【キングダム】死亡キャラまとめ!秦国や飛信隊で亡くなったのは誰?

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『キングダム』は、中国の春秋戦国時代を舞台にした歴史漫画です。群雄割拠するこの作品では、個性的なキャラが登場し、多くの仲間が負傷、または死亡しています。本記事では、『キングダム』の作中に登場するキャラの中で、秦国を中心に死亡した武将をまとめていきます。

【キングダム】死亡キャラまとめ!秦国や飛信隊で亡くなったのは誰?

目次

  1. 【キングダム】とは?
  2. 【キングダム】死亡キャラや最後のシーン~飛信隊の仲間~
  3. 【キングダム】死亡キャラや最後のシーン~秦国や信の関係者~
  4. 【キングダム】死亡キャラや最後のシーン~魏国~
  5. 【キングダム】死亡キャラや最後のシーン~趙国~
  6. 【キングダム】死亡キャラや最後のシーン~その他~
  7. 【キングダム】死亡キャラに対する世間での評判や人気
  8. 【キングダム】死亡キャラは多かった

【キングダム】とは?

『キングダム』は、『週刊ヤングジャンプ』で2006年1月から連載が続いている青年漫画作品です。古代中国の春秋戦国時代が舞台で、史実をモデルとした歴史漫画として、多くの読者から支持されています。まずは、そんな『キングダム』の作者や概要、簡単なあらすじを紹介します。

キングダムの作者

『キングダム』の原作者は、漫画家の原泰久(はら やすひさ)先生です。佐賀県出身で、1999年に『別冊ヤングマガジン』にて『於兎松』という作品が掲載されたことで漫画家デビューを果たしました。漫画家としては大学生の時にデビューしますが、その後は読切を不定期で掲載されるにとどまり、大学卒業後は一般企業に就職して社会人となります。漫画家デビューから約7年後の2006年に『キングダム』で連載がスタートし、人気漫画家となりました。

社会人時代に大きな失敗をしたことがきっかけで、「仲間同士が互いに助け合って1つのことを成し遂げていく」ということの大切を学んだ原泰久先生は、それを『キングダム』でも描いています。

キングダムの概要

『キングダム』は、古代中国の史実を基に描かれている歴史漫画です。個性的なキャラクターと大迫力の戦シーンが見どころで、2011年にはテレビアニメが放送を開始しました。その後、2013年には第17回手塚治虫文化賞でマンガ大賞を受賞し、2019年には実写映画化もされます。漫画、アニメ、実写映画に加え、グッズや企業とのコラボなど、メディア展開が盛んに行われている作品です。

キングダムのあらすじ

貧富の差が激しい春秋戦国時代の中国で、天下の大将軍を目指して鍛錬に励む主人公・信(しん)とその親友・漂(ひょう)が奴隷として生きていました。ある日、秦国の大臣が2人の下を訪れ、漂だけが仕官することが決まります。すぐに追いかけると再会を誓う信でしたが、その僅か1か月後、漂が瀕死の状態で信の下に戻ってきました。漂は、信に大将軍になるという夢と地図を手渡して力尽きます。信は、漂の想いを胸に、大将軍への道を突き進むことになります。

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【キングダム】死亡キャラや最後のシーン~飛信隊の仲間~

様々な戦いが繰り広げられる『キングダム』という作品。その中で、多くの仲間が傷つき、死亡していきます。信が率いる飛信隊(ひしんたい)のメンバーも物語が進むに連れて、頼もしい仲間が次々と死亡していきました。ここからは、飛信隊で死亡したキャラの名シーンと共に死亡した経緯を紹介していきます。

死亡キャラ①尾到

尾到(びとう)は、飛信隊の最古参メンバーの1人です。信の初陣となる蛇甘平原(だかんへいげん)の戦いでは、一兵卒として伍を組み、序盤から仲間として信を支えます。兄の尾平と共に飛信隊結成時から活躍しますが、馬陽(ばよう)の戦いで夜襲に遭い倒れた信を守る為自らの体を盾に退却します。その際に致命傷を負ってしまい、信の目の前で死亡しました。

死亡キャラ②岳雷

岳雷(がくらい)は、飛信隊の中でも乱戦を得意とする部隊「黒飛麃(くろひひょう)」の指揮官です。強面でとっつきにくい性格をしていますが、意外と世話焼きで仲間や部下から慕われています。宜安(ぎあん)の戦いで、趙国の武将・上和龍(じょうかりゅう)に切り倒され、その場で死亡しました。岳雷程の強者を一瞬で切り倒してしまう上和龍の強さがうかがえる名シーンです。

死亡キャラ③松左

松左(しょうさ)は、飛信隊の副兵長です。飛信隊結成初期からのメンバーで、明るく爽やかな雰囲気が特徴のまとめ役でもあります。槍の使い手で、情に厚く仲間思いの松左は、朱海平原(しゅかいへいげん)の戦いで苦戦を強いられている飛信隊の仲間・干斗(かんと)の部隊を助けに行き死亡してしまいました。

死亡キャラ④去亥

去亥(きょがい)は、飛信隊で百人将を務める武将です。右目の辺りに特徴的な痣があり、口は悪いが確かな実力を持ったキャラとして飛信隊で活躍します。多くの武功を挙げていましたが、朱海平原の戦いで龐煖(ほうけん)と対峙した際に一撃で切り倒されてしまいました。死の直前に信の名を心の中で叫ぶシーンが印象的です。

死亡キャラ⑤脇次

脇次(きょうじ)は、飛信隊の伍長を務めた武将です。飛信隊の初陣となる馬陽の戦いで活躍が期待されていました。しかし、飛信隊の野営地に武神と名乗る趙国の武将・龐煖が奇襲をかけたことで、飛信隊の仲間達と共に一瞬にして切り殺されてしまいます。

死亡キャラ⑥筏建

茷建(ばつけん)は、飛信隊結成初期のメンバーです。伍長を任せられ、馬陽の戦いで活躍する予定でした。大事な戦を前に野営地で準備をしていた際、突然の奇襲に遭い、龐煖によって斬られて死亡します。

死亡キャラ⑦文穴

文穴(ぶんけつ)は、飛信隊の初期メンバーにして伍長を任せられた武将です。飛信隊としての初陣を前に、野営地で士気を高めていました。しかし、その野営地に龐煖が夜襲をかけたことで、他の仲間達と共に一瞬のうちに斬られて死亡しています。

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【キングダム】死亡キャラや最後のシーン~秦国や信の関係者~

主人公の信が所属する秦国は、中国の西端に位置する大国で、多くの名将が名を連ねています。激しい戦いが続く中、多くのキャラが壮絶な死を遂げ、それは信にも大きな影響を与えていきます。次に紹介するのは、そんな秦国の武将や信の関係者の死亡シーンです。

死亡キャラ①漂

漂(ひょう)は、信のライバルであり、共に天下の大将軍を目指す親友です。幼い頃から一緒に稽古に励んでいた2人には、他人には切り離せない程強い絆がありました。いつも一緒にいた2人でしたが、漂が秦王・嬴政(えいせい)に瓜二つだったことで影武者として仕官させられ、戦いで致命傷を負ってしまいます。なんとか信の下まで辿り着いた漂は、信に大将軍の夢を託して死亡します。信が大将軍になることに執着している背景には、漂との約束が大きく影響しているのです。

死亡キャラ②王騎

王騎(おうき)は、秦国において最強の武力を誇る六代将軍最後の生き残りとして登場する武将です。智勇兼備の将で、信の実力を認めて飛信隊を率いることを任せた人物として有名です。昭王(しょうおう)の時代より秦国に仕え、数々の武功を挙げた王騎ですが、馬陽の戦いで武神・龐煖との一騎打ちで致命傷を負い死亡します。この際、王騎は一時的に龐煖を圧倒していましたが、李牧(りぼく)の放った伏兵に不意を突かれて形勢逆転してしまい敗北しました。

死亡キャラ③麃公

麃公(ひょうこう)は、秦国の大将軍を務める大男です。かつての秦王・昭王が六代将軍にも引けを取らないと賞賛する程の武力を持ち、常に前線で活躍し続けていました。豪快な戦いぶりが印象的な麃公は、函谷関(かんこくかん)の戦いにおいて、龐煖との一騎打ちで敗北を喫してしまいます。負傷し、全力で戦えないと悟った麃公は、自身の体を盾に咸陽(かんよう)を守り死亡しました。信に秦国の未来を託しながら散っていく姿は、『キングダム』屈指の名シーンです。

死亡キャラ④蒙驁

蒙驁(もうごう)は、秦国の大将軍で「白老(はくろう)」と呼ばれる老将です。歴戦の猛者である一方で、仲間や部下への配慮を忘れない言動で、多くの秦国武将から慕われています。山陽(さんよう)の戦いでは、趙国の元三大天・廉頗(れんぱ)と戦い左腕を失いながらも戦いに勝利しました。しかし、その時の怪我が元で危篤を迎え、函谷関の戦いの後、信達の目の前で死亡します。

死亡キャラ⑤成蟜

成蟜(せいきょう)は、嬴政の異母兄弟です。一時は嬴政に対してクーデターを計画しますが、信達の活躍によりそれを阻止されます。秦国の文官・呂不韋(りょふい)に拘束されてますが、幽閉されている間に改心し、その後は嬴政の味方として活躍します。屯留(とんりゅう)の地が趙国に攻撃を受けた際に出陣しますが、呂不韋の罠にハマってしまい、妻である瑠衣(るい)を助ける為に自ら犠牲になり死亡しました。

死亡キャラ⑥羅元

羅元(らげん)は、蒙驁の副官です。蒙驁から厚い信頼を寄せられている武将で、鼻に大きな傷跡があるのが特徴です。山陽の戦いにて、魏国の武将・輪虎によって多くの蒙驁配下の武将が暗殺されたことで蒙驁の守備にあたります。防御を固めていましたが、暗殺を得意とする輪虎の策にハマってしまいいつの間にか忍び寄っていた輪虎によって殺害されました。

死亡キャラ⑦張唐

張唐(ちょうとう)は、50年以上も秦国を支え続ける大将軍です。60歳を過ぎても第一線で活躍し、豊富な知恵と経験を持っている為、多くの武将から信頼を寄せられいます。合従軍戦で韓軍による毒の影響を受けてしまい、弱りながらも桓騎(かんき)と共に出撃しました。韓の大将軍・成恢(せいかい)の討ち取った後、毒が元で桓騎に遺言を残し死亡します。

死亡キャラ⑧蔡沢

蔡沢(さいたく)は、秦国の年老いた外交官です。昭王の時代から秦国に仕え、各国との交渉の場において才能を発揮しました。合従軍戦の前には、嬴政が斉王と会談する際に同席しています。嬴政が法治国家を目指すことを宣言したのを聞いて穏やかに息を引き取りました。

死亡キャラ⑨嫪毐

嫪毐(ろうあい)は、嬴政の母・太后の夜伽役としてあてがわれた人物です。呂不韋によって宦官を装い宮廷に入れられ、太后の欲のはけ口とされていましたが、次第に2人は心を許し合い子供を儲けるまでの仲となります。その後、呂不韋の策により、嫪毐は秦国内に毐国(あいこく)の建国を宣言させられ謀反の罪で捉えらえました。そして、反逆の罪で最も重い処刑方「車裂きの刑」にかけられ死亡します。

呂不韋に利用され、無実の罪で処刑された嫪毐ですが、太后との関係や自分の行いを悔いた様子はありませんでした。処刑される直前、太后に感謝と本心を語るシーンは、多くの読者を感動させました。

死亡キャラ⑩蒼源

蒼源(そうげん)は、麃公軍所属の武将です。中華十弓の1人に選出される程の弓の名手で、麃公軍では、「蒼弓隊」という名の弓騎隊を率いていました。『キングダム』の作中では、飛信隊で活躍する蒼仁・蒼淡兄弟の父親で、既に故人として登場します。ある戦で蒼源隊を率いて戦っていたところ、奇襲に遭い戦死したことになっています。

死亡キャラ⑪縛虎申

縛虎申(ばくこしん)は、麃公軍に所属する武将です。千人将ではありますが、自ら敵陣に特攻する癖があり、付き従わない配下は即切り捨てる傲慢な性格をしています。蛇甘平原の戦いにおいて、魏国の副将・宮元(きゅうげん)を討ち取ることを目的に前進し、相討ちとなりました。その時の傷が元で、縛虎申を慕う配下達の目の前で死亡します。

死亡キャラ⑫栄備

栄備(えいび)は、蒙驁軍に所属する武将です。威厳があり、戦場で勝手な行動をした信達の叱る真面目な性格をしています。しかし、信達の実力は認めていて、密かに成長を期待しています。山陽の戦いでは、本隊を率いて出陣するも、魏国の武将・輪虎の仕掛けた罠にハマって隊が分断されてしまい、そのまま切り殺されてしまいました。

死亡キャラ⑬龍羽

龍羽(りゅうう)は、成蟜軍に所属する武将です。趙国が屯留に攻め入った際に、成蟜の指示で副将として出陣します。しかし、呂不韋配下の蒲鶮(ほかく)と裏で内通していた為に、途中で成蟜を裏切って反乱軍の指揮官となりました。

これにより、秦国は龍羽と蒲鶮を討つ為に討伐軍を結成し敵対します。趙国に寝返るつもりで秦国の武将・壁(へき)の首を狙うも、壁がこのことを察知した為返り討ちに遭い伏兵によって射殺されます。

死亡キャラ⑭黒剛

黒剛(こくごう)は、秦国内にある丸城の城主です。丸坊主頭で、左目に大きな十字傷がある隻眼の大男です。蛇甘平原の戦いで、魏国が丸城を攻めた際に丸城の守備にあたっていました。丸城に攻め入った呉慶軍の猛攻を受け、城内で戦死しました。

死亡キャラ⑮段歯

段歯(だんし)は、秦国内にある馬央城の城主です。真っ黒な口髭を生やした強面な武将で、趙軍の攻撃から馬央城を守る為に戦います。しかし、力及ばず龐煖に切り殺され、馬央城の陥落を許してしまいました。死亡シーンは描かれていない為、どのような死因だったかは不明です。

死亡キャラ⑯角雲

角雲(かくうん)は、桓騎軍に所属する武将です。防衛戦を得意とする千人将で、角雲が指揮する部隊は「不動の角雲隊」と呼ばれています。黒羊丘(こくようきゅう)の戦いにおいて、趙国の武将・紀彗(きすい)の奇襲に遭い首を切り落とされて死亡しています。

死亡キャラ⑰麻鉱

麻鉱(まこう)は、新六代将軍の1人・王翦(おうせん)の片腕を務める武将です。戦況を冷静に見極め、しっかりと訓練された兵士を指揮して戦う軍略家でもあります。少々傲慢な性格で屈強な体付きの威圧感満載なキャラですが、朱海平原の戦いにて趙国の総大将・李牧(りぼく)と戦い首を刺されます。なんとか持ちこたえて反撃を試みますが、直後に首を切り落とされ死亡しました。

死亡キャラ⑱鱗坊

鱗坊(りんぼう)は、王騎軍の第3軍長です。気難しい性格の頑固者で、おまけに毒舌家ではありますが、部下からの信頼は厚く、多くの武功を挙げている武将です。武力と知力を持ち合わせた優秀な武将でしたが、合従軍戦で臨武君(りんぶくん)に挑もうと出撃した際に、白麗(はくれい)の放った矢が頭を貫通し死亡しました。

死亡キャラ⑲同金

同金(どうきん)は、王騎軍の第5軍長です。大きな矛を操る大男で、王騎が戦死した後は、騰(とう)軍に入り活躍していました。合従軍戦では、楚国の攻撃から秦国を守る為、騰に付き従って出陣します。しかし、圧倒的な力を誇る臨武君との戦闘で、頭に強烈な一撃を受けて瞬殺されています。

死亡キャラ⑳袁夏

袁夏(えんか)は、成蟜に付き従う武将の1人です。屯留が趙国に攻められた際には、防衛に徹して活躍しました。しかし、龍羽の裏切りにより、油断していたところを襲われ切り殺されてしまいます。

死亡キャラ㉑孟龍

孟龍(もうりゅう)は、王翦配下の武将です。合従軍戦では、王翦の指示で燕国の総大将・オルドを生け捕りにすべく活躍します。オルド軍が王翦の策略から逃れる為に退却を始めると、孟龍はそれを追いかけ、オルド配下を追い込みました。しかし、退却していたオルドの返り討ちに遭い、首をはねられ死亡します。

死亡キャラ㉒郭備

郭備(かくび)は、蒙驁の側近を務める武将です。爽やかな見た目と性格をしていますが、信と同じ下僕の出身で、信のことを心から応援する人物の1人として登場します。武力と知力を持ち合わせ、人望に厚い武将として活躍が期待されていましたが、魏国の武将・輪虎の闇討ちに遭い戦う間もなく暗殺されてしまいました。郭備軍の生き残った兵士達の多くは、その後飛信隊に入隊します。

死亡キャラ㉓樊琉期

樊琉期(はんるき)は、毐国の武将・樊於期の息子です。弱者を殺すことは強者の特権だとして、兵士や国民を殺すことを楽しむ歪んだ性格の武将として登場します。嫪毐の乱に参加し、嬴政の娘・麗(れい)に手をかけようとした際、信によって右腕を切り落とされました。反乱鎮圧後、公開処刑で首を切り落とされて死亡します。

死亡キャラ㉔ワテギ

ワテギは、毐国の武将として登場したキャラです。元々は戎籊(じゅうてき)という小国の王でしたが、秦国に支配されて王としての地位を失っています。秦国に強い恨みを持っていたワテギは、樊於期に誘われる形で毐国の反乱軍に入り約1万の兵を率いて出陣しました。しかし、そこへ呂不韋四柱の1人・昌平君(しょうへいくん)が現れ、首を斬られて死亡します。

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【キングダム】死亡キャラや最後のシーン~魏国~

信が所属する秦国の敵として登場する魏国は、中国の中央に位置する国です。四方を敵国に囲まれている為、小国ではありますが、智勇兼備の武将が多く所属しています。ここからは、秦国との戦いで死亡した魏国のキャラを紹介します。

死亡キャラ①呉慶

呉慶(ごけい)は、魏国が誇る最強の7人「魏火龍七師(ぎかりゅうしちし)」の1人です。豪快でありながら軍略にも精通している大将軍で、他国の武将達が一目置く人物でした。数々の歴戦を生き抜いてきた猛者ではありましたが、蛇甘平原の戦いで麃公と一騎打ちの末、敗北し死亡します。

死亡キャラ②輪虎

輪虎(りんこ)は、廉頗四天王の1人です。乱戦から暗殺までどんな戦い方でもそつなくこなす器用な武将として、廉頗から厚い信頼を寄せられています。山陽の戦いにて、何度も飛信隊に襲い掛かりますが、仲間を次々に失い精神的に成長した信の猛攻を受け死亡しました。

死亡キャラ③玄峰

玄峰(げんぽう)は、廉頗四天王の中でも智将として活躍した武将です。輪虎が軍略の師として敬う程知力に優れた人物で、戦で勝つ為の策をいくつも準備する軍略家です。山陽の戦いでは、飛信隊や玉鳳隊(ぎょくほうたい)を苦戦させる活躍を見せますが、桓騎の奇襲により首を撥ねられ死亡しました。

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【キングダム】死亡キャラや最後のシーン~趙国~

信が所属する秦国の敵として登場する趙国は、中国の北部に位置する国です。頭が切れる優秀な武将と精鋭揃いとなる騎馬隊を有する強国とされています。秦国とは何かと因縁のある趙国は、『キングダム』の作中でも激しい戦が繰り広げられ、信達は苦しめられます。ここからは、秦国との戦いで死亡した趙国のキャラを紹介します。

死亡キャラ①悼襄王

悼襄王(とうじょうおう)は、趙国の9代目国王です。病弱であることを理由に好き勝手な生活をし、臣下である李牧達からも見放されています。国の行方末に興味を示さず、自身が選んだ美少年達を侍らせて湯治にふけっていました。その際、何者かが仕込んだ毒を口にしてしまい、もがき苦しみながら死亡します。

死の間際、周囲にいた少年達に助けを求めますが、誰も手を差し伸べませんでした。趙王が誰からも必要とされないことがよく判るシーンです。

死亡キャラ②龐煖

龐煖(ほうけん)は、趙国三大天の1人です。自らを「武神」と名乗る程、武力に絶対の自信を持つ大男で、王騎や麃公といった秦国の名立たる猛将達を討ち取ってきた猛者です。『キングダム』の作中では、秦国に登場する多くの武将を討つキャラとして、最強の敵という立ち位置で見られていました。信も多くの仲間を殺され、仇を取るべき最強の相手として見ていて、何度も刃を交えています。

蕞(さい)攻防戦では、信との一騎打ちで重傷を負いながらも、なんとか生き延びます。その後、朱海平原の戦いで信と再び一騎打ちを演じることになり、信の猛攻を受けました。そして、信の力に押される形で信に敗北し、そのまま死亡します。

死亡キャラ③尭雲

尭雲(ぎょううん)は、旧三大天の1人・藺相如(りんしょうじょ)配下の武将です。智将と名高い藺相如を武力で支えた人物で、大きな矛を武器に活躍します。朱海平原の戦いで、飛信隊や玉鳳隊を襲撃して接戦を繰り広げました。同じ藺相如軍配下である趙峩龍(ちょうがりゅう)が信に討たれたことを知ると、命令を無視して秦国を襲撃します。応戦した王賁(おうほん)と一騎打ちを繰り広げますが、力及ばず戦死してしまいました。

死亡キャラ④紫夏

紫夏(しか)は、趙国で闇商を営む女主人です。戦災孤児だった紫夏は、偶然にも闇商の商人・紫啓(しけい)に拾われ育てられたことで家督を継ぎました。計算高くてしっかり者の女性で、趙国で生また嬴政を秦国まで無事に送り届けるという重要な任務を買って出た人物です。敵国で生まれ育った嬴政は、過酷な幼少時代を過ごした為、あらゆる感覚がなくなっていましたが、紫夏との交流で少しずつ五感を取り戻していきます。

趙国最後の関所を越えようとした辺りで、嬴政の逃亡が趙軍にバレてしまい、追手が迫ります。紫夏は、矢傷を負いながらも嬴政を逃がし、命がけで趙軍と戦い死亡しました。

死亡キャラ⑤亜門

亜門(あもん)は、趙国の闇商人・紫啓に育てられた商人です。紫夏とは幼馴染みであり兄弟のように育った仲で、ずっと好意を寄せていました。嬴政が秦国へ逃亡する際は、紫夏に説得されて護衛に同行します。紫夏と嬴政を守る為、嬴政を追ってきた趙国の兵士達から身を挺して逃亡時間を稼ぎました。

死亡キャラ⑥江彰

江彰(こうしょう)は、紫夏と亜門と同様、紫啓に拾われて育てられた闇商人です。紫夏に好意を寄せていて、16歳の頃に告白しまいたが振られています。しかし、その後も紫家の頭目となった紫夏を支え続け、嬴政の逃亡にも同行しました。嬴政を追ってきた趙軍の放った弓矢で射抜かれながらも、紫夏と嬴政を逃がす為に趙軍に特攻し死亡します。

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キングダムには七つの国が中華の覇権を争う物語が描かれており、その中の一国である趙には三大天の李牧を始め個性的な武将が多く在籍しています。本記事ではキングダムに描かれている趙国の武将を一覧にして紹介し、滅亡までの流れも解説していきます。

【キングダム】死亡キャラや最後のシーン~その他~

『キングダム』には、秦国、魏国、趙国以外にも強力な敵国が登場します。ここからは、秦国、魏国、趙国の武将以外で死亡した他国の武将キャラを3人紹介していきます。

死亡キャラ①幽連

幽連(ゆうれん)は、幽族の1人で蚩尤(しゆう)となった人物です。飛信隊の副長・羌瘣(きょうかい)が仇としている女性で、魏王から厚遇されるもあまりの戦闘力の高さから追放された過去を持ちます。山陽の戦いの後、羌瘣は飛信隊を一時離脱して、魏国の山奥に隠れ住んでいた幽連を探し当て対峙します。そして、一騎打ちの末、幽連は羌瘣から背後を一突きされて死亡しました。

死亡キャラ②汗明

汗明(かんめい)は、楚国の大将軍です。非常に大柄で、屈強な体付きをしていることから、「楚の巨人」と呼ばれています。合従軍戦では、総大将を務めていました。函谷関の戦いで、汗明は秦国の六大将軍・蒙武が率いる軍と正面衝突します。蒙武との一騎打ちで互角の勝負を繰り広げましたが、蒙武の息子・蒙恬(もうかつ)が割って入たことで、これを切り捨てました。その様子に怒りを露わにした蒙武が強烈な一撃を汗明に振るい、撲殺されました。

死亡キャラ③臨武君

臨武君(りんぶくん)は、楚国の武将です。合従軍戦で総大将を務めた汗明から厚い信頼を寄せられていて、秦国の王騎軍武将・同金を一瞬で撲殺する程の武力を持っています。函谷関の戦いでも武力で秦国を圧倒しますが、六代将軍・騰との一騎打ちで敗北し死亡しました。遺体は、その日の内に火葬されています。

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【キングダム】死亡キャラに対する世間での評判や人気

『キングダム』に登場するキャラは、それぞれが自分の信念の下で戦っています。大きな戦が起これば、物語は大きく進展しますが、その分主要キャラの誰かが死亡する確率も上がります。読者はストーリーを楽しみながらも、誰がどんな形で死亡してしまうのかハラハラした気持ちで読み進めているようです。

戦を重ねるごとに、信を取り巻く仲間や敵が次々と死を遂げていきます。仲間の死を乗り越えて強く成長していく信の姿が、『キングダム』の見どころの1つです。作中では、これまで戦死していった仲間の姿が信の背後に描かれることがあり、信が精神的にも強くなっていくのが窺えるシーンがいくつも登場します。『キングダム』のそういった演出に、感動する読者は非常に多くいました。

原作漫画でも十分感動する武将の戦死シーンですが、アニメ版では、声優の演技や映像演出も合わさって、より感動できると意見するファンもいました。特に、信が厚い信頼を寄せる大将軍・王騎の戦死シーンには、多くのファンが涙を流したようです。

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【キングダム】死亡キャラは多かった

『キングダム』は、中華統一を目指す秦国の戦いを描いた作品の為、実に多くのキャラが死亡していました。強敵を倒した時の達成感や大切な仲間を失った時の喪失感が、リアルに伝わるのが、『キングダム』の魅力の1つです。死亡シーンの多くは、感動の名シーンとして読者達を惹き付けています。好きだったキャラが作中で死亡することは、読者にとっても辛いことですが、仲間の死を乗り越えて大きく成長していく信や飛信隊のメンバーの活躍をこれからも応援していきましょう。

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キングダムの物語は史実に基づいているのか調査!登場人物や年表を徹底比較

『キングダム』は春秋戦国時代に実在した人物が登場している事から、史実との関係性が注目されている漫画作品です。『キングダム』では将軍や軍師等の様々な役割を持ったキャラクターが活躍をしています。『キングダム』の年表や登場人物と史実の比較について紹介します。

【キングダム】最強の武将ランキングまとめ!公式の武力数値データから選出

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【キングダム】最強の武将ランキングまとめ!公式の武力数値データから選出

本記事では人気漫画『キングダム』にて武勇に長けた最強の武将ランキングTOP30を紹介していきます。公式から明かされている武力数値データをもとに強さを解説し、キングダム作中での活躍シーンも考慮しながら最強ランキングを考察していきます。

【キングダム】秦国の最強キャラは誰?その他の国の強い武将も合わせて紹介

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【キングダム】秦国の最強キャラは誰?その他の国の強い武将も合わせて紹介

『キングダム』に登場する秦国の最強キャラの強さや活躍ランキングTOP10をまとめています。また、趙国やその他の国の武将の最強ランキングTOP10も合わせて紹介します。更に、『キングダム』の最強キャラに対する世間での評判や人気も調査しています。

【キングダム】信の最後はどのように死亡する?嫁や子孫についても考察

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【キングダム】信の最後はどのように死亡する?嫁や子孫についても考察

本記事では『キングダム』に登場する信の最後はどのような死を迎えるのかについて調査します。また信の最後だけでなく『キングダム』における信の嫁になる可能性が高い3人の候補者や史実上に存在する信の子孫は誰なのかについても詳しく解説します。

【キングダム】桓騎(かんき)の最後は史実通りになっている?李牧との戦いについて

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【キングダム】桓騎(かんき)の最後は史実通りになっている?李牧との戦いについて

『キングダム』に登場する秦の武将、桓騎(かんき)の最後は史実通りなのかについて考察しています。李牧との戦いで最後はどうなったのか、かんきの弱点、アニメ『キングダム』でかんきを演じた声優、世間での評判についても紹介しています。

【キングダム】信は実在した李信がモデルになっている?大将軍になった?

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【キングダム】信は実在した李信がモデルになっている?大将軍になった?

『キングダム』の信は「天下の大将軍」を目指す主人公ですが、他のキャラと同様に中国の史実において実在した人物をモデルとしています。そんな『キングダム』の信の実在モデルについて、史実上の活躍や大将軍になったかどうか、子孫の存在などをまとめました。

【キングダム】桓騎(かんき)の弱点を史実から考察!李牧戦の結末は?

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【キングダム】桓騎(かんき)の弱点を史実から考察!李牧戦の結末は?

『キングダム』に登場する桓騎(かんき)は作中屈指の高いカリスマ性の持ち主でありながら、多くの弱点を持っているキャラクターです。本記事では、『キングダム』内で描かれていた内容を基に、桓騎(かんき)の弱点や李牧戦の結末について紹介していきます。

【キングダム】李牧は最後に死亡するのか徹底考察!史実での記録も解説

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【キングダム】李牧は最後に死亡するのか徹底考察!史実での記録も解説

本記事では『キングダム』に登場する趙国三大天の1人・李牧の最後についてまとめていきます。『キングダム』に描かれている李牧が最後に死亡するのかどうか、死因などについて考察し、史実の李牧が迎えた最後や死因についても紹介していきます。

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