人である事を自覚しています。作中では近衛騎士団の副団長に就いていますが、名誉職のようなもので仕事をしている姿を見た人はいません。ハインケルの妻でラインハルトの母親にあたる人物は「ルアンナ・アストレア」です。ラインハルトが2歳の時に「眠り姫」と呼ばれる病にかかり、それ以来ずっと寝たたままとなっています。
ラインハルトの過去やアストレア家との不和
アストレア家の不和には白鯨討伐最中に死亡したテレシアの死が関わっています。討伐自体は本来ハインケルが行く事になっていましたが、テレシアが途中でハインケルと代わっています。さらに、討伐真っ最中に剣聖の加護がラインハルトに受け継がれた事が、ラインハルトとヴィルヘルムが不和となった原因となりました。父ハインケルは妻の病気や自分のせいでテレシアが死亡した事に加え、5歳のラインハルトに剣で負けた事で歪んでしまっています。
ラインハルトの闇落ちの可能性
ラインハルトが闇落ちする可能性は「英雄にしかなれない」と言われる性格上かなり低いです。闇堕ちではありませんが、リゼロの番外編の「ゼロカラアヤマツイセカイセカツ」ではスバルによって精神的に再起不能に追い込まれています。
ラインハルトの声優
ラインハルトはWEB版でも登場が早いため、アニメでは1期から登場しています。最後に、リゼロアニメでラインハルトの声優を務めた人物についてプロフィールや他の作品での活躍等を解説していきます。
ラインハルトの声優は「中村悠一」
リゼロのアニメでラインハルトの声優を担当したのは、声優の「中村悠一」さんです。中村悠一さんについてプロフィールや、代表的な他の作品で担当しているキャラクター等を紹介していきます。
中村悠一のプロフィール
- 出身:香川県
- 生年月日:1980年2月20日
- 血液型:B型
- 身長:175cm
- 職業:声優・ナレーター
- 事務所:インテンション
「中村悠一」さんは香川県出身の声優・ナレーターです。デビューは2001年で『D+VINE[LUV]』の「ギュラン」役でデビューしました。趣味は洋画鑑賞やゲーム、プラモデルやガンプラ等です。好きな食べ物は数の子、ウィスキーボンボン、肉、コーラ、岡田かめやのお菓子、ケチャップ、シンプルな味付けなもの等ですがアルコールアレルギーを持っています。苦手な食べ物はネバネバとろとろした物全般、ラーメン、マシュマロ、虫全般です。
中村悠一の主な出演作品
最後に、中村悠一さんが声優を務めた代表的なキャラクターを紹介していきます。『おおきく振りかぶって』「阿部隆也」、『CLANNAD』「岡崎朋也」、『機動戦士ガンダム00』「グラハム・エーカー」、『魔法科高校の劣等生』「司波達也」、『呪術廻戦』「五条悟」、『FAIRY TAIL』「グレイ・フルバスター」、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』「高坂京介」等のキャラクターを担当しています。
ラインハルトに対する世間での評判や人気
ラインハルトには友人がほとんどおらず、数少ない友人の一人がリゼロ主人公でもあるスバルです。二人は真逆のタイプですが仲は良く、ファンの中にはラインハルトとスバルの関係を好きな人は一定の数存在しています。しかし、リゼロ本編での内容等から二人が敵対関係になりそうな予感を感じているファンも少なくありません。
リゼロキャラも登場する、クロスオーバー作品の『異世界かるてっと』でもラインハルトは出演しています。この世界でも多くの加護を持ったまま登場しているだけなく、さらに新たな加護を獲得しています。クロスオーバー作品でもチートっぷりは全く変わっていません。
ラインハルトは剣聖の加護が無くても大体あのままだと作者から言われています。つまり、加護が無くてもそこまでラインハルトの強さは変わらず、作中最強クラスであると作者のお墨つきがついているのです。しかし、加護がなくなった場合は剣聖の加護も失い、竜剣レイドが使用不能となってしまいます。さすがに、その状況でも最強なのはおかしいという意見も出ていました。
ラインハルトの加護は多すぎると話題だった
この記事ではラインハルトの加護や正体、最強と呼ばれる強さや不死身の理由等を解説してきました。ラインハルトは、欲しい加護が得られる能力を持っており、非常に多くの加護を手に入れていることがわかりました。しかし、その中には戦闘用ではない加護もあり、多くの加護が飾りのような位置づけになっています。作者も述べているように、ラインハルトは加護がなくても作中で最強クラスの強さを持つキャラクターです。
この記事のライター
kaewru
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