【ワンピース】ビビはレヴェリーで死亡した？世界会議についても考察

レヴェリーで死亡した疑惑が浮上して話題になっているビビですが、まずはビビという人物がワンピースにおいてどのような存在であったのかを明らかにしていきます。また、ビビが出演し活躍が描かれている作品『ワンピース』についても、概要をあらすじを紹介しおさらいしていきます。

ビビは偉大なる航路の砂漠の王国『アラバスタ王国』の王女です。ウェーブのかかった水色髪と色気のある美脚をしているのが特徴的です。ワンピース作中ではバロックワークスの幹部としてルフィたちと遭遇し、王女という肩書きを隠しながら彼らの仲間としてしばらく行動を共にしていました。一味と別れてからは長い間登場していませんでしたが、新世界編以後の世界会議にて再登場しました。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊が夢を追い求めて冒険するのをテーマにした本作は、個性的なキャラクターと熱いバトルシーン、感動的なエピソードに緻密な世界設定などが話題を呼びジャンプ漫画の金字塔と呼ばれるほどの人気を博しました。日本国内では4億1000万部を超える発行部数を記録しており、アニメ化やゲーム化などのメディアミックスも多数展開されています。

かつてこの世のすべてを手に入れた男、ゴールド・ロジャー。彼の死に際にひとつなぎの大秘宝（ワンピース）の存在が語られると、世の海賊たちは船に乗り込み果てしない大海原に夢を追い求め始めました。そんな大海賊時代に麦わら帽子をかぶった少年、モンキー・D・ルフィも等しく海へ飛び出していると、彼は自由気ままに海を渡っていき、出会った仲間たちと共に海賊王への航路を進んでいきます。

ここからはビビがレヴェリー（世界会議）で死亡したのかどうかについてまとめていきます。アラバスタ編でメインヒロインのような立ち位置にいたビビでしたが、新世界編のレヴェリーにて再登場を果たしたもののそこで死亡したのではとネット上で囁かれています。

ワンピース1054話で再登場を果たしたビビ。各国の代表者たちが一同に集い会議を行うレヴェリーに出席するため、ビビは世界会議会場に向かっていました。そこでレベッカやしらほし姫など、ルフィに助けられた王女たちと絡む描写もされていましたが、レヴェリーが開幕した後に五老星に崇拝される様子が描かれ、世界会議終了後に会議場で死者が出たという知らせが世界中に出回りました。

上記のことからビビが死亡したとネット上で騒がれていますが、ビビが死亡していないと主張している人もいます。麦わらの一味と深い関わりを持っている人物が呆気なく死亡するのは考えづらく、死亡したのはビビ以外の誰かではないかと考察がされているのです。なお、ビビが死亡していない場合の世界会議の死者は、ビビの父親であるコブラか、もしくは会場の裏で登場していたサボかの2人の名前が主に挙げられています。

ビビは五老星やイムたちに目をつけられていたため、たとえ死亡していなかったとしても命の危険にさらされている状態でしょう。ビビはイムたちから逃げるため、世界会議会場にいたサイやレオ、もしくはサボに助けてもらった可能性が高いです。ルフィの義兄弟であるサボと、麦わら大船団の同盟を結んでいるサイとレオであれば、ルフィをよく知るビビが命の危険だと知れば気兼ねなく助けてくれるはずです。

ここからはビビの父であるコブラが死亡した説についてまとめていきます。ビビの死亡説が否定される代わりに浮上したのがネフェルタリ・コブラの死亡説です。なぜ、コブラの死亡説が囁かれるようになったのか、コブラのプロフィールをまとめると共に理由と根拠を解説していきます。

ネフェルタリ・コブラはビビの父親でありアラバスタ王国の現国王です。普段は温厚で気さくな性格をしていますが、王としての威厳も持ち合わせており民からの信頼も厚いです。国民の幸せを第一に考える名君でもある一方で、ビビに対しては親バカな様子を見せており、ビビが外出した際に国王であるにもかかわらず城を出てビビを追跡したことがあるほどです。

コブラはレヴェリーに参加する前に病気を患っていました。そんな病気の体を押してまでレヴェリーに出席したのは、世界政府にポーネグリフにまつわる歴史を隠蔽しているのかどうか直接訊くためでした。ですが、世界政府が何かを隠しているのはほぼ確実でそれを素直に答えることはないでしょう。恐らくコブラが実際にそれを尋ねた時、世界政府側はそれ以上捜索されるのを嫌がってコブラを殺害したのかもしれません。

仮に世界政府がコブラを殺害したとしたら、その事実を世界中に知られるわけにはいきません。世界政府としては事実を捏造する必要性が出てきますが、その人柱に利用されるのがサボかもしれません。世界会議会場で行方知れずになっているサボですが、実際にサボが世界政府に捕まっているとしたらこの仮定がいよいよ本物になるでしょう。

ここからはビビが麦わらの一味の仲間になれなかった理由についてまとめていきます。アラバスタ編にて登場したビビは、その活躍から長い年月が経った今でも不動の人気を誇っているキャラクターです。そんな彼女が麦わらの一味の仲間になれなかったのはなぜなのか、具体的な理由をここで解説していきます。

アラバスタ編の最終盤で描かれた例の名シーンにて、ルフィたちが無言で片腕を突き上げ仲間の印を見せることでビビの質問に答えていました。このことからルフィたちにとってビビは、たとえ船を離れていっても大切な仲間であることを証明しています。アラバスタ編以降はお互い遠く離れた場所で活動していますが、そこで培った友情や絆は今もなお途絶えていないでしょう。

アラバスタ編の黒幕であるクロコダイルを討伐した3日後。宴を終えた後に出航を決意したルフィは、出航前にビビに仲間に入るかどうか尋ねました。しかし、ビビの答えはまさかの拒否。その理由は自分が大好きな王国に残りたいというもので、麦わらの一味とはそこで別れを告げたのでした。

ネット上では今後ビビが再び麦わらの一味と出会った時に、正式に仲間になるのではと囁かれています。レヴェリーに出席した際、天竜人の言いなりになっている世界政府を目の当たりにして何か思うところがあるはずです。それを見てビビは、王女として変えられない何かを変えるために再び仲間になるというシチュエーションは可能性としてあり得そうです。

ここからはアニメ版ワンピースにてビビの声を担当した声優についてまとめていきます。ワンピースの登場キャラクターの中でも一際人気が高いビビ。そんな彼女をアニメにて演じた声優はどんな人だったのか、詳しい情報を解説していきます。

アニメ版ワンピースにて、ビビの声優を務めているのが渡辺美佐（わたなべみさ）さんです。女児のような可愛げのある声から色気のある大人な女性の声を出せる実力派声優であり、これまでに数々の作品に出演している人気声優です。

1964年4月30日の東京都生まれ。血液型はA型、身長は161cm、現在の所属事務所は青二プロダクションです。桐朋学園芸術短期大学演劇学科卒業、バオバブ学園出身という経歴を持っており、大学時代から演技の基礎を学んできました。アニメ声優としてデビューしたのは1990年代で、現在ではTBS系の情報番組などでナレーターを務めることも多いです。

これまでビビの死亡説に関する情報をまとめてきましたが、これらの情報を受けてワンピースファンたちはどのように思っているのでしょうか？ここではビビに対する世間での評判や人気についてまとめていきます。

ビビの死亡説に対しては比較的多くの人が否定しており、ほとんどの人が父親のコブラが死亡したのではと予想していました。レヴェリーでの一件については様々な意見が交錯していて、興味深い討論が日々繰り広げられていました。

死亡説の中にはビビの側近であるイガラムの名前も挙がっていました。イガラムの死亡説はあまり囁かれていませんが、経緯や原因なども的確に指摘しているため、可能性としては十分考えられそうです。

死亡説にはビビやコブラの名前が挙がっていましたが、そのどれでもないという考察も一部の人たちが提案しています。レヴェリーに関するこの謎は、ワンピースファンの間で現段階の議論の主題として立てられているそうで、多くの意見や考察が行き交っていました。

死亡説が囁かれていたビビでしたが、その真相は未だ謎のままで詳しい生死状況は不明です。ただし、アラバスタ編から長い時を経て再登場したビビが素っ気ない描写で死亡するのは考えづらいでしょう。ビビの状態が果たしてどうなっているのか、今後のワンピースで明かされる時を待ちましょう。