【ヒロアカ】ギャングオルカは見た目に反して優しい？個性や能力も紹介

『ヒロアカ』に登場するギャングオルカは、コミック本10巻・13巻アニメ3期58話に登場するヴィラン連合掃討作戦にも参加していた実力者です。白いスーツを着てシャチの姿をし、強面ながらも実は大の子供好きで、若者には賞賛を送り激励したいと思っているようです。そんな見た目と内面のギャップから、可愛く熱い性格の持ち主と言われています。2020年下半期のビルボードチャートでは、12位と評価の高いプロヒーローです。

『ヒロアカ』に登場するがギャングオルカは、強面なだけに大好きなはずの子供に泣かれることが多く、真剣に悩んでいるそうです。実力はプロヒーローですが、個性がシャチなだけに乾燥が弱点で常に水の入ったペットボトルを持ち歩いています。

『ヒロアカ』は『僕のヒーローアカデミア』の略称で、漫画家・堀越耕平が描いたヒーロー漫画です。2014年32号から少年ジャンプに連載され、2014年11月にコミックス第1巻が発売された時には即完売する程の人気作品です。2022年10月時点で、コミック本36巻世界累計発行部数は6500万部を突破し、アニメ版がアニマックスやVOMIC・Amazonprimeビデオ等で放送されています。

また、『ヒロアカ』人気は国内に留まらず、アメリカやフランスでも人気の高い漫画です。アメリカでは2018年9月～10月に日本の漫画1位を獲得し、2019年にはハーベイ賞を受賞しました。

『ヒロアカ』の主人公・緑谷出久（みどりや いずく）愛称・デクは、幼い頃からヒーローになり、危険にある誰かを助ける事が夢でした。しかし、病院の医師から「5世代には珍しく個性がない」と言われショックを受けます。ヒーローになる夢を諦めず、オールマイトに認められた出久は、雄英高校ヒーロー科に合格しました。雄英高校の仲間と共にプロヒーローへの道へと突き進んでいきます。

『ヒロアカ』に登場するギャングオルカは、スーツを着たシャチで強面ですが、プロヒーローです。ここからは、ギャングオルカの性格や活躍について紹介します。

『ヒロアカ』に登場するギャングオルカは、悪役の様な面持ちと容姿をしています。ヒーロー仮免許二次試験では、受験生達の前に敵役として立ちはだかりました。ギャングオルカ自身、拘束用プロテクター（ハンデ用の重り）を付けていますが圧倒的な実力で、プレッシャーを見せつけ生徒たちを圧倒していました。

『ヒロアカ』に登場するギャングオルカは、悪役の様に見えますが自分を見た子供たちが泣くことに対して悩んでいることから、優しい性格だという事が窺えます。スーツを着た強面のシャチが現れたら子供たちが泣くのも納得です。しかし、多くの読者の間では容姿に反して実は大の子供好きで、優しい性格であるという事は有名な話です。子供好きの優しさとは別に、教官としての厳しさと優しさも兼ね揃えています。 

仮免許の戦闘の際、轟・爆豪・夜嵐のコミュニケーション能力に問題があると見抜き、特別授業を行っています。このような、見た目と内面のギャップから女性からの人気も高いようです。

『ヒロアカ』に登場するギャングオルカの登場シーンが多いのは、仮免試験の時です。緑谷・轟・夜嵐の前にサイドキックを携え立ちはだかりバトルになりました。ギャングオルカの弱点が乾燥と知る轟と夜嵐は、熱風牢獄に閉じ込めようとします。乾燥が弱点であるギャングオルカは、常に水入りペットボトルを持ち歩いており、炎を消すことができたのです。消火後、「で？」「次は？」の挑発的な声に緑谷がSMASHキックを仕掛けますが、片腕でガードし攻撃を防ぎました。

ここで、見抜いた生徒達の欠点について、後に特別授業を開き指導を行っています。プロヒーローとしてだけではなく、教官としても活躍しました。

『ヒロアカ』に登場するギャングオルカは、漫画家・堀越耕平の前作『逢魔ヶ土刻動物園』に登場する「サカマタ」というキャラクターにそっくりです。シャチがスーツを着て、弱点は乾燥で常にペットボトルに海水（ヒロアカでは水）を持ち歩くといった共通点があります。作者の遊び心や作品に対する愛情があふれています。

ここまでは、ギャングオルカの優しさや強さを紹介してきました。次は、ギャングオルカの個性や能力・攻撃技について掘り下げていきましょう。

『ヒロアカ』に登場するギャングオルカの個性は「シャチ」です。シャチと言えば海に生息する生き物ですが、ギャングオルカの場合は水陸どちらでも生活できます。見るからに、ヒーローとは程遠く、悪役として登場しそうな容姿が印象的です。

『ヒロアカ』に登場する、ギャングオルカは水陸どちらでも生活できますが、唯一の弱点は「乾燥」です。そのため、常に水入りのペットボトルを持ち歩いています。弱点を補うための水入りペットボトルは、攻撃された時に役立つこともあるのです。

『ヒロアカ』に登場するギャングオルカの必殺技は「超音波アタック」です。シャチの特性を活かしたこの技は、敵に対して頭部から超音波を発生させ、一時的に全身を麻痺させます。距離が近いほど、超音波必殺技の効果はより強力に作用します。

『ヒロアカ』に登場するギャングオルカは、「ヒーロービルボードチャートJP」や「ヴィランっぽいヒーローランキング」にランクインする程人気のプロヒーローです。ヒーローなのに見た目がヴィランっぽいと言われるあたりが、ギャングオルカの一番の特徴でもあります。

『ヒロアカ』に登場するギャングオルカの声優は、誰が務めているのでしょうか。声優の出演作品とプロフィールを紹介します。

アニメ版『ヒロアカ』に登場するギャングオルカの声優は、賢プロダクションに所属している松田修平です。スクールデュオ14期卒業生で、2014年から声優デビューし数多くの作品に出演しています。

声優・松田修平は、2014年デビュー以降120作品以上に出演しています。これまでに、アニメ42作品、映画・テレビドラマ吹替72作品、劇場アニメ23作品他、ナレーション・アメリカテレビ番組のボイスオーバー・CMとアニメに留まらず様々な分野で活躍しています。また、1つの作品で何人ものキャラクターの声優を務める実力派声優です。

読者の多くは、『ヒロアカ』に登場するギャングオルカの容姿と内心のギャップに魅かれているようです。ここでは、ギャングオルカに対する世間の評判について紹介します。

いつもは、笑顔を見せないプロヒーローのギャングオルカが子供好きなのは有名な話です。強面の容姿とのギャップを好むファンもいますが、子供好きだからこそ、褒め方を知っているギャングオルカの姿がファンの心を掴むのでしょう。

悪役の様な容姿ですが、内心は子供好きで普段は熱血鬼教官を演じています。子供にすぐ泣かれてしまう悩みはギャングオルカファンであれば知っているのが当たり前の事の様です。

「子供好き」という事で、見た目のギャップが好きというファンが多い中、ヴィランっぽいプロヒーローと言えば「ギャングオルカ」というイメージも浸透しています。メインのキャラクターではないですが、ギャングオルカ関連の呟きが多く人気のキャラクターという事が分かります。

『ヒロアカ』に登場するギャングオルカは、見た目に反して本当に優しいヒーローでした。コミック本やアニメを見る限り、本当は悪役ではないのかと思うほどの鬼教官を演じています。しかし、子供が大好きだからこそ鬼になり熱い思いで指導していることが分かるシーンもありました。漫画家・堀越耕平が、前作品『 逢魔ヶ土刻動物園 』キャラクター・サカマタをそのまま描いたようなギャングオルカには漫画家のキャラクターに対する思いが込められています。

一人の少年が、ヒーローになりたい夢を叶えるべく日々奮闘する仲間たちの姿と、人間模様に今後も目が離せません。