【キングダム】呂不韋(りょふい)の活躍まとめ!過去や悲惨な最期とは?
『キングダム』には様々な過去を持ったキャラがたくさん登場します。その中で紹介するキャラは「呂不韋」です。今回の記事では、『キングダム』における呂不韋の活躍だけでなく、過去や悲惨な最期はどういったものなのかについても紹介します。
目次
【キングダム】呂不韋とは?
呂不韋とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されているマンガ作品『キングダム』に登場するキャラです。呂不韋は秦国を代表する丞相を担当しています。丞相は今でいうところの首相を指します。過去に呂不韋は、権力をつける足掛かりを作るために商人として春秋7カ国を渡り歩き莫大な富を築いたのです。『キングダム』の中では嬴政を秦王の座から引きずり降ろそうと目論む悪役キャラとして描かれています。
呂不韋のプロフィール
- 氏名:呂不韋(りょふい)
- 性別:男性
- 年齢:55歳(推定)
- 通り名:なし
- 誕生日:不明
- 身長:不明
- 体重:不明
- 血液型:不明
- 出身:韓の陽翟or衛の濮陽
- 所属:秦国丞相
呂不韋の部下たち
『キングダム』における呂不韋の部下達に関する情報ですが秦国最強の軍略家昌平君、外交面で優れた働きを見せる蔡沢、法の番人として恐れられている李斯、秦国最強の武を誇っている蒙武という各分野で優れた4人の配下を従えています。また4人の部下は纏めて呂氏四柱と呼ばれています。呂不韋は呂氏四柱の力を借りながら秦王の座を狙っているのです。
呂不韋の史実
史実上の呂不韋に関する情報ですが、『キングダム』の呂不韋と同様に一商人から秦国の最高権力者まで上り詰めた人物としての記録が残っています。呂不韋が商人として活躍していた時代は秦の一強状態にあり、捕虜として連れてこられた人間は冷遇される環境下にありました。そこで呂不韋は捕虜として連れてこられていた異邦人を利用することで権力者の1人である華陽夫人に気に入られた結果、出世の道を歩むことに繋がったのです。
キングダムの概要
『キングダム』は2006年から『週刊ヤングジャンプ』で連載が開始された大人気バトルマンガ作品です。古代中国春秋戦国時代末期を舞台に、無名の少年が武功を上げて天下の大将軍を目指すというストーリー設定が斬新で迫力があると話題を呼びました。2022年10月までにテレビアニメ作品が第4シーズンまで放送され、単行本も現時点で66巻まで発売されているなど今後の躍進が多くのファンから期待されています。
キングダムのあらすじ
戦争孤児の少年・信は、友達の漂と共に下僕として生きながら、天下の大将軍を夢見て木の棒を使った剣術修行に明け暮れていました。そんなある日信より先に出世した漂が秦王・嬴政の影武者として死亡します。悲しみの中で天下の大将軍になる夢を託された信は、下僕から武官へと成り上がり秦国発展のために尽力します。果たして信は、天下の大将軍としてその名を轟かせることができるのでしょうか。
【キングダム】呂不韋の活躍や過去・最期
『キングダム』に登場する呂不韋は、作中の様々なシーンにて活躍を見せてきました。そこで以下の項目では、『キングダム』における呂不韋の活躍や過去に関する情報だけでなく、政と関係や呂不韋の悲惨な最期についてもまとめていきます。
呂不韋の過去
『キングダム』における呂不韋ですが、丞相になる前は韓国の陽翟で商人として中華を渡り歩いており、莫大な富を得ていました。その最中に秦国の王族・子楚に目をつけ、全財産をはたいて取り入ることに成功します。その後恋人だった女性が見染められ、子楚に献上した見返りに丞相の座に就くことができたのです。
呂不韋と政の関係
『キングダム』における呂不韋と政の関係性ですが、互いに秦王の座を懸けて争うライバル関係が存在します。そのために呂不韋は裏で根回しを行ったり政に対して妨害行為を働くことで対抗しましたが、最終的に敗北してしまいました。
呂不韋の加冠の儀での活躍
『キングダム』における加冠の儀とは「成人の儀式」のことを指しており、秦王である政は22歳のタイミングで行うこととなっていました。この加冠の儀で呂不韋が行おうとしたことは、反乱を起こすことにより反乱軍によって秦王一族の軍を滅ぼそうとしたことです。しかし計画は失敗し、呂不韋の権威は失墜することとなったのです。
呂不韋の悲惨な最期
加冠の儀での作戦が失敗した呂不韋は、相国の地位を剥奪されて失墜し、河南へ隠居することになりました。その後毒酒を飲んで自害したシーンが描かれますが、実は全くの別人だったのです。その後呂不韋は恋人と河南の地を旅立ち、最期のシーンを迎えました。
呂不韋はその後も生存している?
先ほども述べた通り、河南に隠居を命じられた呂不韋は愛する恋人と共に新たな人生を歩み始めました。一度は毒酒で自殺し最期の時を迎えたと考えられていましたが、その後も無事に生存している姿が描かれていました。しかし今後再登場する可能性は低いと考察されています。
【キングダム】呂不韋の名言
『キングダム』に登場する呂不韋は、作中にて数々の名言を残してきました。そこで以下の項目では、数ある呂不韋の名言の中から4つ程選出してそれぞれ紹介していきます。どの名言にも、呂不韋の権力者としての器の大きさが込められています。
呂不韋の名言①「確実(それ)のどこが…」
確実(それ)のどこが面白い
出典: animemanga33.com
呂不韋の名言①は、呂不韋が秦王に仕向けた暗殺部隊が信に妨害されたシーンにて、呂不韋が発したものです。この時呂不韋の部下の1人である李斯が「自分に任せて下されば確実だった」と話しますが、呂不韋は悔しがるどころかこの状況を楽しんでいたのです。上記の名言から、秦王との権力争いに心躍らせている呂不韋の心情が伝わってきます。
呂不韋の名言②「奇貨居く…」
奇貨居くべし
出典: animemanga33.com
呂不韋の名言②は、元恋人の太后と再び関係を持とうとしたシーンにて、呂不韋が発したものです。呂不韋が太后と通ずることは秦国における権力争いにおいて大きなアドバンテージを得ることができます。その反面、太后と不義の罪を犯すというリスクも孕んでいたのです。上記の名言から、何かを成し遂げるためには大きなリスクを背負う覚悟が必要だと考える呂不韋の考え方が垣間見えます。
呂不韋の名言③「それが私の考える正しい…」
それが私の考える正しい「中華の統治」です
出典: animemanga33.com
呂不韋の名言③は、呂不韋と政が天下について語り合ったシーンにて、呂不韋が発したものです。この時政は国を一つに纏めて戦を終わらせるという考えを持っていました。それに対して呂不韋は武力ではなく金で統治するべきだと話しました。上記の名言から、呂不韋に刻まれた商人としての考え方が伝わってきます。
呂不韋の名言④「この儂が負けたのか…」
この儂が負けたのか。いや……正に完敗だ……
出典: animemanga33.com
呂不韋の名言④は、秦王である政との権力争いに敗れたシーンにて、呂不韋が発したものです。政を王の座から引き摺り下ろすために呂不韋は綿密な計画を練っていましたが、直前になって腹心の裏切りなどによって失敗に終わったのでした。上記の名言から、ライバルだった政の存在を心から認める呂不韋の心情が伝わってきます。
【キングダム】呂不韋の声優
テレビアニメ『キングダム』では数多くの人気声優が出演し、話題を呼びました。そこで以下の項目では、アニメ版『キングダム』で呂不韋役を担当した声優に関する基本プロフィール情報だけでなく、過去出演代表作品タイトルと担当キャラ情報についてもまとめていきます。
呂不韋の声優は「玄田哲章」
アニメ版『キングダム』で呂不韋役を担当した声優は、玄田哲章さんです。玄田哲章さんは1972年からアニメ声優だけでなく洋画の吹き替えといった幅広い分野で活躍しており、独特の太い低音の声質がかっこいいと多くの声優ファンを魅了しています。代表出演作品として『機動戦士ガンダム』、『NARUTO -ナルト-』などが存在します。
玄田哲章のプロフィール
- 芸名:玄田哲章(げんだ・てっしょう)本名:横居光雄(よこい・みつお)
- 性別:男性
- 生年月日:1948年5月20日
- 年齢:74歳(2022年12月時点)
- 出身地:岡山県
- 血液型:AB型
- 身長:173㎝
- 活動期間:1972年~
- 出演デビュー作:『科学忍者隊ガッチャマン』
- 所属事務所:81プロデュース
玄田哲章の主な出演作品
- 1972年:『科学忍者隊ガッチャマン(デビュー作)』のレッドインパルス正木隊員役を担当。
- 1979年:『機動戦士ガンダム』のスレッガー・ロウ役を担当。
- 1981年:『うる星やつら』のレイ役を担当。
- 1993年:『幽☆遊☆白書』の戸愚呂〈弟〉役を担当。
- 2003年:『NARUTO -ナルト-』の九尾の狐役を担当。
- 2007年:『瀬戸の花嫁』のルナパパ役を担当。
- 2017年:『幼女戦記』のルーデルドルフ役を担当。
- 2018年:『三ツ星カラーズ』のおやじ役を担当。
【キングダム】呂不韋に対する世間での評判や人気
『キングダム』に登場する呂不韋は作中で多くの見せ場を作ったことから、高い知名度と人気を誇っています。そこで以下の項目では、呂不韋に関する世間での評判やどういった人気の理由が存在するのかについてツイッター上の『キングダム』ファンの反応を基に紹介していきます。
呂不韋に対する世間での評判は「頭が良く策士キャラである」ことです、作中にて呂不韋は一介の商人の地位から様々な作戦を練って秦王の丞相の座に就いていました。それ故に呂不韋の有能さに憧れる『キングダム』ファンが多いです。
呂不韋に人気が集まる理由は「生き様がかっこいいキャラである」からです。呂不韋は秦王の座に就くために商人だった頃から努力し、権力争いに負けた際も潔く敗北を認めていました。それ故に呂不韋の丞相として活躍を高く評価する『キングダム』ファンが多いです。
【キングダム】呂不韋は政の前に立ちはだかるキャラだった
今回の記事では、『キングダム』に登場する呂不韋について紹介してきました。作中にて呂不韋は秦王である政の前に立ちはだかるキャラとして活躍し、数々の妨害工作を仕掛けていました。しかし最期は権力争いに敗れて河南に隠居することとなりました。本記事をきっかけに、呂不韋の生き様を見にもう一度単行本を開いてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
ゴルベーザ
魔法も奇跡もあるんだよ!
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