【東京リベンジャーズ】橘日向はタケミチの彼女!何度も死亡する理由とは?
『東京リベンジャーズ』の作中では数少ない女性キャラクターであり、ヒロインでもある橘日向について解説します。また、タイムリープ後の橘日向の未来の変化や、『東京リベンジャーズ』のアニメや実写映画で橘日向を担当した声優や女優についても解説します。
目次
【東京リベンジャーズ】橘日向とは?
橘日向(ヒナ)のプロフィール
橘日向(ヒナ)は、主人公・花垣武道にとって中学生時代にできた人生で唯一の彼女でした。大人になった2017年時点で、年齢は26歳で小学校の先生をしていたことが判明しています。作品のヒロイン的立場で登場し、中学生ながら迷っているタケミチの背中を強く押してくれる頼もしい彼女でもあります。
橘日向と橘直人の関係
橘日向(ヒナ)と橘直人は姉弟です。橘直人は、未来で何度も死亡してしまう姉を助けたい一心で、藁にも縋る思いで武道のタイムリープに協力します。橘日向(ヒナ)が生きていた未来では連絡を取り合っていたり、警察の仕事の傍ら、武道のタイムリープに協力しているところを考えると、とても仲のいい姉弟だと推測できます。
東京リベンジャーズの概要
『東京リベンジャーズ』は、作者・和久井健先生によって2017年から2022年まで「週刊少年マガジン」にて連載されていた漫画です。中学生の不良たちの抗争とタイムリープが複雑に絡み合う物語となっています。2021年からはアニメ化や実写映画化もされ、双方クオリティの高い作品となり、話題となりました。
東京リベンジャーズのあらすじ
主人公である花垣武道は、人生で唯一の彼女だった橘日向(ヒナ)が暴力団組織の抗争に巻き込まれて亡くなったというニュースを目にします。ある日、駅のホームで何者かに背中を押され、電車にひかれる直前でタイムリープの力に目覚めます。タケミチは過去を改変しながら、橘日向(ヒナ)が死なない世界を実現するために奮闘することを決意しました。
【東京リベンジャーズ】橘日向はタケミチの彼女!死亡理由は?
橘日向がタケミチを好きになった理由
小学6年生の頃、橘日向(ヒナ)は塾からの帰り道にいた猫が中学生にいじめられているところに遭遇し、猫を助けに向かいます。猫はすぐに逃げてしまうと、中学生たちは橘日向(ヒナ)を標的にしようとしました。そこへ、マントをつけて正義のヒーローのように現れたのが、花垣武道でした。しかし、年上の複数人に勝てるわけもなく、タケミチは負けて号泣しました。それを見た橘日向(ヒナ)は「負けるとわかってて助けに来てくれたことは、勝てる人より100倍すごい」と、タケミチのことが好きになりました。
橘日向が死ぬ未来を変えようとするタケミチ
2017年では年下の店長に怒られながらアルバイトをするフリーターとして生活していたタケミチですが、ある時ニュースで人生で唯一の彼女だった橘日向(ヒナ)が関東卍會の起こした事件によって亡くなってしまうことを知ります。タイムリープの力を手に入れたタケミチは、橘日向(ヒナ)と付き合っていた中学生時代に遡ります。そこには元気に動き回る橘日向(ヒナ)の姿がありました。その姿を見て、タケミチは「必ずヒナを救う」と心に誓い、何度も失敗しながらもタイムリープを繰り返し、橘日向(ヒナ)が救える未来になるまで奔走します。
橘日向が何度も死亡する理由
タケミチが何度もタイムリープをしたとしても、橘日向(ヒナ)の死を免れることはできずにいました。死亡してしまう背景には、様々な事件や抗争を裏で操っている稀咲鉄太の存在がありました。ここでは、稀咲鉄太と橘日向(ヒナ)、タケミチの関係性を解説します。
橘日向を殺している元凶は稀咲鉄太?
稀咲鉄太は2017年時点で東京卍會の総長代理として、実質的な権力をもって組織を動かしています。タイムリープする2005年では「愛美愛主(メビウス)」の幹部や東京卍會の参番隊隊長を任されていました。物語に描かれる事件や抗争の裏には必ず稀咲が絡んでおり、その目的は「日本一の不良になる」ことでした。これはタケミチの目標でもあり、タケミチと同じ目標を掲げ、達成できれば橘日向(ヒナ)が自分の方を振り向いてくれると考えていたようです。
稀咲鉄太が橘日向に執着する理由
小学生のころから稀咲は、同じ塾に通う橘日向(ヒナ)に好意を寄せている描写が表現されていましたが、中学生になると橘日向(ヒナ)は不良のタケミチの彼女になってしまいました。それを知った稀咲も不良となり、不良の中でも高い地位に登り詰め橘日向(ヒナ)に告白をしますが、橘日向(ヒナ)の気持ちはいつでもタケミチに向いていました。そのことを恨んだ稀咲は、橘日向(ヒナ)を殺害し続けていたと考えられます。
【東京リベンジャーズ】橘日向のかわいい魅力や名言
橘日向のかわいい魅力
作品のヒロインとして登場する橘日向(ヒナ)は、人気キャラクターの1人です。その人気の秘密や、橘日向(ヒナ)というキャラクターの魅力について分析していきます。
かわいい魅力①見た目
橘日向(ヒナ)は、他の学校の生徒が見に来るぐらい可愛らしい容姿をしています。また、声を担当している声優の和氣あず未さんの声がとても可愛らしいと評判です。14歳時点で身長が153センチと小柄な体格をしており、抗争や事件などが多い作品の中で癒しや一服の清涼感を見ている人に与えてくれます。
かわいい魅力②度胸がある
橘日向(ヒナ)は不良に臆することなく立ち向かうことができ、その持ち前の度胸をいかんなく発揮しています。有名な場面としては、恋人であるタケミチが東京卍會の佐野万次郎(マイキー)や龍宮寺堅(ドラケン)に連れていかれそうになっていると勘違いし、マイキーのことを平手打ちしたシーンがありました。誰もが臆する東京卍會の総長に平手打ちをしたことから、それを見ていたギャラリーは冷や汗をかいていました。
かわいい魅力③大人になった姿
大人になった橘日向(ヒナ)は小学校の先生になっていました。中学生の頃にタケミチからもらったネックレスを肌身離さず持っており、その健気さも魅力の一つと言えるでしょう。ファンの中では、中学生の時よりも大人の橘日向(ヒナ)の方が好きという人も多いといわれています。
橘日向のかわいい名言
ここからは、容姿が可愛いだけではなく、度胸もある橘日向のかわいい名言について紹介します。橘日向の魅力が詰まった代表的な3つの名言を解説していきます。
橘日向の名言①「君はドラケン君じゃない…」
君はドラケン君じゃない マイキー君でもない タケミチ君はタケミチ君だよ 人のために思いっきり泣けて 人の為に思いっきり悔しがれるタケミチ君だよ こんなかっこいいヤツ 他にいないよ
出典: mangakawiki.com
龍宮寺堅(ドラケン)の死亡を回避するために奔走していたタケミチでしたが、暗躍している人間に見つかってしまい、拘束されてしまいます。それを見つけた橘日向(ヒナ)を目の前にすると、情けなくなってしまいタケミチは大号泣してしまいます。雨も降る中、大号泣しているタケミチに向かって、橘日向(ヒナ)は自身のファーストキスを捧げ、タケミチを励まします。
橘日向の名言②「あの日 ヒナは君に…」
あの日ヒナは 君に恋をしました
出典: shojiro-slot.com
橘日向(ヒナ)はタケミチも覚えていなかった2人の出会いのきっかけを話し始めます。小学6年生当時、年上だった中学生に立ち向かっていった姿を見て、橘日向(ヒナ)はタケミチに恋をしたと話しました。
橘日向の名言③「それでもヒナは君を…」
それでもヒナは君を応援するよ
出典: shojiro-slot.com
今まではタイムリープをすると12年前に戻っていましたが、この時は10年前に戻っていました。高校生になっていた橘日向(ヒナ)に会いに行ったタケミチは、土下座をして涙ながらに未来で起きたことを謝罪をします。落ち着いて話を詳しく聞いた橘日向(ヒナ)はタケミチの選択を応援することを決意します。
【東京リベンジャーズ】橘日向のタイムリープ後の未来を解説
未来①8.3抗争後
8.3抗争では、龍宮寺堅(ドラケン)の死亡を回避し、無事にドラケンの命を救うことができました。また、未来に帰ると橘日向(ヒナ)も生きていることが判明し、大人になった橘日向(ヒナ)に会いに行きます。車で2人の思い出の場所に向かうと、橘日向(ヒナ)は改めてタケミチに思いを伝えます。しかし、タケミチはトイレに行くと離席してしまいます。
決心したタケミチが駐車場に戻ると、そこには大きなトラックが橘日向(ヒナ)が乗っている車に向かって突進していきました。トラックがぶつかってきた衝撃で橘日向(ヒナ)は足をつぶされてしまい逃げることができず、車と共に炎に巻き込まれ、死亡してしまいました。
未来②血のハロウィン後
血のハロウィンで東京卍會の幹部だった場地圭介を救うことができませんでしたが、未来に戻るとタケミチは関東卍會の幹部になっていました。橘日向(ヒナ)は、前回と同じようにトラックに自動車ごとつぶされてしまい炎上していました。しかし前回と違うところは、その場にタケミチがいなかったことでした。それどころか、橘日向(ヒナ)の殺害命令を出したのはタケミチ本人でした。殺害相手についてタケミチは稀咲から知らされないまま命令を出していましたが、その真実を知った《過去から帰ってきたタケミチ》は衝撃を受けました。
未来③聖夜決戦後
過去で東京卍會から稀咲鉄太の除名を成功させたタケミチでしたが、未来に戻ると喪服を着て、三ツ谷隆の葬儀に参列するところでした。また、ネットニュースを確認すると橘日向(ヒナ)も交通事故で死亡したというニュースがありました。またその後、橘直人から稀咲鉄太を含む東京卍會の主要メンバーが殺害されていることも知り、今までで一番最悪な未来となってしまいました。
未来④関東事変後
関東事変後、タケミチは彼女でもある橘日向(ヒナ)に「12年後に結婚しよう」とプロポーズをして現代に戻ります。現代では、関東事変の時に稀咲鉄太が死亡したことにより、橘日向(ヒナ)もタケミチの彼女として生存していました。結婚式も直前でデザイナーでもある三ツ谷隆にウェディングドレスを制作してもらっていました。幸せの真っただ中でしたが、タケミチは佐野万次郎(マイキー)が再び闇落ちしてしまい、凶悪犯罪組織の梵天の首領になっていることを知ります。結婚式を間近に控えたタケミチでしたが、今度はマイキーを救うためにタイムリープをすることになりました。
未来⑤最終回
最後のタイムリープを終えて現代に戻ってきたタケミチは、結婚式場にいました。タキシードを着ていたことで、自分の結婚式のタイミングに戻ってきたことに気が付きます。同じ部屋には佐野万次郎(マイキー)が満面の笑みでそこにいました。結婚式が始まり、橘日向(ヒナ)と誓いのキスをして永遠の約束を交わしたところで物語は幕を閉じました。
【東京リベンジャーズ】橘日向の声優と実写映画キャスト
橘日向の声優は「和氣あず未」
アニメ版の橘日向(ヒナ)を演じたのは、人気声優の和氣あず未さんです。ここでは、声優の和氣さんについて紹介していきます。
和氣あず未のプロフィール
- 生年月日:1994年9月8日
- 出身地:東京都
- 血液型:O型
- 愛称:あじゅじゅ、あじゅみん、わきこ
こどもの時からアニメが好きだった和氣さんは、13歳の頃に声優がアフレコをしている映像を見たことにより、声優を目指すようになったといいます。声優の専門学校に入学するも、人前で何かをすることが苦手だったこともありいつまでも恥ずかしさが抜けなかったようです。それでも、声優として演技の経験を重ねていくうちに、人前に出ることに抵抗がなくなりました。
和氣あず未の主な出演作品
- 『アイドルマスター シンデレラガールズ』:片桐早苗
- 『ウマ娘 プリティダービー』:スペシャルウィーク
- 『東京リベンジャーズ』:橘日向
橘日向の実写映画キャストは「今田美桜」
『東京リベンジャーズ』は実写映画にもなっています。実写映画でヒロインの橘日向(ヒナ)を演じたのは若手女優の今田美桜さんです。『東京リベンジャーズ』に出演したことで第45回日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞しました。
今田美桜のプロフィール
- 生年月日:1997年3月5日
- 出身地:福岡県福岡市
- 血液型:A型
- 身長:157㎝
高校2年生の時に、福岡の新天町で友人とプリクラを撮りにゲームセンターに訪れた時にスカウトをされました。最初は福岡にあるモデル事務所に所属していましたが、19歳の時に北九州市の小倉駅に貼ってあった今田のポスターが現所属事務所の社長の目に留まりスカウトされたといいます。その後、上京して本格的に女優やモデルとして活動していくことになりました。
今田美桜の主な出演作品
- 映画『私の幸せな結婚』:齊森美世
- ドラマ『花のち晴れ~花男Next Season~』:真矢愛莉
- ドラマ『トリリオンゲーム』:黒龍キリカ/桐姫
【東京リベンジャーズ】橘日向に対する世間での評判や人気
『東京リベンジャーズ』の原作は完結しましたが、アニメや実写映画はまだ物語の半分も進んでいません。2023年秋には、アニメ第3期の放送が決定していますので、この人気はまだまだ続きそうです。そんな『東京リベンジャーズ』の評判をX(旧Twitter)からみていきます。
この方は、橘日向(ヒナ)の人気についてX(旧Twitter)にてリサーチしようとしたところ、そのコスプレ写真の多さに驚かれているようです。確かに、橘日向と検索をかけてみると、様々な方がコスプレを楽しんでいるようでした。中には海外の方も『東京リベンジャーズ』として多くのキャラクターのコスプレをして写真を掲載されていました。
今田美桜さんの橘日向は様々なところで高い評価を受けているようです。中でも、日本アカデミー賞新人賞を受賞されたということは、今田さんのお芝居が多方面に受け入れられている証拠なのではないでしょうか。
『東京リベンジャーズ』は2023年にミュージカルとしても上演されています。この方は、観劇する前にアニメで予習しているようです。返信している人は、橘日向推しなのかもしれません。『東京リベンジャーズ』の中で物語の核となっていますし、担当している声優の和氣さんのかわいらしい声も相まって魅力的なキャラクターとなっていますので、周囲に推したくなったのかもしれません。
【東京リベンジャーズ】橘日向はタケミチのかわいい彼女だった
『東京リベンジャーズ』のヒロインで、タケミチの彼女でもある橘日向(ヒナ)について解説しました。知れば知るほど、タケミチにとっては大切にしなくてはならない彼女であったということがよくわかりました。また、声優や女優がキャラクターに花を添えることで、さらに魅力あふれる存在となっているようでした。『東京リベンジャーズ』のメディアミクスはまだまだ続きそうです。今後、アニメや実写映画、ミュージカルが、それぞれどのような作品となるのか期待しましょう。
この記事のライター
Takechip
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