【ジョジョの奇妙な冒険】輪切りのソルベとはどのような事件?元ネタも解説
輪切りのソルベとは『ジョジョの奇妙な冒険』5部に出てきたソルベと彼が属する暗殺チームに起きた事件のことです。この事件は多くのファンに衝撃を与えたといわれています。本記事では『ジョジョの奇妙な冒険』5部で起きた輪切りのソルベについて、元ネタと合わせて解説します。
目次
【ジョジョの奇妙な冒険】ソルベとは?
ソルベはギャング組織「パッショーネ」の暗殺チームに所属していた人物です。『ジョジョの奇妙な冒険』5部の作中では、同じチームのジェラートと行動を共にしていました。ここでは、ソルベのプロフィールや『ジョジョの奇妙な冒険』5部のあらすじをおさらいします。
ソルベのプロフィール
ギャング組織の暗殺チームメンバーであるソルベは、短髪の黒髪に鋭い目つきが特徴のキャラクターです。『ジョジョの奇妙な冒険』5部のアニメでは、暗殺チームのメンバーから「チームの中で1番お金にがめつい」といわれていました。彼は暗殺チームの待遇に不満を感じ、ボスの正体を探ろうとしますが、この行動がボスの怒りを買い、残酷な方法で殺され死亡します。「輪切りのソルベ」という呼び名は、ソルベの悲惨な末路を見たファンからつけられました。
ソルベのスタンド能力は不明?
『ジョジョの奇妙な冒険』5部でソルベは、スタンド能力を使う場面がないまま死亡します。その後も作中でソルベのスタンド能力について描かれることがなかったため、彼の能力は不明です。ただ、ソルベが冷菓の名前であることから、氷系のスタンド能力だったのではないかとファンから予想されています。
ジョジョの奇妙な冒険5部の概要
『ジョジョの奇妙な冒険』は荒木飛呂彦先生作の大人気アクション漫画です。5部のサブタイトルである『ジョジョの奇妙な冒険Parte5黄金の風』は、週刊少年ジャンプで1995年から1999年まで連載されました。2001年のイタリアが舞台で、ディオの息子、ジョルノ・ジョバァーナがギャング組織「パッショーネ」でギャングスターを目指し奮闘する姿を描いた作品です。登場人物の名前は、アメリカのミュージシャンや洋楽が元ネタになったといわれています。
ジョジョの奇妙な冒険5部のあらすじ
周囲の人たちから迫害され、孤独な日々を過ごしていたスタンド使いのジョルノ・ジョバァーナは、幼い頃にギャングの男性と出会い、ギャングスターを目指すようになります。15歳になったジョルノはある日、ギャング組織「パッショーネ」とトラブルになり、組織に属するスタンド使い、ブローノ・ブチャラティと戦うことになりました。戦闘の末、勝利したジョルノはブチャラティのチームに入り、仲間と信頼関係を築きながら、組織のボスを倒すため奮闘します。
【ジョジョの奇妙な冒険】輪切りのソルベとは?元ネタを解説
輪切りのソルベは漫画『ジョジョの奇妙な冒険』51巻で登場します。暗殺チームに大きなショックを与えたといわれる輪切りのソルベとは、どのような内容の事件なのでしょうか。ここでは、輪切りのソルベがどのような事件なのか元ネタと合わせて解説します。
輪切りのソルベとは暗殺チームに起きた事件
輪切りのソルベとは、ギャング組織に属する暗殺チームとチームメンバーだったソルベに起きた事件のことです。ボスの正体を暴こうとしたソルベが行方不明になって数日後、暗殺チームのところに小包が届けられます。チームメンバーが中を開けると、輪切りになったソルベがホルマリン漬けにされていました。ソルベの悲惨な末路を見て、暗殺チームは絶句します。
輪切りのソルベが起こった経緯
暗殺チームに大きな衝撃を与えた輪切りのソルベですが、なぜ、このような事件が起きてしまったのでしょうか。ここからは、輪切りのソルベが起こった経緯を『ジョジョの奇妙な冒険』5部のストーリーのネタバレを含みながら紹介します。
解説①ボスの正体を探るソルベたち
ギャング組織「パッショーネ」のボスからぞんざいに扱われ、不満を感じていた暗殺チームはボスを暗殺し、麻薬の密売ルートを横取りする計画を立てます。ソルベとジェラートは、暗殺チームリーダーであるリゾットの命令でボスの正体を探ろうとしました。しかし、この行動が組織を敵に回す行為とみなされ、2人は拉致されて行方不明になります。
解説②死亡したジェラートが登場する
行方不明になったソルベとジェラートを心配する暗殺チームの元に、ジェラートの死体が届きます。ジェラートは衣服に「罰」と書かれた紙を貼られ、喉に布切れを詰まらせて死亡していました。ここで、暗殺チームはボスの正体を暴こうとしてジェラートが殺されたことを理解します。ただ、彼の死亡した経緯やソルベの行方はこの時点で分かりませんでした。
解説③輪切りのソルベになる
ジェラートの死体が暗殺チームに届いてから数日後、今度は額縁に謎の物体が入った美術品が36個送られてきます。物体の正体が分からなかったチームメンバーですが、全ての美術品を並べると、恐怖の表情を浮かべた輪切りのソルベだと分かり、言葉を失います。実はソルベは組織に捕まった後、生きたまま足から36等分に切断され、ホルマリン漬けにされていました。ジェラートは彼が殺害される様子を見て、恐怖のあまり猿轡を喉に詰まらせて死亡します。
ジェラートの死体や輪切りにされたソルベが組織からの警告だと理解した暗殺チームはボスに逆らう気もなくなり、従順な部下として働くようになります。また、アニメでは死亡したソルベとジェラートが届いた後、暗殺チームが2人の葬式を挙げるシーンが出てきました。
解説④ソルベを殺した犯人は誰?
ソルベを殺した犯人は、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』5部で明かされていません。ただ、ボスの親衛隊であるチョコラータが犯人だとファンから予想されています。理由は彼が元医者で、殺しを快楽に感じる殺人者だからです。また、アニメでソルベの殺害シーンが出てきた際、チョコラータのような人影が映っていたことから、SNSでは「やはり犯人はチョコラータしかいない」という声が挙がっていました。
輪切りのソルベの元ネタはある?
輪切りのソルベの元ネタは、公式で明言されていないため分かりません。ただ、現代美術家であるダミアン・ハートの作品が輪切りのソルベと酷似していることから、彼の作品が元ネタだといわれています。他にも、体を少しずつ切断する中国の処刑方法の「凌遅刑(りゅうちけい)」や、CT画像から着想を得たのではないかとファンから予想されていました。
【ジョジョの奇妙な冒険】ソルベとジェラートの関係
『ジョジョの奇妙な冒険』5部でソルベはジェラートと一緒にボスの正体を掴むため行動していましたが、彼らはどのような関係性なのでしょうか。ここでは、ジェラートのプロフィールやソルベとの関係、彼らの見分け方を紹介します。
ジェラートのプロフィール
ジェラートはソルベと同じ暗殺チームの一員であり、金髪で作業着のような服を着ている人物です。スタンド能力は『ジョジョの奇妙な冒険』5部の漫画やアニメで描かれていないため不明です。彼はソルベと一緒にボスの正体を探っていましたが、組織のタブーを犯したため捕まります。その後、ソルベの残酷な殺害場面を見て恐怖し、猿轡を喉に詰まらせて死亡しました。
ソルベとジェラートの関係
同じ暗殺チームに属していたソルベとジェラートは仲が良く、チームメンバーから「付き合っているのではないか」といわれていました。また、『ジョジョの奇妙な冒険』5部で登場した時は、体を密着させ、肩を組む2人の姿が描かれています。他にも、輪切りにされたソルベが暗殺チームに届いた際、チームメンバーが彼の足を見て「ジェラートと同じペディキュアをしている」と話していました。この発言からも、2人が親密な仲であったと推察できます。
ソルベとジェラートの違い
ソルベとジェラートの違いは髪型や服装です。ソルベは黒髪にM字型の髪型で、青のシャツを着ているのが特徴です。対してジェラートは金髪で耳にピアスをつけており、作業着のような服装をしています。
【ジョジョの奇妙な冒険】ソルベの声優
『ジョジョの奇妙な冒険』5部のアニメは、2018年10月から2019年7月まで放送されました。豪華声優陣がキャラクターの声を担当していましたが、ソルベ役の声優は誰だったのでしょうか。ここでは、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』5部でソルベ役を演じた声優情報を紹介します。
ソルベの声優は「佐々木義人」
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』5部でソルベ役を演じたのは、声優の佐々木義人(ささきよしひと)さんです。アニメでは、ソルベが殺される場面で叫び声をあげていました。SNSでは「佐々木さんの叫び声が凄かった」といった意見が挙がっています。
佐々木義人のプロフィール
- 名前:佐々木義人(ささきよしひと)
- 誕生日:1982年7月28日
- 出身地:東京都
- 所属事務所:AIR AGENCY
声優だけでなく、ナレーターとしても活動している佐々木義人さんは、2011年に声優活動を開始しました。同年にアニメデビューを果たしてからは、様々なアニメや吹き替えに出演し、キャラクターの声を担当しています。
佐々木義人の主な出演作品
- 『黒子のバスケ』小堀浩志
- 『ダンボール戦機』ガーディ
- 『ニド・アルミラリの天秤』溝呂木冬馬
佐々木義人さんは2011年に声優デビュー後、数々のアニメやゲーム作品に出演してきました。重低音ボイスが特徴の佐々木義人さんは、強面な男や老人役をアニメでよく演じています。
【ジョジョの奇妙な冒険】輪切りのソルベに対する世間での評判や人気
輪切りのソルベは『ジョジョの奇妙な冒険』の漫画では51巻、アニメでは『ジョジョの奇妙な冒険黄金の風』10話に登場します。SNSでは輪切りのソルベを見たファンが「輪切りのソルベ怖い」「ジョジョの漫画の中で1番衝撃的な話だった」といったコメントを挙げていました。
輪切りのソルベは残虐なシーンのため『ジョジョの奇妙な冒険』5部のアニメで放送される際、規制が入るのではないかといわれていました。しかし、実際にアニメ10話で輪切りのソルベは出てきた時は、規制なしで放送されてます。SNSでは「規制なしで輪切りのソルベが放送できたのは凄い」「輪切りのソルベをアニメで見られて良かった」といった声が挙がっていました。
輪切りのソルベは多くのファンが知っている有名な事件ですが、中には知らない人もいます。SNSでは、輪切りのソルベを知らないファンが初めてこの言葉を聞いた際「何でも切れるスタンド能力のことかな」といったコメントを挙げていました。
【ジョジョの奇妙な冒険】輪切りのソルベはインパクトのある事件だった
暗殺チームの一員だったソルベはボスの正体を探ろうとして捕まり、生きたまま体を切断されて死亡します。輪切りのソルベは暗殺チームメンバーの心に大きなショックを与えました。また、ソルベと行動していたジェラートも悲惨な最期を迎えます。漫画『ジョジョの奇妙な冒険』51巻、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険黄金の風』10話に輪切りのソルベが登場するので、気になる人はチェックしてみてください。
この記事のライター
dokusyoko
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