【ヒロアカ】障子目蔵の素顔はかっこいい？顔を隠している理由は？

障子目蔵は緑谷と同じ雄英高校A組の生徒であり複製腕の個性で諜報や索敵を得意としているキャラクターとして知られています。障子目蔵の素顔について探っていく前に、まずはヒロアカに描かれている障子目蔵の人物像をプロフィールから確認していき、同時に『ヒロアカ』の作品概要とあらすじについてもおさらいしていきます。

障子目蔵（しょうじめぞう）は雄英高校ヒーロー科に通う男子生徒です。クラス一の長身と銀髪のリーゼント、口元を覆い隠すマスクが特徴的で、個性によって両腕の付け根から触腕が伸びています。クラスメイトからガタイの良さを指摘されるほど外見に威圧感があり口数も少ない一面もありますが、その性格は非常に仲間思いで心優しい人物でヒーローとして熱い心の持ち主であると言えます。

ヒロアカ及び僕のヒーローアカデミアは堀越耕平によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。落ちこぼれだった主人公が最高のヒーローに成長していく物語が描かれており、ジャンプ漫画らしい王道展開や劇的な戦闘描写が人気を集めていき2022年1月時点で全世界累計発行部数6500万部を記録しました。アニメ化や舞台化といったメディアミックスも展開されておりその盛り上がりは留まることを知りません。

世界総人口約8割が超常能力・個性を持つようになった超人社会にて、個性を悪用するヴィランの犯罪を止めるべく職業としてのヒーローが誕生しました。緑谷出久はNo.1ヒーローのオールマイトに憧れ将来の夢も彼のようなヒーローと志していましたが、無個性と診断された彼は早々に夢を断たれてしまいます。しかし、オールマイトに助けられそこで秘密を知ったことを皮切りに、緑谷が最高のヒーローになるまでの物語が幕を開けるのでした。

障子目蔵は初登場時から常に顔半分をマスクで覆い隠しており世間的にもその見た目が障子だと定着していましたが、一部の読者が障子の素顔がかっこいいのかと疑問を抱いたことから障子の素顔を予想するファンアートやマスクをしている理由などが考えられるようになりました。ここでは障子目蔵の素顔がかっこいいのか、そして素顔を隠している理由についてまとめていきます。

2014年から長く連載を続けているヒロアカですが、単行本36巻が刊行されている現在までの間に障子が素顔を明かしたシーンは描かれていません。ただし、作者の堀越先生は過去に『障子の素顔はいつか明かす』と明言していることから、今後のヒロアカで彼の素顔が描かれる可能性は大いにあると考えられます。

障子がマスクで素顔を隠すようになった理由は彼が高校生になる前、地元で暮らしていた頃に話が遡ります。障子の地元は異形型個性に対する差別や偏見が残っている地域で、複製腕を持つ障子も周囲から奇異な目で見られていました。その中で障子の素顔を見た少女が怖がってしまったことから彼はマスクをつけ、素顔を隠し始めたとされています。

大きい体格や怖いと言われる素顔を持つ障子ですが、その人となりはとても紳士的で誰よりも優しい心を持っています。USJ襲撃事件では黒霧の吸い込みから仲間を守るために身を挺していたり、林間合宿襲撃時には暴走した常闇から緑谷を助けるために囮になろうと立ち回っていました。仲間のためなら自らの命を顧みない自己犠牲の精神が備わっており、ヒーローとして熱いものを持っている人物と言えるでしょう。

劇場版ヒロアカ映画の2作品目である『ヒーローズ：ライジング』にて、障子は対峙したヴィランから異形型であることを指摘されると「お前も結構イジメられたクチだろう？」と言われていました。障子の過去はヒロアカ本編では明かされていませんが、障子の過去は自身の個性によって何かをされた、もしくはしてしまった経験がありそうです。

ここからは障子目蔵の個性や技についてまとめていきます。ヒロアカではキャラクターごとに別々の個性が備わっており、その個性の使い方や特徴などが本編の見どころの1つとなっています。障子の場合は戦闘よりも情報収集に長けた能力を持っており汎用性が高い技を有しています。

障子の個性は複製腕で、肩から生えた2対の触腕から自身の体の器官を複製する能力を持っています。作中では手、口、目、耳を複製することがほとんどで、1つの触腕から複数の器官を枝分かれするように複製すれば長い距離まで伸ばすことも可能になります。個性の応用により障子は遠くの現場状況を確認したり、普通では気づかない音を素早く察知することができます。また、食事をする時はマスクを外さず複製した口に食べ物を運ぶ描写がされました。

テンタクルパンチは片側に腕を複製し、3つの拳で同時に殴るシンプルな攻撃技です。ヒロアカ本編には未登場でアーケードカードゲームで使用している技であり、障子の握力が540kgという剛腕であることからかなり高威力のパンチを相手にお見舞いすることになります。

オクトブローは両側に合計20本の腕を複製し、対象を連続でパンチしてタコ殴りにする技です。540kgの握力パンチを連打するという内容から、テンタクルパンチの強化版とも言い換えられます。初披露は劇場映画『ヒーローズ：ライジング』であり、オクトブロー発動中も別の腕に目を複製し後方確認を怠りません。

ここからは障子目蔵の名言についてまとめていきます。ヒロアカでは1つの信念を貫こうとするキャラクターから度々名言が飛び出てくることがありますが、障子の口からも読者の心を震わせるかっこいい名言が飛び出ています。ここではファンから特に人気のある3つの名言を紹介します。

林間合宿の襲撃で爆豪を奪われてしまった時、学生寮にいた緑谷や切島たちは爆豪を助けるために内密に動こうとしていました。そこに居合わせた障子は彼らに対して悔しさを露わにしながら、プロでもない自分たちが向かうべきではないと理性的に話していました。そのセリフに緑谷たちも思いとどまり厄介事に発展しそうなことを未然に防いでみせました。

寮生活が始まると、A組内で『ベストセンス決定戦』という名のお部屋披露会が行われることになりました。それに参加させられた障子は上記のセリフのように予め言っておくと、実際の部屋も必要最低限のものが取り揃えられたミニマリストな内装を披露しました。本人曰く物欲がないそうで、クールな一面が見られた瞬間です。

林間合宿にてヴィランの襲撃を受けている時、障子は緑谷を背負いながら爆豪の元まで走っていましたが暴走していた常闇が突如現れ2人を襲いました。そこでもがくように苦しんでいた常闇を目にした障子は、上記のセリフを話し彼を助ける決意を固めました。普段は口数が少ない障子ですがそんな彼の内側にヒーローとしての志がしっかり宿っていることが表されたかっこいい名言です。

ここからはアニメ版ヒロアカにて障子目蔵の声を担当した声優についてまとめていきます。ヒロアカ本編にてA組生徒として活躍している障子はアニメ化された時でも度々姿が描かれており、声優の演技によってクールな性格が色濃く表現されているところがファンからの注目を集めています。

障子目蔵を演じている声優は西田雅一（にしだまさかず）さんです。アミューズメントメディア総合学院を卒業した男性声優であり、柔らかいテノールボイスによって口数が少ないクールキャラやミステリアスな悪役などを魅力的に演じています。

これまで障子目蔵の素顔や隠している理由などについてまとめてきましたが、このことに対してヒロアカファンたちはどのような印象を抱いているのでしょうか？ここでは障子目蔵に対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。

ヒロアカを愛読している人たちのコメントを調べてみると、多くの人が障子の素顔に興味を持っているようでした。普段の障子からは隠している素顔がイケメンだろうという予想も多く、本編で公開されることを大勢の読者が期待しながら待っています。

素顔を隠している理由が少女を怖がらせたという情報が明かされると、彼の素顔と共に具体的な過去が気になったという人も出てきました。クラスメイトと喋る時やご飯を食べる時も複製した口でこないしている障子ですが、その徹底ぶりから想像がつかない過去があるのではという予想が寄せられています。

ヴィランとの全面戦争が勃発すると障子はヤモリの個性を持つスピナーと対峙することになりました。そこでスピナーが異形型であることからイジメを受けていた過去を明かすと、そこで障子の過去や素顔も明らかにされるのではないかと大きな期待が寄せられています。

障子目蔵の素顔は明かされておらず謎に包まれていました。しかし、男前な人柄や見た目に反して優しい性格は彼のかっこいい部分と言えるでしょう。作者のコメントにあった通り、今後のヒロアカで障子の素顔やエピソードが描かれることを期待しておきましょう。