【リゼロ】ラムはボケキャラがかわいい？レムとの違いや声優についても

『リゼロ』のラムは、2月2日生まれの17歳です。身長は154cm、体重は53kgです。髪の毛はピンク色のショートボブで、前髪で左目が隠れています。鬼族の出身で、幼い頃は神童とも呼ばれるほどの才能の持ち主でした。しかし、角が折れてからは力がなくなり、ロズワールによって毎晩マナを注入されています。

リゼロの正式名称は、「Re:ゼロから始める異世界生活」です。小説投稿サイトの小説家になろうで連載されている小説で、作者は長月達平さんです。Web小説の連載開始から2年後、MF文庫より書籍版の小説が刊行されました。さらにその2年後には、月刊コミックアライブで漫画の連載も始まります。リゼロはテレビアニメにもなり、現在のところ第2シーズンまで放送済みです。

唐突に異世界に飛ばされたナツキ・スバルは、物盗りに襲われていたところをハーフエルフのエミリアに救われます。スバルは恩返しのためにエミリアの物探しに協力しますが、何者かに襲撃されて命を落とします。死んだことで時間が巻き戻ったスバルは、それからも何度も死に戻りを繰り返すようになりました。スバルは辛い目にあいながらも、死に戻りの能力でエミリアを助けようと奮闘するのでした。

リゼロのラムは、ロズワールの屋敷でメイドとして働いています。そのため、普段からメイド服を着用しており、そのメイド服姿がかわいいと評判です。ラムのメイド服は肩と胸元が空いており、そのセクシーなデザインがさらにラムの魅力を引き出しています。

リゼロのラムはかわいい外見に似合わず、非常に毒舌で高飛車なキャラです。特に主人公のスバルには毒舌が冴え渡り、真顔で辛辣なセリフを次々と口にします。かわいい顔とのギャップに魅力を感じる人も多く、ラムが毒舌を吐くシーンはファンからも人気が高いです。

スバルには毒舌で態度の悪いラムですが、妹のレムのことは非常に大事にしています。スバルが死に戻りを繰り返す中で一度レムが亡くなったときは、普段のクールなラムからは想像もつかないくらいに取り乱していました。このことからも、ラムがいかにレムを大事に思っているかがわかります。ラムは小さい頃から、常にレムのことを気遣って暮らしていました。このように、妹思いで優しい姉であるところも、ラムのかわいい魅力のひとつです。

リゼロのラムの現在の主はロズワールで、ラムはロズワールのメイドとして忠誠を誓っています。ラムはロズワールに心酔しており、ラムの行動はすべてロズワールを思ってのことです。ラムはロズワールからマナの供給を受けており、これもまたロズワールを敬愛する理由となっています。ロズワールからマナを供給してもらうラムは、いつもとは違うしおらしい態度を見せます。普段の態度が高飛車な分、こういった姿はラムをさらにかわいく見せてくれます。

リゼロのラムはクールで、普段からあまり笑顔を見せません。しかし、たまに笑顔をのぞかせ、ボケキャラのような一面を見せることもあります。得意料理はふかしイモだと自信満々に語る姿や、布団に包まってガタガタ震える姿などは、普段のラムとはまた違ったかわいさがあります。ラムが時折見せるボケキャラな一面によって、ラムのさらなる魅力に気づかされることでしょう。

リゼロのラムとレムは双子の姉妹だけあって、そっくりな見た目をしています。しかし、髪の毛の色が違うため、すぐに見分けることができます。ラムはピンク色の髪の毛ですが、妹のレムは水色の髪の毛です。また、ラムのほうがレムより目つきがきつく、ややキリッとした顔をしています。見た目以上に違いが大きいのが、2人の性格です。

レムは感情豊かで純粋な性格をしていますが、ラムは基本的にクールでレムのような純粋さも持ち合わせていません。2人の性格の違いは、言葉遣いにも表れています。ラムは前述した通り毒舌が激しいキャラですが、レムのほうは言葉遣いがキレイで優しさを感じることができます。

リゼロのラムとレムは、2人とも辛い過去を背負っています。ラムとレムは鬼族が暮らす村で、双子の姉妹として生まれました。鬼族では双子は忌み嫌われており、2人は生まれてすぐに処分される予定でした。しかし、ラムが大人の鬼族をも凌駕するような力を持っていたため、2人は処分されずにすみました。ラムは神童と呼ばれて育ちますが、レムは力がなく姉に劣等感を抱きながら育ちます。そして、せめて家のことでは役に立とうと、率先して料理などを行うのでした。

それでもレムは何かとラムと比べられ、村では落ちこぼれ扱いされます。しかし、ラムは常にレムに気を配り、レムも優しい姉が大好きでした。2人は両親とともに仲良く暮らしていましたが、ある日鬼族の村は魔女教徒たちに襲われます。この戦いの最中に、ラムは角を折られて鬼としての力を失ってしまいます。2人はロズワールにより救出され、メイドとして働くことになりました。

リゼロのラムは、角があった頃は鬼神と呼ばれるほどの強さでした。角があれば世界で5本の指に入るほどの力を持っており、鬼化したレムでもまったく歯が立たないほどの強さです。しかし、角が折れてしまったことで、戦闘能力はほとんどなくなってしまいました。ただ、風の魔法が使えるため、風の刃で相手を切ったり風で飛び上がったりすることが可能です。また、千里眼という、鬼族の秘術を使うことができます。

リゼロでは主人公のスバルが何回も死ぬように、主要キャラも複数回死ぬことが多いです。ラムは短期間で2回死亡し、それからしばらく経ってもう一度死亡します。最初にラムが死亡したのは、ロズワール邸を魔女教徒が襲撃したときのことです。ラムは魔女教徒との戦いで命を落とし、スバルの死に戻りで生き返ります。

しかし、次の世界軸でもスバルはみんなを助けることができず、ラムは同じように魔女教徒たちの襲撃によって命を落としました。3回目のラムの死は、ロズワールによるものでした。ロズワールはスバルの能力に気づいており、スバルの反応を見るために彼の目の前でラムを殺したのでした。ラムの死にも取り乱さないスバルを見て、ロズワールはスバルが過去に戻れることを確信します。

妹のレムを心から大事に思っているラムですが、レムの記憶を失ったことが2回あります。一度目は、レムが白鯨にやられてしまったときです。白鯨の霧には存在を消す能力があり、この攻撃で倒されたレムは存在こと消し去られてしまいました。ラムは「レムが死んだ」と話すスバルに、レムは誰かと訊きました。ラムがレムを忘れるという信じがたい出来事に、スバルは激しい衝撃を受けました。

次にラムがレムを忘れてしまったのは、白鯨との戦いが無事終わった後のことです。王都へ向かっていたクルシュとレムの前に、魔女教の大罪司教が現れます。レムは暴食担当のレイと戦闘になり、そこで名前と記憶を奪われてしまったのです。この事件により、ラムからレムの記憶は失われてしまいました。

ロズワールの屋敷で執事として働くことになったスバルは、ラムとレムから仕事を教わります。今まで料理などしてこなかったスバルは、野菜の皮すらうまく剥くことができませんでした。苦戦するスバルにラムは強烈なダメ出しをし、さらにドヤ顔でこの名言を口にするのでした。それほど難しい料理ではないのに得意気な表情をするラムに、スバルは対抗心をむき出しにして皮むきをするのでした。

ロズワールと一緒にお風呂に入っていたスバルは、お風呂から上がったところでラムと出会います。ラムはロズワールの着替えを手伝うため、そこに待機していたのです。「着替えくらい1人でさせろ」と言うスバルに対し、ラムは表情を険しくして「不敬は許されない」と言いました。ほんの些細な軽口も許さない、ラムの強い忠誠心が表れた名言です。

ラムはスバルの日頃の様子から、彼が読み書きができないことを悟りました。それでは仕事もままならないと考え、スバルに文字を教えてあげることにしました。スバルはラムがなぜこんなに親切にしてくれるのかと疑問に思いましたが、ラムの答えは「ラムが楽をするため」でした。続けて言ったこちらの名言には、他人を気にかけないラムの性格がよく表れています。

文字の勉強になかなか集中できないスバルに、ラムは「遊んでいる暇はない」と発破をかけます。「時間は限られている」と真面目なことを言ったかと思えば、最後には「ラムも眠い」と本音を漏らしました。スバルに「そういうところは嫌いじゃない」と言われたラムは、得意気にこの名言を口にしたのでした。

こちらの名言は、ラムが珍しく感情を爆発させたシーンでのセリフです。スバルはロズワールの屋敷で何度も死に戻り、これ以上死なないためにベアトリスに護衛を頼みます。ベアトリスが護ってくれたおかげでスバルは死なずにすみましたが、代わりにレムが死亡してしまいます。スバルがベッドに横たわるレムに近づくと、ラムは「触らないで！」と激しくスバルを拒絶したのでした。レムを亡くした悲しみや怒り、憎しみが伝わってくるシーンです。

こちらの名言は、ラムのレムに対する愛情が感じられる名言です。ラムはスバルとともに、1人で魔獣退治に行ったレムを追いかけていました。その道中、ラムは自分に角がないことをスバルに話します。角がなくなったラムはレムより弱くなってしまいましたが、それでもラムは姉として常にレムを心配していました。このセリフを聞いたスバルは、必ずレムを連れ帰ると約束したのでした。

スバルはロズワールから、魔女教の襲撃を誘導したという衝撃の告白を聞かされます。激高してロズワールを殴ろうとしたスバルを止めたのは、そこに同席していたラムでした。スバルを制止したラムは、決然たる口調でスバルにこの名言を言い放ちました。ラムもロズワールに捨て石にされたうちの1人でしたが、ラムのロズワールに対する忠誠心は微塵も揺らがなかったのです。

ラムにとってレムは大事な妹でしたが、大罪司教のレイによってその記憶は失われてしまいました。ロズワールの屋敷がエルザに襲撃されたとき、スバルは屋敷の中に残されたレムとベアトリスを助けようとします。しかし、レムのことを覚えていないラムは、2人を見捨てるように言ったのでした。

そして、レムが本当にラムの妹であれば、自分を犠牲にしてくれと言うはずだと続けました。これまでの2人の絆を見てきたスバルにとって、このセリフは到底受け入れられないものでした。

ラムは第1の試練を乗り越えたエミリアを見て、以前の彼女とは違うことに気づきます。本当の強さを手に入れたエミリアに、ラムは初めて心から頭を下げました。この名言は、そのときにラムがエミリアに対して言ったセリフです。これまでの表面的な服従とは違い、ラムがエミリアに本当の誠意を見せた瞬間でした。

ロズワールは、ラムとレムの故郷の壊滅に関わっていました。ラムにしてみればロズワールは両親たちの仇ですが、魔法によって復讐心を愛情へと書き換えられてしまいます。最初は魔法のせいでロズワールに忠誠を誓っていたラムでしたが、一緒に過ごすうちに本当にロズワールを愛するようになってしまったのです。嘘偽りないロズワールへの愛情が、この名言には込められています。

リゼロのアニメでラム役を担当したのは、声優の村川梨衣さんです。物語序盤では、双子のレムと寄せ合うような演技をしていたそうです。しかし、話が進みに連れ、ラムの個性を確立できたと語っています。強くてかっこいいラムの声を演じた村川李衣さんとは、一体どのような声優でしょうか？ここでは、ラムの声優である村川梨衣さんのプロフィールや、これまでに出演した主な作品を紹介します。

声優の村川梨衣さんは、1990年6月1日生まれのB型です。東京都出身の声優で、現在はステイラックに所属しています。子供の頃から声優を目指しており、高校卒業後に総合学園ヒューマンアカデミーパフォーミングアーツカレッジに入学します。その後、排協ボイスアクターズスタジオを経て、東京俳優生活協同組合の所属となります。2020年に同事務所を退所し、ステイラックに移籍しました。村川梨衣さんは声優としてだけでなく、歌手としても活躍しています。

声優の村川梨衣さんがリゼロのラム以外で担当したキャラは、『ご注文はうさぎですか？』のメグ、『トリニティセブン』の倉田ユイ、『境界のRINNNE』の鳳などです。他にも、『月がきれい』の西尾千夏、『メジャーセカンド』の椛島アニータ、『古見さんは、コミュ症です。』の長名なじみなどを演じています。

リゼロのラムとレムは見た目はそっくりですが、性格はだいぶ違います。レムよりもラムが好きな人は、ラムの強気な性格やツンツンしたところが好きなようです。ラムの性格が好きだというコメントは多く、ラムは見た目だけでなく性格も魅力的であることがわかります。

リゼロのラムは強気な性格とともに、毒舌なところも人気がありました。ラムの毒舌が好きだという人は多く、スバルやオットーとのやり取りを楽しんでいるようです。また、毒舌だけど実は優しいところや、たまにボケるところも人気でした。

リゼロのラムに関しては、「かわいい」だけでなく「かっこいい」という感想も多く寄せられていました。ラムは角が折れてから戦闘能力がなくなりますが、それでも姉としてレムを守ろうとしています。そういう妹思いなところや、レムを助けようと戦っているシーンがかっこいいと評判でした。

リゼロのラムのかわいい魅力やレムとの違い、アニメで演じた声優などをまとめました。ラムは毒舌で性格が悪く見えることもありますが、何かとスバルの面倒を見るなど優しいところもあります。また、たまに見せるボケた一面がかわいく、レムとは違った魅力に溢れたキャラです。リゼロはまだ原作が続いているため、これからもラムの活躍に期待しましょう。