【ワールドトリガー】三雲修の強さは?主人公なのに弱いのはなぜ?覚醒についても
『ワールドトリガー』の三雲修は作中で弱いと言われる主人公ですが、部隊を率いる隊長としては三雲修らしい強さを発揮しています。本記事では『ワールドトリガー』の三雲修の強さについて、作中での実力や今後の展開で覚醒する可能性などをまとめました。
三雲修とは?
『ワールドトリガー』の三雲修は主人公の1人でありながらも戦闘力は自他共に認めるほど弱いと言われるキャラですが、その弱さから自分なりの戦い方を見出しています。そんな『ワールドトリガー』の三雲修についてプロフィールや性格などを紹介します。
三雲修のプロフィール
『ワールドトリガー』の三雲修は5月25日生まれの15歳で、身長168cm、血液型A型、星座はうさぎ座の中学生です。家族は一緒に住んでいる母親の香澄と海外で橋の建築に携わっている父親がいます。常にメガネをかけており、どんな状況でも自分からメガネを外したことはありません。
三雲修の性格
『ワールドトリガー』の三雲修は正義感の強い性格で、基本的には真面目な人物ですが、いざという時の行動は常軌を逸していることがあります。人助けする際も自分の危険は考えずに行動したり、目的を達成するためには周りの評価を気にしなかったりと、他人に対しては敏感に動けても自分には無頓着な思考になっています。
三雲修がボーダーを目指す理由
『ワールドトリガー』の三雲修がボーダーの隊員となった理由は、過去に自分の家庭教師をしていた雨取麟児が残した言葉からでした。妹である雨取千佳は近界民(ネイバー)のトリオン兵から狙われやすい体質であり、兄の雨取麟児は自分がいなくなった時は妹を守って欲しいと三雲修は言われていました。
ワールドトリガーの概要
『ワールドトリガー』は葦原大介の少年漫画で、2022年3月時点でジャンプ・コミックスから既刊25巻が刊行中の作品です。『週刊少年ジャンプ』に連載された読切作品『実力派エリート迅』の好評を受けて、その作品をベースにストーリーを構成しています。個性的なキャラが多数登場し、作品独自の武器で戦っていく様子が魅力の1つになっています。
ワールドトリガーのあらすじ
中学生の三雲修はある日に自らを近界民(ネイバー)と名乗る空閑遊真と接触し、その直後に自身が防衛組織の「ボーダー」の隊員であることがバレてしまいます。しかし、C級隊員で訓練生だった三雲修は本来使用してはならないトリガーの使用から責任を問われそうになります。そこを迅悠一が介入したことで処分は保留されることになりました。そこから空閑遊真と共に行動し、三雲修は様々な経験を積んでいきます。
三雲修の強さは?主人公なのに弱い?
『ワールドトリガー』の三雲修は作中で何度も弱いと言われており、主人公ながらも相手を圧倒的に倒すことは少ないキャラです。しかし、ボーダーの隊員として必要な実力は身に付けており、絶妙な立ち位置になっています。そんな『ワールドトリガー』の三雲修の強さや弱いと言われる点を紹介します。
三雲修の強さや実力
『ワールドトリガー』の三雲修はボーダー部隊にとって重要なトリオン量がネックになっています。一方、それを補うための努力は行っており、その点が彼の実力として認められています。
三雲修の強さ①パラメーター
『ワールドトリガー』でキャラのパラメーターが公式から発表されています。三雲修のパラメーターに関しては、トリオン2、攻撃3、防御・援護4、技術5、射程4、指揮6、特殊戦術4で、これらの点数は10点満点というわけではないため、全体的にかなり低い数値となっています。
三雲修の強さ②トリオン量の少なさ
『ワールドトリガー』の三雲修のパラメーター内で最も低い数値はトリオン量の2ですが、作中で他のボーダー隊員は最低値でも4以上となっており、トリオン量だけ言えばボーダー最弱となっています。ボーダーが使用する武器のトリガーはトリオン量が多いほど有効に使える武器なので、トリオン量が他隊員よりも圧倒的に弱いことは、それだけで大きく遅れてを取ってしまうのです。
三雲修の強さ③観察力と戦術の能力が高い
『ワールドトリガー』の三雲修のパラメーター内で最も高い数値は指揮の6であり、戦闘面での弱い部分を補うため、三雲修は対戦前から情報をしっかり集めてから作戦を立てています。また、戦闘中も相手や状況の観察を行い、部隊を活かすための戦術を考えて指揮しています。そのような観察力と戦術の能力は三雲修の強さと言える部分です。
三雲修が主人公なのに弱いといわれる理由
『ワールドトリガー』の三雲修が主人公なのに弱いと言われる理由には、パラメーター以外にも1人で挑んだ際の成績の悪さがあります。
理由①ボーダー入隊試験に落ちる
『ワールドトリガー』の三雲修は過去にボーダーの入隊試験を受けた際、不合格となっており、理由を直接聞きに行くと、防衛隊員としては実力不足であると言われています。
理由②模擬戦の結果
『ワールドトリガー』の三雲修は単身で模擬戦を行った際、いずれの試合も大きく負け越しています。風間蒼也とは24敗1引き分け、緑川駿とは10戦全敗、唯我尊とは48勝52敗となっており、作中で同じく弱いと言われる唯我尊にも負け越すのは相当弱いことになります。
三雲修の覚醒や今後
『ワールドトリガー』の三雲修は三雲隊として部隊を組んだ後も自分トリオン量や純粋な戦闘力が弱いことに悩んでいましたが、あるきっかけから覚醒し、自分なりの強さを手に入れます。そんな『ワールドトリガー』の三雲修が覚醒したきっかけや今後について紹介します。
三雲修が覚醒したきっかけ
『ワールドトリガー』の三雲修が覚醒したのは嵐山隊の木虎藍から教えて貰ったことがきっかけでした。B級ランク戦において自分がスコアを稼げないことに悩んでいた三雲修でしたが、木虎藍からは自身を強化するのではなく、部隊の強みを伸ばすべきだと言われます。三雲隊では実践経験豊富な空閑遊真がそれにあたり、空閑遊真を自由に動かすためにサポートに特化した戦術を極めることになります。
三雲修のスパイダー戦術
『ワールドトリガー』の三雲修が木虎藍から伝授されたのはオプショントリガーの「スパイダー」です。この武器は少ないトリオン量でも使用できるワイヤー型のトリガーで、一度ワイヤーを張れば自分がやられてもワイヤーを残せるようになっています。これによって空閑遊真の機動力を上げつつ相手の身動きを封じ、スナイパーの雨取千佳とも連携が取りやすくなるという戦術が完成します。
三雲修の覚醒は今後もある?
『ワールドトリガー』の三雲修が今後も覚醒する可能性については、同じ戦術がずっと通用するわけではないので、覚醒しなければならない場面が出てくることが考えられています。スパイダーによるワイヤー戦術もワイヤーの色を変えて視認しづらくするなど、強さは上昇していますが、実践で戦う近界民にそれが通用するとは限りません。
三雲修のトリオン量は今後増えていく?
『ワールドトリガー』の三雲修のトリオン量について、作中では鍛えることでトリオン量が増えると言及されています。三雲修もB級隊員として訓練を積み重ねており、様々な戦術でトリオンを使う頻度も多くなっていることから、今後はトリオン量が増加する可能性もあります。しかし、トリオン量が3に増加してもボーダー内最弱は変わりません。
三雲修を支える三雲隊の隊員たち
『ワールドトリガー』の三雲修が隊長として率いる三雲隊は、B級ランク戦当初は21位ですが、現時点では2位まで上昇しています。そんな『ワールドトリガー』の三雲修を支える三雲隊の隊員を紹介します。
三雲隊の隊員①雨取千佳
『ワールドトリガー』の雨取千佳は三雲修の幼馴染であり、三雲隊ではスナイパーのポジションで、アイビスをメイントリガーにしています。パラメーターはトリオン38、攻撃2、防御・援護5、機動3、技術6、射程8、指揮1、特殊戦術1です。特にトリオン量38はボーダー内トップで、膨大なトリオンによる射撃は地形を破壊してしまうほどの破壊力があるので、パラメーター上の攻撃や射程の数値以上の強さを発揮します。
三雲隊の隊員②空閑遊真
『ワールドトリガー』の空閑遊真は近界の出身であり、三雲隊ではアタッカーのポジションでスコーピオンをメイン・サブトリガーにしています。パラメーターはトリオン7、攻撃9、防御・援護8、機動10、技術8、射程2、指揮5、特殊戦術4です。幼少期から戦闘経験を積んでいることから元々の実力が高く、機動力を活かしたスピード戦術を中心に、様々な攻撃パターンで強さを発揮しています。
三雲隊の隊員③ヒュース
『ワールドトリガー』のヒュースは敵対していた近界民ですが、三雲隊に追加隊員となり、オールラウンダー寄りのアタッカーとなっています。ボーダー隊員としてのパラメーターは不明で、メイントリガーは弧月を使用しています。空閑遊真と並ぶWエースとして部隊の重要な戦力となっています。
三雲隊の隊員④宇佐美栞
『ワールドトリガー』の宇佐美栞は、玉狛第一と兼任で三雲隊のオペレーターを務めています。ただし、戦術面では三雲修が計画して、戦闘時の判断も現場に任せるなど、基本的には三雲隊が中心に動いて、わからない部分をサポートする役割に徹しています。
三雲修に対する世間での評判や人気
ここでは『ワールドトリガー』の三雲修について世間での評判や人気を紹介します。主人公なのに弱いという点は読者やアニメ視聴者も思っている点ですが、弱いなりに戦おうとするところを魅力に感じる人が多く、作中の人気キャラとなっています。
『ワールドトリガー』の三雲修について、弱いからこそ良いキャラであるという意見が多数出ていました。作中では徐々に成長して強さを手に入れていますが、周りも同じように成長していくことから最弱から脱しているわけではありません。それでも周りに食らい付くように努力する三雲修が魅力的に見えるようです。
『ワールドトリガー』の三雲修について、観察力や判断力が強さであるという意見を出している人がいました。弱いと言われる一方で、作中では強みを活かして部隊を動かすことで勝利を掴んでおり、隊長として指揮する実力はファンも認めているようです。
『ワールドトリガー』の三雲修について、自分を犠牲にする戦い方が危ないと感じる人がいました。作中でも自分に対する無頓着さが危険だと指摘されており、弱いが故に自分が倒されても構わないという戦術はファンとしてはハラハラしてしまうようです。
三雲修の強さは戦術と観察力だった
『ワールドトリガー』の三雲修は自他共に認める弱いキャラであり、トリオン量はボーダー内最弱ですが、三雲隊では観察力や戦術指揮によって強さを見せる主人公です。そこに空閑遊真を始めとした三雲隊の面々が連携して、B級隊2位まで上り詰めました。三雲修が今後も覚醒する可能性を期待しつつ、原作漫画の更新を待ちましょう。
この記事のライター
十文字猛
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