【ジョジョの奇妙な冒険】アバッキオの衝撃的な死に際とは?かっこいい魅力も
本記事では『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するレオーネ・アバッキオの衝撃的な死亡シーンとその経緯について解説していきます。また、『ジョジョの奇妙な冒険』にて描かれたレオーネ・アバッキオのかっこいい能力や名言、声優情報などについてもまとめていきます。
目次
【ジョジョの奇妙な冒険】アバッキオとは?
ジョジョの奇妙な冒険5部・黄金の風にて主人公のジョルノがブチャラティチームに加入すると、同じメンバーの1人であるアバッキオと初めて出会い、以降仲間として行動を共にするようになりました。アバッキオの死亡シーンを紹介する前に、まずはアバッキオのプロフィールやジョジョの奇妙な冒険5部の作品概要についてまとめていきます。
レオーネ・アバッキオのプロフィール
- 本名:レオーネ・アバッキオ
- 年齢:21歳
- スタンド名:ムーディー・ブルース
- 生年月日:1980年3月25日
- 血液型:A
- 身長:188cm
- 声優:諏訪部順一
レオーネ・アバッキオはブチャラティチームに所属するメンバーの1人です。元々警察官だった異色の経歴の持ち主で、社会に行くところがなくギャングに堕ちたとされています。人間不信で分からず屋な人柄をしていますが、1度信頼した相手には義理堅い一面を見せるようになり内側には強い正義心を秘めています。
ジョジョの奇妙な冒険5部の概要
ジョジョの奇妙な冒険5部・黄金の風は荒木飛呂彦によって週刊少年ジャンプに連載されていた漫画作品です。主人公のジョルノ・ジョバァーナがギャングスターに登り詰めるハードボイルド群像劇が描かれており、1995年~1999年にかけて単行本全17巻を刊行しました。シリーズの累計発行部数は1億2000万部を突破しており、アニメ化やゲーム化といったメディアミックスも展開されています。
ジョジョの奇妙な冒険5部のあらすじ
DIOの血を継いだ少年ジョルノ・ジョバァーナは、周囲から迫害され悲惨な生活を送っていましたが、名前も知らないギャングの男性と出会いギャングスターになるという夢を抱くようになりました。そうして15歳になったジョルノはギャング組織・パッショーネとトラブルになり組織のボス・ブローノ・ブチャラティと戦い勝利します。そこで組織のボスを倒して乗っ取るというブチャラティの野望を知ったジョルノは、その想いに共鳴して彼の仲間になることを決意するのでした。
【ジョジョの奇妙な冒険】アバッキオの衝撃的な死に際や魅力
アバッキオは新人いびりとしてジョルノに自身の小便を飲ませようとするような人物でしたが、次第に仲間思いな一面が露わになっていきかっこいい人物として評されるようになりました。そんな彼が死亡してしまったことに多くの読者が驚愕したことでしょう。ここではジョジョの奇妙な冒険におけるレオーネ・アバッキオの衝撃的な死に際や魅力についてまとめていきます。
アバッキオのかっこいい魅力
ジョジョの奇妙な冒険にはかっこいいキャラクターが数多く登場していることで知られていますが、アバッキオの場合はミステリアスなかっこよさを持つキャラクターと言えるでしょう。具体的なかっこいい魅力を3つ紹介していきます。
かっこいい魅力①他人を信用しない性格
ジョルノが新人として組織に加入した時、彼の強い正義心と行動力に他のメンバーが心を許していく中アバッキオだけは簡単に信用しようとはしませんでした。この性格は過去に警察官だった頃の出来事が影響しており、ジョジョの奇妙な冒険作中でも分からず屋な人物として描かれていましたが、1度信頼した相手であればどこまでも忠実になるという実直な性格をしていると言えます。
かっこいい魅力②元警察官だった過去
アバッキオが警察官だった頃、彼は正義感に溢れ人々を守りたいという純粋な熱意で業務に望もうとしていました。しかし、住民たちは懸命に働く警官を罵倒するばかりで、警官も賄賂を受け取って犯罪を見過ごすなど汚職が横行していました。ついにアバッキオも賄賂を許すような人物になってしまいましたが、そうなったある日同僚が自分を庇って殉職してしまいます。そうしてやさぐれてしまったアバッキオでしたが、ブチャラティと出会ってからはなおも警察官になった頃の正義心で動いています。
かっこいい魅力③ズッケェロ戦
ズッケェロがブチャラティチームの船に潜入すると、ソフト・マシーンという人型スタンドを発動して船をぺちゃんこにするという奇襲を仕掛けました。ジョルノたちは何も分からないまま次々とメンバーが拉致されてしまいますが、アバッキオがムーディー・ブルースを発動して拉致された場面を再生することで敵スタンドの能力を暴きます。そうして敵の位置を割り出したことでズッケェロを捕獲することに成功しました。
アバッキオのかっこいい名言
アバッキオの名言からはブチャラティへの強い忠誠心を垣間見ることができます。また、警察官だった頃にアバッキオの人柄が変化していく様子も必見です。実際にアバッキオのセリフの中で人気がある3つの名言を紹介していきます。
アバッキオの名言①「オレの落ちつける…」
オレの落ちつける所は・・・・・ブチャラティあんたといっしょの時だけだ・・・・・
出典: jojomeigen.net
ブチャラティは組織を裏切ることを初めてメンバーに伝える時、自分について来るかどうかの判断をメンバーに委ねるように言い放ちました。それに対してアバッキオは組織に忠誠を誓っていたと言いながらも、最終的には上記のようにまとめて彼と共に行くことを宣言しました。
アバッキオの名言②『なぜ悪い?』…」
なぜ悪い?
出典: renote.net
警察官になって賄賂が横行している現状を目の当たりにしたアバッキオは、あるチンピラから賄賂を受け取るよう要求された時にとうとう自らも汚職に手を染めるようになりました。その際にアバッキオは逮捕した彼らは結局保釈金を払って出ていくだけで、金を払う相手が自分か裁判所のどちらかに変わるだけと考え込みました。
アバッキオの名言③「『鍵(キー)』だけは…」
「鍵(キー)」だけは・・・・・絶対に・・・・・渡さねえ・・・
「誇り(プライド)」と「面子(メンツ)」にかけて・・・この「鍵」だけは・・・・・出典: jojomeigen.net
ボスの娘が隠した鍵を求めて遺跡に潜入していたアバッキオとフーゴは、暗殺チームの1人・イルーゾォと対峙し彼のスタンド能力に嵌められてしまいます。その中でアバッキオはスタンド能力で逆再生を発動すると、鍵を握った自分の手首を切り落としてそれをジョルノの元へ届けました。手を失ってでも任務を遂行しようとする強い覚悟が見える名言です。
アバッキオの死亡シーン
ボスが育った町に向かったアバッキオはリプレイを再生することでボスの記憶を探ろうとしました。しかし、アバッキオはスタンドを発動している間本体が動けないという弱点があり、そのタイミングを狙って何者かが奇襲しアバッキオを殺害しました。戦うことなく致命傷を負ってしまったアバッキオでしたが、ボスの顔を伝えようと岩にスタンドの顔を押し付けて顔の型を残してから死亡しました。
【ジョジョの奇妙な冒険】アバッキオと他キャラの関係
アバッキオは主にブチャラティチームのメンバーと深い関係を持っており、他にもトリッシュやペリーコロとの関わりがジョジョの奇妙な冒険本編にて描かれえています。ここではジョジョの奇妙な冒険におけるアバッキオと他キャラの関係についてまとめていきます。
アバッキオとジョルノ・ジョバァーナの関係
ジョルノはジョジョの奇妙な冒険5部の主人公であり、ブチャラティチームの新入りとして加入するところから物語が始まります。アバッキオは新入りとなったジョルノに自分の小便を飲ませようとしましたが、ジョルノは自身の歯の1本をクラゲに変えて液体を吸い取らせました。以降もアバッキオはジョルノを警戒し自身のスタンドを見せようとしませんでした。
アバッキオとナランチャ・ギルガの関係
ナランチャとは同じブチャラティチームの仲間です。ジョジョの奇妙な冒険作中で2人の絡みは少なく共闘なども特別描かれることはありませんでしたが、サルディニア島でボスの行動を再現する際に2人が別々で行動することになり、その間にアバッキオが死亡すると皆が進もうとする中でナランチャだけが「置いていくのか」と抗議しました。
アバッキオとブローノ・ブチャラティの関係
ブチャラティはブチャラティチームのリーダーであり同じ仲間として行動を共にしています。アバッキオが警察を追放された後、行き場所がなく放浪していたところにブチャラティが現れ彼を勧誘しました。アバッキオにとってブチャラティの隣は落ち着ける場所と明言しており彼が最も信頼していた人物と言えます。
アバッキオとグイード・ミスタの関係
ミスタとは同じブチャラティチームの仲間です。ジョジョの奇妙な冒険作中ではミスタがジョルノと意気投合し2人で組むことが多いため、あまりアバッキオとの絡みは描かれていませんがブチャラティほどではないにしろミスタのことを信頼している様子が窺えます。
アバッキオとパンナコッタ・フーゴの関係
フーゴとは同じブチャラティチームに所属する仲間です。ブチャラティがボスの鍵を見つけるためにポンペイの遺跡調査を考えると、アバッキオとフーゴの2人に命令して2人を向かわせました。遺跡ではイルーゾォと戦闘になり、フーゴが先に身動きを封じられ1度は窮地に陥りました。
アバッキオとトリッシュ・ウナの関係
トリッシュはボスの娘であり、父の目的が自身の抹殺と知ってブチャラティたちに協力を求めたことでアバッキオたちと会合しました。アバッキオはトリッシュのことを「タフな精神力を持っている」と評しており、敵のスタンド・ノトーリアス・B・I・Gに襲撃された時は彼女のスタンドによって守られました。
アバッキオとペリーコロの関係
ペリーコロは組織の幹部でありジョジョの奇妙な冒険作中にはトリッシュ護衛任務の引き渡し時に現れました。ボスに強い忠誠心を持つペリーコロは秘密を洩らさないようMDを隠して自ら命を絶ちましたが、そこでアバッキオのスタンド能力が利用されMDの隠し場所が再現されました。
【ジョジョの奇妙な冒険】アバッキオのスタンド能力や強さ
ジョジョの奇妙な冒険にはスタンド同士の頭脳戦が見どころの1つであり、アバッキオのスタンドは戦闘には直接利用できないサポート系の能力として描かれています。ボスの秘密に迫っていく上でアバッキオのスタンドは欠かせなかったことでしょう。ここではジョジョの奇妙な冒険におけるアバッキオのスタンド能力や強さについてまとめていきます。
アバッキオのスタンド「ムーディー・ブルース」の強さ
ムーディー・ブルースは過去にその地点にいた人物やスタンドに変身し、その人物の動きをビデオのように再生できる能力です。再生を始めると人間の行動だけでなく会話内容や周辺の音声も再現され、15年以上前の時間にも遡れるためボスの動向を追うための捜査にて大いに貢献しました。
アバッキオのスタンド能力の弱点
再生することでその人物の動向を探れますが、能力発動中はアバッキオ本体が一切身動きが取れなくなるという致命的な弱点があります。戦闘では使うことがとても難しく、発動した後に奇襲を仕掛けられれば反撃することもできません。また、ジョジョの奇妙な冒険作中では能力の有用性ゆえに敵から狙われる存在にもなりました。
アバッキオのスタンドの名前の由来
ムーディー・ブルースという名前はイギリスのロックバンド『The Moody Blues』が由来となっています。ビートルズと同じ時代から活動している古参ロックバンドとして知られています。
【ジョジョの奇妙な冒険】アバッキオのアニメの声優
ジョジョの奇妙な冒険5部は2018年10月からアニメ版が放送され、豪華声優がキャスティングされたことで話題になりました。ここではアニメ版ジョジョの奇妙な冒険にてレオーネ・アバッキオの声を担当した声優についてまとめていきます。
アバッキオの声優は「諏訪部順一」
レオーネ・アバッキオを演じた声優は諏訪部順一(すわべじゅんいち)さんです。学生の頃に映画にのめり込むようになり一時は映画監督を夢見ていましたが、大学卒業後に映画関係の会社を転々とするようになり東京俳優生活協同組合に加入し現在に至ります。色気のあるバリトンボイスが魅力的で、少年から大人、悪役など多くのキャラの声優を務めています。
諏訪部順一のプロフィール
- 性別:男性
- 出生地:東京都
- 生年月日:1972年3月29日
- 血液型:A型
- 身長:173cm
- 事務所:東京俳優生活協同組合
- デビュー時期:1996年
諏訪部順一の主な出演作品
- 両面宿儺(呪術廻戦)
- 葉山アキラ(食戟のソーマ)
- 中里毅(新劇場版 頭文字D)
- 高橋鉄男(亜人ちゃんは語りたい)
- グリード(鋼の錬金術師)
【ジョジョの奇妙な冒険】アバッキオに対する世間での評判や人気
これまでアバッキオの死亡シーンやかっこいい魅力についてまとめてきましたが、ジョジョの奇妙な冒険ファンの間でアバッキオはどのような存在として見られているのでしょうか。ここではSNS上に寄せられているコメントを参照し、アバッキオへの評判や人気についてまとめていきます。
アバッキオはとてもかっこいいと評判になっていました。他人への警戒を怠らない神経質な人物ですが、ギャングに入ってからも警察官になった頃の正義感が残っている純粋さがあり実直な人柄が魅力的と言われています。
人気が高いゆえにアバッキオが死亡した時には大勢のファンが悲しんでいました。人気キャラクターが死亡してしまう場面はどんな作品でもショックを受けることでしょう。また、死亡する寸前にボスの素顔を形に残そうと抗った姿がかっこいいという意見もありました。
アバッキオがジョルノに対して新人いびりをしたシーンは、ファンの間で『アバ茶』と称され親しまれていました。アバ茶はアニメ版でも規制にかからず公開されたことで話題を呼び、アニメを視聴した大勢のファンから反応が寄せられていました。
【ジョジョの奇妙な冒険】アバッキオの死に際は衝撃的だった
ジョジョの奇妙な冒険に登場するレオーネ・アバッキオはスタンド能力で再生している時に何者かに暗殺されて死亡しました。ボスの居場所を突き止めるためにアバッキオとスタンド能力はブチャラティたちにとってなくてはならない存在だったことでしょう。
この記事のライター
zeile
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