【ゴールデンカムイ】辺見和雄の正体とは?モデルや最期についても紹介

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辺見和雄はゴールデンカムイに出てくるキャラクターで、埋蔵金の行方を記した刺青を持つ脱獄囚です。表向きは親切で礼儀正しい男ですが、残酷な方法で淡々と殺人を繰り返しています。今回はゴールデンカムイに登場した辺見和雄の正体や、モデルといわれている人物を紹介します。

【ゴールデンカムイ】辺見和雄の正体とは?モデルや最期についても紹介

目次

  1. 【ゴールデンカムイ】辺見和雄とは?
  2. 【ゴールデンカムイ】辺見和雄の正体やモデル
  3. 【ゴールデンカムイ】辺見和雄の活躍や最期
  4. 【ゴールデンカムイ】辺見和雄の声優
  5. 【ゴールデンカムイ】辺見和雄に対する世間での評判や人気
  6. 【ゴールデンカムイ】辺見和雄の正体は殺人鬼だった

【ゴールデンカムイ】辺見和雄とは?

ゴールデンカムイに登場する辺見和雄は、体に埋蔵金の在り処が描かれた刺青を持つ囚人の一人です。見た目は優しそうな男ですが、今まで100人以上殺害してきました。ここでは、辺見和雄の詳しいプロフィールを紹介し、ゴールデンカムイのあらすじをおさらいします。

辺見和雄のプロフィール

  • 名前:辺見和雄(へんみかずお)
  • 出身地:下野国
  • 誕生日:8月23日
  • 年齢:不明

『ゴールデンカムイ』に出てくる辺見和雄は、埋蔵金の在り処が記された刺青を持つ、24人の脱獄囚のうちの一人です。表向きは穏やかで口調も丁寧ですが、日本各地を旅しながら100人以上も殺害しています。幼少期に弟が猪に食い殺された現場を見たことがきっかけで、殺人に性的興奮を覚えるようになりました。自身も弟のように「必死に抗った末に殺されたい」と願っています。殺害後、相手の体に「目」という文字を残すのが特徴です。

ゴールデンカムイの概要

『ゴールデンカムイ』は野田サトル先生作のサバイバルバトル漫画です。2014年から週刊ヤングジャンプで連載が開始され、2022年に完結しています。コミックの累計発行部数は、2022年7月で2,300万部を突破しました。明治末期の北海道を舞台に、アイヌ人が隠した埋蔵金を巡る男たちの戦いを描いた作品です。2018年には『ゴールデンカムイ』のアニメ第1期が放送されました。

ゴールデンカムイのあらすじ

元軍人の杉元佐一は、眼病を患った幼馴染の梅子の治療費を稼ぐため、北海道に訪れます。そこで、アイヌ人が隠した埋蔵金の噂を耳にしますが、直後、ヒグマに襲われ、アイヌ人のアシリパに救出されます。彼女は父親を殺し、埋蔵金を奪った「のっぺら坊」と呼ばれる男を探していました。また、のっぺら坊が囚人の体に埋蔵金の在り処を記した刺青を彫り、脱獄させたことが分かります。埋蔵金が欲しい杉元と父親殺しの男を探すアシリパは手を組み、行動を共にします。

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【ゴールデンカムイ】辺見和雄の正体やモデル

脱獄囚である辺見和雄には、どのような能力や過去があるのでしょうか。ここでは、辺見和雄の正体やモデルとなった人物を考察します。

辺見和雄の正体や性格

同じ脱獄囚の白石由竹が、辺見和雄を「見た目は普通の男」と話している通り、普段は穏やかで礼儀正しい性格です。しかし、脱獄後は日本各地を旅しながら100人以上殺害しています。殺害後は捕まらないよう移動し続け、大勢の中でも目立つ行動は起こしません。ただ、用心深い行動とは反対に、殺した相手に辺見の刺青と同じ「目」という文字を残しています。辺見は幼少期の壮絶な体験がきっかけで、「最期は必死に抗った末に殺されたい」と願うようになりました。

殺害した相手に文字を刻む理由も、他の脱獄囚をおびきよせ、自分を殺してもらうためだと推察できます。また、自分が殺される場面を想像し、興奮するのも辺見の特徴です。

辺見和雄の能力

表向きは人柄が良い辺見和雄は、相手を油断させて殺害する、不意打ち戦法を得意とします。ゴールデンカムイで登場した際も、辺見は杉元を追う第七師団兵士に話しかけ、相手が油断した隙に殺害しました。また、辺見と面識がある白石は「辺見にとって人殺しは息をするのと同じ」と話しています。実際、刺青を男に見られた時、辺見は躊躇なく男を絞殺し、殺害後も平然としていました。

辺見和雄の過去

辺見和雄が殺人に手を染めるようになったのは、幼少期の悲惨な体験が関係しています。辺見には弟がいましたが、山で猪に襲われ、食い殺されてしまいます。辺見は、必死に抗う弟が猪に食われる姿を隠れて見ているだけでした。この出来事から辺見は絶望し、光が失われていく弟の目を思い出すと、「誰でもいいから殺したくなる」衝動にかられ、殺人を繰り返します。また、自分も弟のように「最期は残酷な殺され方をしたい」と考えるようになりました。

辺見和雄のモデル

辺見和雄のモデルはアメリカの連続殺人鬼、ヘンリー・リー・ルーカスといわれています。彼は警察に、100件以上の殺人に関与したと自供しました。また、幼少期に母親から虐待を受けたことが、殺人への衝動に影響しているのではないかといわれています。辺見と生い立ちは異なりますが、残酷な方法で100人以上殺害した点や、淡々と人を殺すところは共通しています。

【ゴールデンカムイ】辺見和雄の活躍や最期

多くの人々を殺害してきた辺見和雄ですが、ゴールデンカムイの作中ではどのような活躍をみせたのでしょうか。ここでは、ゴールデンカムイでの辺見の活躍や最期を、ネタバレを含みながら紹介します。

辺見和雄と杉元の出会い

ゴールデンカムイ38話「フンぺ」より、漁場で「目」の文字が刻まれた斬殺死体が発見されます。犯人が辺見和雄であると情報を仕入れた白石は、杉元やアシリパと海へ向かいます。海へ到着すると、アシリパの叔父たちと合流し、鯨狩りを手伝うことになりました。鯨を追いかけている途中、船がニシン漁している漁船へ突っ込み、一人の漁師が海へ落ちてしまいます。杉元が漁師を助けますが、実は救出された漁師が辺見和雄でした。

辺見和雄は杉元のことを殺そうと決める

ゴールデンカムイ39話「ニシン漁と殺人鬼」にて、辺見和雄は海から救出し、親切に接してくれる杉元に、自分と同じ殺人の匂いがすると感じとります。杉元をよく知るため、辺見は宿代分働きたいと希望する彼に、ニシンの粕玉を切断するよう玉切り包丁を手渡しました。勢いよく粕玉を切断する杉元を見て、辺見は自分が斬首される姿を想像し、興奮します。その後、食事の席で、辺見は「今まで何人殺したか」「相手を忘れられないのは罪悪感なのか」と杉元に質問します。

杉元は「殺した人の顔は忘れない」「殺さなければいけない道理があり殺した、自分も安らかに死なせてもらうつもりはない」と答えました。辺見は杉元の答えに感動し、彼を殺そうと決めると同時に、自分も杉元に殺されたいと思うようになります。

辺見和雄は死亡した?

辺見和雄の最期はゴールデンカムイ41話「煌めく」で描かれています。第七師団に追われ、辺見と逃げている最中、杉元は白石を見つけます。白石も杉元に気づき、後ろにいるのが辺見だと叫びました。正体を明かされた辺見は、杉元を殺そうと玉切り包丁を振り上げますが、アシリパが矢を放ち、辺見の左肩へ命中します。その隙に杉元はナイフで辺見の脇腹を突き刺しました。刺された辺見は吐血しながら嬉しそうに「全力で抗うので煌めかせてほしい」と杉元に切望します。

杉元は一緒に煌めこうと笑顔で返し、抵抗する辺見の腹へ銃剣を突き立てました。致命傷を負った辺見は、最期に「僕を忘れないでくれますか」と杉元に問います。杉元は「刺青を見るたびお前を思い出す」と答えました。杉元の答えに満足した辺見が息を引き取る直前、シャチが現れ辺見を海へ連れ込みます。杉元が慌てて辺見を引き上げると、彼は笑みを浮かべて死亡していました。

辺見和雄の名言

ゴールデンカムイで辺見和雄は数々の名言を残しています。ここでは、辺見和雄の強烈な名言を紹介します。

辺見和雄の名言①「誰でもいいから…」

「誰でもいいからぶっ殺したくなるんです」

出典: renote.net

ゴールデンカムイ38話「フンぺ」より、網走監獄時代、辺見和雄が白石に自身の過去を話した時に出たセリフです。辺見の弟は、幼少期に生きたまま猪に食い殺されました。この時、隠れて見ていた辺見は、必死に抗いながら無残に殺される弟の姿に興奮を覚えます。それから辺見は、絶望に染まる弟の目を思い出すと人を殺したい衝動にかられ、殺人を繰り返すようになりました。

辺見和雄の名言②「この人に殺され…」

「この人に殺されたい」

出典: renote.net

ゴールデンカムイ39話「ニシン漁と殺人鬼」にて、杉元との食事中、辺見和雄が心の中で思った言葉です。辺見は杉元と関わっていく中で、杉元の精神的、肉体的強さに惹かれていきます。2人きりになった時に、杉元の「俺がくたばる時は安らかに死なせてもらうつもりはない」という死に対する覚悟を聞き、辺見は「この人に殺されたい」と強く願うようになりました。

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【ゴールデンカムイ】辺見和雄の声優

人気声優が登場人物の声を担当するアニメ『ゴールデンカムイ』は、声優ファンからも話題になりました。ここからは、アニメ『ゴールデンカムイ』で辺見和雄役の声優情報をまとめていきます。

辺見和雄の声優は「関俊彦」

アニメ『ゴールデンカムイ』で辺見和雄役を担当したのは、声優の関俊彦さんです。声優以外に舞台俳優や歌手としても活動しています。SNSでは「辺見和雄の狂気ぶりを上手く表現している」という声が多くみられました。

関俊彦のプロフィール

  • 名前:関俊彦(せきとしひこ)
  • 生年月日:1962年6月11日
  • 出身地:栃木県
  • 所属事務所:81プロデュース

関俊彦さんは21歳の頃、ラジオドラマでデビューを果たします。アニメも同年にデビューし、映画の吹き替えや様々なアニメに出演してきました。現在は声優だけでなく、後進の育成や指導にもあたっています。

関俊彦の主な出演作品

  • 『忍たま乱太郎』土井半助
  • 『NARUTO‐ナルト‐』うみのイルカ
  • 『キルラキル』鮮血
  • 『鬼滅の刃』鬼舞辻無惨

関俊彦さんはアニメデビュー後、数多くのアニメに出演してきました。少年や青年役を演じる機会が多いですが、経験を重ねるにつれて役柄の幅が広がり、現在は悪役や鬼役など、様々なアニメキャラクターの声を担当しています。

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【ゴールデンカムイ】辺見和雄に対する世間での評判や人気

辺見和雄は杉元と出会ってから彼の強さに惹かれ、殺されたいと願うようになります。SNSでは杉元に惹かれる辺見の表情が、「恋する乙女のようで可愛い」という声が多くみられました。

辺見和雄が興奮した際、股間が光る描写が面白いという意見がある一方、淡々と人を殺害する姿が怖いといった声もありました。普段は礼儀正しい辺見の変貌ぶりに、恐怖を覚えた読者も多いようです。

弟が猪に食い殺される姿を見てから、辺見は「抵抗した末に殺されたい」と願うようになりました。杉元と出会い、辺見は希望通りの最期を迎えます。そのため、「杉元は辺見にとって運命の人だ」といった意見もありました。

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【ゴールデンカムイ】辺見和雄の正体は殺人鬼だった

脱獄囚の一人である辺見和雄は、淡々と殺人を繰り返し、自分も殺されたいと願う殺人鬼です。辺見の壮絶な過去や、杉元と戦い最期を迎えるシーンは多くの読者を驚かせました。ストーリーは完結しましたが、再度ゴールデンカムイを見直し、辺見和雄の活躍をチェックしてみてください。

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