【リゼロ】フリューゲルは三英傑の一人?異世界転生したのかも調査
『リゼロ』の中でも謎めいた存在の大賢者フリューゲルについて解説します。フリューゲルは異世界転生者なのか正体や謎を考察し、登場シーンなどをまとめています。更に『リゼロ』ファンからのフリューゲルに対する評判も紹介していきます。
目次
【リゼロ】フリューゲルは三英傑の一人?
大賢者フリューゲルのプロフィール
フリューゲルはリゼロの登場人物で、数百年前にリーファウス平原にそびえる巨木・通称“フリューゲルの大樹”を植えたとされる人物です。それ以外に目立った功績の伝わっていなかったフリューゲルですが、主人公スバルたちが、三英傑の一人・賢者シャウラに会うために“プレアデス監視塔”に行った際に、シャウラは自分がフリューゲルの弟子であると語ります。また、師匠であるフリューゲルが実は“嫉妬の魔女”を封印した“三英傑”の1人であり、自分はその功績を譲られたのだという事実を明かしました。
大賢者は三英傑の一人!強さを紹介
本来の三英傑の1人であることがわかったフリューゲルですが、その強さついては詳しくはまだわかっていません。しかし、弟子であるシャウラは、フリューゲルの言いつけを守ってプレアデス監視塔を400年間守り続けてきた実績があり、近づく者は片っ端から倒してきました。実際、スバル一行も辿り着くためにかなり苦戦しています。そのシャウラが絶対に敵わないという強さのフリューゲルは、リゼロの登場人物のなかでも相当の実力の持ち主であることに間違いはなさそうです。
大賢者フリューゲルの性格
また、フリューゲルの人となりについてもまだ多くは判明していませんが、弟子であるシャウラに功績を譲っていることもあり、目立つのが嫌いという一面があるようです。また、フリューゲルの大樹には“フリューゲル参上”という落書きがあり、目立つのが嫌いということに反した行動も見られ、シャウラに身代わりをさせたのには、なんらかの事情があるのかもしれません。
大賢者フリューゲルの弟子はシャウラ
先述の通り、リゼロの世界で三英傑の一人として認識されていたシャウラは、フリューゲルの弟子であることがわかりました。シャウラは、師匠であるフリューゲルを“お師様”と呼んで大変慕っており、その言いつけにも忠実です。理由もわからないまま400年もの長い間、プレアデス監視塔の試験の番人としての役目を果たしてきました。
リゼロの概要
『Re:ゼロから始める異世界生活』、通称“リゼロ”は、小説投稿サイト“小説家になろう”にて、著者・長月達平が2012年4月に連載開始した人気ライトノベルです。“このライトノベルがすごい!”2017年版では文庫部門で第2位、また“SUGOI JAPAN Award 2017”ではアニメ部門・ラノベ部門の2部門で1位を獲得しています。現在は、リゼロの原作である小説版のほか、コミカライズ版も出版されており、アニメ、ゲームなどクロスメディア展開もされています。
リゼロのあらすじ
リゼロの物語は、主人公の菜月昂(ナツキ・スバル)が、コンビニ帰りに突如異世界に召喚されることから始まります。そして、スバルは 異世界転生した先で出会った銀髪の美しい少女“エミリア”の力になるため、様々な苦難に立ち向かうこととなりました。また、平凡な青年だったスバルが異世界転生で手にしたスキルは、“死に戻り”という自分が死ぬことで時間を巻き戻すことができる能力でした。
【リゼロ】フリューゲルは異世界転生した?正体を考察
フリューゲルの正体は異世界転生した人物?
フリューゲルは、異世界転生者でなければわからないような知識を有しており、特に彼が作った“大図書館プレイアデス(プレアデス監視塔)”の各階層は、ギリシャ神話や星座といったスバルのいた世界の知識に基づいた名づけがされています。また、フリューゲルの大樹には、“フリューゲル参上”と日本語で書かれていることから、フリューゲルは日本出身なのではないかと言われています。
フリューゲルの正体はスバルといわれる理由
また、フリューゲルの正体については、様々な考察がなされていますが、そのなかでも特に有力な説が“フリューゲルはスバルなのではないか”というものです。その理由もいくつかあるので紹介します。
理由①「フリューゲル参上」の言葉
“フリューゲル参上”は、フリューゲルの大樹に刻まれた言葉ですが、スバルもラムに異世界の文字を教わった際に“ナツキ・スバル参上!”という、似たような言葉を書いています。
理由②匂いで判断するシャウラが二人を間違える
シャウラは、目が悪く人を見た目で判別することができませんが、匂いでかぎ分けることができます。そんなシャウラが、スバルのことを匂いでフリューゲルと勘違いしたことから、フリューゲルの正体はスバルなのではないかと言われています。
理由③プレアデスの意味
プレアデス監視塔の名前の元になったと思われる“プレアデス星団”は、おうし座の散開星団ですが、その和名は“すばる”です。これもフリューゲルが 異世界転生者であると同時に、スバルと深い関わりがあることを示唆する一因となっています。
フリューゲルの正体はスバルの父親といわれる理由
さらに、実は“フリューゲル=スバルの父親なのではないか”という考察もあります。その根拠は以下の通りです。
理由①スバルと似ている
スバルの父・賢一はスバルと性格が似ており、また周囲からも人望も厚く、スバルの目標とする人物でもありました。 賢一がフリューゲルであれば、シャウラが父に似たスバルを師匠と勘違いしたのにもうなずけます。
理由②試練での父親のセリフ
エキドナの試練において、過去と向き合うことになったスバルに対し父親が言ったセリフのなかに“人類半分ぐらい虐殺したり”という表現があります。これは、『嫉妬』の魔女サテラのことを現しているようでもあり、スバルの父の正体がサテラと関わりの深いフリューゲルなのではないかと言われる所以です。
【リゼロ】フリューゲルの謎や伏線を考察
考察①シャウラがプレアデス監視塔に近づく者を排除していた理由
シャウラは、“プレアデス監視塔に誰でも近づかせるな”というフリューゲルの言いつけを忠実に守り、塔を守っていました。そのため、監視塔に近づく者は片っ端から容赦なく排除していました。
考察②フリューゲルが「シャウラ」の名前を名乗っていた理由
フリューゲルは三英傑の一人という功績をシャウラに譲り、自身の身代わりとしました。シャウラいわく“目立つのが嫌い”とのことですが、スバルたちをプレアデス監視塔へ導くために、シャウラの名を利用したという説もあります。
考察③プレアデス監視塔の鳥との関係
フリューゲルという名前は、ドイツ語で翼を意味する言葉なので、鳥との関わりを指摘する人もいます。そのため、プレアデス監視塔にいた鳥たちは、フリューゲルの目の代わりとなって塔の様子を見ているのではないかと言われています。
考察④フリューゲルと嫉妬の魔女との関係
世界の半分を飲み込み、人々から恐れられる『嫉妬』の魔女サテラは、かつて賢者フリューゲルを含む三英傑によって封印されました。
考察⑤フリューゲルとボルカニカとの関係
ボルカニカは、シャウラ(フリューゲル)と共に『嫉妬』の魔女を封印した三英傑の一人と言われている人物。プレアデス監視塔の試練にも登場し、スバルの愛竜パトラッシュを知っているようなシーンもありました。
考察⑥ルイはフリューゲルに生み出された?
プレアデス監視塔の試練のなか、『暴食』の大罪司教ルイ・アルネブによって、スバルは記憶を失ってしまいます。そのルイ・アルネブは、“記憶の回廊”という死者の魂が通る場所におり、その支配者がフリューゲルであることを明かしています。
考察⑦フリューゲルは今も生きている?
フリューゲルは先述のとおり、現在は“記憶の回廊”を支配しているため、生者の世界には姿を現すことができないようですが、監視塔にいた鳥やルイ・アルネブを利用して、スバルたちの動向を見ている可能性があります。
考察⑧フリューゲルは良い奴?
リゼロの物語のなかで、フリューゲルの目的はサテラの救済にあるとされています。その目的のために、スバルが魔女因子を集めるのを見守ったり、時には手助けもしているようです。
【リゼロ】フリューゲルの登場シーン
リゼロにはフリューゲル本人の姿が登場するシーンはまだなく、その正体は謎に包まれていますが、フリューゲルの功績や人物像、彼と関わる人物については少しずつ明らかになっています。
フリューゲルの登場シーン①3章「Truth of Zero」
白鯨の討伐において、フリューゲルの大樹が大きな役割を果たしました。フリューゲルがこの白鯨戦を見越して巨木を育てることを考えていたのだとする説もあります。もしそうだとしたら、人々が思っている以上に彼の功績は大きいのかもしれません。
フリューゲルの登場シーン②4章「聖域と強欲の魔女」
『強欲』の魔女エキドナの試練の際に、エミリアが追体験した記憶のなかで『怠惰』の大罪司教となる前のペテルギウス・ロマネコンティ(ジュース)が怠惰の魔女因子を取り込む際にフリューゲルの名を叫んでいます。
フリューゲルの登場シーン③6章「記憶の回廊」
プレアデス監視塔にてフリューゲルの弟子を名乗るシャウラと出会い、スバルたちはフリューゲルの功績を知ることになります。また、試練のなかで記憶の回廊を支配しているのがフリューゲルであることもわかりました。
【リゼロ】フリューゲルに対する世間での評判や人気
フリューゲルについては、リゼロの物語のキーパーソンとも言えるような、人物との関係性やその正体、主人公と同じく異世界転生しているのではないかなど、関する様々な考察がSNS上でも話題となっています。
リゼロは、ストーリーを純粋に楽しむ以外にも、登場人物の関係性を深堀したり考察を楽しむ人が多い作品でもあります。特に、フリューゲルに関しては今後の展開にも重要な役割がありそうなので、様々な予想が飛び交っています。
スバルとフリューゲルが同一人物だという説は比較的有力ですが、父親説を押している人も多くいます。サテラとの関係性など、いろいろな要因が絡み合って“これが正解だ”という答えがわからないようになっているところも、リゼロのストーリーの魅力です。
アルデバランも、スバルと同じく異世界転生をしている登場人物です。リゼロの世界では異世界から転生している人物がほかにもいるようですが、フリューゲルもその一人ではないかと言われています。素顔の見えないアルデバランがの正体がもしスバルだったとしたら、フリューゲルもまた同一人物なのか、などかなり面白い展開が期待できます。
【リゼロ】フリューゲルは三英傑の一人で謎が多かった
本記事では、リゼロのフリューゲルについてまとめてみました。第六章で三英傑の一人だったということも判明し、今後のストーリーにおいても重要な役割を果たしそうなフリューゲルですが、 異世界転生者である、もしくはスバルと同一人物なのではないかなど、その正体に関してはまだ謎を多く残しています。リゼロの連載は第七章に入り、アニメの3期も制作決定したので、今後の展開にもぜひ注目していきましょう。
この記事のライター
Yamamoto
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