【ジョジョの奇妙な冒険】スパイスガールのスタンドは応用力あり！強さは？

トリッシュとはマンガ作品『ジョジョの奇妙な冒険5部』に登場するヒロインキャラです。トリッシュは主人公のジョルノ・ジョバァーナ達が所属するギャング組織「パッショーネ」のボスの実の娘でしたが、トリッシュ自身は父親が誰なのか知りませんでした。しかし母・ドナテラが死亡したあたりからトリッシュがボスの正体を探る鍵ではないかと考える者が現れ始め、追われる日々となってしまいました。その後ブチャラティ達に助けられたことがキッカケとなり物語は大きく動き出したのです。

『ジョジョの奇妙な冒険5部』にてディアボロを撃破するために様々な戦闘で活躍したトリッシュは、ミスタやジョルノと共にブチャラティの居る場所へ帰還したところでラストを迎えました。その後のストーリーについてはスピンオフ小説で描かれており、トリッシュが歌手としてデビューしていた事実が判明しています。

『ジョジョの奇妙な冒険5部』は1995年～1999年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた人気バトルマンガ作品です。歴代シリーズで圧倒的存在感を持つ宿敵・DIOの息子であるジョルノ・ジョバァーナが主人公ということもあって『ジョジョの奇妙な冒険』ファンの間でかなり注目されました。また2018年にはテレビアニメ化も果たしており、様々なメディア媒体で人気を博しています。

『ジョジョの奇妙な冒険5部』は前作から2年が経過した世界が舞台となっています。イタリアのネアポリスに住む主人公のジョルノ・ジョバァーナは、幼い頃に名も無きギャング男性と出会ったことでギャンクスターになることを決意します。15歳になったジョルノ・ジョバァーナはギャング組織・パッショーネと衝突し、構成員であったブチャラティからボスであるディアボロを撃破するために協力して欲しいと頼まれます。その後ジョルノ・ジョバァーナはギャングスターを目指して強敵に立ち向かっていきます。

トリッシュのスタンドであるスパイスガールの能力には応用力があるため、あらゆる戦闘で活躍すると考察されています。そこで以下の項目ではスパイスガールの能力に関する詳細情報や応用力・使い方だけでなく、スパイスガールを使用する際のリスクについてもそれぞれ解説します。

スパイスガールの能力は触れた物体を柔らかくするものであり、柔らかくなっている間は弾力によって対象の物体を破壊することはできません。この性質を利用してノトーリアス・B・I・Gによって飛行不能に追い込まれたジェット機のコックピットをパラシュート化することで、仲間達を救う活躍を見せました。

スパイスガールのスタンド名の元ネタは、イギリスの音楽アイドルユニットである「Spice Girls」です。またラッシュ時の掛け声である「WAAAAAAAANNABEEEEEEEEEE!!」も代表作『Wannabe』から採用されています。

弾力を持たせる能力を持つスパイスガールですが、対象の相手に強力な反発性が付与されるため状況によっては仲間を傷つけられる可能性が高いです。そのため他人に危害を加えるという事実を認識して、慎重に運用する必要があります。

先述した通りスパイスガールは、あらゆる物体に弾力を持たせることができると説明しました。この特性を応用することで高所からの落下ダメージを軽減したり、発射された弾丸を受け止めその反動で敵の方向へ弾丸を弾き返すといった使用方法があります。これらの特性を活かしてトリッシュは、様々な場面で活躍しました。

トリッシュのスタンドであるスパイスガールが話せる理由ですが、他のスタンドと違って自我を持っているからです。喋る時は基本的に敬語ですが、敵を罵倒するときは言葉遣いが荒くなります。また同作品に登場するスタンドのセックス・ピストルズも言語を喋ることが可能です。

『ジョジョの奇妙な冒険5部』に登場するトリッシュのスタンドであるスパイスガールは人語を喋ることが知られていますが、スパイスガール以外にも喋ることができるスタンドが存在します。そこで以下の項目では、喋れる4体のスタンドについてそれぞれ紹介します。またスタンド名の元ネタについても解説します。

喋れるスタンドの1体目は「エコーズAct3」です。エコーズAct3は『ジョジョの奇妙な冒険4部』に登場する広瀬康一のスタンドの第三形態を指します。エコーズAct3から言語を発するようになり「S・H・I・T」と汚い言葉が代名詞となっています。またエコーズAct3というスタンド名の元ネタは、イギリスのロックバンドであるピンク・フロイドの楽曲『エコーズ』です。

喋れるスタンドの2体目は「ドラゴンズ・ドリーム」です。ドラゴンズ・ドリームは『ジョジョの奇妙な冒険6部』に登場するケンゾーのスタンドを指します。ドラゴンズ・ドリームは東洋風水学に精通しており、ケンゾーだけでなく敵に対しても風水の観点から「吉の方角」と「凶の方角」を伝えることがあります。またスタンドの元ネタは、イギリスの画家であるロジャー・ディーンの画集『ドラゴンズ・ドリーム』です。

喋れるスタンドの3体目は「ヘイ・ヤー」です。ヘイ・ヤーは『ジョジョの奇妙な冒険7部』に登場するポコロコのスタンドを指します。ヘイ・ヤーのスタンド能力はポコロコを励ますだけの強さしか持っていないため、最弱のスタンドとして認知されています。またヘイ・ヤーのスタンド名の元ネタは、アメリカのヒップホップユニットである「Outkast」の楽曲『HeyYa！』です。

喋れるスタンドの4体目は「セックス・ピストルズ」です。セックス・ピストルズは『ジョジョの奇妙な冒険5部』に登場するグイード・ミスタのスタンドを指します。セックス・ピストルズはミスタが発射した弾丸に取り付いて軌道を操作する能力を有しています。それ故に暗殺向きの強さを有していると言われています。またセックス・ピストルズスタンド名の元ネタは、イギリスのパンクバンドである「Sex Pistols」です。

テレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険5部』には数々の人気声優が出演しています。そこで以下の項目ではアニメ版『ジョジョの奇妙な冒険5部』にてトリッシュ役を担当した声優に関するプロフィール情報だけでなく、代表出演作品タイトルについてもそれぞれ解説します。

アニメ版『ジョジョの奇妙な冒険5部』にてトリッシュ役を担当した声優は、千本木彩花さんです。千本木彩花さんは2013年から声優として活動を開始しており、テレビアニメ『帰宅部活動記録』での出演をキッカケにアニメ声優の仕事が入ってくるようになったのです。代表出演作品として『転生したらスライムだった件』、『ぼっち・ざ・ろっく!』などが存在します。

トリッシュのスタンドであるスパイスガールは、他のスタンドと違って自我があることが確認されています。そこで以下の項目ではスパイスガールに対する世間での評判だけでなく、どういった人気の理由が存在するのかについてツイッター上の『ジョジョの奇妙な冒険』ファンの言葉を基に紹介します。

スパイスガールに対する世間での評判は「戦闘時に大いに活躍する強さを持っている」ことです。作中にてジェット機のコックピットを柔軟化させて衝撃を吸収したり、飛んできた弾丸を跳ね返して仲間の命を救うといった活躍を見せました。それ故にスパイスガールは応用力の高いスタンドだと考える『ジョジョの奇妙な冒険』ファンが多いです。

スパイスガールに人気が集まる理由は「よく喋るスタンドである」からです。スパイスガールは敬語のみならず敵を罵る際には口調を荒げるシーンがあります。それ故にスパイスガールのキャラ設定に魅力を感じる『ジョジョの奇妙な冒険』ファンが多いです。

本記事では『ジョジョの奇妙な冒険5部』に登場するトリッシュのスタンドであるスパイスガールについて紹介してきました。スパイスガールは対象物に弾力を持たせる能力を持っており、高所からの落下ダメージの軽減や銃弾の勢いを殺して逆に跳ね返すといった高い応用力を有しています。トリッシュはスパイスガールの強さを生かして戦闘に貢献しました。スパイスガールの活躍・強さを再確認するために、もう一度単行本を開いてみてはいかがでしょうか。