【ヒロアカ】志村菜奈はオールマイトの師匠！死柄木弔との関係性も紹介

オールマイトの師匠であり、7代目「ワン･フォー･オール」の継承者の志村菜奈は、ヒロアカ開始時点ですでに故人です。登場回数は少なく志村菜奈の事を知っているキャラは少人数であり、終章開始時点でも分かっていない部分もあります。志村菜奈がどのような人物なのか、まずは志村菜奈のプロフィールを紹介していきます。

『志村菜奈』は「ワン･フォー･オール」7代目の継承者で、8代目の継承者であるオールマイトの師匠にあたる人物です。オールマイトが18歳の時に『オール･フォー･ワン』に殺害されているため、ヒロアカ開始時点ですでに故人となっています。既婚者ですが夫は何者かによって殺害されていて、息子はヒーローの世界から遠ざけるため里子へと出しています。ヒロアカ作中で元々浮遊の個性を持っていた事が判明しています。

僕のヒーローアカデミアは堀越耕平さんによる漫画作品で、週刊少年ジャンプに2014年から連載されています。アニメ化もされていて、アニメ化後は『ヒロアカ』が公式の場での略称として使われるようになりました。2022年10月時点でヒロアカは単行本は36冊が刊行され、2022年10月からはアニメ6期が放映を開始しています。2021年8月にはヒロアカ第3作目の映画が公開されました。

世界の8割が超常能力「個性」を持ち個性を使用し犯罪者を取り締まるヒーローの中でも、平和の象徴と称されるオールマイトに無個性の緑谷出久は憧れていました。ある事件の最中にオールマイトと会った出久は無個性でもヒーローになれるか聞きますが、オールマイトは最初は諦めるように言い聞かせます。しかし、事件での出久の行動からヒーローの資質を見出したオールマイトは緑谷を自分の後継者に指名し、自らの個性である「ワン･フォー･オール」を授けます。出久は雄英高校に入学し最高のヒーローを目指していきます。

志村菜奈はオールマイトの師匠にあたる人物ですが、志村菜々を知っている人間は少ないです。しかしオールマイトだけではなく死柄木弔やグラントリノ等、志村菜奈はヒロアカで登場した中でも重要なキャラクター達と関わりがあります。ヒロアカ作中で登場した志村菜奈と関係のあるキャラ達を解説していきます。

志村菜奈にとってオールマイトは弟子であり、「ワン･フォー･オール」を託した次代の継承者です。オールマイトも志村菜奈の事は敬愛していて、オールマイトが笑顔を絶やさないのも志村菜奈からの言葉によるものであり、志村菜奈はオールマイトのヒーローとしての在り方に大きな影響を与えています。ヒロアカ本編で緑谷にかけた言葉の中には、志村菜奈からオールマイトへとかけられた言葉も混じっています。

グラントリノは志村菜奈のプロヒーローのバディであり盟友です。数少ない「ワン･フォー･オール」の理解者で志村菜奈を支えてきました。志村菜奈の死後はオールマイトの2人目の師匠となってオールマイトを鍛え上げています。志村菜奈の夫の正体を知っている等志村菜奈の過去を知る数少ない人物の一人ですが、ヒロアカ本編では志村菜奈の過去に関して口を閉ざしています。

死柄木弔の本名は志村転弧といい、志村菜奈は死柄木弔の父方の祖母となります。しかし、ヒーローとして活動するために自分から家族を遠ざけて関係を断っていたため直接会った事はありません。死柄木弔も家の方針でヒーローの話題は禁止されていたために志村菜奈が実の祖母でヒーローである事を知ったのは５歳の時であり、父の引き出しの中にあった写真で初めて知っています。

ヒーロー活動をしている志村菜奈は、一人息子である志村狐太郎を里子へと出し、戦いに巻き込まれないように距離を置いています。志村狐太郎は母の真意は母からの手紙で理解したものの、その事を大人になっても受け入れることはできませんでした。その結果、子供の志村転狐に母がヒーローだったと事が知った時は母との関係を否定し、ヒーローになりたいと夢を持っていた転狐には暴力を振るうようになり、その後の悲劇へとつながりました。

「ワン･フォー･オール」の歴代の継承者は、元々無個性である緑谷出久とオールマイト以外は「ワン･フォー･オール」以外の個性を持っていたため、元々の個性と合わせて2つの個性を持っています。志村菜奈の元々持っていた個性や、性格等を紹介していきます。

志村菜奈自身が元々持っていた個性は浮遊です。自身を浮遊させて空中を移動できる個性という事以外はあまり詳しい事は分かってはいません。「ワン･フォー･オール」の能力で志村菜奈の浮遊の個性を受け継いだ緑谷は、空中でのスムーズな移動は難しいと語っています。

「ワン･フォー･オール」は『力をストックする個性』と『個性を与える個性』が混じり合ってできた個性です。時期は不明ですが志村菜奈は6代目の継承者である『煙』から「ワン･フォー･オール」を譲渡され、７代目の継承者となりました。その後はオールマイトが18の時に志村菜奈は『オール･フォー･ワン』に挑み敗れ殺害されますが、死亡した時点ではすでにオールマイトに「ワン･フォー･オール」を譲渡しています。

志村菜奈はよく笑い強い心を持つ女性です。家庭訪問編でオールマイトは、緑谷出久の母親である緑谷引子の髪等の外見や母親としての強さを見て、師匠の志村菜奈に似ていると緑谷へと語っています。

ヒロアカは2022年10月からはアニメの6期が放映開始されました。アニメの5期は「冬休みインターン編」までが放送され、今ままで放映されたアニメの話の中には志村菜奈も登場しています。アニメで志村菜奈を演じた声優と、他の作品で演じたキャラを紹介していきます。

『園崎未恵』さんがヒロアカの志村菜奈を演じています。園崎未恵さんの活動は声優だけにとどまらず、女優や音楽活動等も行っています。園崎未恵さんは、ONE PICEの『ヴァイオレット』やストライクウィッチーズ『ゲルトルート･バルクホルン』等のキャラを演じています。

『園崎未恵』さんは、1997年3月に『そのざきみえ』名義で声優としてデビューしました。2002年に芸名を『園崎未恵』と漢字表記に変更しています。2008年に結婚していますが2011年に離婚しました。嫌いなものはトマト･日焼け、好きなものは金魚･蛙･ネイルアート･カレー･カフェ、ゲーム、着物等です。1999年4月から声優･タレント事務所であるリマックスに入所していて、2019年に契約は満了しましたが業務提携という形でリマックスで声優業を続けています。

園崎未恵さんが演じた主なキャラクターは、デジモンアドベンチャー『テイルモン』、ゲゲゲの鬼太郎『雪女葵』、BLEACH『袖白雪』、EDENSZERO『紅婦人』、ワールドトリガー『ウェン･ソー』、Fate/GrandoOrder『千利休』、グランブルファンタジー『イルザ』、ぷよぷよ『アルル(ぷよぷよフィーバー以降)』『クルーク』等のキャラクターの声優を担当しています。

ヒロアカ作者の堀越耕平さんが描く女性キャラは人気が高いです。志村菜奈も多くのファンから好かれています。好きな所として、見た目が美人という所と、女性キャラにしてはしっかり筋肉がついている所があげられていました。

志村菜奈の夫はヒロアカ本編が終章突入時点でも誰だか分かっていません。少なくともグラントリノは知っているみたいですが口を噤んでいます。その夫の正体の候補の一人に、6代目「ワン･フォー･オール」継承者である『煙』ではないかという声があります。作中で志村菜奈の夫は殺害されている事、回想シーンで息子の狐太郎が志村菜奈のカレーを評価したシーンで6点という評価を出している事から煙が夫であると疑われています。

志村菜奈と緑谷出久の母親である緑谷引子は血縁関係があるのではないかと言われています。理由としては弟子であるオールマイトが認めるほど見た目が似ている部分がある事と、個性です。緑谷引子は物を引き寄せる個性を持っていて、志村菜奈の個性の浮遊とは似たような個性です。以上の理由から血縁関係があるのではないかと言われています。

この記事ではヒロアカに登場した志村菜奈について紹介してきました。志村菜奈はヒロアカ開始時には『AFO』に殺害されていてすでに故人です。しかし、志村菜奈は『オールマイト』のヒーローとしての在り方に師匠として大きな影響を与え、ヒロアカ本編のラスボス候補である『死柄木弔』の血縁で祖母にあたる等、ヒロアカ作中の重要な登場キャラ達と深い関わりがあります。さらに、志村菜奈自身もまだ謎の部分が残っていますが、「ワン･フォー･オール」７代目の継承者であり作中でも重要な登場人物です。