【キングダム】飛信隊のメンバー一覧！主要キャラの役職もあわせて紹介

飛信隊（ひしんたい）とは、キングダムに登場する部隊のことです。主人公・李信（りしん）が率いている部隊なので、物語でも多く登場します。この記事では、飛信隊の概要やメンバーの役職、個人の能力について詳しく解説していきます。

飛信隊とは、秦国の部隊の1つです。主人公・信が率いており、物語の序盤では人数も少なかったのですが、数々の戦に勝利している実力のある部隊です。その力が認められたことで、現在は秦軍の主力軍隊にも数えられています。メンバーも個性的で、それぞれの能力も高く、キングダムのファンからも愛されています。

キングダムは「週刊ヤングマガジン」で連載されている漫画作品です。連載開始は2006年9月号で、第1話は50ページもある大ボリュームでした。一時は読者アンケートで最下位となるなど、連載打ち切りも囁かれましたが、主人公の作画を変更するなどの対応により、アニメ化や実写映画化などメディアミックスされるほどの人気作品になりました。

戦争孤児で下僕として働く信は、親友の漂（ひょう）と共に「天下の大将軍になる」ことを夢見て日々の鍛錬を行なっていました。ある日、漂が宮殿で士官となることになります。親友の出世を喜ぶ信でしたが、何故か瀕死の漂が帰ってきます。実は漂は士官ではなく、当時の王・嬴政（えいせい）の身代わりとして殺されたのでした。信は漂を殺した相手を倒し、天下の大将軍になるという夢を叶えるために、嬴政と共に次々と現れる敵と戦っていくストーリーです。

ここからは、キングダムに登場する飛信隊の主なメンバーと、それぞれの能力・役職を詳しく説明していきます。個性豊かなメンバーですが、能力に優れているため、いくつもの戦争で勝利を収めています。現在では秦国軍の主戦力となっているほどの実力者揃いとなっています。

李信はキングダムの主人公で、飛信隊では隊長を務めています。元々は下僕出身の低い身分でしたが、親友・漂と交わした「大将軍になる」という夢を叶えるために兵士に志願しました。身体能力が高く、追い詰められた時に見せる底力により、どんどん出世し、遂に将軍という役職に昇格しました。その際、嬴政から苗字を決めるよう言われ、漂が士官になった時と同じ「李」姓を希望し、李信となりました。

河了貂（かりょうてん）は飛信隊の軍師という役職に就いています。山民族の1つ「梟鳴」の末裔で、成蟜の乱で李信と知り合いますが、当時は戦闘力もあまり無かったため、飛信隊への入隊を断念します。しかし、李信の夢を叶えるため、力になりたいと考えた河了貂は、軍師学校へ通い、知識を付けてから飛信隊へ入隊したのです。入隊後は、飛信隊のピンチを救うべく、驚くような作戦を立てるなど、優秀な軍師として活躍しています。

羌瘣（きょうかい）は飛信隊の副長という役職に就いている1人です。立場としては五千人将という李信に次ぐ実力者となっています。「蚩尤」と呼ばれる暗殺集団の一員で、戦い方は呼吸法を使った独特なものとなっています。飛信隊へ加入した当初は、あまり表情が変わらず、ミステリアスな雰囲気を持っていましたが、戦いの中で徐々に打ち解け、だんだんと柔らかい表情を見せるようになっています。戦闘だけでなく、軍略にも優れており、その実力は大将軍に匹敵するとも言われています。

続いて、飛信隊で「千人将」という立場にいるメンバーを紹介します。千人将のメンバーは、飛信隊の中でも役職を持って活動している人物が多く、それぞれの能力が高い上に、隊員達をまとめ上げることのできる優秀なメンバーが揃っています。ここでは、千人将のメンバーが持つ能力と、任されている役職についても詳しく紹介していきます。

まず1人目のメンバーは渕（えん）です。飛信隊でも古参で、副官の1人でもあります。李信とは百人将だった時の李信の教育係という関係でした。どんどん戦に勝ち出世していく李信を間近で見守る中で、飛信隊への加入を決めた人物です。元々は連絡係を務めていたこともあり、武力・知力共にあまり目立つ人物ではありませんでしたが、責任感が強く、周囲からの信頼も厚いメンバーです。

2人目のメンバーは楚水（そすい）です。飛信隊では副官という役職を任されていて、駆け引きの得意な武将でもあります。元々は郭備隊の副将でしたが、将軍が暗殺されてしまったことで、部隊の他のメンバーと共に飛信隊へ入隊しました。楚水は理想の上官らしい行動をとることも多く、飛信隊での信頼も厚いため他のメンバーのまとめ役となっている人物です。

3人目のメンバーは岳雷（がくらい）です。元々は麃公兵で活動していましたが、合従軍の戦いの後、飛信隊へ移籍してきました。顔や体にたくさんの傷があり、荒々しい戦い方をします。飛信隊では乱戦に特化した部隊で活躍しており、李信が将軍になった後に千人将へ昇格しました。

4人目のメンバーは我呂（がろ）です。岳雷と同じく、合従軍の戦いの後、飛信隊へ入隊しました。思ったことをはっきり言ってしまう性格の持ち主ですが、自分が間違っていた時には素直に謝る、誠実な性格でもあります。岳雷と同じ乱戦に特化した部隊に所属していましたが、李信が将軍になった後、部隊を２つに分けることになり、その1つのリーダーを任されました。その時千人将へと昇格しています。

5人目のメンバーは那貴（なき）です。黒羊の戦いで共闘した桓騎軍から移動してきた千人将です。当初は共闘している間だけ入隊する予定でしたが、飛信隊の居心地の良さを気に入り入隊してきました。索敵に優れた部隊を率いており、隠密行動を得意としています。しかし、戦闘の実力も確かなもので、戦争の大事な場面で敵の退路を断つなどの活躍をしています。

最後の6人目のメンバーは崇原（すうげん）です。飛信隊の中でも初期から歩兵を務めている人物で、新兵の教育係も務めています。剣術が得意で、その扱いは飛信隊一とも言われ、人間離れした素早い動きは誰にも真似できません。馬陽の戦いで左目を負傷してしまい、現在は眼帯をして活動しています。

ここからは飛信隊の千人将以下の主なメンバーを紹介していきます。飛信隊を初期から支えたメンバーが多いので、登場回数も多く、それぞれ熱烈なファンがいることで知られています。今回はメンバーの役職も合わせて詳しく解説します。

1人目のメンバーは沛浪（はいろう）です。李信と共に初期から戦っていた仲間でもあります。飛信隊が結成されたばかりの頃は、伍長として前線で戦っていました。現在では五百人将として歩兵隊の副隊長を務めています。言動が少し雑なところがありますが、荒くれ者が多い飛信隊をしっかりとまとめ上げています。

2人目のメンバーは竜有（りゅうゆう）です。飛信隊を初期から支えているメンバーですが、作中の登場回数はあまり多くなく、印象の薄いキャラクターでした。しかし、鄴攻めの後に食材が届いた時、目を輝かせ料理をし始めたことから、実は料理が得意なキャラであることがわかっています。

3人目のメンバーは尾平（びへい）です。尾平も飛信隊最古参のメンバーで、李信とは初陣から一緒に戦っています。特徴的な出っ歯の持ち主で、飛信隊一のお調子者でもあります。現在は百人将になっていますが、運の強さと気転の速さで無事に生き残っています。李信とは友達でもあるので、飛信隊メンバーの中でも登場回数が多いため、ファンからも愛されているキャラクターです。

4人目のメンバーは澤圭（たくけい）です。信の初陣でもある蛇甘平原の戦いでは伍長を務めていました。一見頼りなさそうな見た目をしており、他のメンバーからも下に見られることも多いですが、部下を絶対死なせないという気持ちが強く、仲間思いな人物でもあります。性格は臆病で、「五身一体戦法」という独自の戦闘スタイルで戦います。

5人目のメンバーは蒼仁（そうじん）です。中華十弓の1人である蒼源（そうげん）の息子で、飛信隊の弓部隊に所属しています。蒼仁自身も、遠い距離の的であっても命中させることができるほどの能力を持つ弓の達人です。入隊前は森の中で弟の淡と共に狩をして暮らしていたので、人を撃つことを怖がる場面もありましたが、現在ではその恐怖を乗り越え活躍しています。

6人目のメンバーは蒼淡（そうたん）です。蒼仁の弟で、同じく弓矢部隊の一員として活動しています。兄と同じくらいの能力を持っており、兄よりも大きな体格をしていますが、気が弱い性格をしているため人を狙うことができないという問題を抱えていました。しかし、朱海平原の戦いで仁がピンチに陥った時、覚悟を決めた淡は、実力を遺憾無く発揮し、仁を助けることに成功しています。

7人目のメンバーは田有（でんゆう）です。飛信隊を初期から支える人物で、大きな体格から繰り出されるパワーと耐久力は目を見張るものがあります。仲間への思いやりに溢れた人物で、仲間を助け、危機的な状況で突破口を開いたりと活躍しています。元大工という経歴の持ち主で、李信が将軍になった時、家を建ててあげています。

8人目のメンバーは田永（でんえい）です。飛信隊の結成時には伍長として活躍しており、現在の役職では五百人将へ出世しました。気性が荒い性格ですが、戦場での状況を把握する能力が高く、危機を事前に察知することが多いです。漢気溢れる人物のため、飛信隊でも中心的な人物となっています。見た目が沛浪とそっくりですが、田永は髭がないのが特徴となっています。

9人目のメンバーは石（せき）です。山の民でもある「青石族」という部族の族長で、聴覚がとても優れています。その能力を活かして、飛信隊では偵察部隊のリーダーとして活躍しています。特徴的な外見をしていますが、性格は冷静で、戦場でも感情に流されずしっかりと状況判断ができる頼れる人物です。鄴攻めには参加していませんでしたが、それは自身の結婚式を挙げていたからとされています。

10人目のメンバーは昴（こう）です。飛信隊に初期から所属していた青年で、歩兵として戦いに参加しています。故郷で待つ母に楽をさせたいという思いがあり、前線で戦い続けています。小柄で少年らしい見た目をしているため、頼りなく見られがちですが、仲間思いで、槍で攻撃されても声を上げずに耐えるなど、強い心の持ち主です。

11人目のメンバーは中鉄（ちゅうてつ）です。飛信隊を初期から支えるメンバーで、富村の殺し屋とも呼ばれた経歴を持っています。悪人顔で無口な性格のため、誤解されやすい面もありますが、戦いでは前線で活躍しています。現在は百人将という役職に出世しています。力自慢でもあり、腕相撲大会では好成績を収めています。

12人目のメンバーは竜川（りゅうせん）です。とても大柄な体格をしており、力は田有の3倍とも言われています。そのパワーを活かし、戦闘では要所での突破に一役買っています。飛信隊では五百人将という役職を担っており、歩兵隊の中心人物として活躍しています。

13人目のメンバーは干斗（かんと）です。飛信隊の追加募集を見て入隊試験に挑み、見事突破した人物です。下僕から将軍へと出世した李信に強い憧れを持っていて、負けず嫌いな一面も持っています。しかし、新兵の時はうまく動けないことも多く、何度も危機に直面していました。朱海平原の戦いでは、飛信隊のメンバーだった松左（しょうさ）から槍を受け継ぐことになり、大きく成長した姿を見せていました。

14人目のメンバーは魯延（ろえん）です。飛信隊を初期から支える老兵で、多くの知識を持っているため、危機的な状況で驚くような秘策を思いつくなど、大切な役割を担っています。しかし、年齢には勝てずに山陽の戦いを終えると引退しています。その後魯延の息子が飛信隊の追加募集試験を受けましたが、「体力不足」と判断され、不合格となってしまいました。

15人目のメンバーは義孝（ぎこう）です。義孝は飛信隊へ敵の情報や噂などを伝える役職を担っている人物です。怪我をして療養しているはずの羌瘣が戦場に出ているという噂を李信の元へ届けたこともあります。この時、羌瘣と思われていたのは、羌礼（きょうれい）でしたが、情報の正確性には定評があり、飛信隊にはいなくてはならない人物となっています。

16人目のメンバーは去亥（きょがい）です。生まれつき右目に菱形のアザがあるのが特徴で、伍長からも徐々に出世しています。飛信隊に入隊したばかりの頃は、李信を妬ましく思う様子も見られましたが、戦闘能力も高く、飛信隊の中心人物となっていきました。しかし、朱海平原の戦いの途中、敵に斬り殺されてしまいました。

17人目のメンバーは慶（けい）です。趙国との戦いで強制的に徴兵されたことがきっかけで飛信隊に入隊しました。李信とは同じ出身地のため、徐々に成長していく姿を一番近くで感じています。飛信隊の宴会では、場を盛り上げるなど、ムードメーカー的な役割を担っています。

飛信隊のメンバーと役職について紹介してきましたが、ここからは飛信隊の活躍を振り返っていきます。飛信隊は結成当初から信が将軍になるまでに数々の戦いを経験しましたが、それぞれの能力を活かして勝利してきました。今回は活躍したメンバーにもスポットを当てながら解説します。

まず最初に紹介するのは蛇甘平原の戦いです。これは信にとっての初陣であり、敵国である魏の呉慶将軍から秦国を守るための戦いでした。初陣で一緒に戦ったメンバーは尾平・尾到・羌瘣・澤圭です。見た目の若さや、あまり大きくない体躯ではありましたが、戦闘が始まると、魏の大群にも怯むことなく立ち向かい、戦車隊へ槍を用いた攻撃をしたり、弓の名手を倒すなどの活躍を見せます。将軍同士の一騎打ちでは、罠を張っていた敵の1人を倒すなど大きな手柄を立て、初陣ながら百人将へ出世しました。

政を狙った暗殺事件が起こり、信は自分の弱さと向き合うことになります。そこで信は大将軍・王騎（おうき）の元で修行を積むことにしました。しかし、趙国による攻撃が起こり、前回共に戦った仲間と一緒に強制徴兵されることになります。総大将を務める王騎は、信の部隊に「飛信隊」という名前を授け、敵将の馮忌（ふうき）将軍を討つよう命令します。こうして飛信隊として初めての戦いに挑んだ信は、仲間たちの協力のもと、馮忌将軍の首を獲ることができました。

馬陽の戦いで三百人将になった信は、新たな戦いに参加することになりました。この戦場で同じ下僕出身の千人将である郭備（かくび）と出会います。しかし、郭備が闇討ちにより命を落とすと、急遽信が千人将に就くことになりました。そのため、郭備軍の700人が仲間に加わります。敵の廉頗（れんぱ）将軍の元には、四天王と呼ばれる4人が顔を揃え飛信隊を迎え撃ちます。信は四天王の1人でもある輪虎（りんこ）を討ち取りました。この活躍が評価され、信は正式に千人将を任されます。

千人将へと出世した信ですが、山陽の戦いの後、姉の仇を討つために羌瘣が飛信隊を去ってしまいます。大事な軍師を無くした飛信隊は、連敗してしまい、それを見かねた蒙恬（もうてん）から軍師を送ると言われます。そうして飛信隊に加わったのは河了貂でした。河了貂は信の助けになりたいと軍師を目指し学校に通っていたのです。河了貂を迎えた飛信隊はその後の戦で大活躍します。敵将の万極を討ち取り、龐煖との戦いを乗り越えたことで信は三千人将に出世しました。

その後も順調に戦いで活躍を示した飛信隊は、五千人隊まで成長していきます。そんな中、政の弟である成蟜（せいきょう）が投獄されてしまいます。成蟜を救うため討伐軍が戦いに挑んでいきますが、なかなか救出することができません。飛信隊もその戦闘へ参加し、見事敵軍を撤退させることに成功します。成蟜は脱獄し、妻でもある瑠衣（るい）を救出しますが、逃亡中に敵軍に見つかってしまい、瑠衣を逃がし自分は蒲鶮（ほかく）に刺されてしまいます。信に政を託し、瑠衣には政への協力を頼むと命を落としました。

魏要衝・著雍を奪取したい魏軍との戦いは、様々な部隊が入り乱れる乱戦となっていきました。この戦いでは河了貂が敵に拉致されてしまうという事件が起こりました。しかし、羌瘣が機転を効かせ、捕らえていた敵の軍師と交換することで事なきを得ます。乱戦が続く中、信は自身が囮になっている間に羌瘣に敵の本陣へ突入させ陥落させることに成功します。信も霊凰（れいおう）を討ち取り、その成果が認められ五千人将へと出世しました。

飛信隊は趙要衝である黒羊丘にある五つの丘を奪取するための戦いに参加します。敵からの奇襲により飛信隊は敗走し、羌瘣も敵の暗殺に失敗して重傷を負ってしまいます。しかし、桓騎（かんき）軍の協力により、慶舎（けいしゃ）を討ち、羌瘣も劉冬（りゅうとう）の暗殺に成功します。そんな中桓騎軍は丘にあった集落を焼き討ちし住民を虐殺してしまいます。これに怒った信たちは桓騎軍に乗り込み、一触即発の事態へと発展しますが、虐殺の裏で進行していた計画により五つの丘全てを手に入れることに成功しました。

総大将・王翦（おうせん）は鄴を攻略するための作戦を完成させます。戦いには楊端和（ようたんわ）軍と桓騎軍からなる20万人を超える連合軍が出陣することになりました。飛信隊は山の民と共に列尾を半日で陥落させましたが、列尾はわざと弱く見せていただけでした。そのことに気づいた王翦は全軍で攻め込み、鄴を兵糧責めすることにしました。そして楊端和軍と桓騎軍の功績により、鄴を包囲することに成功しました。

鄴の攻略後、邯鄲攻略を目指していた秦軍ですが、戦いは難航し防衛線すら越えられずにいました。そこで楚の要衝である什虎を落とし、それを魏へ譲り渡すことで同盟を結ぶことに成功します。その後、飛信隊は趙への侵攻作戦へ参加しますが、劣勢状態が続いていました。そんな時、蚩尤である羌礼が飛信隊へ加入することになりました。しかし、その目的は羌瘣の殺害でした。羌瘣は羌礼との果たし合いに応じ、その中で羌礼を救い出しました。その後羌礼は正式に飛信隊へ入隊し、飛信隊はまた活躍するようになりました。

こちらは黒羊丘のエピソードが好きというファンの意見です。特に黒羊丘で協力した桓騎軍に一時的に所属することになった尾平のエピソードが好きという意見が多く見られました。尾平は飛信隊へ戻った際、桓騎軍が虐殺した集落の住民の遺品を持っていたことが発覚し、信が逆鱗に触れ除隊を命じられてしまいますが、信への尊敬や仲間への気持ちを自覚し、謝罪することで部隊への復帰が認められたのです。信の仲間へ対する熱い思いと、飛信隊を初期から支えた尾平の言葉が印象に残るエピソードでした。

こちらも黒羊丘の戦いが好きというファンの意見です。飛信隊ではあまりスポットの当たらない渕や尾平の見せ場が多くあるため、キングダムファンからはとても評価の高いエピソードとなっていました。

こちらは馬陽の戦いで敵の馮忌を討とうとした際のエピソードが好きというファンの意見です。王騎将軍により「飛信隊」という名前を与えられ、初めての作戦となりましたが、戦いは難航を極めるなか、やっと敵将の前まで来ることができました。そんな時、敵将を討った人に出る褒賞が欲しいメンバーとのやり取りで、信は褒賞はもらっても全員できっちり百等分すると言い放ちます。生きている人も、戦死してしまった人も、仲間全員へ分け与えると宣言した信の言葉に、感動したというファンが多く見られました。

ここまでキングダムに登場する飛信隊のメンバーについて詳しく紹介してきました。飛信隊では、それぞれの立場に合わせて役職を任されており、それによって戦場での的確な指示や突破口を見つけることができるようになっていました。飛信隊の個性的で様々な能力に優れたメンバー達が、お互いに信頼し助け合い、時にはぶつかり合いながら成長していく姿に、今後も注目が集まります。