【銀魂】久兵衛まとめ！声優や名言など久兵衛の魅力なども

柳生九兵衛は『銀魂』に登場するキャラクターです。『銀魂』は江戸末期を舞台にストーリーが展開されるSFギャグ・コメディ漫画です。柳生九兵衛は『銀魂』の柳生篇で初登場しました。ここでは、名言やアニメの声優などを紹介する前に、柳生九兵衛がどのようなキャラクターなのか詳しくまとめています。

柳生九兵衛とは柳生家の次期当主です。身長・体重は157cｍ、45kgと小柄です。父は現当主の柳生輿矩、祖父は先代当主の柳生敏木斎です。柳生九兵衛は剣術の天才といわれており、その腕前は相当なものです。土方十四郎とは一度刀を交えただけで刃にヒビを入れました。

実は柳生九兵衛は男性ではなく女性です。男らしい外見をしていますが、それは柳生家の次期当主として厳しく育てられたのが原因です。なぜそこまで厳しく育てられたのかというと、柳生輿矩の妻が柳生九兵衛を産んだ直後に死亡してしまったからです。もし後妻を迎えて男の子が生まれると、柳生九兵衛の立場がなくなってしまいます。

それを心配した柳生輿矩と柳生敏木斎は、柳生九兵衛を次期当主として性別を隠して育てることにしたのです。ただ完全に男として育てるつもりはありませんでした。本人も女の子への憧れは持っているようです。恋愛対象については、男性人格として志村妙が好きなのか自分でもよく分かっていません。ただ柳生篇以降は、女物の着物も着るようになりました。

『銀魂』の柳生九兵衛は多くのキャラクターと接点があります。ここでは特に接点の多い志村妙・ビチグソ丸・東城歩の三人との関係について紹介します。

志村妙と柳生九兵衛は幼馴染で親友です。ただ、柳生九兵衛は志村妙に対して恋心を抱いています。劇中では柳生九兵衛と志村妙に加えて、猿飛あやめや月詠と一緒にいることもあります。

志村妙とは、「スナックすまいる」で働いているキャバクラ嬢です。真選組の近藤勲にストーカーされています。美しい女性ですがとても力が強く、作る料理は食べた人が腹痛に襲われる凶器になります。万事屋で働いている志村新八は実の弟です。

柳生九兵衛は昔から強さに憧れており、ある時から志村妙を護れるほど強くなろうと思うようになります。それは借金取りから志村妙を庇った時です。しかし当時まだ強くなかった柳生九兵衛は、借金取りに左目を潰されてしまいました。このことにショックを受けた志村妙は、泣きながら柳生九兵衛の左目になると言います。

この過去のやり取りが、柳生篇で柳生九兵衛が志村妙に求婚する騒動に繋がります。柳生篇で求婚された志村妙は、自分のために戦って左目を失ってしまった柳生九兵衛への後ろめたさもあり、抵抗することなく柳生家に嫁ぎに行きました。しかしそれは本心ではありませんでした。柳生篇後は和解し、親友として付き合いを続けています。

ビチグソ丸は柳生九兵衛が飼っているサルの事です。そのため、柳生九兵衛とビチグソ丸は飼い主とペットの関係です。

ビチグソ丸とは、もともと徳川茂茂の甥っ子が飼っていたサルでしたが、人に糞を投げるなど非情に行儀の悪いサルでした。フルネームは「寿限無寿限無…」から始まるとても長い名前がつけられています。

ビチグソ丸は行儀が悪いということで、しつけをするために柳生家に預けられました。そしてそのしつけ役を柳生九兵衛が担当することになります。しつけ役になったものの、柳生九兵衛はこのサルに名前がないことを不便に思いました。そこで、万事屋に行ってどんな名前をつけるべきか相談します。

そして柳生九兵衛は、万事屋のメンバーで出した案を全て採用し、とてつもなく長い名前をつけました。それからビチグソ丸は柳生九兵衛になつき、仲良くなります。しかしついに別れの時がやってきました。

行儀が良くなったビチクソ丸はお城に返されますが、ビチグソ丸はこっそり城を抜け出して柳生九兵衛に会いに行きました。その間に動物園のサルが逃げ出す騒動などがありましたが、最後は飼い主の徳川盛々がビチクソ丸の気持ちを優先し、柳生九兵衛に譲渡しました。こうしてビチグソ丸は本当に柳生九兵衛のペットになりました。

東城歩は柳生九兵衛の護衛をしています。柳生家に仕える者ですが、特に柳生九兵衛に対して従順で並々ならぬ執着心を持っています。

東城歩は柳生四天王のリーダー格です。とても強いのですが、柳生篇では近藤勲との一騎打ちであっさりやられてしまいました。柳生九兵衛に対しては過保護過ぎるところがあります。

東城歩は柳生九兵衛に対し、女の子としての幸せを願っており、それが原因で過保護になりがちです。お酒をやめさせるために坂田銀時を騙した時は、ノリノリで柳生九兵衛と坂田銀時の結婚式や同棲生活の準備をしていました。

また柳生九兵衛の生誕祭を企画した時には、つつがなく成功させるために台本まで用意して目を光らせていました。しかし自由奔放な万事屋一行は生誕祭で暴れまわります。周囲の人々は常識がないと責めますが、万事屋一行をかばったのは東城歩でした。

東城歩は柳生九兵衛は金の縁より心の縁を大切にするお方だと言って、柳生家の名に媚びるために来た者達を追い出しました。普段はふざけることが多い東城歩ですが、柳生九兵衛のために男らしさを見せるシーンもあります。

柳生九兵衛は柳生篇が始まる110話(原作)から登場します。ここでは『銀魂』での柳生九兵衛の初登場シーンや名シーンをまとめて紹介します。

『銀魂』のアニメでは、柳生九兵衛は76話から登場しました。柳生篇は志村妙と柳生九兵衛の過去から始まります。今では男らしく堂々としている柳生九兵衛ですが、昔はチビと言われていじめられており、泣き虫でした。志村妙はみんなよりも背が低いなら、誰よりも心の大きな侍になればいいと励まします。

そして現代、土方十四郎は珍しく志村妙が勤務するキャバクラを訪れていました。近藤勲にゴリラのような外見の天人との縁談が来ているため、それを阻止するために女房になってほしいと頼みに来たのです。山崎退など多くの真選組隊士達も、志村妙に頭を下げてお願いしました。

しかし志村妙は、あまりのしつこさにキレて山崎退をシバきます。すると「多勢で女に手を出すたァそれでも侍かね?」と言い、一人の小さい剣士が乱入します。どう見ても志村妙が隊士達をシバいていましたが、聞く耳を持ちません。土方十四郎は、これ以上は店に迷惑がかかるので一旦退散することにしました。

去る間際、土方十四郎は剣士に対して「おいガキんちょ」と声をかけ、未成年なのにキャバクラに来ていることを注意しようとします。すると剣士はその言葉にキレて剣を抜き、土方十四郎以外の隊士を一瞬で倒しました。そして名前を柳生九兵衛と名乗りました。

キャバクラで再会を果たした志村妙と柳生九兵衛は後日会う約束をします。志村新八は万事屋の仕事で屋根の修理をしながら、今日朝帰りしてきた姉の態度がよそよそしかったことを坂田銀時に相談していました。坂田銀時はそういう時は赤飯を炊いてやれと言います。しかし志村新八は、自分は認めないと騒ぎました。

しかし相手が誰なのか思い当たる人物が近藤勲しかおらず困惑します。一方で志村新八達がちょうど屋根を修繕している屋敷に、その近藤勲がお見合いに来ていました。近藤勲は、お見合い相手である見た目がゴリラのバブルス姫が、想像の3倍大きくて驚きます。そしてその部屋の前を柳生九兵衛と志村妙が通り過ぎます。

偶然にも万事屋・真選組・志村妙・柳生九兵衛が一つの屋敷に集まっていたのです。お見合い中にトイレに行きたくなった近藤勲は、言葉が通じないバブルス姫に適当に「ウホ」と伝えます。するとバブルス姫には、「一緒に散歩に行かないか」という意味で捉えられてしまいます。その頃、ある一室では柳生九兵衛が志村妙に抱きついていました。

柳生九兵衛は約束を覚えているかと問い、「今度は妙ちゃんが約束を果たす番だ」と言ってキスをしました。その直後、外ではバブルス姫が坂田銀時と神楽が落とした瓦に当たって失神してしまいます。一方で志村新八は屋敷の主人から今日の修理代をもらっていました。

姉に何か良いものを買って帰ろうと思いながら廊下を歩いていると、障子の開いている部屋で、その姉と柳生九兵衛がキスをしているところを目撃してしまいました。志村新八は怒りますが、柳生九兵衛は幼い頃に志村妙と夫婦になる誓いを立てた許嫁同士だと言いました。そこに怒ったバブルス姫と近藤勲、そして坂田銀時達が乱入します。

そんな皆を見て、志村妙は涙ぐみながら「…みんな、さようなら」と言いました。そのまま騒動に紛れて志村妙は柳生九兵衛に連れ去られてしまいました。この柳生九兵衛と志村妙のキスから、皆に別れを言うところまでは名シーンだといわれています。

姉を奪われた志村新八は天堂無心流恒道館の当主を名のり、近藤勲はその門下生として柳生家に突撃しました。そこに坂田銀時・神楽・土方十四郎・沖田総悟も駆けつけます。そして志村新八が柳生九兵衛に対して勝負を挑み、6対6のサバイバル戦が始まります。ルールは体に皿をつけ、その皿を割られた者は勝負に参加できなくなります。

しかし大将の皿を割らなければ、いつまで経っても勝負は終わりません。ルールを説明する中で、散々挑発された万事屋と真選組は怒りを露わにします。とりあえず作戦を考えていると、勝負が始まる前に神楽が皿を割ってしまうというハプニングが起きます。仕方がないので、土方十四郎と神楽は屋敷の使用人に皿を借りることにしました。

すると突然、柳生四天王のうちの三人に襲撃されます。そこに沖田総悟も現れて加勢しますが、神楽と足を引っ張り合ってしまいます。最終的には、神楽が沖田総悟と柳生四天王の一人を倒してしまいました。土方十四郎は勝負が始まる直前に神楽に皿を取られたので、大皿をお腹の目立つところに巻いて参戦します。

土方十四郎は負傷するものの、四天王の一人を倒すことができました。これで柳生家は残り四人、万事屋・真選組は残り五人になりました。しかし東城歩が、南戸粋という四天王の一人を仲間であるにも関わらず倒してしまいます。南戸粋は皿を首の後ろに隠していたので割られていませんでしたが、沖田総悟に一度倒されていました。

東城歩は柳生家に弱者はいらないと言って南戸粋を斬ったのです。こうして戦いは激化していきます。近藤勲は東城歩を倒すことができましたが、トイレで紙の代わりにヤスリを使ったことで尻を負傷して自滅します。一方で柳生九兵衛と土方十四郎、そして柳生敏木斎と坂田銀時は接戦を繰り広げていました。

しかし土方十四郎は、途中で柳生九兵衛が女だということに気づき、戦うことができず敗北しました。そこからは柳生家と万事屋・真選組の乱闘がはじまります。特に相手の裏をかきながら戦う坂田銀時と柳生敏木斎の戦いには注目です。

『銀魂』に登場する柳生九兵衛には、たくさんの魅力があります。ここでは柳生九兵衛の魅力について紹介します。

柳生九兵衛は真面目な性格をしています。そんな性格も魅力的ですが、真面目過ぎるがゆえに柳生篇では志村妙の気持ちを無視して連れ去ってしまいました。

柳生篇以降は真面目過ぎて天然な行動をするようになりました。桂小太郎ほどではないですが、志村妙のことになると暴走しがちになります。

柳生九兵衛は柳生篇の最後に、実は女の子への憧れを抱いており、志村妙のように強くて優しい女の子になりたかったとカミングアウトをしています。そのため柳生篇以降は、たまに女物の着物を着用するようになりました。女物の着物を着る時はよく髪型をツインテールにしています。このツインテール姿がかわいいと読者から人気です。

柳生九兵衛が初めてツインテールにしたのは、志村妙が務めているキャバクラ「スナックすまいる」に来た時でした。ちょうど流行り病で志村妙以外のキャストが病気にかかってしまったので、ヘルプとして柳生九兵衛がキャストを務めることになったのです。

こうして柳生九兵衛は、流されるまま女物の着物を着てツインテール姿になります。この時は眼帯も可愛らしい花形のものを着用していました。

性別逆転篇とは、デコボッコ教という宗教が放った光によって、かぶき町の人々の性別が逆転してしまうストーリーです。性別逆転篇は、柳生九兵衛が自分の性別について占い師に相談するところから始まります。その占い師が実際に身も心も男になってみるかと提案して光を放つと、町中の人々の性別が逆転してしまったのです。

こうして男になってしまった柳生九兵衛ですが、少し髪が短くなり、よりモデルの柳生十兵衛に近い外見になりました。そのため、周囲からは柳生十兵衛といわれるようになります。本人は性別の悩みが消えたからか、すんなりと状況を受け入れており、この姿なら志村妙とも愛し合えると喜んでいました。

柳生九兵衛は女性ですが、土方十四郎を圧倒するほどの強さを持っています。土方十四郎は戦っている途中で柳生九兵衛が女性だと気づき、戦うことをやめたので負けてしまいました。それでも途中まではほぼ互角で戦っていました。

柳生九兵衛は男とキノコが苦手です。男に至っては触れた瞬間に投げ飛ばしてしまうほど苦手です。人を選んでいるわけではなく、過去にはコンビニの袋を渡した時にたまたま手が触れてしまった将軍も投げ飛ばしてしまいました。また、キノコは形が嫌という理由で苦手です。

柳生九兵衛は人気のあるキャラクターなので、グッズがたくさんあります。主に男装している時と女物の着物を着ている時のグッズがあります。女物の着物を着ている姿に関しては、フィギュア化もされています。

『銀魂』では柳生九兵衛だけでなく、柳生十兵衛も登場しました。柳生十兵衛とは一体何者なのか、ここでは詳しくまとめています。

柳生十兵衛とは、江戸時代前期に活躍した剣豪です。1607年に生まれ、1650年4月21日に急死しました。一度は徳川家光に小姓として仕えたものの、勘当されてしまいます。その後しばらく引きこもって剣術の修行に専念していましたが、1637年に江戸に戻り、相伝を父から受けました。

1638年には再び徳川家光に仕えることを許されました。その12年後、柳生十兵衛は1650年に急死しました。検死が行われたものの、死因は分かりませんでした。柳生十兵衛には逸話がたくさん残っており、柳生十兵衛を題材とした小説なども書かれています。

柳生九兵衛のモデルとなったのが柳生十兵衛でした。剣の天才であったところや、長年剣の修行をしていたところは二人に共通しています。ちなみに『銀魂』で登場した柳生十兵衛は、性別逆転篇で柳生九兵衛が男になった時の姿を指しています。

柳生九兵衛は隻眼で眼帯をしています。柳生十兵衛を題材にした小説などでも、よく隻眼に眼帯をしている剣豪として描かれることがあります。しかし、実際は隻眼だったという資料はなく、柳生十兵衛の肖像画といわれている絵には両目が描かれています。

柳生九兵衛は『銀魂』の劇中でたくさんの名言を残しています。ここでは柳生九兵衛の名言を厳選して紹介します。

「10になってる、九兵衛にしらない棒が一本生えて柳生十兵衛になってるううううううううううううう!!」という名言は、性別逆転篇で柳生九兵衛が男になっていることに気づいた瞬間のセリフです。まさか本当に男になるとは思わず、流石に驚いていました。

「妙ちゃんみたいに強くて優しい女の子になりたかった」という名言は、柳生篇の最後に柳生九兵衛が志村妙に言ったセリフです。本当は女の子らしい遊びをしたかったと打ち明け、志村妙に憧れを抱いていたことを告白しました。

「はははは!僕はお嫁さんも旦那さんもいらない!たった一人で父と母を兼ねる究極の生命体になったんだ!」という名言は、イボ型の異星人に寄生された時の柳生九兵衛のセリフです。このイボ型の異星人に寄生されると、自分の願望が具体的に反映されます。これは、性別に悩まされたくないという柳生九兵衛の願望の現れだったのかもしれません。

「もう一度、勝手に僕らの前から姿を消してみろ。僕らは決して君を許さない」という名言は、『劇場版 銀魂 完結編 万事屋よ永遠なれ』の柳生九兵衛のセリフです。5年後、死亡していたと思われていた坂田銀時に対して言ったセリフでした。

「大切な人を護らんと修行を重ねたこの九兵衛と、セレブなどというくだらぬものを護ってきた父上。恐らく覆しがたい力の差が出来ていましょう」という名言は、柳生篇で父に対して言ったセリフです。志村妙との結婚を反対された時に言いました。

「もう一度お妙ちゃんをあんな目にあわせてみろ。僕は君を許さない。」という名言は、『劇場版 銀魂 完結編 万事屋よ永遠なれ』の柳生九兵衛のセリフです。5年後、志村妙は治療法のない感染症にかかってしまい、柳生九兵衛は為す術もありませんでした。そんな無念の思いが感じられる名言です。

『銀魂』は2006年にアニメ化し、豪華声優陣が各キャラを演じています。ここではアニメ『銀魂』で柳生九兵衛役を演じた声優について紹介します。また、『銀魂』の実写版で未登場の柳生九兵衛役を誰が演じるのか、キャスト予想もまとめています。

アニメ『銀魂』で柳生九兵衛役を演じた声優は折笠富美子です。声優の折笠富美子は、2007年から2018年まで柳生九兵衛役として出演しました。アニメ『銀魂』の劇場版にも全て主演しています。

アニメで柳生九兵衛役を演じた折笠富美子は、1974年12月27日生まれの女性声優です。アトミックモンキーという声優事務所に所属しています。1999年に声優デビューし、現在は主にアニメ・ゲームなどの声優として活動しています。

高い声質なので若い女性役が多い声優ですが、柳生九兵衛のような男勝りな女性役を演じることもあります。声優としてだけでなく舞台女優としても活動しており、2003年からは歌手として音楽活動も始めています。

声優の折笠富美子の主な出演作品には、『BLEACH』の朽木ルキア役、『キン肉マンII世』の二階堂凛子役、『明日のナージャ』のシルヴィー・アルテ役、『金色のガッシュベル!!』のシェリー・ベルモンド役、『イナズマイレブン』の木野秋役、『鋼の錬金術師』のリザ・ホークアイ役、『黒子のバスケ』の桃井さつき役などがあります。

柳生九兵衛は『銀魂』の実写版にはまだ登場していません。原作通りなら、実写版『銀魂2 掟は破るためにこそある』の、将軍がキャバクラに訪れるシーンで柳生九兵衛は登場するはずです。しかし、そもそもまだ柳生篇が描かれていないので柳生九兵衛は登場せず、変わりに桂小太郎とエリザベスが登場しました。

実写版『銀魂』では柳生九兵衛役を誰が演じるのか、SNSなどで話題になっています。ファンの間では一体誰に演じてほしいと思われているのか、ここでは柳生九兵衛役のキャスト予想をまとめています。

実写版『銀魂』では、亀梨和也を柳生九兵衛役に推す声がありました。しかし柳生九兵衛の性別は女性なので、原作ファンからは反対意見が多いです。

アニメでは声優も女性を起用している徹底ぶりなので、亀梨和也には難しいのではないかという意見もあります。ただ性別逆転篇で柳生九兵衛から男性(柳生十兵衛)になった時であればピッタリの配役かもしれません。

実写版『銀魂』では、早乙女太一に柳生九兵衛役を演じてほしいという意見がありました。しかし早乙女太一も亀梨和也と同様に男性です。体格も良いので、実写化で柳生九兵衛役を演じるのは難しいといわれています。

実写版で柳生九兵衛役の理想の女優として一番人気が高かったのは、堀北真希です。堀北真希はドラマ『花ざかりの君たちへ』で、主人公を演じた時の男装が好評です。そのため、柳生九兵衛は堀北真希に演じて欲しいという声が多いようです。ただ堀北真希は結婚後芸能界を引退しているので、『銀魂』への出演は難しいかもしれません。

実写版『銀魂』では、柳生九兵衛役に西内まりやを希望する声もありました。西内まりやは綺麗系の顔立ちをしているので、見た目は柳生九兵衛にピッタリだといわれているようです。ただ西内まりやは身長が170cmあるので、柳生九兵衛役をするには身長が高すぎるという意見もあります。

『銀魂』の読者の間では、ツインテールの柳生九兵衛がとてもかわいいと好評でした。普段はポニーテールにして男らしい格好をしているのですが、女物の服を着るときは基本的にツインテールにしています。キャバクラ回では店長から絶賛されるほどかわいいといわれていました。

性別逆転篇での柳生九兵衛は、元男の坂田銀時達よりも頼れる男らしい性格になっていました。あっという間に事件を解決していく姿がかっこいいと読者からも人気です。しかし、本当に男になってしまった柳生九兵衛よりも、いつもの柳生九兵衛が好きという声もありました。

『銀魂』では、柳生九兵衛が男性として志村妙の事が好きなのか悩むシーンがあります。しかし読者の間では、性別など関係なく志村妙のことが好きなのではないかといわれています。柳生篇以降は互いに良い友人関係を築いていますが、たまに志村妙に対して頬を赤く染めたり、近藤勲をライバル視したりしています。

ここでは、もしも『銀魂』の柳生九兵衛が〇〇だったらと仮定し、アイドル・お笑い芸人・2.5次元俳優の三つのシチュエーションで考察していきます。

もしも柳生九兵衛がアイドルだったら、スタイルも顔立ちも良いので売れるかもしれません。また、男性が苦手なのでスキャンダルの心配もないと考えられます。ただ、東城歩のような一部過激なファンがついてしまう恐れがあります。

もしも柳生九兵衛がお笑い芸人だったら、少し天然なところがあるのでツッコミではなくボケを担当すると考えられます。また、顔が良くて真面目な性格なので、芸能界では多方面で活躍していくはずです。男装も女装も似合うので、芸人から転向して中性的な役を演じる俳優としても人気が出るかもしれません。

もしも柳生九兵衛が2.5次元俳優だったら、その中性的な顔立ちを活かして活躍するはずです。柳生九兵衛は宝塚のようなハンサム系ではなく、少し可愛げのある少年役などがハマり役になるかもしれません。ただ性別逆転篇の柳生十兵衛だったら男前な二枚目役に抜擢されると考えられます。

2.5次元俳優は、アニメや漫画などの2次元の作品を原作とした舞台・ミュージカルに出演する俳優の事です。主に男性俳優を指しており、女性を中心に人気です。

柳生九兵衛は『銀魂』初登場時、男だと思われていました。しかし柳生篇の終盤で実は女の子という秘密が明らかになります。柳生篇後は性別に悩みつつも、いつものように男装したり、女物の着物を着たりして自分らしい生き方を模索しています。

そんな柳生九兵衛は、読者からとても人気の高いキャラクターです。ぜひ漫画やアニメなどで活躍を見てみてください。