【ゴールデンカムイ】面白いシーンまとめ!評価や名言もあわせて紹介
『ゴールデンカムイ』は面白いシーンがたくさんあり、人気の理由の一つとなっています。『ゴールデンカムイ』の面白いシーンや、名シーン、変態と言われているキャラクターを紹介し、『ゴールデンカムイ』が面白いと言われている理由にについても考察します。
目次
【ゴールデンカムイ】とは?
『ゴールデンカムイ』は面白いシーンがたくさんあると、ファンの間で評判になっています。個性豊かなキャラクターが登場し、シリアスな展開の中にギャグ要素が入るところも人気の理由の一つとなっています。そんな『ゴールデンカムイ』の特に人気のある面白いシーンや、キャラクターの名言、面白いと評価されている理由について紹介します。
ゴールデンカムイの作者
『ゴールデンカムイ』の作者は野田サトルです。北海道出身の漫画家で、『週刊ヤングジャンプ』にてアイスホッケー漫画『スピナマラダ!』や『ゴールデンカムイ』を連載していました。『ゴールデンカムイ』は日露戦争帰りの曽祖父をモデルとして描いた作品です。
ゴールデンカムイの概要
『ゴールデンカムイ』は野田サトルによるサバイバルバトル漫画で、『週刊ヤングジャンプ』で連載していました。単行本は全31巻で完結となっています。2018年4月にはテレビアニメが放送され、2022年ではテレビアニメ第四期が放送されています。また2022年には実写映画化も発表されました。
ゴールデンカムイのあらすじ
『ゴールデンカムイ』は元陸軍兵士の杉元佐一を主人公にした物語です。杉元は幼なじみの治療費のために北海道で砂金を探していたところ、隠されたアイヌ民族の金塊の話を聞きます。アイヌの少女アシリパと出会い、相棒として共に行動し、金塊の行方を探します。アイヌの金塊の手がかりは囚人に彫られた入れ墨で、杉元とアシリパは脱獄した囚人を探すことになりました。
【ゴールデンカムイ】面白いシーン
『ゴールデンカムイ』の作中には面白いシーンがたくさんあります。その中でも特にファンから人気のある面白いシーンを紹介します。
面白いシーン①「勃起」が口癖の谷垣
マタギ出身の元陸軍の谷垣源次郎がよく口にする言葉が「勃起」です。この言葉は谷垣を助けた二瓶鉄造の誇り高い精神、魂を象徴する言葉で、それを谷垣が受け継いだものになります。谷垣はチカパシに銃を教えるときに「これが勃起だ!」と言ったり、「ボッキ・・・」と小さくつぶやいたりしています。谷垣は真面目に二瓶鉄造の魂を受け継いで口にしており、面白いシーンとして評価されています。
面白いシーン②胸毛をむしられる谷垣
面白いシーンの一つに谷垣の胸毛がむしられるシーンがあります。家畜殺しの疑いがかかった谷垣を救うため、杉元が真犯人を捕らえると宣言したときのシーンです。むしった胸毛がアシリパの顔に飛んでいき、アシリパがくしゃみをしています。なぜ谷垣は胸毛をむしられたのか、理由はわかりませんが、面白いシーンとしてファンの間で人気となっています。
面白いシーン③ラッコ鍋
ラッコ肉をもらい、鍋にして食べるシーンが人気となっています。ラッコの肉を煮ると独特の匂いがし、その匂いは欲情を刺激するもので、ひとりでは気絶してしまうほどのものと言われています。杉元たちは小屋にこもってラッコ鍋を食べますが、その匂いにあてられて白石が色っぽく見え、杉元が可愛く感じ、谷垣はむせ返る程の色気を出してシャツのボタンを弾けさせます。尾形は頭がクラクラするといって倒れてしまいましたが、他のメンバーは欲情を抑えきれずに相撲で発散することになりました。
服を脱いでふんどし一丁になり、相撲をする暑苦しいシーンが面白いシーンと言われ、アニメが放送されるときもSNSで人気となっていました。ラッコ鍋で発散した後、谷垣はインカラマッと結ばれることになりますが、その様子に幼いチカパシがトラウマを抱えてしまうほどだったようです。
面白いシーン④写真撮影をする谷垣
アシリパの祖母であるフチに、アシリパが元気だということを知らせるために写真を送ろうとした一行は、土方の古くからの知り合いのところで写真を撮ることになります。みんなが真面目に写真を取っている中、谷垣が何故か服を脱いでふんどし一丁で撮影することになります。谷垣はみんなも脱いでいるからと騙されていましたが、その様子が面白いシーンとして評価されています。
面白いシーン⑤お風呂
屈斜路湖で温泉に入っていた杉元達は、屈斜路湖周辺で強盗を繰り返していた都丹庵士達に襲撃されます。入浴中ということもあり、全裸で戦うことになりますが、そのシーンが面白いとファンから人気を集めています。全裸で戦う谷垣の前には立派なベニテングタケやハナイグチが描かれているところや、やけに色っぽい男たちの入浴シーンが人気となっています。
面白いシーン⑥オソマ大好きなアシㇼパ
アシリパはアイヌ出身の美少女ですが、動物の「オソマ」をよく観察して杉元に嬉しそうに「オソマ」があったと報告します。オソマは日本語の「糞」で、アシリパの少年のようなあどけなさが面白いと人気となっています。杉元が味噌を取り出したときには味噌をオソマと言い、味噌を溶かして鍋を食べる杉元を信じられないという顔で見ていました。
【ゴールデンカムイ】名言
『ゴールデンカムイ』が人気となっているのは、登場キャラクターの個性が豊かなことも理由となっています。そんな『ゴールデンカムイ』に登場するキャラクターの特に評価のある名言を紹介します。
杉元佐一の名言「俺は不死身の…」
殺してみろッ 俺は不死身の杉元だ
出典: haku.blue
杉元佐一は日露戦争での奮闘ぶりから「不死身の杉元」という異名がつけられていました。どんな負傷をしても立ち上がり、顔や体は傷だらけになっています。杉元はピンチの時によくこの名言を叫びます。自分自身を奮い立たせるときも口にする言葉です。
アシㇼパの名言「考えることをやめるのは…」
わからないことをカムイのせいにして
考えることをやめるのは良くないことだ出典: haku.blue
杉元と白石が山中でヒグマらしき姿を見たと言い、アシリパと共に探しますが、ヒグマの姿はどこにも見つからなかったときのアシリパのセリフです。ホッキョクグマを仕留めたものの、流氷に流されてしまったことや、悪いことを山の神様が怒っていると杉元が呟きますが、アシリパは冷静に分析していました。
白石由竹の名言「俺は脱獄王だ…」
俺は脱獄王だ
誰に捕まろうが煙のように逃げてやるさ出典: haku.blue
白石は収容と脱獄を繰り返してきた囚人で、自分の関節を自由に外したりできます。時にはトイレの管を使って脱走したりと、白石に脱獄できない場所はありません。アシリパ達と出会ったころは肩書を間違えられ、アシリパからは「脱糞王」と呼ばれていました。
尾形百之助の名言「谷垣狩り…」
谷垣狩りだぜ
出典: haku.blue
アシリパの村(コタン)で療養している谷垣を襲撃するときの尾形のセリフです。尾形は狙撃が得意で、谷垣を始末することを「狩り」だと楽しそうに言っています。このセリフは尾形の声を担当した津田健次郎さんも気に入っている様子で、SNSで「〇〇狩り」と言い換えて使うほどお気に入りだそうです。
鶴見中尉の名言「たまに漏れ出すのです…」
たまに漏れ出すのです 変な汁が
出典: haku.blue
鶴見中尉はインパクトのある額当てとセリフと、上官の指を噛みちぎるという奇行と共に登場しました。先の戦争で頭の一部を負傷して額当てをつけるようになった鶴見中尉ですが、そこからたまに変な汁が漏れ出てきます。興奮すると変な汁が出てくるようです。
【ゴールデンカムイ】変態で面白いキャラクター
『ゴールデンカムイ』では金塊の在り処を示す入れ墨が、囚人たちの体に彫られています。個性豊かな囚人がたくさん登場しますが、この囚人たちも『ゴールデンカムイ』が評価されている理由の一つです。『ゴールデンカムイ』に登場する囚人たちの中でも、特に変態で面白いキャラクターを紹介します。
変態で面白いキャラクター①親分と姫
ヒグマに襲われて入った農家で出くわした中沢達也と若山輝一郎が変態で面白いキャラクターだと言われています。若山輝一郎は上半身はヤクザの刺青、下半身にはアイヌの刺青が入っている囚人で、中沢達也は賭博のイカサマをする壺振りです。二人は杉元達に正体を隠していましたが、実は二人は恋仲でした。杉元達の前で始まる痴話喧嘩のシーンはファンの間でも人気のシーンとなっています。
変態で面白いキャラクター②江渡貝
江渡貝は鶴見中尉が目をつけた革職人です。剥製屋を営んでいる様子でしたが、実は人の革を使って革製品を作るという変態でした。鶴見中尉はその腕を見込み、刺青人皮の贋作を作らせました。江渡貝は自分の腕を見込んでくれる鶴見中尉を盲信し、自分の作品を次々に見せるファッションショーをしていました。
変態で面白いキャラクター③辺見和雄
辺見和雄はニシン漁をする季節労働者になりすましていた囚人で、自分の快楽のために人を殺す連続殺人犯です。殺人狂でありながら、絶望的な状況で死にたいという願望の持ち主です。杉元の強さと優しさに触れ、杉元に殺されたいと思った辺見は、杉元に殺されるためにいろいろな道具を紹介してくれます。
変態で面白いキャラクター④家永カノ
家永カノはホテルの経営をしている女将として登場しましたが、本当は年老いた男性です。他の人間の部位を食べることで不調を治すという「同物同治」を信じ、人肉を好んで食べて若さを保っている人物です。拷問にかけて殺害する過程で学んだ医療知識で、天才外科医として登場キャラクターの治療もしています。
変態で面白いキャラクター⑤姉畑支遁
姉畑支遁は動植物を研究する学者で、生き物を心から愛するが故に獣姦をしてしまうという人物です。様々な生き物を犯し、その後は証拠隠滅のために殺してしまいます。最後には夢にまで見たヒグマとの交配を果たし、腹上死しました。テレビアニメでは放送とはならず、単行本の特典映像となりました。
変態で面白いキャラクター⑥岩息舞治
岩息舞治は樺太でスチェンカに参加していた囚人です。暴力で全てを解決するという考えで、殴られることも好きという人物です。一方的に殴り合うのではなく、全力でぶつかり合いたいという思いから、強い男達が集まるスチェンカに行き着きました。
【ゴールデンカムイ】面白いといわれる理由
『ゴールデンカムイ』は大人から子供まで人気の作品となっていますが、『ゴールデンカムイ』のどういったところが人気なのでしょうか。『ゴールデンカムイ』の人気の理由、ファンからの評価を紹介します。
面白いといわれる理由①ギャグ要素
『ゴールデンカムイ』はサバイバトルバトル漫画で、刺青人皮を巡って争う物語です。銃や刀を使った死闘が繰り広げられるため、シリアスな雰囲気になりそうなところですが、『ゴールデンカムイ』は読み進めていくうちにギャグ要素が多くなっていくのが特徴であり、評価されている点です。登場キャラクターは真面目な顔をしているのに、読み手には面白いシーンとして映るところも人気の理由の一つです。
面白いといわれる理由②個性的すぎるキャラクター
『ゴールデンカムイ』に登場するキャラクターは個性的で、奇人変人が多く登場します。主人公の杉元佐一は強くて勇敢なキャラクターですが、時には乙女のような思考で小鳥や子熊を助けたりします。ヒロインであるアシリパは博識なアイヌの美少女ですが、時折見せる変顔がファンから人気を集めています。杉元達の敵となる鶴見中尉は前頭葉を負傷して額当てをしていたり、両頬のほくろの落書きを刺青にしてしまう宇佐美なども登場します。
面白いといわれる理由③アイヌグルメ
『ゴールデンカムイ』はグルメ漫画とも言われるほど、アイヌのグルメが登場します。旅の途中で狩りをし、アシリパがアイヌの伝統や文化を聞かせながら調理をしてくれます。アシリパが作るアイヌグルメが美味しそうというところも、ファンから評価されている点になります。美味しいものを食べたときは「食事に感謝する言葉」として「ヒンナ、ヒンナ」と言ったり、狩った動物を骨ごとひき肉にする「チタタプ」がよく登場し、ファンからも人気を集めています。
面白いといわれる理由④ヒグマの生態
『ゴールデンカムイ』にはヒグマがよく登場します。北海道で人間の驚異となるヒグマの生態をリアルに事細かく表現しています。冬眠前でなく、冬眠中のヒグマが恐ろしいこと、ヒグマに銃で対抗しても勝てないということがわかる漫画となっています。ヒグマが主役と言っても過言ではないとも言われており、ファンからも評価されています。
面白いといわれる理由⑤文献や資料にもとづき描かれたリアリティ
『ゴールデンカムイ』ではアイヌの伝統や文化がよく登場しますが、それらは様々な文献に基づいて描かれたものです。千葉大学教授(アイヌ語研究者)の中川裕さんがアイヌ語の監修を務めており、正確さは徹底されています。実際に博物館などで資料や日用品などが展示されているので、「アイヌ文化」に興味を持つ人も少なくなりません。
【ゴールデンカムイ】面白いシーンに対する世間での評判や人気・評価
『ゴールデンカムイ』に登場するアイヌの文化や伝統、生活の様子は、様々な文献に基づいて描かれたものになります。本格的にアイヌ文化を知ることができ、美味しそうなアイヌグルメを見られる漫画として、ファンからも人気となっています。アシリパの料理を美味しそうにグルメレポートしてくれる杉元も、ファンの間で人気となっています。
『ゴールデンカムイ』は金塊を探して争うという物語ですが、登場するキャラクターが個性的で面白いというファンの声もありました。アシリパは味噌のことを「オソマ」と言ったり、白石が関節を外して脱獄する様子は人気の面白いシーンでもあります。
『ゴールデンカムイ』はアイヌの文化を知ることができる作品ですが、シリアスな話のなかにギャグ要素がたくさん詰め込まれています。面白いシーンがたくさんあり、難しい話だけではなくて読み進めやすい、見やすいという声もありました。
【ゴールデンカムイ】面白いシーンはたくさんあった
『ゴールデンカムイ』の面白いシーンや、キャラクターの名言、評価されている理由を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。『ゴールデンカムイ』の面白いシーンはたくさんあり、人気となっている理由でもあります。他にもたくさん面白いシーンがあるので、また『ゴールデンカムイ』を見る際は他の面白いシーンや名言も探してみてください。
この記事のライター
shiori
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