【ゴールデンカムイ】菊田は第七師団の一員!杉元との出会いやモデルも紹介
ゴールデンカムイに登場する第七師団の一員、菊田杢太郎のプロフィールやモデルとなっているとされる人物などを詳しく解説します。菊田の正体や目的の考察、杉元との出会いやゴールデンカムイファンの菊田に対する評価なども併せて紹介していきます。
目次
【ゴールデンカムイ】菊田は第七師団の一員
菊田杢太郎のプロフィール
- 名前:菊田杢太郎(きくたもくたろう)
- 所属:北海道第七師団
- 階級:特務曹長(現 准士官)
- 誕生日:11月26日
ゴールデンカムイに登場する菊田杢太郎は、現在で言う准士官である特務曹長という鯉登少尉と月島軍曹の間に当たるポジションを務めています。体格が良く渋いイケメンという風貌で、第七師団の中ではかなりのベテランで鯉登少尉のようなエリートとは違った叩き上げの兵士です。ゴールデンカムイの第七師団に所属するキャラクターの中では、比較的常識人のようですが銃に対してこだわりを持っています。倒したロシア兵の銃を集めており二丁拳銃スタイルで戦う人物です。
ゴールデンカムイの概要
ゴールデンカムイは、週刊ヤングジャンプにて2014年から連載がスタートした野田サトル先生が作者のアイヌ文化を描いたロマンス要素、グルメ要素のある金塊バトルをテーマにした漫画です。2018年からTVアニメにて第一期の放送が開始されました。アイヌ文化に細かく触れている漫画として、多くの分野から注目され様々な賞を受賞しています。2022年4月に完結しましたが、実写化も発表されており完結後も非常に高い支持を得ている作品です。
ゴールデンカムイのあらすじ
ゴールデンカムイは、日露戦争後の北海道が舞台になっており、主人公杉元佐一が幼馴染の梅子の治療費を確保するため、砂金取りをしている際に金塊の話を耳にしたことから始まります。その直後クマに襲われそうになったところをアイヌの少女アシㇼパに救われます。杉元は、治療費分の金塊を受け取る代わりに残りの金塊をアイヌに返し、殺されたアシㇼパの父の仇を討つことを約束して、アシㇼパと行動を共にしながら金塊探しを始めます。
【ゴールデンカムイ】菊田と杉元や他キャラの関係
菊田と有古一等卒の関係
ゴールデンカムイに登場する菊田と有古一等卒(ありこいっとうそつ)の関係について解説していきます。菊田にとって有古一等卒は部下にあたりますが、日露戦争での戦友であり、特別な信頼感のある人物で常に行動を共にしています。有古は、アイヌ民族の戦士でありイポプテという別名を持ち、父は金塊強奪事件の被害者でもあります。そのことをネタに土方にゆすられスパイとして働かされますが、土方、鶴見双方にとって信用のならない存在とされ苦しい立場にいるところに菊田が手を差し伸べています。
菊田と宇佐美時重の関係
ゴールデンカムイに登場する菊田と宇佐美時重(うさみときしげ)の関係について解説していきます。宇佐美上等兵にとって菊田特務曹長は上官に当たるものの、あまり敬意を払った態度ではなく協力的ではありません。菊田も宇佐美が心の中では自分を馬鹿にしているのを薄々感じているため、折り合いの悪い関係のようです。菊田は鶴見中尉から疑われおり、それを探るために宇佐美が配置され共に行動していたのではないかと考察されます。
菊田と杉元佐一の出会いや関係
ゴールデンカムイに登場する菊田と杉元佐一の出会いや関係について解説していきます。作中で、数年前地元から出てきた杉元が東京で睨まれたという理由で喧嘩をしていた所、菊田が仲裁に入ってきて出会いました。喧嘩の理由から杉元をノラ坊と呼び始めます。その後、飯を奢った席で菊田が杉元に見合いの替え玉を頼み、目的通り花沢勇作と金子花枝子との見合いを白紙に戻すことに成功します。杉元は入隊すれば飯に困らないと考え、不死身の杉元という英雄が誕生したのは自身との出会いのお陰だと菊田は語っています。
【ゴールデンカムイ】菊田の正体や目的・最期
菊田の正体はスパイ?
ゴールデンカムイに登場する菊田杢太郎の正体は、実はスパイでした。そもそも菊田は、陸軍第一師団に所属していましたが、軍中央部から第七師団に転属するように命じられています。その目的は、鶴見中尉の傍につき鶴見の行動を軍中央部に報告するスパイでした。軍中央部は、当初から鶴見を疑っており菊田は日露戦争前からずっと鶴見の監視を行っていたようです。
菊田の能力や装備
ゴールデンカムイに登場する菊田の能力や装備について解説していきます。菊田は生粋の銃好きで、特にナガンM1895を気に入っていたようです。ナガンは、ロシアのナガン兄弟が発明した回転式の拳銃で、菊田はホルスターに複数の拳銃を持ち二丁拳銃スタイルで戦っています。拳銃発砲時の反動は、相当な威力があるため二丁拳銃の戦闘スタイルは、腕や肩、下半身までしっかり鍛え抜いた菊田だからこそ貫ける能力だったと考察されます。
菊田のモデル
ゴールデンカムイに登場する菊田には、モデルとされる人物がいるのではないか、と言われているようです。実際には、モデルになっているとされる明確な人物はいませんが、菊田の顔立ちが『イングロリアス・バスターズ』の映画のレイン中尉演じるブラット・ピットに似ていると噂になっています。菊田の眉の下がり具合や髭の生え方などが似ており、モデルになっているのではないかと考察されます。
菊田の目的はなに?
ゴールデンカムイに登場する菊田特務曹長の目的について解説していきます。軍中央部のスパイとして鶴見中尉のいる第七師団に派遣された菊田の目的は、中央から受けた任務を遂行することです。菊田が受けた最新の任務は「鶴見中尉に金塊を探させ、最後には消せ(殺せ)」というものでした。つまり、菊田はスパイである正体を隠しながら部下として鶴見中尉の傍にいて任務遂行のために鶴見中尉の金塊探しを手伝い、最終的に鶴見中尉を殺すのが目的だと考察されます。
菊田は最後に死亡する?
ゴールデンカムイに登場するキャラクターの中では常識人である菊田杢太郎は、最後に死亡してしまうのでしょうか。菊田は軍中央部の指令により、正体を隠しながら鶴見中尉の動きを中央に報告するスパイを担っていました。勘の鋭い鶴見中尉の目を欺くために紙煙草に情報を書き込み中央政府の人間に拾わせやり取りを行っていましたが、鶴見側の宇佐美にそれを見つかり、菊田の正体がバレてしまいます。その後、鶴見中尉に撃たれた菊田は「あんたを倒すのはノラ坊だ」と言い残し、最後は月島に撃たれ死亡しています。
【ゴールデンカムイ】菊田の声優
菊田の声優は「堀内賢雄」
ゴールデンカムイに登場する菊田杢太郎の声を演じているのは、声優の堀内賢雄さんです。堀内さんは、先述で菊田の顔のモデルになっていると噂されているブラッド・ピットの声も担当していることから「キャラクターにピッタリハマっている」とゴールデンカムイファンの間でも高い支持を得ています。
堀内賢雄のプロフィール
- 本名:堀内賢雄(ほりうちけんゆう)
- 生年月日:1957年7月30日
- 出身地:静岡県御殿場市
- 事務所:ケンユウオフィス
堀内賢雄さんは、自身が代表を務めるケンユウオフィスに所属する声優です。地元の中学校を卒業後、スポーツ特待生として進学しますが身体を壊して逗子開成高等学校に転校しています。高校卒業後は、DJを目指しディスコでDJや司会をしながら、TV番組のナレーションやレポーターにも携わるようになります。その後俳優業を勧められ、たてかべ和也のオフィス央に所属し『アンドロメロス』のアンドロウルフ役でデビューを果たします。声優を始めた当初は、素人同然で全く上手くいかず地獄だったと語っています。
堀内賢雄の主な出演作品
ゴールデンカムイに登場する菊田杢太郎の声を演じる堀内賢雄さんは、TVアニメでは『機動戦士ガンダムX』に登場するジャミル・ニートや『機動戦士ガンダムZZ』のマシュマー・セロ、『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝』に登場するトキなど多くのキャラクターを演じています。さらに、洋画の吹替では本人公認でブラッド・ピットの声を演じ『フルハウス』ではジェシー・コクラン役を演じるジョン・ステイモスの声などを長年担当しており、生粋のハンサムボイスを言われています。
【ゴールデンカムイ】菊田に対する世間での評判や人気
ゴールデンカムイに登場する貴重な常識人である菊田特務曹長に対して、ゴールデンカムイファンはどのように感じているのでしょうか。菊田杢太郎に対する評判や人気をまとめていきます。
ゴールデンカムイの中で、作者の野田サトルさんも1番顔を描くのが難しいと言っていたほどこだわっている菊田の顔は、ゴールデンカムイファンの中で「イケおじ」と言われて人気が高いようです。暗闇での戦いシーンで事前に眼帯で目を隠し、暗闇に慣れておき敵に「見えてるぜ」という言い放つ菊田に、「何度見てもかっこ良すぎる」と興奮が収まらないファンも多くいました。
ゴールデンカムイに登場する菊田は、作中に描かれているキャラクターの中では極めて珍しい常識的な人間です。しかし、殺したロシア兵から銃を奪って集めることを趣味とし、コレクションしている様子は「サイコパスのように見える」と恐怖を感じるファンもいました。
菊田特務曹長は、倒したロシア兵から拳銃を集めることに取り憑かれており、戦いの場では二丁拳銃スタイルをとっています。ブラピがモデルと囁かれるイケメンルックスに加え、二丁拳銃を構えるシーンが「ハマり過ぎていてかっこいい」とファンの間で非常に高い人気を得ているキャラクターでした。しかし序盤の菊田の二丁拳銃を扱うスタイルに悪役だと思っていたファンもいたようです。
【ゴールデンカムイ】菊田は第七師団の一員でスパイだった
ゴールデンカムイに登場する菊田は、変人揃いの第七師団の中では珍しい常識人ですが、銃に対するこだわりを持ち日露戦争で倒したロシア兵からナガンM1895を集めるのが趣味で、二丁拳銃での戦闘スタイルを主にしている人物でした。主人公杉元を出会い方からノラ坊と呼び、見合いの破断を頼んだことがきっかけで『不死身の杉元』という英雄を生んだ人物でもありました。第七師団の一員だった菊田は、実は軍中央部のスパイであり正体を隠しながら鶴見中尉を監視していました。
しかし部下である宇佐美にスパイであることがバレて、最後は鶴見中尉と月島軍曹に撃たれて死亡してしまいました。杉元と出会い、思いを託す相手ができたことで菊田は死亡する前に鶴見中尉に「あんたはノラ坊に倒される」と言い放っています。菊田に思いを託された杉元の動きや金塊の行方に注目しましょう。
この記事のライター
しばっち
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