【リゼロ】ラムは鬼族の双子のかわいい姉！レムとの関係や死亡説についても

『リゼロ』に登場するラムは、鬼族の双子の姉です。双子の妹であるレムとロズワール邸でメイドをしています。ラムとレムはファンからの人気が高く、フィギュアなどのグッズがたくさん販売されています。そんなラムは一体どんな人物なのでしょうか。ラムの性格や強さ、レムや他のキャラクターとの関係、死亡したときの様子などをまとめて紹介します。

『リゼロ』に登場するラムは鬼族の女の子です。ピンクの髪が特徴的で、双子の妹のレムとロズワール邸でメイドとして働いています。ラムはメイドですが、掃除洗濯などの家事が苦手で、家事のほとんどは妹のレムがこなしています。ラムが唯一得意な料理はふかし芋で、作中でも人気のシーンとなっています。また性格はラムはキツイ性格で、レムは大人しい性格と差別化されています。

『Re:ゼロから始める異世界生活』（通称『リゼロ』）は長月達平によるライトノベル作品で、小説投稿サイト「小説家になろう」にて2012年から連載されています。MF文庫J（KADOKAWA）より2014年からは文庫本が刊行され、人気作品となっています。2016年にはテレビアニメ第1期が放送され、2020年から2021年にかけて第2期である『Re:ゼロから始める異世界生活2nd season』が放送されました。また2作のOVAの劇場公開され、人気作品となっています。

『リゼロ』は引きこもりの高校生であるナツキ・スバルを主人公にしたループものの物語です。コンビニの帰りに突然異世界に飛ばされたスバルは、いきなり命の危機にさらされます。そこをサテラ（本名：エミリア）と名乗る少女に助けられ、少女のモノ探しを手伝うことになりました。しかしスバルとサテラは暗闇で襲撃されて命を落としますが、スバルは目を覚ましたときは異世界に召喚された時点でした。スバルは死ぬことで過去のある時点に戻ることができる「死に戻り」という能力があることがわかりました。

『リゼロ』に登場するラムは一体どんな人物なのでしょうか。かわいい双子の姉と言われており、ファンの間でも圧倒的な人気を誇っています。そんなラムの人気の秘密に迫り、ラムの性格や活躍、人気となっている理由を紹介します。

ラムはスバルのことを「バルス」と呼び、スバルには辛辣な言葉を投げかけます。スバルに対しては遠慮なく毒を吐きますが、その分スバルのことを信用しているようです。照れ隠しな性格もあるのだと言われています。

スバルには毒舌なラムですが、怪我をしたスバルを一生懸命看病していたこともあります。またスバルに言葉を一生懸命教えたりと、情に厚い性格でもあります。素直で大人しく、優しい性格のレムとはまた違った性格のラムですが、優しいところもたくさんあります。

ラムはロズワール邸でレムと一緒にメイドをしていますが、家事のほとんどが出来ずにレムに任せています。それには特別な理由があり、後述します。家事ができないラムですが、唯一の得意料理がふかし芋です。自分で「何を隠そう、ラムの得意料理はふかし芋よ」と言うほど自身がある料理です。

家事や料理が苦手なラムですが、OVAではマヨネーズ作りで活躍しました。実はマヨラーであったスバルがマヨネーズを作ろうとするエピソードで、能力の相性からラムがマヨネーズを作ることになります。

『リゼロ』の第2期第48話ではラムが歌う「あなたの知らないこと」が挿入歌となりました。第2期48話はラムとロズワールが対峙するシーンで、ラムは「ラムは、ロズワール様を愛しています」とロズワールに告白します。ファンからは「1本の映画を見た気分だった」と絶賛されており、レムがスバルに告白したシーンを思い出すと言うファンの声もたくさんありました。

『リゼロ』に登場する鬼族の双子の姉であるラムですが、ただのメイドではありません。ロズワール邸の当主であるロズワールや、妹のレム、また聖域で生活しているガーフィールとの関係が噂されていますが、彼らとは一体どんな関係なのでしょうか。レムやロズワール、ガーフィールとの関係を紹介します。

『リゼロ』のラムとレムは鬼族の双子の姉妹です。2人はロズワール邸のメイドとして一緒に暮らしていますが、どんな関係なのでしょうか。ラムとレムの過去や関係性を紹介します。

ラムとレムは鬼族の隠れ里で双子として生まれました。鬼族にとって双子は忌み子とされ、すぐに殺されるはずでしたが、ラムが鬼族の中でも高い能力を持っていたため、処分されずに済みました。力を重んじる鬼族は、ラムを神童のように崇拝するようになります。

ラムは角を失って日常生活もままならなくなり、メイド仕事のほとんどを妹のレムにまかせていますが、性格は横柄で図々しい振る舞いばかり見せています。しかしその横柄な性格はレムのためで、レムの姉として情けない姿は見せられない、姉として立派でいたいという思いがあるようです。レムはラムが角を失ったことについて罪悪感を抱いているので、そのことに気づいて、あえて横柄に振る舞っているのかもしれません。

作中でレムが衰弱死してしまったときのラムはひどく取り乱しており、それほどレムのことを大切に思っていたということがわかります。レムが死亡したときの「魔女の残り香」がスバルにあったことや、スバルを信用していなかったこともあり、レムの仇としてスバルを殺そうともしました。

第三章で白鯨を倒した後、魔女教のレグルスとバテンカイトスに襲撃されてレムの存在がスバル以外から消えてしまいます。第四章では目を覚まさないレムとラムが再会しますが、ラムはレムのことを覚えていませんでした。しかし、ラムはレムの事を思い出せていない状況で「死ぬんじゃない、バルス！レムが泣くわ！」と言ったこともあり、レムを大切に思う気持ちがどこかに残っているのではないかと言われています。

ラムとレムはロズワール邸のメイドです。ラムはロズワールに付き添ったり、夜な夜なロズワールの元を訪ねているシーンなどがありますが、ラムとロズワールは一体どんな関係なのでしょうか。ラムとロズワールの噂や、2人に起こった出来事を紹介します。

ラムとロズワールは恋人ではないかと言われることが多くありますが、ラムが一方的にロズワールを慕っているだけで、ロズワールにはそんな気はありません。ロズワールの想い人はエキドナであり、ラムは想い人が自分ではないことをわかっていつつ、ロズワールを愛していると言います。ラムが夜中にロズワールの元に通っているのはマナを供給してもらっているだけで、決して怪しい関係ではありません。

ラムはロズワールを慕っていましたが、ラムとレムの一族を襲った事件にロズワールが関係していることがわかりました。ロズワールは2人の仇で、憎むべき相手でした。しかしラムはそのことも受け入れ、それでもなおロズワールを愛していると告白します。愛している気持ちのほうが強く、ラムはその気持を優先させると言っています。

ラムはロズワールの想いをエキドナから解放させたいと思っていました。スバルとロズワールが対峙したときをチャンスと思い、オットーやパックと協力してロズワールの叡智の書を奪い、燃やしてしまいました。気が動転したロズワールによってラムは気絶させられてしまいますが、ロズワールの必死の治療によって回復します。ロズワールはラムの大きな愛を知り、2人の関係性は良い方へと進展していきます。

ガーフィール・ティンゼルはメイザース領の聖域の番人を務める自称「最強の盾」で、獣人の血を引いている人物です。ロズワール邸のメイドであるフレデリカとは異父姉弟となります。そんなガーフィールとラムの関係を紹介します。

ガーフィールとラムは昔からの知っている仲で、ガーフィールが初めてラムを見たときに一目惚れしたと言っています。それ以降ガーフィールはラムへストレートな愛情表現を続けています。ガーフィールはラムを見ると顔を赤くしたり、もじもじとしてしまったり、思春期の少年のような反応を見せます。ロズワールに襲われてラムごと貫かれたときには、必死にラムの名前を呼び、ラムを助けようとしていました。

ガーフィールの熱烈なアピールを受け続けているラムですが、ラムはロズワールを一途に想い続けています。ガーフィールはそのことも理解しており、それでもラムへの愛情表現を続けます。しかしラムはガーフィールを邪険に扱うことはなく、仲の良い幼なじみとして接しています。

『リゼロ』に登場するメイドのラムは、鬼族でとても強い魔力を持っています。そんなラムの強さを紹介します。また、『リゼロ』は主人公のスバルが何度もタイムリープを繰り返す物語ですが、その中でラムが死亡していたときもあります。そんなラムの死亡説、死亡シーンも合わせて紹介します。

ラムは鬼族で、もともとは角が1本生えており、とても強い能力を持っていました。しかし幼い頃に鬼族の隠れ里は魔女教に襲われ、一族は皆殺しにされてラムは1本しかない角を失うことになってしまいました。瀕死のところをロズワールに助けられ、それ以降はロズワールに無色のマナを供給してもらうことで生きています。

鬼族は亜人族と言われ、亜人族の中でもラムは歴代最高の才能を持っていました。鬼族からは神童として讃えられ、注目されて期待される存在でした。しかし魔女教の襲撃によって角を失い、体内にマナを取り込むことができなくなってしまいました。角を失ってからは常に苦痛を感じるようになり、日常生活も苦しいため、メイド仕事のほとんどをレムが担っている形になります。

ラムが鬼族の全力の力を発揮したときは、神龍ボルカニカにも匹敵するほどと言われています。ラムが角のない状態で全力を発揮するには条件があると言われ、一つ目はスバルの「コル・レオニス」でラムの抱えている負担を他人にわたすこと、二つ目は「魂の回廊」が接続されている双子のレムに負担を預けることと言われています。ロズワールがラムだけでなくレムも助けたのは、レムがラムの全力を発揮するための条件になることを知っているからでした。

ラムは角を失ってからも簡単な風の魔法や、「千里眼の加護」という自身と波長の合うものと視界を共有して遠方までも見通すことができる力を発揮することができます。強い魔法は使えず、また時間も長くは使うことができませんが、一人で森に入ったレムを探すときに活躍しました。

『リゼロ』はスバルが「死に戻り」をすることでタイムリープをする物語のため、メインのキャラクターが死亡することは少なくありません。しかしラムは15話で2回死亡しており、メインキャラクターが複数回死亡することは珍しいとされています。ラムがどうやって死亡したかは描かれていませんが、1回は屋敷の門付近で刺殺され、もう1回は屋敷でペトラを抱きかかえたまま死亡していました。

『リゼロ』に登場するかわいいメイドのラムですが、テレビアニメで声を担当したのは誰だったのでしょうか。ラムの声を担当した声優のプロフィールや過去の出演作品を紹介します。

『リゼロ』のラムの声を担当したのは「村川梨衣」さんです。ラムを演じる際には制作側の無茶な注文に高い演技力で答え、原作者である長月達平さんからも絶賛されたというエピソードもあります。

村川梨衣さんは 1990年6月1日生まれ東京都出身で、ハイテンションな性格が人気の声優です。小学生の時に見た『ハンターハンター』に影響され、すぐに声優オーディションを受けようとしましたが、両親に止められたそうです。それからも声優を目指し、『FAIRY TAIL』の第80話から登場したココ役で声優デビューとなりました。

村川梨衣さんの主な出演作品は『のんのんびより』一条蛍、『ヒナまつり』アンズ、『ご注文はうさぎですか?』メグ、『トリニティセブン』倉田ユイ、『アイドルマスター ミリオンライブ!』松田亜利沙などです。

『リゼロ』のラムとレムは鬼族で、非常に高い身体能力を持っています。しかし、過去に魔女教に襲撃されて角を失い、ラムは体内にマナを取り入れることができなくなりました。角は失いましたが、元々の高い身体能力は残っています。魔獣やガーフィールとも戦えており、ラムとレムの腹筋が割れていてもおかしくはないのではないかというファンの声もありました。

『リゼロ』のラムはロズワール邸のメイドとして働いていますが、家事のほとんどができずにレムに任せています。しかし唯一の得意料理として、ふかし芋は上手に作ることができます。そのふかし芋を食べてみたいというファンもたくさんおり、再現レシピを作るファンが続出しています。

『リゼロ』に登場するキャラクターは可愛い子が多く、キャラクターデザインが素晴らしいと言われていますが、中でも鬼族の双子、ラムとレムは特に高い人気を得ています。ラムはピンクの髪でレムは水色の髪をしており、フィギュアもたくさん発売されています。『リゼロ』は知らなくてもラムとレムは知っているという人もたくさんいます。

『リゼロ』に登場する鬼族の双子の姉であるラムの性格や強さ、レムや他のキャラクターとの関係、死亡したときの様子などを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。ラムは鬼族で、過去の事件から角を無くしてしまいましたが、変わらずに妹のレムを大切に思っている優しくてかわいい姉でした。また『リゼロ』を見る際は、双子の姉であるラムや、妹のレムにも注目してみてください。