【推しの子】死亡したキャラを一覧で紹介!気になる死因も詳しく解説
『【推しの子】』の作中で、死亡したキャラについてまとめました。大人気作品である『【推しの子】』ですが、登場キャラの内、何人かは作中で死亡します。本記事では、死亡キャラの死因とともに、死亡フラグが立っているキャラや転生、復活の謎について解説していきます。
目次
【推しの子】とは?
『【推しの子】』は、2020年4月より『週刊ヤングジャンプ』で連載している青年漫画です。アイドルや芸能界を題材にしていますが、華やかなシーンばかりではなく、登場キャラの内、何人かは作中で衝撃的な死を遂げています。また、死亡キャラの中には転生して復活したキャラもいます。死亡キャラの死因や転生者、今後死亡すると考えられる死亡フラグのあるキャラについて紹介する前に、まずは『【推しの子】』についてまとめていきましょう。
【推しの子】の作者
『【推しの子】』は、赤坂アカ先生と横槍メンゴ先生の2人の漫画家による合作です。主に赤坂アカ先生がストーリーやキャラクター原案を担当し、横槍メンゴ先生が作画を担当しています。しかし、互いに意見を出し合い、ストーリーやキャラクターを作り上げていることから、原作と作画と分けて表記せず、「赤坂アカ✕横槍メンゴ」という珍しい表記方法をとっています。
【推しの子】の概要
『【推しの子】』は、『週刊ヤングジャンプ』で連載中の青年漫画です。芸能界の光と闇をリアルに表現する作風が人気で、アニメ化を機に世界中で話題の作品となっています。目を引くキラキラしたキービジュアルからは、想像も付かないようなダークで衝撃的なシーンが多く、サスペンス要素を含んでいる為、男女問わず人気です。音楽ユニット・YOASOBIが歌うアニメ主題歌「アイドル」も非常に人気で、ビルボードチャートで1位を獲得しました。
【推しの子】のあらすじ
医者である雨宮吾郎は、かつて自分が担当していた患者・天童寺さりなの影響で「B小町」というアイドルグループのセンター・アイを強く推していました。そんなある日、アイ本人が妊婦として目の前に現れます。ショックを受けながらも、アイの覚悟を知った雨宮吾郎は、出産を手伝うことを約束します。しかし、アイの出産予定日に、雨宮吾郎は殺害され死亡してしまいます。次に雨宮吾郎が気が付くと、自分はアイの息子・愛久愛海(あくあまりん)として転生していました。
【推しの子】死亡キャラ一覧!死因や最後のシーンも解説
芸能界で活躍するアイドルや役者が大勢登場する『【推しの子】』という作品ですが、意外なことに死亡キャラも大勢います。まずは、死亡キャラを一覧で紹介するとともに、死因や最後のシーンについて解説していきます。
死亡したキャラ①雨宮吾郎
雨宮吾郎は、妊娠したアイを患者として迎え入れた産婦人科医です。アイドルや芸能人に全く興味がなかった雨宮吾郎でしたが、研修医時代に自分が担当していた難病の少女・天童寺さりなの影響で、アイドルグループ「B小町」のセンター・アイのファンとなります。アイの妊娠と芸能活動休止にショックを受けますが、アイの強い意志を汲んで、秘密裏に出産を手伝うことを決めました。
しかし、アイの出産直前に病院の外で謎の男に襲われ、森の中で死亡します。死因は崖から落ちたことによるショック死でした。次に雨宮吾郎が目を覚ますと、推しのアイドルで担当患者だったアイの息子・アクアとして転生し、復活を遂げます。
死亡したキャラ②天童寺さりな
天童寺さりなは、雨宮吾郎が研修医時代に担当していた難病「退形成性星細胞腫」を患った少女です。病気のせいで人生のほとんどを病院のベッドで過ごしていて、自由に歌って踊れるアイドルに強く憧れていました。病気が死因となって、12歳の若さで死亡してしまいますが、その後アイの娘・ルビーとして転生し復活します。前世では不自由な生活を強いられていた天童寺さりなですが、ルビーに転生してからは、活発に動き回れることに喜びを覚えています。
死亡したキャラ③星野アイ
星野アイは、大人気アイドルグループ「B小町」で不動のセンターとして活躍していた女性アイドルです。物語の冒頭で妊婦として雨宮吾郎のもとを訪れます。非常にポジティブな思考の持ち主で、子供を産んで育てることとアイドル活動を両立させる器用なキャラです。
しかし、20歳の誕生日に予定されていた東京ドーム公演直前、自宅でアイの熱狂的なファンであるリョースケによってナイフで刺されてしまいます。その後、アクアとルビーに「愛してる」と想いを伝え、死亡します。死因は刺傷による出血性ショック死です。この事件が、物語の軸であり、アクアとして復活を遂げた雨宮吾郎の活動動機となっています。
死亡したキャラ④リョースケ
リョースケは、雨宮吾郎と同じく、熱狂的にアイを推していたファンの大学生です。どこから情報を得たのか不明だが、アイが妊娠していることを知り、担当医だった雨宮吾郎を探し当て、崖から突き落として殺害します。その後、新居に引っ越したばかりのアイの自宅を探し当て、アイを裏切り者扱いして刺殺してしまいます。刺されながらも、アイがファンの1人として自分を認識してくれていたことを知ったリョースケは、ショックを受けアイを刺殺した数時間後に自殺しました。
死亡したキャラ⑤上原清十郎
上原清十郎は、「劇団ララライ」の看板役者・姫川大樹の父親とされているキャラです。役者をしていましたが、さほど有名ではなく、作中では既に故人となっています。死因は自殺であり、姫川大樹の母親で当時人気女優として活躍していた姫川愛梨と無理心中を図ったとされています。
死亡したキャラ⑥姫川愛梨
姫川愛梨は、姫川大樹の母親で、かつてドラマで主演を務める程の実力と人気があった女優です。作中では、姫川大樹が5歳の時に夫の上原清十郎と無理心中の末に自殺して死亡したことになっています。しかし、姫川大樹の父親が自分ではないと知った夫の上原清十郎が激高して、姫川愛梨を殺害したのではないかとの考察があります。その為、死因は自殺ではなく、上原清十郎によって何らかの方法で殺害されたという可能性もあるようです。
死亡したキャラ⑦片寄ゆら
片寄ゆらは、SA芸能に所属している大人気女優です。登場して間もなく、仕事の合間に気分転換とストレス発散を兼ねて山登りに行った際に転落して死亡しています。死因は、頭を強く打ちつけたことによるショック死とされています。しかし、これは事故ではなく、何者かの意図によるものだったようで、片寄ゆらは死の直前、近くにいた人物に「人殺し」と呟いているシーンがあります。
【推しの子】死亡キャラが転生・復活する条件
雨宮吾郎とその患者・天童寺さりなが、推しアイドルの子供として転生し復活を遂げたことで物語が始まる『【推しの子】』ですが、本作における転生とは一体何なのでしょうか。ここからは、2人が転生した理由や死亡キャラが転生・復活する条件について解説していきます。
考察①雨宮吾郎とさりなが転生した理由
転生の理由や条件については、まだ不明な点が多く、明かされていない謎の1つですが、転生した2人には共通点があります。まずは、雨宮吾郎と天童寺さりながアイの熱狂的なファンであった点です。特に天童寺さりなは生きる希望としてアイを応援しており、その様子を間近で見ていた雨宮吾郎もアイの魅力にハマっていきます。
もう1つは、2人はアイに深く関係する未練を残したまま死亡している点です。2人の死亡したタイミングは4年程違いますが、この2つの共通点がアイのおどもとして転生した大きな理由と考察されています。
考察②死亡キャラの転生には神の意思が関係?
PV撮影の為、宮崎県までやってきたアクアとルビーは、そこで謎の少女と出会うことになります。その少女は、2人の転生を知っているだけでなく、自らが手引きして2人をアイの子供として転生させたような発言をしました。雨宮吾郎と天童寺さりなには、アイのファンである以外にも、母親の愛情を得られずに育ったという共通点もあり、これが転生の条件ではないかとの見方もできます。
また、少女は「アイが出産予定だった双子には魂が宿っていなかった」とも発言していて、全員を救う為に転生させたとも考えられています。その為、全ての謎を知っている少女は神であり、その神の意思で2人は転生したと考察されています。
考察③アイは転生・復活している?
アイに強い執着心を持つ雨宮吾郎と天童寺さりながアイの子供として転生・復活をしますが、アイ本人は死亡後どうなったのでしょうか。ファンの間では、登場キャラの誰かに転生していると考察する人もいるようですが、12巻までの内容からはアイの転生や復活は見られません。今後の展開で、もしかしたらアイが転生したキャラが登場する可能性はあるとファンは予感しているようです。
【推しの子】あかねの死亡フラグを考察
『【推しの子】』には、黒川あかねという女性キャラが登場します。黒川あかねは、「劇団ララライ」のエースとして売り出し中の女優です。アクアが恋愛リアリティショーに出演することになった際に共演者として登場し、その後アクアと恋人関係になります。黒川あかねは、作中でアクアと会話するシーンが多く、登場回数も多いのですが、そんな黒川あかねに死亡フラグが立っていると読者は考察しています。ここからは、黒川あかねの死亡フラグについて紹介していきます。
死亡フラグ①転落死しかけたことがある
黒川あかねは、作中で誰かに押されて歩道橋から転落死しかけたことがありました。恋人であるアクアがカミキヒカルに執着していると知った黒川あかねは、単独でカミキヒカルと接触しようと試みます。しかし、この時、通行人に突き飛ばされて歩道橋の階段から落ちてしまいます。幸い死亡することはありませんでしたが、読者を油断させておいて、後から壮絶な死亡シーンが描かれるのではないかとファンの間で考察されているようです。
死亡フラグ②インタビューに登場しない
原作漫画である『【推しの子】』の序盤では、各話の冒頭に主要キャラの単独インタビューシーンが掲載されています。主人公であるアクアと関係が深いキャラが未来の姿で過去を振り返るという内容のシーンですが、アクアの恋人であり関係が深いとされるキャラの黒川あかねは、このインタビューに登場しません。
登場キャラの未来の姿であるこの冒頭インタビューシーンに、黒川あかねが登場しない理由について、ファンの間では、黒川あかねが未来に存在しないのではないかと考えられているようです。その為、死亡キャラの1人になると考察されています。
死亡フラグ③アクアが読んでいた小説の内容
アイの子供として生まれ、幼稚園児へと成長したアクアは、転生前が大人で医者だったこともあり、難しい本を好んで読んでいます。アクアが作中で読んでいたのが、実在する小説家・京極夏彦が書いた「絡新婦の理」という小説です。ファンの中には、わざわざ本のタイトルまで作中に登場させているのには、大きな伏線が潜んでいる可能性があると考えている人もいます。
実は、アクアが読んでいるこの小説には、「茜(あかね)」という名前の女性が登場するのです。また、小説の中で、茜は事件に巻き込まれて死亡するシーンがあります。このことから、黒川あかねの死亡フラグが濃厚だとされています。
死亡フラグ④カミキヒカルについて気付きすぎた
恋人であるアクアが追っている彼の父親について、黒川あかねも単独で調べるようになります。やがて、芸能関係者の話や様々な資料から、かつて「劇団ララライ」で活躍していたカミキヒカルという俳優に辿り着いてしまいます。『【推しの子】』では、カミキヒカルと関係の深い人物が死亡していることから、黒川あかねがカミキヒカルと接触し、後に何らかの形に死亡してしまうのではないと考えられています。
死亡フラグ⑤アクアの復讐を止めようとする
アクアは、自分の父親を恨み、復讐を成し遂げようと行動しています。しかし、仕事上の恋人とはいえ、アクアを近くで見守っている黒川あかねにとって、アクアが復讐に囚われず幸せになってほしいと願っています。その為、作中ではアクアの復讐を止めようと単独で行動すること多いです。この行動が、黒川あかねの一番大きな死亡フラグとしてファンの間では言われているようです。
【推しの子】死亡フラグのあるキャラは他にもいる?
『【推しの子】』には、先程紹介した黒川あかねの他にも、死亡フラグが立っているキャラがいます。物語が進むにつれ、サスペンス要素が増していく為、細かな部分も伏線となってそれが死亡フラグに繋がると考察されているようです。ここからは、黒川あかね以外で死亡フラグが立っているキャラについて紹介します。
死亡フラグのあるキャラ①カミキヒカル
物語の重要人物でありながら謎の多いキャラが、「劇団ララライ」で元役者として活躍していたカミキヒカルという青年です。実は、アイが妊娠するきっかけを作った人物だとされていて、アクアの復讐対象である父親の可能性が非常に高いとキャラでもあります。もしカミキヒカルがアクアの父親で復讐の対象であれば、最終的にはアクアによって殺害され、死亡すると考察されています。
死亡フラグのあるキャラ②アクア
『【推しの子】』の主人公であり、自分の父親に復讐を誓っているアクアですが、真実を知る為に危険なことにも躊躇なく踏み入ろうとする部分があります。一度は復讐を諦めたこともありましたが、父親の生存を確認すると、再び復讐の為に生きる道を選びます。この選択が、最終的に何らかの形でアクアの死亡に繋がると考えられていて、死因の動機となる可能性が高くなっています。
死亡フラグのあるキャラ③ルビー
『【推しの子】』のヒロインで、アクアの双子の妹であるルビーは、アクアと同じく転生して復活を遂げたキャラです。転生前は、難病で苦しんだ末に死亡していますが、ルビーとして復活してからは憧れだったアイと同じようにアイドル活動をしています。
アクアのように父親への復讐は全く考えていませんが、作中でルビーは転生前にお世話になっていた医者である雨宮吾郎の白骨化した遺体を発見したことで絶望感に襲われます。推しのアイドルと大好きだった医者の死を目の当たりにして、闇落ちしてしまったルビーもまた、作中で死亡すると考えられています。
【推しの子】死亡したキャラに対する世間での評判や人気
『【推しの子】』では、かっこいいキャラやかわいいキャラが壮絶な死を遂げるというショッキングなシーンが度々登場します。サスペンス要素も多い為、ファンは何度も漫画やアニメを見直して様々な考察をしています。しかし、登場キャラの死亡シーンは衝撃的である為、見返すのがつらいと感じるファンもいました。
特に、物語の中心人物であるアイの死亡シーンは作中屈指の衝撃シーンとなっていて、漫画でもアニメでも大きな話題となりました。アイの死亡シーンは何度見ても泣けるというファンが続出しています。
アイの死亡シーンも衝撃的ですが、アイの熱狂的なファンだった雨宮吾郎と天童寺さりなが死亡した後に転生し、推しの子供として復活を遂げるという設定も非常に斬新で衝撃的です。アクアとルビーの2人が誰の意思で転生したのか、2人の死には何か特別な意味があったのかなど、ファンの間では様々な考察が飛び交っていました。
【推しの子】死亡したキャラは多かった
推しであるアイドルの子供として転生する『【推しの子】』は、芸能界の光と闇をリアルに表現し、意外なことにも死亡キャラの多い作品でした。原作漫画では、アクアが真相に近付きつつあり、遂に復讐を遂げるのかというクライマックス目前の熱い展開となっています。今後、誰かが何らかの形で死亡する可能性がある『【推しの子】』を、これからも様々な考察を交えながら追っていきましょう。
この記事のライター
ルキナ
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