【ジョジョの奇妙な冒険】空条承太郎の帽子と髪型の状態を考察！脱いだときは？

空条承太郎とは『ジョジョの奇妙な冒険3部』に登場する男性キャラです。空条承太郎は第3部『スターダストクルセイダース』の主人公であり、第2部主人公のジョセフ・ジョースターの孫として登場します。使用スタンドは近距離パワー型の「スタープラチナ」であり、連続パンチだけでなく外科医レベルの精密作業を行うことが可能です。また空条承太郎は3部以降も登場しており、重要キャラとして君臨しています。

『ジョジョの奇妙な冒険3部』とは1989年～1992年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた大人気バトルマンガ作品です。『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの代名詞である「幽波紋」（スタンド）という設定が加えられた初作品であり、歴代作品の中でも特に人気の高いタイトルとして『ジョジョの奇妙な冒険』ファンの間で親しまれています。また2014年からテレビアニメ作品が放送され、より知名度が拡大していきました。

『ジョジョの奇妙な冒険2部』から約50年後の世界にてジョースター家の宿敵であるDIOが復活し、その影響で空条承太郎にスタンド能力が発現しました。空条承太郎以外にもスタンド能力が発現しますが、母親である空条ホリィには適正が無かったため高熱に倒れて危篤状態に陥りました。自身の母親を救うため空条承太郎は、前作主人公のジョセフ・ジョースター達と共に刺客を退けながらDIOが潜伏しているエジプトへと旅立ちました。

『ジョジョの奇妙な冒険3部』に登場する空条承太郎は、独特な帽子と髪型を持っていることが判明しています。そこで以下の項目では空条承太郎の帽子と髪の毛が一体化している可能性だけでなく、帽子に対する原作者のコメントや帽子を脱いだときの髪型についてもそれぞれ解説します。また空条承太郎の帽子に付いている手の平マークにも深い意味が込められています。

空条承太郎の帽子と髪の毛が一体化している可能性についてですが、原作者のインタビュー内容から一体化している事実が明らかになりました。しかし作中にて空条承太郎が帽子を脱いだときのシーンが存在していることから「本当に一体化しているのか」と疑問に感じるファンが多いです。

先述した通り『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの原作者・荒木飛呂彦先生は、自身の口から空条承太郎の帽子と髪の毛は一体化」していると公言しました。一体化させた理由ですが、「後ろ姿からでも承太郎だと認識できるようにしたかった」と話しており、荒木飛呂彦先生の空条承太郎に対する愛情が伝わってきます。

空条承太郎が被っている帽子には、手の平のようなマークが付けられていることが確認されています。実はこのマークは、海外読者にも自身の職業がマンガ家だと分かるよう荒木飛呂彦先生が考案した自身のシンボルマークです。その証拠に手の平マークの中指にはマンガ家を象徴するペンだこが描かれています。

『ジョジョの奇妙な冒険3部』にて空条承太郎が帽子を脱いだときのシーンが数回存在しており前半パートではやや長髪でしたが、後半パートでは短くなっていました。しかし全体を通して空条承太郎らしい硬派でかっこいい髪型に変わりはありませんでした。

『ジョジョの奇妙な冒険3部』にて空条承太郎が帽子を脱いだときのシーンが数回登場します。そこで以下の項目では、空条承太郎が帽子を脱いで髪の毛を露わにする3つのシーンにてそれぞれ解説します。それぞれのシーンで空条承太郎の髪の毛の状態が若干変化しています。

空条承太郎が帽子を脱いだシーン①は、「留置所の中で自分の頭を撃ち抜く前の場面」です。この時空条承太郎は自身に芽生えたスタンド能力を悪霊の仕業だと勘違いし、悪霊に憑りつかれている証明として帽子を脱いで警官から奪った銃で自分の頭を撃ち抜こうとしました。ここでの空条承太郎の髪の毛の状態は少し長めでした。

空条承太郎が帽子を脱いだシーン②は、「ゲブ神のンドゥールとのバトルで帽子が吹き飛んだ場面」です。この時空条承太郎は目が見えない代わりに音を頼りにして戦うンドゥールのスタンド能力に苦戦しますが、仲間の協力もあって空条承太郎の帽子をかすめただけで無傷で撃破したのです。ここでの空条承太郎の髪の毛の状態は戦闘で動いたせいか少し乱れていました。

空条承太郎が帽子を脱いだシーン③は、「DIOの館でダービー弟とTVゲーム対決をした場面」です。ダービー弟とのTVゲーム対決に敗れた場合、魂を吸い取られて人形の中に閉じ込められてしまいます。TVゲームの腕前では敵わないと判断した空条承太郎は、ダービー弟を精神的に追い詰めることで勝利を収めたのです。しかし空条承太郎にとって少々強敵だったらしく、髪の毛が汗で濡れていたのです。

『ジョジョの奇妙な冒険3部』に登場する空条承太郎は硬派キャラとして有名ですが、時々笑顔を見せる瞬間が確認されています。そこで以下の項目では、ストーリー中に空条承太郎が笑った5つのシーンについてそれぞれ解説します。

空条承太郎が笑顔を見せたシーン①は、「花京院典明と戦った時」です。この時空条承太郎はDIOに操られていた花京院典明と保健室で戦いました。ここで「負けた方が悪」だと発言した花京院典明に対してハイテンションになりながら空条承太郎は反撃していたのです。このことからストーリー序盤の空条承太郎のキャラ設定は、定まっていなかったことが推察できます。

空条承太郎が笑顔を見せたシーン②は、「ズィーズィー戦に勝利した後」です。この時ホイールオブフォーチュンと呼ばれる巨大な車に擬態するスタンド能力を持つズィーズィーと戦いました。追い詰められた空条承太郎一行でしたが、スタープラチナを駆使することで勝利できたのです。その後腕だけが異様に逞しい変な体型を持ったズィーズィーを見て、ニッコリと笑う空条承太郎の姿が描かれています。

空条承太郎が笑顔を見せたシーン③は、「ザ・サンとの戦いの時」です。巨大な太陽を生み出すことができるザ・サンは、砂漠を横断中だった空条承太郎一行を苦しめました。しかし高温環境の中でザ・サンのトリックがとても単純だったことに気が付いた空条承太郎は、苦しむことが馬鹿らしくなって大口を開けて大爆笑したのです。

空条承太郎が笑顔を見せたシーン④は、「エジプト編でアレッシーのセト神と戦った場面」です。この時空条承太郎の仲間であるポルナレフは、アレッシーのセト神によって胎児に変えられた状態の女性を援護しながら戦っていました。戦闘後に女性は成人に戻ったポルナレフと出会いますが、戦いに巻き込むわけにはいかないためポルナレフは何も言わずに立ち去ったのです。このようなポルナレフに対し、空条承太郎は笑みを見せたのです。

空条承太郎が笑顔を見せたシーン⑤は、「3部のエンディングの場面」です。エジプトにて宿敵DIOを倒した後、空条承太郎は祖父ジョセフと仲間のポルナレフと空港で別れることになります。軽口を叩きながらも共に死闘を乗り越えた仲間と別れることに対し空条承太郎は心を震わせており、笑顔を見せながらも瞳には涙を滲ませていたのです。

『ジョジョの奇妙な冒険3部』に登場する空条承太郎は、独特な帽子と髪の毛が一体化していると話題を呼んでいます。そこで以下の項目では空条承太郎の帽子に関する世間での評判だけでなく、どういった人気の理由が存在しているのかについてインターネット上の『ジョジョの奇妙な冒険』ファンの意見を参考にしながらそれぞれ紹介します。

空条承太郎の帽子に対する世間での評判は「髪の毛と一体化しているように見える不思議なデザインである」ことです。特に後髪部分と帽子に一体感があるように見えます。それ故に空条承太郎の帽子に関心を持つ『ジョジョの奇妙な冒険』ファンが多いです。

空条承太郎の帽子に人気が集まる理由は「帽子姿がかっこいい」からです。学ランと印象的なマークが付いている帽子を組み合わせることで、空条承太郎が持つ硬派な印象が引き立って男らしさが目立ちます。また帽子を脱いだときに時折見える空条承太郎の髪型がより新鮮に感じられます。それ故に空条承太郎には帽子が不可欠だと考える『ジョジョの奇妙な冒険』ファンが多いです。

本記事では『ジョジョの奇妙な冒険3部』に登場する空条承太郎の帽子に関する情報について紹介してきました。空条承太郎の帽子と髪の毛は一体化しているのではないかとファンの間で囁かれていましたが、原作者・荒木飛呂彦先生のインタビュー内容にて「一体化させることで後ろの髪形からも空条承太郎だと認識させたかった」と公言しています。また空条承太郎の帽子に付いている手の平マークは、荒木飛呂彦先生の職業がマンガ家であることを海外読者に伝えるためだと判明しています。

また硬派なイメージと髪形を持つ空条承太郎ですが、作中にて笑顔を見せるシーンが存在しており大口を開けて笑う空条承太郎の姿は読者達に衝撃を与えました。『ジョジョの奇妙な冒険3部』での空条承太郎の髪型を再確認するために、もう一度単行本を開いてみてはいかがでしょうか。