【キングダム】最強の武将ランキングまとめ!公式の武力数値データから選出

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本記事では人気漫画『キングダム』にて武勇に長けた最強の武将ランキングTOP30を紹介していきます。公式から明かされている武力数値データをもとに強さを解説し、キングダム作中での活躍シーンも考慮しながら最強ランキングを考察していきます。

【キングダム】最強の武将ランキングまとめ!公式の武力数値データから選出

目次

  1. 【キングダム】熱い戦いが描かれる大人気漫画
  2. 【キングダム】最強の武将は?公式の武力や強さランキングTOP30~21
  3. 【キングダム】最強の武将は?公式の武力や強さランキングTOP20~11
  4. 【キングダム】最強の武将は?公式の武力や強さランキングTOP10~4
  5. 【キングダム】最強の武将は?公式の武力や強さランキングTOP3
  6. 【キングダム】最強の武将に対する世間での評判や人気
  7. 【キングダム】武力や活躍を考慮した最強の武将は蒙武だった

【キングダム】熱い戦いが描かれる大人気漫画

キングダムは戦国時代の中国を舞台に中華統一をかけた武将たちの戦いの日々が描かれており、武勇や知略に長けた武将たちが数多く登場し熾烈な戦いを繰り広げています。本作を楽しんでいる人の中では誰が最強の武将なのか考察したことがある人もいることでしょう。最強ランキングを紹介する前にまずはキングダムの作者と作品概要、あらすじについておさらいしていきます。

キングダムの作者

キングダムを手掛けている作者は原泰久(はらやすひさ)先生です。1975年6月9日佐賀県生まれの漫画家で1999年より活動を始めています。キングダムを連載する前はシステムエンジニアとして働いており、当時経験した仕事の役割分担やフリーになった時の過剰労働でミスをした出来事が本作に繋がっていると明かしています。

キングダムの概要

キングダムは原泰久によって週刊ヤングジャンプに連載されている漫画作品です。古代中国の戦国七雄の争乱を背景に中華統一を目指す始皇帝とその配下の武将の活躍が描かれており、壮大な世界観と武将たちの生き様を描いたストーリーが人気を集めました。累計発行部数は2023年4月時点で9700万部を突破しており、アニメ化やゲーム化、舞台化といったメディアミックスが展開されています。

キングダムのあらすじ

中華最西の国・秦にて戦災孤児の下僕として生活していた信と漂は天下の大将軍になるため日々修行に明け暮れていました。ある日国の大臣に実力が認められると、漂のみが仕官を果たします。しかし1ヶ月後、漂は重傷を負った状態で信の元に戻ってくると地図と大将軍の夢を託して命を落としました。託された信は漂が残した地図に記された場所へ向かい、中華統一を目指す大王・嬴政と出会い過酷な戦いに身を投じていきます。

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【キングダム】最強の武将は?公式の武力や強さランキングTOP30~21

キングダムに描かれている戦いには武将それぞれが持つ武勇と知略がぶつかり合っており、作中でも武勇に長けた武人と知略で狡猾に攻める策略家の違いを明確に示しながら話を進めています。本記事では武勇の強さを示した公式での『武力』の数値を元にランキングをつけ、同じ数値のキャラクターがいた場合は作中での活躍などを考慮して順位をつけていきます。まずは最強の武将ランキングTOP30~21を紹介していきます。

30位:輪虎

  • 公式の武力:93(同率23位)
  • 所属:廉頗四天王
  • 肩書き:廉頗の剣

輪虎は趙国三大天の1人だった武将・廉頗に従う四天王の1人です。廉頗からは四天王の中で最も危険な男と称されており、過去には秦の六大将軍の1人・王騎に一太刀浴びせたという逸話を持っています。作中では蒙驁率いる魏軍の行軍に潜り込み的確に敵の弱点を突いて戦況を優位に進め、槍の名手・王賁にも傷を負わせました。最終的には信によって討ち取られてしまいますが、彼が成長するきっかけを与えた好敵手かつ何度も死を覚悟させた強敵として彼の印象に深く残ることになりました。

29位:バジオウ

  • 公式の武力:93(同率23位)
  • 所属:山の民
  • 肩書き:楊端和の右腕(信からは「隊長」と呼ばれている)

バジオウは楊端和の右腕を務める山の民の戦士です。幼い頃に1人で人間狩りをしていた過去を持っており、楊端和に拾われるまでに極めてきた武勇は力自慢が揃う山の民の中でも突出しています。ランカイを抑えようとした時は野人だったかつての状態を一時的に取り戻し、戦闘兵器として育てられた巨漢相手に大きなダメージを与えました。また、橑陽の戦いでは敵に囲まれていた楊端和を救い出すという功績を残しています。

28位:羌礼

  • 公式の武力:93(同率23位)
  • 所属:羌瘣隊
  • 肩書き:次代の蚩尤候補

羌礼は刺客一族・蚩尤の人間で羌姐の妹分です。蚩尤族の剣士特有の巫舞を使用することができ、キングダム初登場時は羌瘣を思わせるような一瞬の剣戟で趙軍を瞬殺してみせました。飛信隊に対して恐喝する凶悪な人柄が目立っていましたが、羌瘣との戦いの中で姉を失った過去が明かし羌瘣の言葉を信じて飛信隊を

と共に行くことを決意します。武力の数値に加えて羌瘣と渡り合ったことから今後の活躍に期待が持てます。

27位:ゼノウ

  • 公式の武力:93(同率23位)
  • 所属:桓騎軍
  • 肩書き:桓騎軍最強の武力

ゼノウは桓騎軍に所属する武将です。元々ゼノウ一家は桓騎軍最強の武力と呼ばれ恐れられていますが、ゼノウ本人は桓騎軍の幹部の座についておらずその理由は敵味方関係なく攻撃してしまうからとされています。体格は楚の汗明並みに大きく、黒羊丘の戦いでは紀彗を一振りで吹き飛ばすほどのパワーを見せつけました。なお、ゼノウはまだ本編への登場頻度が少なく、今後の活躍に期待しておきたいキャラクターの1人でしょう。

26位:楽毅

  • 公式の武力:93(同率23位)
  • 所属:燕国大将軍
  • 肩書き:軍神

楽毅はかつて軍神と称された伝説的大将軍です。作中では故人として登場していますが、当時中華に名を馳せていた秦六将や趙三大天がいながら中華のバランスが保たれていたのは楽毅がいたからに他ならないと紹介されています。滅亡寸前だった燕を復刻させた第一人者ともされており、当時大国だった斉を合従軍で滅亡寸前まで追い詰めるなど武勇だけでなく知略に長けた逸話も残しています。

25位:李信

  • 公式の武力:93(同率23位)
  • 所属:飛信隊大将
  • 肩書き:秦国将軍(鄴攻略編以降)

李信はキングダムの主人公です。下僕の身分から始まり着実に功績を残していくと鄴攻略戦を終えた後に将軍となりました。知略や戦術を考えることは苦手ですが、本能型の武人としての成長は凄まじく特に逆境の強さを発揮して乗り切った戦いが数多くあります。作中では最強の武人・龐煖を討ち取った功績を残したのに対して武力が93となっていますが、数値の後には『+α』と記されているため今後更に数値が上昇する可能性が考えられます。

24位:桓騎

  • 公式の武力:93(同率23位)
  • 所属:桓騎軍大将
  • 肩書き:六大将軍第五将

桓騎は蒙驁の副将だった武将です。化け物と称される戦の天才で元山賊だった知識と経験を活かした戦術はどの武将も予想できないほど奇抜で大胆な強さを誇ります。黒羊丘の戦いでは趙三大天の1人・李牧を相手に戦死者を限りなく少数に抑えての大勝利を収めており、続く鄴攻略戦では暴徒化した難民を利用して陥落させるという功績を残しました。これらの活躍によって桓騎は復活した六大将軍の第五将に選ばれています。

23位:王翦

  • 公式の武力:93(同率23位)
  • 所属:王翦軍大将
  • 肩書き:六大将軍第三将

王翦は蒙驁の副将だった武将です。野心家かつ利己的な人物として危険視されている武将ですが、戦の才能は本物で武勇の強さに加えて敵軍の心理を読んだ重厚な戦術によって数々の功績を残しています。絶対に落ちないと言われていた鄴の攻略戦では難民を送り込んだ上で兵糧を燃やして暴動を起こさせるという高度な戦術を用いて陥落させており、その活躍によって復活した六大将軍の第三将に選ばれました。

22位:摎

  • 公式の武力:94(同率17位)
  • 所属:秦国将軍
  • 肩書き:六大将軍の1人

摎は過去に中華に名を轟かせた六大将軍の1人です。六大将軍唯一の女武将で、幼少期は王騎の召使いとして彼の剣を間近で見続けいつしか武芸の達人へと成長しました。作中では故人として登場しており、城を100個落としたら王騎の妻になるという約束を果たすために99個の城を陥落させた実績を残しています。しかし、最終的には龐煖によって討ち取られてしまい夢は叶いませんでした。

21位:乱美迫

  • 公式の武力:94(同率17位)
  • 所属:霊凰軍配下→呉鳳明軍配下
  • 肩書き:新・魏火龍魏軍第一将・呉鳳明傘下将軍

乱美迫は新魏火龍に選ばれた呉鳳明の傘下の将軍です。呉鳳明から狂戦士という異名を与えられており、作中でも人間らしい会話をするシーンが一切なく戦いの中で「ウォォ」とだけ叫んで敵兵をなぎ倒す獰猛な武将として描かれています。 著雍の戦いでは王騎の側近だった騰と渡り合う実力を見せており、秦と魏が同盟を結んだ什虎城の戦いでは蒙武と騰を後押しする活躍を披露しました。

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【キングダム】最強の武将は?公式の武力や強さランキングTOP20~11

ランキングTOP30~21の時点で六大将軍や主人公の信など名立たる名将が選ばれていましたが、そんな彼らよりも武勇に長けた武将がまだまだ存在しています。TOP20にランクインした武将は本編中で大胆な策を行使して目立ったキャラクターや存在感が薄いものの意外に高い武力を持っているキャラクターなどが選ばれています。ここからはキングダムにおける最強の武将ランキングTOP20~11を紹介していきます。

20位:王賁

  • 公式の武力:94(同率17位)
  • 所属:玉鳳隊大将
  • 肩書き:秦軍五千人将

王賁は玉鳳隊を率いる武将です。天下の大将軍を志す若き将で作中では信のライバル的存在として描かれています。彼が扱う槍は天賦の才と言われており、加えて王賁自身が培ったたゆまぬ努力によって既に達人級の域に達しています。信と同じく初登場時から成長と昇格を重ねていった実績を持っており、著雍の戦いで紫伯を討ち取ったことでついに五千人将まで上り詰めました。将軍になった信に追いつき追い越すためにも今後更に強くなることでしょう。

19位:媧燐

  • 公式の武力:94(同率17位)
  • 所属:楚国
  • 肩書き:楚軍大将軍

媧燐は楚国の大将軍です。女武将でありながら汗明に匹敵するほどの高身長を誇り蹴っただけで男の首をへし折るほどの強さを持ちます。戦術においても天才と称されるほどの実力を持ち、函谷関を落とすために像の大群をけしかけ精鋭部隊で函谷関の裏に忍び寄るという奇抜で凶悪な策を行使しました。武勇を用いた戦いは本編中に描かれていないため、今後の活躍に期待しておきましょう。

18位:馬南慈

  • 公式の武力:94(同率17位)
  • 所属:李牧軍副官
  • 肩書き:雁門の鬼人

馬南慈は李牧軍の傘下である武将です。李牧軍随一の猛将と知られており、朱海平原の戦いにて王賁と対峙した時は序盤こそ槍捌きに苦戦しながらもパンチで反撃を入れてみせました。その時は本気を出した様子を見せておらず本領を発揮すれば王賁を超える武勇を見せつけるかもしれません。また、亜光軍の戦術を見極め戦闘不能にするほどの戦術眼を持っており、最終的には秦軍の勝利で終わった戦いでも唯一ダメージを与えていました。

17位:尭雲

  • 公式の武力:94(同率17位)
  • 所属:藺相如配下
  • 肩書き:藺家十傑の1人

尭雲は趙三大天の藺相如に選ばれた精鋭・藺家十傑の1人です。藺相如が亡くなった後に彼女の武を受け継いだ猛将で、李牧からも「かつての三大天藺相如の武とは尭雲そのもの」と言われており廉頗に引けを取らない強さを誇ります。また、尭雲には精鋭によって構成された軍・雷雲が存在しており、その中でも選りすぐりの槍使い・十槍を抱えていることから軍としての強さも兼ね備えています。

16位:ロゾ

  • 公式の武力:95(同率13位)
  • 所属:犬戎族
  • 肩書き:犬戎族の王

ロゾは橑陽の戦いにて登場した犬戎族の王です。巨漢で野蛮な風貌が特徴的な武将で、大剣の一振りで敵兵を容易に薙ぎ払う強さを誇ります。作中では山の民の長・楊端和との戦いが描かれており、戦略が苦手ながらも騎馬に乗って前線を押し上げていました。しかしその後、壁との一騎打ちで戦況を優位に進めていたものの一瞬の隙を突かれて背後から真っ二つに切り捨てられてしまい命を落としました。

15位:幽連

  • 公式の武力:95(同率13位)
  • 所属:幽族
  • 肩書き:蚩尤

幽連は幽族の代表にして現在の蚩尤に女武将です。祭で他の氏族と結託して羌象を謀殺した張本人で、赤鶴という名の剣を振るう戦いは現蚩尤の名に相応しい強さを誇ります。作中ではそれまで戦場で無双し続けていた羌瘣の巫舞の剣を止めてみせ、最深の巫舞の剣も封じてみせました。最終的に幽連は羌瘣に敗れて死亡してしまいますが、争乱の世を生きる武将たちに引けを取らない強さを持っていると言えるでしょう。

14位:千斗雲

  • 公式の武力:95(同率13位)
  • 所属:什虎軍
  • 肩書き:小国・暦の大将軍

千斗雲は什虎の戦いで秦と魏と戦った武将です。元々楚と合併した小国・暦の大将軍であることから楚国への忠誠心などは持ち合わせておらず、作中では戦いに対して「半勃ちしそう」と言うほど興奮する変態な人物として描かれています。戦いを好む戦闘狂らしく自分の強さに絶対の自信を持っており、実際に華奢な腕からは想像がつかない怪力で前線を押し上げていき、録鳴未を圧倒する活躍を見せました。現在も生き残っていることから今後の活躍に期待が持てます。

13位:楊端和

  • 公式の武力:95(同率13位)
  • 所属:山の民
  • 肩書き:山の民の死王、六大将軍第四将

楊端和は山の民を束ねる女王です。女性ながら武力は山の民の中でも最強とされており、王都奪還や合従軍編での援軍要請など、背水の陣だった嬴政軍を何度も勝利に導くという大きな功績を残しています。加冠の儀の後に魏の衍氏を陥落させたエピソードはわずか1話で完結させており、鄴攻略戦では橑陽城を陥落させたことから六大将軍の第四将に任命されました。楊端和自身の武勇もさることながら、曲者揃いの山の民の軍勢を率いているところも彼女の強さと言えるでしょう。

12位:麃公

  • 公式の武力:95(同率13位)
  • 所属:麃公軍大将
  • 肩書き:秦国大将軍

麃公は秦国の大将軍です。王騎と互角と称されるほどの武勇の持ち主で、本能型の武人として独自の判断力で的確に敵軍の急所を突く戦い方を得意としています。特に戦の局面が動く瞬間の嗅覚が鋭く、李牧からも本能型の極みと評されました。合従軍編では李牧の策略を見抜いて李牧の首に刃が届く距離まで接近しますが、龐煖との一騎打ちに敗れて命を落としてしまいました。もしも麃公が生き残っていた場合彼が、六大将軍に選ばれていたことは明白でしょう。

11位:紫伯

  • 公式の武力:96(同率9位)
  • 所属:紫伯軍大将
  • 肩書き:魏火龍七師

紫伯は魏火龍七師の一角である武将です。槍の紫伯と呼ばれるほどの名手で槍使いの中では最強と言われていました。15歳の頃に500人以上の兵を討ち取った逸話を残しており、同士討ち事件を起こした時は当時の魏火龍の3人を単独で討ち取ったことで魏国の将軍からも一目置かれていました。著雍の戦いにて王賁と対峙した時は彼に速さと重さが上手であると驚かせましたが、本人も知らなかった弱点を突かれたことで敗北し命を落としました。

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【キングダム】最強の武将は?公式の武力や強さランキングTOP10~4

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10位:羌瘣

  • 公式の武力:96(同率9位)
  • 所属:飛信隊副将
  • 肩書き:蚩尤の末裔

羌瘣は飛信隊の副隊長を務める女武将です。初登場時から超絶的な剣技によって信たちと何度も助けており、巫舞を行使した実力は信に匹敵するかそれ以上の強さを秘めています。龐煖が夜襲を仕掛けてきた時は唯一彼と対等に渡り合えた人物でもあり、蚩尤となった幽連との戦いでは信のために巫舞をより強い奥義へ昇華させ見事に勝利しました。女性武将の中では名実共に最強の実力者と言えるでしょう。

9位:騰

  • 公式の武力:96(同率9位)
  • 所属:王騎軍副官→将軍
  • 肩書き:六大将軍第二将

騰は王騎軍の副官を務めていた武将です。王騎本人から「私に見劣りしない」と評される実力の持ち主で、実際に戦場に赴くと「ファルファルファル」と独特な擬音と共に密集した敵軍の中を容易に突き進む強さを見せています。合従軍編では楚軍第一将の臨武君を終始圧倒する活躍を見せ、著雍の戦いでは知略を活かした戦い方で軍を勝利に導いたことで、王騎に評価された実力は伊達ではないことを証明しました。

8位:凱孟

  • 公式の武力:97(同率6位)
  • 所属:凱孟軍大将
  • 肩書き:魏火龍七師

凱孟は魏国の魏火龍七師の1人である巨漢の猛将です。六大将軍や趙三大天と渡り合える実力を持っており、武勇においては王騎や廉頗とも渡り合えるほどで当時の彼らは凱孟と一騎打ちすることを恐れていたと自負しています。知略や戦術は参謀の荀早に全て任せていますが、著雍の戦いでは飛信隊の軍師・河了貂を人質に取って彼らを窮地に立たせました。

7位:満羽

  • 公式の武力:97(同率6位)
  • 所属:満羽軍大将
  • 肩書き:十虎城の城主

満羽は十虎を根城に持つ武将です。秦が邯鄲を落とすために魏国と同盟を結んで不落の要地と呼ばれる什虎城を攻めた時に登場した武将で、中華最強を自負する蒙武を相手に対等以上に渡り合う強さを披露しました。最終的に十虎城の戦いは秦魏同盟軍の勝利によって終わり、満羽と蒙武の決着も持ち越しになってしまいましたがかつては蒙武のような漢だったことをほのめかせるように退場しており、今後の活躍に期待が持てます。

6位:廉頗

  • 公式の武力:97(同率6位)
  • 所属:廉頗軍大将
  • 肩書き:趙三大天

廉頗は趙国最強の大将軍・三大天の1人だった武将です。戦が自分の全てと言い切るほどの戦好きで、王騎含む六大将軍に匹敵するほどの武勇とあらゆる戦術に精通したその実力はまさに剛力無双の勇士です。王騎と同世代の武将の中では唯一の生き残りでもあり、廉頗四天王を率いた蒙鰲軍との戦いは信に王騎の最期を尋ねるシーンも含め本作屈指の名シーンと言えるでしょう。

5位:王騎

  • 公式の武力:98
  • 所属:王騎軍大将
  • 肩書き:六大将軍、秦の怪鳥

王騎は秦の六大将軍の最後の生き残りです。秦の怪鳥の異名を持つ伝説的な英雄で、作中に登場する名将たちからも格別の強さを持つ将軍だったと言われています。馬陽の戦いでは策略で敵将を討ち取るなど戦況を優位に進めていき敵討ちの相手である龐煖と一騎打ちを繰り広げましたが、李牧の策略に嵌められてしまい龐煖に敗れてしまいます。しかし、彼の最期の言葉は信や騰たちに深く印象付いており息を引き取った後も大将軍としての威信と誇りが残り続けていました。

4位:ランカイ

  • 公式の武力:99(同率3位)
  • 所属:成蟜軍配下→楊端和軍配下
  • 肩書き:成蟜の用心棒

ランカイは成蟜の用心棒として戦った大男です。山の民よりもはるかに大きい体格をしており、王都奪還編では見た目通りのパワーと耐久力によって単独でバジオウとシュンメン、タジフを同時に相手するという化け物並みの活躍を披露しました。王宮での戦いでは成蟜のお仕置きに対する恐怖を原動力にしていたため戦闘意欲が激減していましたが、山の民に引き取られた現在では更なる強さを手に入れている可能性が考えられます。

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3位:汗明

  • 公式の武力:99(同率3位)
  • 所属:楚国大将軍
  • 肩書き:楚の巨人

汗明は楚国の大将軍です。大柄な体躯と圧倒的な戦いぶりから楚の巨人と異名を付けられており、初陣から無敗を記録し続けている実績は秦と燕以外の国境前線にて恐怖の存在として名が知られていました。過去には六大将軍の王齕を撃退したことがあり、正面からの戦闘ではまず勝ち目がないと思われていました。函谷関の戦いでは蒙武軍と対峙し中華最強の座をかけて蒙武と一騎打ちを行いましたが、結果的に頭を叩き潰されてしまい敗北してしまいました。

2位:龐煖

  • 公式の武力:100(同率1位)
  • 所属:趙国
  • 肩書き:趙三大天、武神

龐煖は趙三大天の1人に数えられる武将です。自ら武神を名乗っており実際に人里離れた山奥で極め続けた武勇は人の域を超えていると評されています。王騎とは顔に傷をつけられたことで因縁を感じており、馬陽の戦いでは李牧の策略も相まって彼に勝利することができました。王騎を倒したことで名実最強の武将になりましたが、その後王騎の矛を継いだ信との一騎打ちには敗れてしまいます。信の武力数値は91+αと記されているため、この時だけ信の武力が100を超えたと言えるでしょう。

1位:蒙武

  • 公式の武力:100(同率1位)
  • 所属:蒙武軍大将
  • 肩書き:六大将軍第一将

蒙武は呂不韋直属の四柱の1人だった武将です。自身の武力に絶対の自信を持つ豪傑で実際に武力が最大値の100と記されています。昌文君や他国からは猪突猛進の将と評されており、本人も戦場では目の前の敵を打ち砕くことのみを考えて動いています。合従軍編では汗明軍と正面からぶつかり合い一騎打ちでは死闘の末勝利を手にしました。更にその後、傷が癒えていない状態のまま斉を追撃し項翼から化け物と呼ばれました。パワーやタフさなど、武勇においては最強の武人と言えるでしょう。

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【キングダム】最強の武将に対する世間での評判や人気

これまでキングダムにおける最強の武将ランキングを紹介してきましたが、本ランキングでは独断と偏見が混じっているため他の人とは違う結果になっていると思われます。ファンの間では最強の武将の印象はどのようになっているのでしょうか。ここではネット上に投稿された評価や意見、ランキング考察などのコメントを参照して世間での評判や人気についてまとめていきます。

キングダムを愛読しているファンの中には独自に最強ランキングを考察してネット上に投稿している人がおり、そのランキングに対して様々な意見が寄せられていました。比較的多くのファンが武勇における最強の武将は王騎や龐煖、廉頗といったかつて中華に名を轟かせたキャラクターが上位だろうと考えているそうで、次点で騰や蒙武といった現在現役の武将が評価されています。

公式の武力では最強だった蒙武はファンの間でも高く評価されていました。蒙武が評価されるようになったのは合従軍編で汗明に勝利したところからのようで、傷を負ったまま斉を追撃したことやサブタイトルが『最強の漢』と付けられていたことから彼が最強と言われています。

一部のファンからは昌平君が最強ではないかと考えられています。本記事では公式の武力が明かされていなかったため昌平君がランクインすることはありませんでしたが、作中では昌平君の武勇は蒙武並み、知略は李牧並みと評されていることから実は彼こそが最強の武将ではないかと言われるようになりました。昌平君が戦場に出たシーンは未だ描かれていないため、今後の活躍に期待が持てるでしょう。

最強の武将として龐煖を推している意見も幾つか見受けられましたが、その龐煖が死亡してしまったことで今後の作品の魅力がなくなってしまうのではないかと危惧している意見がありました。物語序盤で中華最強と謳われていた王騎を倒した武将として注目の的だった龐煖でしたが、彼は思いを継いだ信の覚醒した力に敗北してしまい命を落としました。最強同士のぶつかり合いが見たいというファンからは、今後龐煖に匹敵する武将が現れてほしいと求められています。

キングダム主人公である信が今後最強になるのかどうか考察している意見も多く寄せられていました。下僕から始まった彼が戦場で功績を残していくごとに昇格していき、最終的に龐煖を打ち倒すまでに成長した展開に興奮した人はきっと多くいたことでしょう。龐煖を打ち倒したことで信が最強の武将と語る意見もありましたが、史実の情報などから今後更なる強敵に大将軍への道を塞がれてしまう可能性があるとも考えられています。

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キングダム

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本記事では、『キングダム』に登場する人気キャラクターであるのえいせい(嬴政)の出生から生い立ち、秦王になるまでの活躍を解説しています。あわせて、『キングダム』のえいせい(嬴政)の人間関係と彼の放ちファンに強い印象を残した名言も紹介します。

【キングダム】信の一生を史実から徹底考察!今後はどのように展開していく?

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【キングダム】信の一生を史実から徹底考察!今後はどのように展開していく?

キングダムの主人公・信は史実に存在する李信将軍がモデルだと言われています。本記事では、信の今後の活躍や最後について、史実に基づいて考察していきます。信の子孫や、これまでにキングダム作中で描かれた信の活躍についてもまとめました。

キングダムの物語は史実に基づいているのか調査!登場人物や年表を徹底比較

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キングダムの物語は史実に基づいているのか調査!登場人物や年表を徹底比較

『キングダム』は春秋戦国時代に実在した人物が登場している事から、史実との関係性が注目されている漫画作品です。『キングダム』では将軍や軍師等の様々な役割を持ったキャラクターが活躍をしています。『キングダム』の年表や登場人物と史実の比較について紹介します。

【キングダム】秦国の最強キャラは誰?その他の国の強い武将も合わせて紹介

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【キングダム】秦国の最強キャラは誰?その他の国の強い武将も合わせて紹介

『キングダム』に登場する秦国の最強キャラの強さや活躍ランキングTOP10をまとめています。また、趙国やその他の国の武将の最強ランキングTOP10も合わせて紹介します。更に、『キングダム』の最強キャラに対する世間での評判や人気も調査しています。

【キングダム】信の最後はどのように死亡する?嫁や子孫についても考察

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【キングダム】信の最後はどのように死亡する?嫁や子孫についても考察

本記事では『キングダム』に登場する信の最後はどのような死を迎えるのかについて調査します。また信の最後だけでなく『キングダム』における信の嫁になる可能性が高い3人の候補者や史実上に存在する信の子孫は誰なのかについても詳しく解説します。

【キングダム】桓騎(かんき)の最後は史実通りになっている?李牧との戦いについて

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【キングダム】桓騎(かんき)の最後は史実通りになっている?李牧との戦いについて

『キングダム』に登場する秦の武将、桓騎(かんき)の最後は史実通りなのかについて考察しています。李牧との戦いで最後はどうなったのか、かんきの弱点、アニメ『キングダム』でかんきを演じた声優、世間での評判についても紹介しています。

【キングダム】信は実在した李信がモデルになっている?大将軍になった?

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【キングダム】信は実在した李信がモデルになっている?大将軍になった?

『キングダム』の信は「天下の大将軍」を目指す主人公ですが、他のキャラと同様に中国の史実において実在した人物をモデルとしています。そんな『キングダム』の信の実在モデルについて、史実上の活躍や大将軍になったかどうか、子孫の存在などをまとめました。

【キングダム】桓騎(かんき)の弱点を史実から考察!李牧戦の結末は?

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【キングダム】桓騎(かんき)の弱点を史実から考察!李牧戦の結末は?

『キングダム』に登場する桓騎(かんき)は作中屈指の高いカリスマ性の持ち主でありながら、多くの弱点を持っているキャラクターです。本記事では、『キングダム』内で描かれていた内容を基に、桓騎(かんき)の弱点や李牧戦の結末について紹介していきます。

【キングダム】李牧は最後に死亡するのか徹底考察!史実での記録も解説

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【キングダム】李牧は最後に死亡するのか徹底考察!史実での記録も解説

本記事では『キングダム』に登場する趙国三大天の1人・李牧の最後についてまとめていきます。『キングダム』に描かれている李牧が最後に死亡するのかどうか、死因などについて考察し、史実の李牧が迎えた最後や死因についても紹介していきます。

【キングダム】紫夏(しか)は嬴政を守りぬいた?活躍から名言まで解説

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【キングダム】紫夏(しか)は嬴政を守りぬいた?活躍から名言まで解説

『キングダム』に登場する紫夏(しか)は、苦しい生活を強いられてきた幼い嬴政(えいせい)を守り、趙国からの脱出を助けました。この記事では紫夏の『キングダム』での魅力的な活躍と作中に放った名言や名シーン、嬴政との関係を詳しく解説します。

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