【ヒロアカ】ギランは闇のブローカー！個性やヴィランとの関係性も紹介

『ヒロアカ』のギランとは、人から武器まで様々な物を調達する闇の大物ブローカーで、それをヴィラン連合へ手配しています。右の前歯がかけており、喫煙者で拳銃型のライターを持っています。そんなギランですが、スマートフォンにはウサギ耳のカバーを付けています。個性は「混濁」で、対象の頭に触れると、前後５分間の記憶を曖昧にさせます。ヴィラン連合に近づき、死柄木達に荼毘とトガヒミコを紹介しました。

『僕のヒーローアカデミア』は、短くして『ヒロアカ』と呼ばれています。『ヒロアカ』は堀越耕平による漫画作品で、2014年より「週刊少年ジャンプ」にて連載が開始されました。『ヒロアカ』はすぐに注目され、「週刊少年ジャンプ」の人気作品になりました。2016年からアニメの放送が開始され、2022年10月からは第６期がスタートしました。『ヒロアカ』は海外でも高い人気を誇っています。

ほとんどの人が「個性」と呼ばれる特殊能力を持っている世界で、その力を使って人々を助けるヒーローが存在していました。『ヒロアカ』の主人公の緑谷出久（みどりやいずく・通称デク）は、誰よりもヒーローに憧れていましたが、無個性でした。しかしオールマイトに出会い、オールマイトから個性を譲渡されたのです。緑谷出久は雄英高校に通い、最高のヒーローを目指します。

つかみ所がないギランですが、どんな個性を持っているのでしょうか。ここからは『ヒロアカ』のギランの人物像について詳しく考察していきます。弱点はあるのか、性格や初登場シーンも紹介しています。

『ヒロアカ』のギランの個性は「混濁」です。対象となる人物の頭に触れると、前後５分間の記憶を曖昧にしてしまいます。この個性を使って、自分を有利に持っていったり、犯罪を行う事も可能でしょう。しかしギランはそんな事には個性を使っていませんでした。

『ヒロアカ』のギランは闇の大物ブローカーなので、大量の顧客情報を持っているはずです。それ故、その情報欲しさに様々な人物に狙われる可能性があります。それが弱点と言えば弱点になるかもしれません。現にヴィラン連合に敵対する立場の異能解放軍に捕まっています。

『ヒロアカ』のギランは、常に笑みを浮かべていて、つかみ所のない人物です。異能解放軍に捕らわれ、ボコボコにされた時も笑っていました。精神力も強いと思われます。また秘密主義なので、情報を漏らしてはいけないブローカーという仕事にぴったりの性格です。

『ヒロアカ』のギランが初登場したのは、単行本７巻57話です。「ヒーロー殺し」と呼ばれるステインはデク達と戦い、敗れ、警察に捕まります。この事件の後にギランは登場します。スナックで同業者と話をしていたシーンが、ギランの初登場となります。

『ヒロアカ』のギランは、ブローカーの仕事も順調でした。そして個性を悪用する犯罪者の集団であるヴィランにも信用されていました。しかし闇のブローカーという仕事は、危険と隣り合わせです。ヴィランとも関わりがあることから、ギランに危機が訪れます。

『ヒロアカ』のギランの仕事は、売りたい人と買いたい人を引き合わせる仲買人です。武器などヴィラン連合にとって必要な物を販売し、ヴィラン連合に加入したい人物の紹介もしていました。トガヒミコと茶毘も、元々はギランが紹介しました。戦いで腕を失ったMr.コンプレスの義手も、ギランが手配しています。

『ヒロアカ』のギランは、ヴィラン連合解体を企てる異能解放軍に捕まってしまいます。異能解放軍はギランに顧客リストの情報を聞き出そうとします。しかしギランは顧客リストはすでに消去済みで、拷問で指を剥がされても、うめき声一つあげずに情報を漏らすこともしませんでした。しかし顧客リストは復元され、剥がされたヴィランの指は、連合への挑発として連合が関わった場所へばら撒かれました。

『ヒロアカ』のギランは拷問された後、タワーに監禁されます。そして死柄木とトゥワイスが救出に駆けつけます。トゥワイスはギランを助け出し、右指がなくなっていることに気付くのでした。死柄木はタワーを破壊し、トゥワイスはギランを連れて逃げました。そしてギランはその後、ヴィラン連合に庇護されることになりました。

『ヒロアカ』のギランの人物像、個性や仕事などについて考察してきましたが、ここからはヴィラン連合の主なメンバーを紹介していきます。『ヒロアカ』では敵という立場になりますが、過去に悲しい経験をした人物もいます。

『ヒロアカ』の死柄木弔（しがらきとむら）は、ヴィラン連合のリーダー格です。 本名は志村転弧（しむらてんこ）で、７代目ワン・フォー・オールの志村菜奈の孫です。死柄木弔は幼い頃ヒーローに憧れていましたが、父親がヒーロー嫌いだったため、ヒーローの事を口にすることは厳禁でした。死柄木弔の父は、ヒーローだった母親に構ってもらうことができずに寂しい思いをしたからです。死柄木弔はストレスがたまり、「崩壊」という個性を発動してしまいます。その個性により、死柄木弔の家族は死亡してしまいました。

『ヒロアカ』の黒霧は、黒い霧が服を着たようなキャラです。連合をまとめ、死柄木弔のお目付役のような役割もしています。普段は紳士的に振る舞いますが、怒ると乱暴な言葉遣いになります。黒霧の個性は「ワープゲート」です。自分の身体を覆っている霧を、瞬間移動させる出入り口にすることができます。一度に複数の出入り口を作り出すことができるため、移動手段としても使われていました。また戦闘においても使える個性で、汎用性が高いです。

『ヒロアカ』の荼毘（だび）は、まるでやけどをしたような皮膚とツギハギだらけの身体をしています。本名は轟燈矢で、ギランの紹介でヴィラン連合に加入しました。何を考えているのか分からず、仲間意識もほとんどありません。荼毘の個性は「蒼炎」で、掌や全身から蒼い炎を放ちます。この炎を受けた者は一瞬で炭にされてしまい、近くにいた者にまで被害が及びます。また荼毘はエンデヴァーの息子だということも明かしています。

『ヒロアカ』のトガヒミコは、漢字で書くと「渡我被身子」となります。トガヒミコはステインの大ファンで、彼のようになりたいと多くの人を殺傷しました。ギランの紹介でヴィラン連合に加入しています。個性は「変身」で、相手の血液を摂取するとその人物に変身できます。変身している時間は、摂取した血の量によって変わります。最初の頃は容姿だけしか変えられませんでしたが、異能解放軍との戦いで、変身した相手の個性まで使えるようになりました。

『ヒロアカ』のトゥワイスは全身を覆うスーツを着ていて、本名は分倍河原仁（ぶばいがわらじん）です。トゥワイスは仲間思いですが、自分の個性が原因で自分の発言に自分で否定する話し方をします。トゥワイスの個性は人でも物でも「２倍」にすることができ、個性までコピーできます。この個性によりトゥワイスは自分を増やしましたが、自分同士の殺し合いが始まり、その結果、自分が本物なのか確証が持てなくなってしまいました。しかし異能解放軍の時に、仲間を守るためにトラウマを克服しています。

『ヒロアカ』のMr.コンプレスは、背が高くシルクハットを被り、仮面をつけています。本名は迫圧紘（さこあつひろ）です。個性は「圧縮」です。人間はもちろん、生物ではない炎や氷、岩なども圧縮できます。圧縮されるとビー玉サイズくらいの小さな玉になってしまいます。圧縮の解除方法は、指を鳴らすことです。また対象の一部だけを切り取ることも可能です。Mr.コンプレスは治崎廻との戦いで左腕を失っており、義手を付けています。

『ヒロアカ』のギランはつかみ所がなく、秘密主義なのでブローカーという仕事には向いているでしょう。そんなギランを演じた声優は誰なのでしょうか。ここからは、ギランの声優のプロフィールや出演作品を紹介していきます。

『ヒロアカ』のギランを演じている声優は、荻野晴朗さんです。荻野さんは会社に勤めていましたが、30歳を目前に、東京アナウンスアカデミーに通い始めます。その後賢プロダクションに所属し、会社を退職します。しかしその事実を両親に話すのに、３年かかっています。趣味はピアノで、数学と物理が得意だそうです。

いつも笑みを浮かべていて、飄々としている『ヒロアカ』のギランですが、拳銃型のライターを持っているかと思えば、スマートフォンのカバーはウサギの耳など趣味がよく分かりません。そんなギランは、世間ではどう思われているのでしょうか。

『ヒロアカ』のギランは、大人の魅力が出ていて、顔が好きだという意見も多かったです。闇ブローカーでうさん臭い雰囲気が出ていますが、拷問を受けても個人情報を漏らすことはなく、誇りを持って仕事をしていることが分かります。

『ヒロアカ』のギランは拷問を受けて指を剥がされても、うめき声一つ上げず、命乞いもしませんでした。最後までブローカーとしてのプライドを持ち続けたのです。そんなギランは死亡してしまうと思った方も多かったことでしょう。しかし無事にヴィラン連合に救出されました。

『ヒロアカ』のギランの声がいいという意見も多かったです。声優は荻野晴朗さんです。ヒロアカは登場人物がとても多いですが、どのキャラも声優さんが見事に演じていて違和感がありません。

『ヒロアカ』のギランは大物の闇ブローカーで、ヴィラン連合に武器などを手配したり、人を紹介することもしていました。個性は「混濁」 です。ギランの個性は戦い向きではないため、異能解放軍に拉致されても、反撃することができませんでした。しかし拷問されても情報を漏らすことはなく、笑みさえ浮かべていました。しかしその時に指を失ってしまいます。ギランは裏社会の人間ですが、信念を持って仕事をしている人物でした。