【進撃の巨人】ハンジ・ゾエの声優は朴璐美！代表作や出演作を紹介

『進撃の巨人』に登場する「ハンジ」は、第4部隊隊長であり、優しくて気さくな上司といったキャラクターで登場します。そんなハンジは、巨人の体の構造に異常な興味を示しており、捕らえた巨人を使って日夜実験を繰り返しています。その姿はもはや狂気に満ちており、そんな姿を見た部下からは「生き急ぎすぎ」と忠告されるほどです。人類を守るために命の危険を顧みず、巨人の実験に心血を注ぐハンジはエルヴィン団長殉職後、調査兵団の団長を引き継ぐことになりました。

『進撃の巨人』とは2009年9月より、別冊少年マガジンにて連載が開始された、漫画家諫山創（いさやまはじめ）によって描かれるダークファンタジー漫画です。ファンタジーという分野ではあるものの、軍や戦争、科学や宗教といったテーマも絡んでおり、謎の多い世界観や独特の絵柄、個性あるキャラクターなどが人気の理由となっています。また海外での人気も非常に高く、アニメ化や映画化などを含め、もはや社会現象を巻き起こしている大人気作品です。

『進撃の巨人』とは、巨人の脅威から逃げるように3枚の城壁を造り、その囲われた中で暮らしている人々の物語です。主人公エレン•イェーガーは両親、幼馴染ミカサと平穏な生活を送っていました。しかし事件は突然起きます。エレンたちの目の前に、壁の大きさをはるかに超える超大型巨人が出現し、こちらを覗き込んでいたのです。これまで守られてきた平穏な暮らしは、その城壁と共に一瞬にして破壊されました。無数の巨人が侵入し、その様子はまさに地獄絵図と化します。

アニメ『進撃の巨人』にてハンジの声優を務めるのは朴璐美です。クールで気さくでもある反面、時に狂気的な一面も見せるハンジの声優は、非常に難しい役柄であることが想像されます。そんなハンジを務めあげる朴璐美について詳しく紹介していきます。

アニメ『進撃の巨人』にてハンジの声優を務める朴璐美は、幼少期体が弱く病気がちな日々を過ごしていました。体を鍛えることを理由に、水泳や少林寺拳法を習っており、その経験は現在でも特技として紹介するほどです。演劇にさほど興味はなかったのですが、先輩からの誘いを受けて演劇部へ入部することになります。韓国への留学なども経験し、1998年ダメ元で受けた「ブレンパワード」のオーディションに合格し、カナン•ギスモ役として声優デビューを果たしました。

『ハンジ』の声優を務める朴璐美は、同業者でもある声優の山路和弘（やまじかずひろ）と結婚しています。2020年1月22日に報告され、これは朴璐美が48歳を迎える誕生日であり、声優同士のビッグカップルは大きな話題で、祝福のコメントが殺到しました。2人の共演作は多々あるのですが、初共演の作品はまさにこの「進撃の巨人」であり、山路はケニー•アッカーマンの声優として登場しています。

『ハンジ』の声優を務める朴璐美は「鋼の錬金術師」主人公エドワード・エルリックの声優を務めています。このエド役は、これまでの集大成であり運命的なものを感じたと明言されていました。大人気作品の主人公という大役であり、感情の振れ幅が大きく非常に難しい役柄は、そのキャラクター作りに悩む時期も続き、非常に苦労した配役でありました。

『ハンジ』の声優を務める朴璐美は「∀ガンダム」主人公ロラン・セアックの声優を務めています。実はヒロイン役のオーディションを受けていたのですが、選考の結果は、主人公ロランというまさかの少年役に抜擢されることになりました。初の少年役は、演じながらも戸惑いがあり自信を喪失し辛く怖い日々を過ごします。また普段は出すことない叫び声の多いキャラクターであり、その分の疲労感もありました。しかし今思い返せば、非常に貴重な体験であったと語っております。

『ハンジ』の声優を務める朴璐美は「BLEACH」日番谷冬獅郎の声優を務めています。日番谷とは史上最年少で隊長になった天才児であり、そのビジュアルや強さから、キャラクター人気投票において、主人公たちを抑え堂々の1位に輝いたこともある、非常に人気の高いキャラクターです。いわゆる少年役であるため「∀ガンダム」ロランの経験は、ここにも活かされていました。

『ハンジ』の声優を務める朴璐美は「NANA」大崎ナナの声優を務めています。彼氏と同居するために上京中の小松菜々と、ミュージシャン大崎ナナが新幹線で偶然出会い、同い年であり名前も同じという共通点から意気投合して始まる物語です。大崎ナナは愛情の薄い幼少期を過ごしていたこともあり、所有欲の強い依存しがちな人物です。どこかミステリアスな雰囲気を醸し出しており、中世的なハスキーボイスが非常に魅力的でした。

『ハンジ』の声優を務める朴璐美は「NARUTO」テマリの声優を務めています。砂隠れの里出身であり、我愛羅、カンクローと共にスリーマンセルを組んで行動する女性キャラクターです。さばさばとした姉御肌で喧嘩っ早く好戦的な性格ではありますが、他人を気遣う優しさも併せ持っています。後に木の葉の里シカマルと結婚をするユニークな経歴もあり、ここまで紹介したキャラクターには無かったタイプの役柄でしたが、見事に演じ切っていました。

『進撃の巨人』の実写映画においてハンジ役を演じたのは女優の「石原さとみ」です。「かわいい」や「妖艶」というイメージの強い石原さとみが、ハンジを演じるというあまりにもかけ離れた配役に関しては、様々な意見が見られました。

『進撃の巨人』実写版にてハンジ役を務めた石原さとみは、第27回ホリプロスカウトキャラバン『ピュアガール2002』グランプリを受賞し、本格的に女優業をスタートさせます。その後多数の作品に出演し数々の賞を受賞していき、ドラマ、映画、バラエティー、CMなど、一時期はその姿を見ない日はないほどの活躍ぶりでした。2020年に一般男性との結婚を発表し、2022年4月には第一子を出産します。女優業は無期限休止と発表されていましたが、同年8月には一部活動を再開しました。

『進撃の巨人』実写版にてハンジ役を務めた石原さとみは、これだけ多くの作品に出演するも、さらに映画では「インシテミル 7日間のデス•ゲーム」「貞子3D」「シン•ゴジラ」や「花王フレアフレグランス」や「サントリーふんわり鏡月」「すき家」などのCM出演も非常に有名です。結果的にハンジ役を務めた石原さとみは、その演技力の高さが視聴者の期待を上まり、比較的良好な評価がなされていました。

ここでは、『進撃の巨人』ハンジの声優に対する世間での評判を紹介していきます。数多くの名作に登場する朴璐美の声とハンジのキャラクターとの親和性は、どのような印象を与えているのでしょうか。

『ハンジ』について世間の声を見ていたところ、そもそも「ハンジ」は非常に人気の高いキャラクターであることがわかりました。その上でアニメ版になった際の「声」に関しては全く違和感がなく、むしろハンジの良さを際立たせ、その人気を押し上げる要素になっているようです。

『ハンジ』の声優について、大人気マンガ「鋼の錬金術師」主人公のエドと同じであることに、ファンの盛り上がりが見られました。さらに実は、ハンジは原作から性別不詳で描かれており、さまざまな憶測が飛び交っていたところ、エドが男性であるという理由から、ハンジの男性説が高まる要因になりました。ちなみに実際のところは女性説が有力視されています。

「ハンジ』の声優に関しては様々な意見があるのですが、その中でも声優本人「朴璐美」に対して、その容姿が綺麗だという声が多く見られました。声でも容姿でもファンを魅了する朴璐美は、声優にとどまらない活躍ぶりが窺えました。

『ハンジ』の声優を務める朴璐美には、古くからファンとして追いかけておられる方も多く、声や容姿、さらには「人間性」まで評価されていることが分かりました。これだけ見ていくと、朴璐美がいかに素晴らしい人物であるかよく分かります。

『ハンジ』とは進撃の巨人に登場する重要な人物であり、アニメ版の際その人気の高さは声優「朴璐美」の力も相乗していることが分かりました。「朴璐美」の役割はハンジというキャラクターに厚みを持たせ、より私たちにハンジを届けてくれる要因になったことは間違いありません。ハンジの声優は、朴璐美でないといけなかったと言えるでしょう。TVアニメ「進撃の巨人The Final Season完結編」は2023年に放送が決定しています。ぜひこの機会にチェックしてみてください。