【推しの子】ゴローの声優を担当したキャストは?基本のプロフィールを紹介
大人気となっているアニメ『推しの子』でゴローを担当した声優についてまとめました。登場回数が少ないゴローですが、演じているのは様々な作品に出演している大人気声優です。本記事では、『推しの子』でゴロー役を演じた声優のプロフィールや出演作品、代表作を紹介します。
目次
【推しの子】ゴローとは?
ゴローは、『推しの子』に登場する産婦人科の医師です。人気アイドルだったアイの出産を担当する予定でしたが、アイの出産直前に殺害されてしまい、アイの息子・アクアとして転生します。登場回数は非常に少ないですが、ゴローは『推しの子』の物語の軸と言われている存在です。そのゴローの声を担当した声優を紹介する前に、まずはゴローのプロフィールと『推しの子』の作品概要、あらすじをめとめていきます。
ゴローのプロフィール
- 名前:雨宮 吾郎(あまみや ごろう)
- 年齢:不明
- 職業:医師(産婦人科)
『推しの子』に登場するゴローは、産婦人科医として病院で働く医師です。自分の担当患者であるさりながアイドルのアイのファンだったことから、いつの間にか自分もアイの熱狂的なファンとなっていました。『推しの子』でアイの妊娠を知ることになった数少ない人物ですが、アイの出産直前にアイのストーカーによって殺害されます。その後は、アイの息子・アクアとして生まれ変わり、自分の父親を探す為に奔走します。
【推しの子】の概要
ゴローが登場する『推しの子』は、『週刊ヤングジャンプ』にて2020年4月から連載されている青年漫画です。一見、アイドルを中心にした明るい作品という印象を受けますが、その内容は、芸能界の闇やサスペンスの要素が盛り込まれたシリアスな作品となっています。2023年4月にアニメ化がされると、出演声優や主題歌などが話題となり、一気に知名度が高まりました。
【推しの子】のあらすじ
田舎の病院で産婦人科医として働いていたゴローは、以前自分が担当していた患者・さりなの影響でアイドルグループ「B小町」の大ファンとなっていました。ある日、ゴローの下にB小町でセンターを務めるアイドル・アイが妊娠した状態で診察に訪れます。自分の推しアイドルが妊娠している事実にショックを受けるゴローですが、アイの出産をサポートする覚悟を決めます。しかし、アイの出産直前に、ゴローは何者かに殺害されてしまい、気が付くとアイの息子・アクアとして転生していました。
【推しの子】ゴローのアニメ声優は伊東健人
『推しの子』のアニメ版で、ゴローの声を演じた声優は、伊東健人さんです。伊東健人さんは、様々な人気アニメ作品に出演している注目度の高い男性声優です。『推しの子』では、登場回数が少ないものの、物語の中心人物として活躍ゴローを熱演しています。
伊東健人のプロフィール
- 名前:伊東 健人(いとう けんと)
- 生年月日:1988年10月18日
- 血液型:B型
- 所属事務所:81プロデュース
伊東健人さんは、2011年にデビューした男性声優で、主にクールでかっこいい人気の男性キャラを多く演じています。大学生の時には、パソコンソフトを使って音楽や映像を制作することを趣味としていて、歌唱力は抜群です。歌や演技が好きで、ミュージカルもよく鑑賞するようです。また、子供の頃から野球をやっていた為、野球好きという一面もあります。
伊東健人の経歴
伊東健人さんは、大学生時代に東京アナウンスアカデミーの広告を偶然見かけたことで、コミュニケーション能力の向上を図る為に入学を決め、声優という職業に就きます。2018年にアニメ『ヲタクに恋は難しい』で、主人公の幼馴染みで恋人となる二藤宏嵩役に抜擢されて知名度を上げました。元々音楽が趣味だった為、歌唱力も高く、アニメやゲーム作品に出演するようになってからは、キャラクターソングなどにも積極的に参加しています。
伊東健人の音楽活動
幼い頃は野球好きのスポーツ少年だった伊東健人さんですが、大学生時代には、パソコンで音楽や映像を制作することに興味を持つようになります。その後、音声合成ソフト「VOCALOID(ボーカロイド)」を使用したボカロPとしてネット上で動画投稿を行っていました。その為、作曲やギター、ドラムの演奏を特技としていて、抜群の歌唱力を持っています。2022年8月には、ソロアーティストとしてもデビューをはたしました。
【推しの子】ゴローの声優の出演作品や代表作・担当キャラ
『推しの子』でゴロー役として出演している伊東健人さんは、演技と歌の両方で人気の声優です。その伊東健人さんが、『推しの子』以外ではどのような作品に出演し、どのようなキャラを担当しているのでしょうか。ここからは、伊東健人さんが出演した代表作と担当したアニメやゲームのキャラについて有名なものを4つ紹介していきます。
キャラ①ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-(観音坂独歩)
伊東健人さんの出演する代表作1つ目は、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』です。この作品で、伊東健人さんは観音坂独歩(かんのんざか どっぽ)というキャラを担当しています。企業の営業として働く現役サラリーマンの観音坂独歩は、普段は非常にネガティブですが、キレると一番怖いタイプのキャラです。「麻天狼(まてんろう)」というチームに所属し、仕事のストレスを歌詞にして吐き出して歌う饒舌なラップは、勢いがあり非常に人気があります。
キャラ②ヲタクに恋は難しい(二藤宏嵩)
伊東健人さんの出演する代表作2つ目は、『ヲタクに恋は難しい』です。この作品で、伊東健人さんは二藤宏嵩(にふじ ひろたか)というキャラを担当しています。二藤宏嵩は、仕事のできるクールなサラリーマンですが、重度のゲームオタクで時々天然な発言が飛び出すキャラです。伊東健人さんは、低めの落ち着いた声で二藤宏嵩役を演じ、声優としての知名度を上げました。
キャラ③アイドルマスター SideM(硲道夫)
伊東健人さんの出演する代表作3つ目は、『アイドルマスター SideM』です。この作品で、伊東健人さんは硲道夫(はざま みちお)というキャラを担当しています。「S.E.M(せむ)」というアイドルグループのリーダーである硲道夫は、元数学教師で生真面目な性格のキャラです。作中では、インテリな雰囲気のある最年長アイドルとして、落ち着きつつも高い歌唱力で出演しています。
キャラ④SHOW BY ROCK!!(ヤス)
伊東健人さんの出演する代表作4つ目は、『SHOW BY ROCK!!』です。この作品で、伊東健人さんはヤスというキャラを担当しています。不愛想な顔の為、よく喧嘩に絡まれてしまうヤスですが、実際には母親が営む弁当屋を手伝う優しいキャラです。作中では、「DOKONJOFINGER(どこんじょうふぃんがー)」というバンドでギターとボーカルを担当し、力強い歌声を披露しています。
【推しの子】ゴローが殺された経緯や過去
『推しの子』で伊東健人さんが声を担当したゴローは、物語の序盤で殺害されてしまいます。推しているアイドルの出産を本気でサポートしようとしていたゴローは、何故殺されなければならなかったのでしょうか。ここからは、『推しの子』の作中でゴローが殺害された経緯や犯人を考察していきます。また、ゴローの過去やアイのファンになった経緯、担当患者だった少女・さりなとの関係についても解説していきます。
ゴローが殺された経緯
『推しの子』は、アイドルのアイがゴローの病院に妊婦としてやって来るところから物語が始まります。ゴローはアイの妊娠に衝撃を受けながらも、アイのアイドルとして生きていく覚悟を知り、出産をサポートすることを決意します。しかし、アイの出産日当日の夜、ゴローは怪しい人物に遭遇して山奥へと入っていくことになります。見失った人物を探している内に、ゴローは背後から崖下に突き落とされ、頭を強く打ち死亡しました。
ゴロー殺害の黒幕はカミキヒカル?
ゴローとアイを殺害した犯人は、アイのストーカーだった「リョースケ」という大学生であることは、作中で明らかになっています。しかし、物語の中盤で、「事件の犯人は男性二人組である」という情報が謎の人物によってもたらされます。殺害の実行犯はリョースケですが、裏で暗躍していたのが、アクアとルビーの実の父親である「カミキヒカル」というイケメン俳優だとファンの間では考察されるようになりました。
カミキヒカルにとって、自分の遺伝子を持つ子供を産ませようとするゴローは、邪魔者として排除する対象と判断されて殺害したとされています。
ゴローとさりなの関係
ゴローがアイのファンになったきっかけは、研修医時代に担当していた患者・天童寺さりなという少女がアイの熱狂的なファンだったからです。さりなは、「退形成性星細胞腫(たいけいせいせいせいさいぼうしゅ)」という難病を患い、小さな頃から病院で過ごす入院患者でした。そのさりなが好きだったのが、アイが所属するアイドルグループ「B小町」です。さりなと接していく内に、ゴローもアイのファンとなっていきます。
病弱なさりなは、両親にも見放されていて、見舞いにもほとんど来ない状態でした。そんなさりなを励まし、生きる希望を与えていたのが、当時担当医だったゴローです。ゴローにとって、さりなは助けてあげたいかけがえのない患者であり、さりなにとってもゴローは最も信頼できる人間でした。
ゴローの過去や生い立ち
アイドル好きの産婦人科医として登場するゴローですが、辛い過去や生い立ちがあります。まず、ゴローには生まれた時から両親がおらず、母親の実家で祖父母によって育てられました。ゴローの母親は、ゴローを出産する時に「産科危機的出血(さんかききてきしゅっけつ)」で死亡しています。また、父親の存在は不明となっている為、ゴローの出産前に逃げて音信不通になったものとされています。
育ての親である祖母とは良好な関係となっていたゴローですが、祖父とは複雑な関係でした。祖父にとって、ゴローは娘の妊娠中に逃亡した男の子供であり、娘の命と引き換えに生まれたという事実が許しがたいものとなっていたようです。ゴローは複雑な環境の中で育ちながらも、立派な医者になったことが判ります。
【推しの子】ゴローの声優に対する世間での評判や人気
『推しの子』は、アニメ化する前から非常に人気があった作品です。その為、アニメ化が決定して担当声優が発表されると、ファンの間では大きな話題となりました。人気急上昇中だった伊東健人さんが、ゴロー役の声優に決まってアニメ放送を楽しみにするファンが大勢いました。
実際にアニメの放送が始まると、物語の序盤だけの登場にもかかわらず、伊東健人さんの声がゴローにぴったりだと感動する視聴者が続出しました。第1話で死亡してしまうゴローですが、今後も回想シーンなどで再登場することを期待する声が多く挙がっています。
ゴローの声優が伊東健人さんの為、ゴローが転生するアクアの声も伊東健人さんだと考えていたファンが多かったです。しかし、転生してまったくの別人になった為か、アクア役は声優の大塚剛央さんが演じることになりました。
【推しの子】ゴローの声優は伊東健人だった
『推しの子』で、アクアに転生する産婦人科医のゴローの声を担当した声優は、伊東健人さんでした。伊東健人さんは、出演している代表作の多くが歌をテーマにしたアニメやゲーム作品で、歌唱力の高い男性声優として非常に人気があります。『推しの子』のアニメでは、物語の序盤でしか登場していませんが、今度の活躍も期待されています。本記事を読んで、伊東健人さんの代表作が気になった人は、是非『推しの子』以外の作品でも伊東健人さんの声を堪能してみて下さい。
この記事のライター
ルキナ
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