【転スラ】ダグリュールの強さは最強クラス?能力や最後について徹底考察
本記事では『転スラ』に登場するダグリュールの強さや能力、正体、そして最後について考察していきます。また、ダグリュールの活躍や息子、弟について解説するとともに、アニメ『転スラ』でダグリュールの声を担当した声優情報もまとめました。
目次
【転スラ】ダグリュールとは?
転スラに登場するキャラクターの1人であるダグリュールですが、まずはダグリュールと転スラの基本情報について見ていきましょう。
ダグリュールのプロフィール
- 名前:ダグリュール
- 種族:巨人族(ジャイアント)
- 所属:聖虚ダマルガニア
- 称号:大地の怒り(アースクエイク)
ダグリュールとは大地の怒り(アースクエイク)の称号を持つ魔王の一人です。聖虚ダマルガニアに所属し、拠点を置きます。非常に巨大な体を持つ巨人族(ジャイアント)で、その巨大な体に比例するように、膨大な魔素量を有しています。
ダグリュールの性格
非常に膨大な魔素量と力を有するダグリュールですが、むやみに力を振るうことはない、冷静な人格者です。魔王達の宴(ワルプルギス)では、クレイマンの話に流されず冷静な振る舞いを見せたり、フレイをフォローする場面もありました。
転スラの概要
『転生したらスライムだった件(転スラ)』は、小説投稿サイト『小説家になろう』で、作家『伏瀬』氏により連載されていた小説を大きく改定し、2014年にGCノベルズ(マイクロマガジン社)から刊行されました。『転スラ』は人気を博し、漫画やアニメ、劇場版など様々なメディアミックスが展開されています。
転スラのあらすじ
『転生したらスライムだった件(転スラ)』の主人公・三上悟(みかみさとる)は、ごく普通のサラリーマンで平凡な人生を送っていました。しかしある日、通り魔に刺され、その人生に幕を閉じます。目を覚ますと、なんとスライムとして異世界に転生していました。スライムは『リムル=テンペスト』と名付けられ、能力(スキル)を武器に、モンスターたちの主として君臨することになります。
【転スラ】ダグリュールの強さは最強クラス?能力を考察
ダグリュールは『転スラ』の中でも最強クラスと噂されています。なぜダグリュールは最強クラスだと言われているのか、その理由について見ていきましょう。
ダグリュールの能力
ダグリュールは、その能力が非常に優れています。ここではその能力について見ていきましょう。
能力①高い防御力
ダグリュールは魔王随一の防御力を誇ります。魔法攻撃を完全に無効化でき、物理耐久も秀逸です。同じ魔王のルミナスの一撃を受けてもびくともせず、このことからも魔王の中でもトップクラスの防御力を誇ることがわかります。
能力②自然災害を使う攻撃
ダグリュールは防御面だけでなく、攻撃面にも優れています。豊富な魔素量により強化された地震や雷といった自然災害を操る攻撃が可能です。また、天候を操ることができ、広い範囲での攻撃で多くの敵にも被害を与えることもできます。
能力③竜種並みの力を得られる合体技
ダグリュールは兄弟であるグラソードとフェンと合体することができます。合体することで竜種並みの力を得ることができ、覚醒魔王化したシオンでも勝つことができないほどの超越した力を発揮することが可能です。
ダグリュールの強さ
ここまでダグリュールの性格と能力について紹介してきました。冷静な人格者でありながら、高い防御力や自然を操る力、合体などの優れた能力を持ちますが、実際どれほどダグリュールは強いのかについて解説していきます。
強さ①ヴェルドラと互角の強さ
ダグリュールは魔王達の宴(ワルプルギス)で初登場しました。その際、ヴェルドラは「ダグリュールとは何度か喧嘩したが勝負はついていない」と述べています。ヴェルドラは暴風竜と恐れられるほどの高い実力を持ち主です。そのヴェルドラと互角に戦えるということからも、ダグリュールの実力の高さがうかがえます。
強さ②覚醒魔王化したシオンよりも強い
『転スラ』のweb版で、ダグリュールは覚醒魔王化したシオンと戦います。覚醒魔王化したシオンは究極能力『暴虐之王(スサノオ)』を会得していました。『暴虐之王』は相手の力を奪い、自分の力へと変換することができるという能力です。その能力を使いシオンは、高い防御力を誇るダグリュールの皮膚に傷をつけることができました。しかし、そんな覚醒魔王したシオンを上回り、最後はダグリュールが勝利します。
強さ③八星魔王の中では4番目の強さ
魔王の強さとは究極能力の数や相性によって決まります。リムル、ギィ、ミリムの上位3人は、他の魔王とはかけ離れた実力の持ち主です。一方ダグリュールは、究極能力こそ所有していないものの、自然災害を用いた攻撃や優れた防御力は下位の魔王では敵わないほどの強さを有しています。したがって、ダグリュールは八星魔王の中では4番目に強いことになるのです。
【転スラ】ダグリュールの活躍や最後
魔王の中でも上位の強さを持つダグリュールですが、『転スラ』ではどのような活躍を見せるのでしょうか。ここからは、待ち受けるダグリュールの最後やその正体について詳しく見ていきましょう。
ダグリュールの活躍シーン
ダグリュールは天魔大戦で大きく目立ちます。ダグリュールの拠点である聖虚ダマルガニアには、天使陣営と共に、封印されていた末弟『フェン』が攻めてきました。フェンはダグリュールに一緒に暴れて欲しいと誘います。一度は拒否したものの、フェンの頭突きにより記憶を取り戻したことで、その後天使陣営へと裏切り、シオンやルミナス、ヴェルドラと戦うことになりました。
ダグリュールの正体は裏切り者?
天使陣営へと裏切ったダグリュールですが、その理由は聖虚ダマルガニアにあります。ダマルガニアは砂漠の不毛地帯で、食料問題や水不足の状態が常にありました。そのため、巨人族が危険を冒して外の世界へと出向き食料などを調達していました。ダグリュールはそのような状態を打開するため天使陣営に付き、隣国であるルミナスの領地『神聖法皇国ルベリオス』へと侵攻しようとしたのです。確かに裏切り者ではありますが、その正体は自領を思った裏切り者でした。
ダグリュールの最後は死亡する?
ダグリュールは天魔大戦においてヴェルドラと戦い、死亡しました。合体したダグリュールは、その竜種並みの力を用いヴェルドラと戦います。ダグリュールの攻撃は苛烈で、ヴェルドラも全身に傷を負うなど追い詰められていきました。ここでヴェルドラは『豊穣なる神秘の波動(ファータイルパラドックス)』を発動します。これは命亡き者を糧とし、自然の成長を促すという回復能力です。聖虚ダマルガニアを元の豊穣な大地へと戻すために発動されたこの魔法によって、ダグリュールは苗代となり、最後は亡くなりました。
【転スラ】ダグリュールの息子と弟
ダグリュールには3人の息子と2人と弟がいます。それぞれ『転スラ』でも目立ったキャラクターでしたが、いったいどのようなキャラクターなのか見ていきましょう。
ダグリュールの息子
ダグリュールには3人の息子がいます。魔王の息子というだけあり、それぞれが魔物の中でも上位の能力を持っています。また、『転スラ』の中ではシオンと関わりを持つことになるのですが、ここでは3人の息子の能力と、そのシオンとの関係性についても見ていきましょう。
ダグリュールの息子①ダグラ
まず長男のダグラは、ワルプルギスでシオンがクレイマンを倒したことを知り、その実力を確かめるためにシオンに勝負を挑みました。しかし、クレイマンと同等の魔素量しか無かったダグラはシオンにあっさり敗北します。ダグリュールに、リムルの元で修行してこいと言われていた3兄弟はシオンに心酔し、シオン親衛隊を結成しました。そうしてテンペストに滞在し、シオンのもとで修行に励むことになります。
ダグリュールの息子②リューラ
次男であるリューラは、長男のダグラと同等の強さを持ちます。しかし、戦闘の経験がほとんど無く、シオンに簡単に負けてしまいました。その後はダグラと同じくシオンの元で修行し、シオン親衛隊を結成することになります。3兄弟は実力はまだあまりありませんが、ダグリュールは息子たちなら後を任せられると思っていました。
ダグリュールの息子③デブラ
デブラも決して弱いわけではなく、魔王クラスの魔素量を誇ります。しかし、兄2人と同じく戦闘経験があまり無いため、手加減をしたシオンにも敗北しました。兄と同じくシオンのもとで修行し、シオン親衛隊を結成します。ちなみに、3兄弟はそれぞれがシオン親衛隊の隊長格となっています。
ダグリュールの弟
続いて、ダグリュールの2人の弟について紹介していきます。息子と同じく、2人ともダグリュールの弟というだけあり、相当の強さを誇ります。ダグリュールの合体に必要な2人ですが、どのような人物なのか見ていきましょう。
ダグリュールの弟①グラソード
グラソードはダグリュールを兄とする、3兄弟の次男です。グラソードは兄と弟とは異なり破壊的な力はありませんが、代わりに凄まじい技量の高さがあり、魔王レオンと戦うことができるだけの強さを持ちます。ダグリュールの副官として従っており、ダグリュールがフェンの頭突きにより記憶を取り戻し暴れた際には、巨人族を統率する有能さを見せました。
ダグリュールの弟②フェン
フェンは3兄弟の3男で、その昔、兄2人と共に大暴れしたことでヴェルダナーヴァが『聖魔封じの鎖(グレイプニール)』を用いて封印しました。災厄の化身と恐れられる強さを誇るフェンは、封印されていた際にフェルドウェイと友人となり、天魔大戦で封印を解かれ三星師筆頭の立場となります。封印された当初のフェンとは異なり、フェルドウェイへの感謝や、天使陣営を仲間と感じるようになりました。ダグリュールを天使陣営へと誘い、頭突きをしてダグリュールの記憶を呼び覚まします。
【転スラ】ダグリュールの声優
ダグリュールの声優は「小山力也」
ダグリュールの声優は小山力也さんです。小山力也さんは男らしい太い声が特徴的で、ダグリュールの見た目ととてもマッチしていると評判です。
小山力也のプロフィール
- 名前:小山力也
- ふりがな:こやまりきや
- 愛称:りきちゃん、リッキー、リキ
- 職業:俳優、声優
小山力也さんは1963年12月生まれの、今年で60歳になります。元々は俳優業をしており、1989年の『仮面ライダーBLACK』で俳優デビューしました。その後、声優として『ER』でデビューします。しばらくは吹き替えをメインとして活動していましたが、2000年代になってからはアニメやゲームにも多く出演しています。
小山力也の主な出演作品
- 名探偵コナン:毛利小五郎
- Fateシリーズ:衛宮切嗣
- はじめの一歩:鷹村守
- 24-TWENTY FOUR-:ジャックバウアー
- ワイルドスピード:ルーク・ホブス
小山力也さんの主な出演作品は、アニメでは『名探偵コナン』の毛利小五郎役、『Fateシリーズ』の衛宮切嗣役、『はじめの一歩』の鷹村守役などがあります。また、吹き替え声優としては『24-TWENTY FOUR-』のジャック・バウアー役を務めるキーファー・サザーランド、『ワイルドスピード』のルーク・ホブス役を務めるドウェイン・ジョンソンなど大物俳優の吹き替えを担当しています。
【転スラ】ダグリュールに対する世間での評判や人気
人気キャラであるヴェルドラとダグリュールの戦いはファンの間でも好きな人が多く見られます。壮絶な戦いと結末は『転スラ』でも屈指の名シーンです。
ヴェルドラと対等に戦えるその強さはもちろんですが、その性格や、理由があったとはいえ天使陣営に裏切ったというその正体を知ってもなお、かっこいいといった投稿が多く見られます。戦闘シーンと最後を含めてダグリュールというキャラクターが評価されていました。
ダグリュールはもちろんですが、声優を務めている小山力也さんとのマッチングも評価されていました。ダグリュールの見た目と性格、小山力也の演技が相まってダグリュールというキャラクターの好感度が高くなっています。
【転スラ】ダグリュールの強さは最強クラスだった。
多くのキャラクターが登場する『転生したらスライムだった件(転スラ)』ですが、その中でもダグリュールの強さは最強クラスであることがわかりました。高い防御力や自然を操る力、合体と、その強さを持って挑んだヴェルドラとの戦闘、そして、その正体は確かに裏切り者ではありましたが、その経緯や最後は多くのファンを魅了しました。ぜひダグリュールの活躍に注目してみてください。
この記事のライター
ナストマト
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