【ジョジョの奇妙な冒険】根掘り葉掘りはギアッチョの名言！その他のセリフも紹介

ジョジョの奇妙な冒険5部に登場したギアッチョは暗殺チームの1人であり、主人公であるジョルノとその仲間たちの敵として活躍しました。根掘り葉掘りという言葉はそのギアッチョが口にしたセリフです。まずはギアッチョのプロフィールとジョジョの奇妙な冒険の作品概要についてまとめていきます。

ギアッチョはギャング組織パッショーネの暗殺チームに所属するギャングです。渦巻いた髪型と眼鏡が特徴的な容姿をしており、インテリヤクザのような見た目に反して些細なことでキレてしまう人柄をしています。作中ではボスの娘であるトリッシュを殺害するためにジョルノたちと戦いました。

ジョジョの奇妙な冒険Part5黄金の風は荒木飛呂彦によって週刊少年ジャンプに連載されていた漫画作品です。ギャングスターを夢見るジョルノが仲間たちと共にギャングのボスを打ち倒す物語が描かれており、ハードボイルドな作風や魅力的なキャラクターが人気を集めています。ジョジョの奇妙な冒険はシリーズ累計発行部数1億2000万部を突破しており、アニメ化やゲーム化といったメディアミックスも展開されています。

イタリアに住むジョルノ・ジョバァーナにはギャングスターになるという夢がありました。ジョルノが15歳になった頃、彼はギャング組織パッショーネとトラブルを起こしブチャラティに襲撃されます。スタンド使い同士の戦いはジョルノの勝利によって終わりましたが、そこでブチャラティからギャングのボスを打ち倒す野望を耳にすると、ジョルノは自身の夢を語り彼の仲間になることを決意しました。

ジョジョの奇妙な冒険にはギアッチョのキレやすい性格から生まれた名言が数多く生まれており、根掘り葉掘りもその内の1つです。根掘り葉掘りのセリフによってギアッチョの人気が高まったとも言えるほど、このセリフは読者から親しまれています。ここではギアッチョの名言である根掘り葉掘りの意味や英語版についてまとめていきます。

根掘り葉掘りのセリフは駐車場で人々がどよめいている光景を前に突如口にしました。根掘り葉掘りという単語について何か語るのかと思えば、いきなり言葉の解釈を始めて意味として成り立ってないと理不尽に怒りだしました。根掘り葉掘りという名言はギアッチョがいかにキレやすい人物であるかを表したセリフとして有名です。

根掘り葉掘りの全文や英語版の表記などについて見てきましたが、ギアッチョが残した名言は根掘り葉掘りだけではありません。他にもあった印象的な名言や名セリフを2つ紹介し、ギアッチョというキャラクターの素性を明らかにしていきます。

ミスタとの戦いで川に引きずり込んだミスタが岸を目指そうとした時、ギアッチョは自身のスタンド能力であれば暴走する機関車や荒巻く海だろうと止められると豪語し改めてミスタを凍らせようとしました。ギアッチョが使いこなすスタンド能力と彼自身の執念が恐ろしく描かれたセリフです。

ジョルノたちが車でヴェネツィアを目指している時、密かにスタンド能力を発動して彼らに奇襲を仕掛けたギアッチョは登場すると同時に上記のセリフを口にしました。初登場にして意味も分からず怒りをぶつけられたジョルノたちはドン引きしてしまい、読者にとってはギアッチョが危険な人物だと一瞬で気付けた瞬間でもありました。

ギアッチョは根掘り葉掘りというセリフを始め印象深いセリフを多く残しており、読者の間では奇抜で奇天烈な人物として見られています。一方でスタンド能力は純粋かつとても強力なものでジョルノやミスタを追い詰めました。ここではギアッチョの人物像やスタンド能力についてまとめていきます。

見た目からは想像がつかないほどキレやすい性格をしています。根掘り葉掘りの名言や上述したセリフを見て分かる通り、常に何かに不満を抱いておりキレる時はいつも突然です。また、執念深い一面もありジョルノとミスタとの戦闘ではしぶとさが光っていました。

ギアッチョという名前はイタリア語の『ghiaccio』が由来となっています。『ghiaccio』とは『氷』を意味する単語であり、ギアッチョのスタンド能力と関連性があります。また、ギアッチョのスタンド・ホワイト・アルバムの由来は人気ミュージシャン・ビートルズが元ネタであり、『The Beatles』というアルバムがバンド名と同じで紛らわしいためファンの間で『ホワイトアルバム』と通称をつけられています。

ホワイト・アルバムは極低温を操ってあらゆるものを凍らせるスタンドです。このスタンドは身体に纏うスーツ型で弾丸やスタンドのラッシュ攻撃を受けても傷一つつかないほど頑丈です。能力で生み出す超低温はジョルノのスタンドでも生命を生み出せないほど強烈で、ギアッチョ自身は凍らせた路面をスピードスケートのように滑ることが可能です。しかし、スーツにある空気穴と液体を無差別に凍らせてしまうという欠点があります。

メローネとは同じ暗殺チームの仲間です。作中ではメローネと電話するシーンが描かれており、一方的にギアッチョがメローネに話しかけて最後に「頼りにしてっからな！メローネ」と言い残しました。しかし、メローネは最後の言葉を聞く寸前でジョルノに倒されました。

ジョルノとは敵対関係にあり、トリッシュの引き渡し場所が記録されたディスクを入手するために動いていたところで鉢合い戦闘となりました。ジョルノのスタンド・ゴールド・エクスペリエンスは生命を与える能力ですが、ギアッチョのスタンドはその能力を封じ込め強敵として彼の前に立ちはだかりました。

ミスタとは敵対関係にありジョルノと共に行動していたところで遭遇し戦闘になりました。ミスタはスタンド能力・セックス・ピストルズを活かした拳銃で戦いましたが、ギアッチョのスタンドによるスーツには傷一つつけることも難しく大きな脅威として立ちはだかりました。

ジョルノとミスタと戦いを有利に進めていたギアッチョでしたが、唯一の弱点である首の空気穴をミスタに見破られてしまいます。最大のチャンスにミスタが渾身の一発を撃ちこみ、ギアッチョは弾丸を撃ち返したもののミスタの狙いは鉄柱にトゲを作ることで、そのトゲが空気穴を通じてギアッチョの首に刺さってしまいました。血液を凝結させて抗おうとしたギアッチョでしたが、そこにジョルノが現れラッシュをお見舞いしたことで決着がつきました。

ジョジョの奇妙な冒険のアニメ化が決定すると、読者の間ではギアッチョの声優予想が盛り上がり根掘り葉掘りを始めとした彼のセリフを早く聞いてみたいという意見が寄せられるようになりました。実際にギアッチョの演技が公開されると、多くのファンから満足するような感想が寄せられています。ここではアニメ版ジョジョの奇妙な冒険にてギアッチョの声を担当した声優についてまとめていきます。

ギアッチョを演じた声優は岡本信彦（おかもとのぶひこ）さんです。ラクーンドッグ所属の声優であり同事務所の代表取締役でもあります。ハスキーな声質と巧みな演技力の持ち主で穏やかな少年役から粗暴な悪役など、幅広い役柄を演じています。パリピ系が苦手と明かしており将棋などのボードゲームを得意としています。

これまでギアッチョの名言である根掘り葉掘りの意味や英語版などについてまとめてきましたが、この名言やギアッチョの活躍シーンなどに対して読者はどのように思っていたのでしょうか。ここではギアッチョの根掘り葉掘りに対する世間での評判や人気を調べるため、実際にSNS上にあるコメントを参照して内容をまとめていきます。

多くのファンは根掘り葉掘りの単語にキレるシーンを見て、ギアッチョというキャラクターに対して強い衝撃を受けていました。暗殺チームには奇抜で個性的なキャラクターが揃っていますが、その中でもギアッチョは飛び抜けていると評されており、本作において最も印象に残ったキャラクターだったと語る人もいました。

根掘り葉掘りのセリフはギアッチョ構文と称され、根掘り葉掘りの部分を別の単語に置き換えてキレているコメントが一種のネット文化として流行していました。理解できるところに理解を示しながらも、許せないところを徹底的に批判する際にはとても使いやすい構文となっています。

アニメ版にてギアッチョの声優である岡本さんが根掘り葉掘りの全文を演じると、その演技が完璧だったと称賛する意見が多く寄せられていました。漫画のアニメ化では読者の思っている声と実際の声にギャップが生まれてしまいますが、岡本さんの演技は読者が思っていた通りのものだったそうです。

根掘り葉掘りはギアッチョの名言でジョジョの奇妙な冒険ファンの間で愛されているセリフでした。当時連載中に、根掘り葉掘りの名言によってギアッチョの人柄が一瞬で分かったという人も多かったことでしょう。ギアッチョについて興味を持った人は、ぜひ本編にて根掘り葉掘りの名言を言ったシーンやギアッチョの活躍をチェックしてみてください。