【ワンピース】SBSの質問まとめ!謎や伏線の回収から採用される方法まで
『ワンピース』では単行本ならではの楽しみの一つにSBSがあります。SBSは「質問(S)募集(B)するのだ(S)」の略で、読者から質問を募集して回答するコーナーです。『ワンピース』の単行本に収録されたSBSを一覧でご紹介します。
目次
【ワンピース】SBSとは?
『ワンピース』の単行本にはSBSという質問コーナーがあり、読者の楽しみの一つでもあります。SBSに寄せられた質問の内容を一覧でご紹介します。また、合わせてSBSに質問が採用されやすい方法や応募方法なども一覧にしてご紹介します。
SBSとは?
SBSは「質問(S)募集(B)するのだ(S)」の略で、読者から質問を募集し、作者が答えるコーナーとなっています。SBSは単行本2巻で募集がかけられ、単行本4巻から始まっています。作者が質問に答えたり、声優さんのことが書かれていたり、キャラクターの詳細設定が書かれていたりとバラエティに富んだ内容になっています。昨今のSBSではキャラクターの誕生日を読者が提案し、それが採用されるということもあります。何年もSBSに質問を送り、採用されるのを待ち望んでいるファンもたくさんいます。
ワンピースの概要
『ワンピース』は尾田栄一郎による海賊の冒険を題材としたマンガで、『週刊少年ジャンプ』で長年にわたり連載されている作品です。単行本は100巻を、アニメ放送は1000話を超え、たくさんのファンから愛されている作品となっています。2022年8月にはシャンクスの娘「ウタ」が登場する劇場版アニメ『ONE PIECE FILM RED』が公開されます。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』は主人公の少年モンキー・D・ルフィが海賊王を目指して海を冒険する物語です。ルフィは悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べてしまったゴム人間で、大海賊であるシャンクスに憧れを抱き、海へと出ました。海賊王であるゴールドロジャーの「ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)」を求め、ルフィは仲間を集めて海賊や海軍と戦います。ルフィ達はグランドラインの最後の海である「新世界」へと足を踏み入れます。
【ワンピース】20巻までのSBSの質問や謎・伏線の回収一覧
『ワンピース』単行本のSBSには読者の質問への回答や謎、伏線の回収が記載されています。ここでは単行本4巻から20巻までのSBSの質問や回答内容を一覧でご紹介します。
4巻のSBS
SBSは単行本2巻で募集を初め、単行本4巻から始まりました。その記念すべき最初の質問内容は「ルフィ・ゾロ・ナミ・シャンクス、それぞれ何歳なんですか?」でした。4巻までに登場した主要キャラクターの年齢を質問した内容です。当時はルフィは17歳、ゾロは19歳、ナミは18歳、シャンクスは計算すると37歳です、ウソップはルフィと同じ17歳と加えられていました。また、ナミのスリーサイズの質問もありました。この質問に尾田栄一郎先生は「これから測りに言ってみようと思います!」と回答しています。
5巻のSBS
5巻は『ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック』の設定画が掲載されたため、SBSは少なめになっています。5巻のSBSにはシャンクスの船の副船長と肉の人の名前の質問がありました。副船長は「ベン・ベックマン」、肉を囓っている人は「ラッキー・ルウ」という名前です。
6巻のSBS
6巻のSBSでは尾田先生がジャンゴの催眠術にかかり、眠ってしまうという内容のものがありました。また、ジャンゴの顎のシマシマは何かという質問があり、ジャンゴの顎のシマシマは食べ残したキノコだと答えていました。ジャンゴは海賊になる前はさすらいのダンサーでしたが、売れずに寝てばかりいたそうです。そのうち顎にキノコが生えてきたのでキノコの頭だけを食べてみたら不味かったそうなので、顎のキノコは食べ残しということです。催眠術ができるようになったのはキノコを食べてからだそうです。
7巻のSBS
7巻はサンジが登場した巻数のため、サンジに関する内容がたくさんありました。サンジの年齢が明らかになり、ゾロと同じ19歳であることがわかりました。また、サンジの眉毛のくるくるについての質問がありましたが、尾田先生は「反省しろ!!帰ってよし!!」と回答していました。
8巻のSBS
8巻のSBSには海賊旗に書かれた砂時計に意味はあるのかという質問がありました。海賊旗に書かれた砂時計は獲物に対する死の刻限を示すもので、「おめぇらが克服すんのは時間の問題だぜ」という意味であると回答しています。また海軍のシステムに関する質問もあり、尾田先生は詳しく海軍のシステムを説明しています。
9巻のSBS
9巻のSBSはネタやボケ、キャラクターに対しての愛を叫んでいるものがたくさんありました。「尾田先生起立!ペンを置いて!マンガ書くのSTOP!」という質問にもきちんと答え、最後には「ペンもっていい?」と回答していました。
10巻のSBS
10巻のSBSには素朴な疑問として「アーロン達、魚人族は子供を生む時、魚みたいに卵を産むのですが?」という内容の質問がありました。先生は「魚人はですね、一応哺乳類なので、人間と同じように出産すると思ってください」と回答されています。また、8巻92ページ6コマ目に描かれている「パンダまんをさがせ」にも回答がありました。
12巻のSBS
11巻はメリー号の完全図解が掲載されたため、SBSはありません。12巻のSBSは「なぜソロやサンジ、ナミは未成年なのにお酒を飲むのか」という内容の質問がありました。最後に「そんな事していーのですか?」とという質問に、先生はズバッと「だめ。」と回答しています。
13巻のSBS
13巻のSBSにはSBSを乗っ取って、質問に答えようとする読者が現れたり、ねこのイラストとともに「どうしてSBSのコーナーをつくったの?」という可愛らしい質問をハガキと一緒に掲載しています。このねこのイラストに尾田先生は終始戸惑っていました。
14巻のSBS
14巻のSBSには「魚人空手はどこでならうんですか?」という内容の質問がありました。それに尾田先生は「「魚人島」です。グランドラインを半分くらい進むとあります。そのうち出てくると思うのでのんびり待っててください。」と答えていました。魚人島は本当にグランドラインの半分あたりで登場するので、このときから数年にも渡る構想を考えていたということになります。
15巻のSBS
15巻のSBSにはルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジの誕生日の質問がありました。それぞれの誕生日はルフィ→5日5日、ゾロ→11日11日、ナミ→7日3日、ウソップ→4日1日、サンジ→3日2日となります。ゾロはゾロ目、ナミとサンジは名前、ウソップは嘘つきのエイプリルフールだからと推測されます。
16巻のSBS
16巻のSBSはくいな、たしぎ、ノジコは鳥の名前からきていることがわかりました。くいな、たしぎは飛べない鳥の名前です。ビビとチョッパーの誕生日が読者の案でビビ→2月2日、チョッパー→12月24日になりました。苦情は受け付けていないようです。
17巻のSBS
17巻のSBSには「おかま道”ウェイ”ってどこですか。ぼくの家ですか。」という質問に「どこにでも存在しうるのではないかと、思うわ」とキャラクターらしき人物が登場するときもありました。また「モームは海王類ですか?」という質問に「モームは正式には「海獣」と分類しています。「海王類」は哺乳類以外で海に住んでいるでっかい生き物だと思ってください」という回答がありました。
18巻のSBS
18巻のSBSはチェスとクロマーリモが合体したキャラのチェスマーリモのセリフの文字が重なっている表現が、不良品だと間違えられて苦情が来たそうです。これは2人はどうじで喋っている表現なのでこれでいいんですよ!と尾田先生は説明しています。またバロックワークスのコードネームがMr.2ボンクレーだけMr.2が男性のコードネーム、ボンクレーは女性のコードネームでオカマということを現しているのではないかと考察する読者もいました。先生はそのことに肯定しています。
19巻のSBS
19巻のSBSは将来漫画家になりたい読者に対し、尾田先生が真剣に答えている内容がありました。まじめな質問にはまじめに回答してくれる尾田先生です。また、ミスG・W(ゴールデンウィーク)が描くマークにも意味があるとも回答していました。
20巻のSBS
20巻のSBSは超カルガモ部隊のそれぞれの名前が紹介されています。また、「ヒトヒトの実を人が食べたらどうなるの?」という鋭い質問に対して尾田先生は、「人に成る」「人が人になる」「人が人らしく生きる」という感じと答え、答えを濁している場面もありました。
【ワンピース】21巻~40巻のSBSの質問や謎・伏線の回収一覧
SBSは尾田栄一郎先生が質問に真剣に答えたり、ふざけて回答したりとバラエティ豊かになっています。ここでは単行本21巻から40巻までのSBSの質問や回答内容を一覧でご紹介します。
21巻のSBS
21巻のSBSでは読者の住んでいる地域で『ワンピース』のテレビアニメが放送されていないので見れないというおたよりが来ていました。それに対して尾田先生は担当者に調べてもらい、27局ネットで放映され、台湾でも放送が始まったと回答しています。当時は青森県、山口県、大分県では放送されていなかったようですが、隣の県の電波で見ることができていたようです。
22巻のSBS
22巻のSBSにはルフィたちはどこの国の人ですかという内容の質問があり、それに対して尾田先生はルフィたちは「無国籍メンズ」なに人とかっていう断定はしないと回答しています。また、ペンネーム「バレエ歴10年」さんのお便りにはMr.2ボンクレーが登場しています。
23巻のSBS
23巻のSBSにはBW(バロックワークス)社の社員旅行は北海道で、社員同士が顔を合わせないように各自が一人旅を楽しんだという内容が掲載されています。また、ミスG・Wは悪魔の実の能力者ですかという質問があり、それに対して尾田先生はミスG・Wは悪魔の実の能力者ではなく、催眠術とかそういう部類だと回答しています。
24巻のSBS
24巻のSBSには海軍には制服を着ている人と着ていない人がいるのはどうしてかという内容の質問が来ていました。海兵になると制服とキャップが配られ、一等兵以下は必ず制服とキャップを着用します。偉くなると制服も選べるようになっていき、尉官以上の位になると正義という文字が書いたコートを着ることができます。佐官以上になるとコートにスーツが主流のようです。
25巻のSBS
25巻のSBSではニコ・ロビンの誕生日の提案があり、ロビンの誕生日は2月6日になりました。サー・クロコダイルの「サー」はどこからとったのですかという質問には「さあ(うまい)」と答えています。
26巻のSBS
26巻のSBSでは特別企画としてSBS国際調査委員会というものが掲載されています。外国版で売られている『ワンピース』を集英社の国際業務課の人達に協力してもらい、作った一覧が掲載されています。当時は台湾、香港、韓国、タイ、シンガポール、マレーシア、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、ブラジルの11カ国で発売しており、さらにインドネシア、デンマーク、スウェーデン、メキシコの4カ国での発売も予定されていたようです。
27巻のSBS
27巻のSBSにはサンジは「ナミさん」「ロビンちゃん」と呼ぶ時にさん付けとちゃん付けで区別しているのかという質問がありましたが、尾田先生はノリでしょうと答えていました。またスモーカーとヒナのプロフィールも掲載されました。誕生日は読者から提案があったスモーカー→3月14日、ヒナ→3月3日で、スモーカーが34歳でヒナが32歳です。スモーカーとヒナは海軍入隊が同期だそうです。
28巻のSBS
28巻のSBSには王家七武海のモデルについての真面目な質問がありました。王家七武海は「私掠船(しりゃくせん):プライヴェティーア」がモデルになっているようです。端的にいうと「国が認めてしまった海賊」で、自国から見れば英雄、他国から見れば略奪者になったという歴史もあったようです。
29巻のSBS
29巻のSBSは海軍の本部と支部ではどういった違いがあるかという質問がありました。海軍本部は海軍の中のエリートで、大佐中佐少佐と呼ばれる位になります。海軍支部は大尉中尉少尉と呼ばれる位で、本部と支部の人達の強さは3階級くらい違うと回答していました。
30巻のSBS
30巻のSBSにはアラバスタのポーネグリフには「パンダマン」という文字が隠されていることが明らかになりました。「パンダマン」は絵だけではなく、文字などにも隠れているようです。
31巻のSBS
31巻のSBSにはチョッパーの角は頭についているのか、帽子についているのかという質問がありました。チョッパーの角の質問はたくさんきているようで、尾田先生は「みんなに言えることは目に映るものだけが真実じゃない。ということだ」と回答していました。
32巻のSBS
32巻のSBSにはゲダツの髪の毛の数が変わる理由を尾田語で教えてくださいというものがありました。尾田先生はそれに尾田語で答えているため、ゲダツの髪の毛が変わる理由はわかりませんでした。
33巻のSBS
33巻のSBSには「空島のエピソードで描かれた「パンダマン」の数は17であってますか?」や「92人いたよ」というお便りがありました。尾田先生は「正解はいえねぇな(←覚えてない)」と回答しています。
34巻のSBS
34巻のSBSにはルフィ達は船内で恋愛はしないのか(サンジを除く)という質問がありましたが、「してるじゃない・・・みんな冒険に・・・恋をしてるじゃない・・・。」と回答していました。
35巻のSBS
35巻のSBSには空島にいる大蛇の「ノラ」のは名前はどこからきたのかという内容の質問があります。「ノラ」はセトがつけた名前で、「ノーランド」からとった名前です。
36巻のSBS
36巻のSBSにはカトラスってなんですかという質問がありました。カトラスは元々は獣の肉を切るためのナイフで、それが船乗り用に短い剣となったと言われています。また、チョッパーはしか1割、たぬき7割、トナカイ1割、人間1割にすれば大好きなチョッパーになれると言っています。
37巻のSBS
37巻のSBSにはルフィがリストバンドとブレスレットを付けていることを不思議に思ったという内容のお便りがありました。ルフィはお宝の中から冒険っぽいものを身に着けているようです。基本的にルフィ、ゾロ、チョッパーは自分でおしゃれをせず、そばにいるナミ、ウソップ、サンジ、ロビンが身につけさせているようです。
38巻のSBS
38巻のSBSにはもしサンジがドアドアの実を食べてしまっていたら、ナミはお風呂に入れないですねというお便りがありました。これに対して尾田先生は世界中の女性のお風呂がのぞかれ放題になるねと回答しています。
39巻のSBS
39巻のSBSには「パッフィング・トム号」と「ロケットマン」のモデルが「パッフィング・ビリー号」という世界最古の機関車と「ロケット号」というスピードで名を馳せた機関車であるということが明らかになりました。世界初の蒸気機関を設計したのが「トーマス」という人です。
40巻のSBS
40巻のSBSではルフィたちそれぞれのイメージナンバー・イメージカラー・ニオイ(チョッパー談)が一覧になっています。
【ワンピース】41巻以降のSBSの質問や謎・伏線の回収一覧
SBSはキャラクターの誕生日が決まったり、キャラクターの詳細設定が書かれていることもあります。ここでは単行本41巻から61巻までのSBSの質問や回答内容を一覧でご紹介します。
41巻のSBS
41巻のSBSにはサンジが電伝虫を壊している描写についてお便りがきていました。電伝虫にはボタンと受話器を取り付けており、それをサンジが壊しただけなので、電伝虫は全く痛くないようです。
42巻のSBS
42巻のSBSにはロブ・ルッチの名前の由来についてのお便りがありました。「Rob」は奪うという意味、「Lucci」は光という意味で、重要な位置を占めるのだなぁと関心したという読者に、尾田先生は動揺していました。
43巻のSBS
43巻にはCP9のキャラクターの誕生日の読者からの提案が一覧で掲載されています。尾田先生は「いいよ全部それで」と回答しています。
44巻のSBS
44巻のSBSにはフランキーの年齢を拾われた年から計算して割り出している読者がいました。フランキーの年齢は34歳で、筋金入りの変態だということが明らかになっています。
45巻のSBS
45巻のSBSにはこち亀30連載周年で、連載作品の中に両津勘吉をひそませるという企画を行っていたことが明らかになりました。『ワンピース』では44巻148ページの5コマ目に銃を持った両津勘吉がいます。
47巻のSBS
47巻のSBSにはCP9の8人の年齢が一覧で掲載されています。また、エネルが落雷してきたときの回避方法も掲載されていました。
48巻のSBS
48巻のSBSにはルフィ達がもし家族なら、お父さんやお母さんは誰になるかという質問がありました。尾田先生が考えたルフィ一家が一覧で掲載されています。またエースの誕生日は1月1日ということが決まり、身長は185cmくらいということです。
49巻のSBS
49巻のSBSではロビンのルフィたちの呼び方に関してのお便りがありました。ロビンは船長さん、長鼻くん、航海士さんというように役割で呼んでいましたが、エニエスロビーの一件からは名前で呼ぶようになっています。
50巻のSBS
50巻のSBSには船のトイレについての質問がありました。船のトイレは海につながっており、海に流しているようです。飛行機のように「ビュゴッ!!」と勢いよく吸い込むようなトイレがサニー号にもついているようです。
51巻のSBS
51巻のSBSには初めてブルックを見たときから一目惚れし、歳と身長を教えて欲しいという内容のお便りがありました。ブルックは38歳で亡くなり、今は58歳で身長は2m66cmあり、さらに20cmのシルクハットを被っています。
52巻のSBS
52巻のSBSには読者から男性キャラの一人称についての質問がありました。ルフィ達はひらがなで「おれ」と言っており、尾田先生はひらがなの「おれ」に信念をもっており、他の文字で書きたくないとのことです。
53巻のSBS
53巻のSBSには19巻のバギーの回想シーンでレイリーが登場しているという指摘のお便りがたくさんあり、尾田先生がそれに喜んでいるという内容が掲載されていました。
54巻のSBS
54巻のSBSにはルフィがナミの裸を見て反応しているのに、ハンコックの裸を見ても反応しないのはおかしいのではないかという内容のお便りがあります。ナミの裸を見たときはウソップが隣におり、ルフィはウソップがいるときは悪ノリをするようです。ルフィ一人のときはハンコックのときの反応が正しいとのことです。
55巻のSBS
55巻のSBSにはカポネ・ベッジのお腹が開門されるときのBGMは「ウルトラマン」の隊員の戦闘機が出撃するシーンのBGMではないかという質問がありました。尾田先生はメロディははっきりと覚えているが、なんのメロディだったかは覚えていなかったと回答していました。
56巻のSBS
56巻のSBSにはインペルダウンで登場するサルデスの槍に空いている穴についての質問がありました。槍は笛のようになっており、サルデスがブルゴリを操るときに使うとされています。
57巻のSBS
57巻のSBSにはルフィ達が敵を倒すときには「倒す」という言葉が使われていることについての質問がありました。『ワンピース』はむやみにキャラクターが死亡しないことで有名な作品で、このSBSでその真相を知ることができます。
58巻のSBS
58巻のSBSには白ひげのグラグラの実は自然(ロギア)系の能力では?という質問がありました。白ひげのグラグラの実は超人(パラミシア)系で、地震を引き起こすことのできる地震人間です。ロギア系であれば白ひげ自身が地震にならなければいけないので、パラミシア系ということになっています。
59巻のSBS
59巻のSBSには『ワンピース』で使用しているトーンの種類についての質問がありました。『ワンピース』では3種類のトーンが使われており、アシスタントさんがカッターで貼り付けてくれます。
60巻のSBS
60巻のSBSには海軍本部のセンゴクの能力は何かという質問がありました。センゴクは動物(ゾオン)系幻獣種のヒトヒトの実モデル”大仏”の能力者です。
61巻のSBS
61巻のSBSにはサンジについての質問がありましたが、質問にヨンジという名前が出ていることで話題になりました。本当にサンジの兄弟にはヨンジというキャラクターがいることや、サンジの重要事項について触れてしまうので尾田先生は動揺しているとされていました。
【ワンピース】SBSで質問が採用される方法
SBSは読者から質問を募集し、採用された質問に答えるという質問コーナーです。ファンの中には長年に渡ってSBSに質問を送り、採用されると嬉しくなってSNSで報告するという人もいます。そこで、どんな質問や内容であればSBSに採用されるのかをご紹介したいと思います。また、SBSの応募方法や他に募集していることについても合わせてご紹介します。
SBSの質問内容は素朴な疑問がおすすめ?
SBSはたくさんの質問の中からいくつかの質問が採用されますが、素朴な質問の方が採用されるのではないかと言われています。尾田栄一郎先生は時に真剣に、時にふざけた内容で回答してくれます。しかしあまりにも野暮な質問や下品な内容、大量の質問などは編集もたいへんになり、先生や編集者の手を煩わせることになります。
『ワンピース』のファンがSBSで採用された質問を分類してみると、物語に関する素朴な質問、コアなファンによるマニアックな質問、完全なウケ狙いの内容にわかれるそうです。マニアックな質問は物語の根幹に触れてしまう可能性があるので、先生が答え辛くなるか採用されないということが考えられます。完全なウケ狙いもあまり多く採用しないと思われるので、物語に関する素朴な質問が一番採用されるのではないかと言われています。
SBSに応募する際は扉絵リクエストも書くべき?
『ワンピース』が読者から募集している項目はSBSの質問だけではありません。扉絵のリクエストも募集しており、どんな人物がどんなことをしているかというリクエストに答えてくれます。SBSを送る際は、扉絵のリクエストも一緒に送ると採用されて扉絵になるかもしれません。
SBSへの応募方法
SBSはハガキや手紙で送ることができます。ハガキや手紙の封筒には「①住所②名前③年齢④電話番号⑤ペンネーム」を書くようにしてください。また手紙の場合は、手紙の裏面にも①~⑤を記載してください。宛先は 『〒119-0163 東京都神田支店 郵便私書箱66号 集英社JC ONE PIECE「SBS!!ウソップギャラリー海賊団」係 』となっています。SBSや扉絵リクエスト、ファンレターも一緒に送ることができるので、ぜひ送ってみてください。
【ワンピース】SBSの質問に対する世間での評判や人気
SBSでは伏線に触れてしまうような鋭い質問も採用されます。その時の尾田栄一郎先生は口笛で誤魔化しているような回答でした。答えにくい質問も採用し、その回答にまたファンが考察するような形になっています。
昨今ではマンガアプリで『ワンピース』が無料で公開されることがありますが、1話ごとの公開でSBSは収録されていません。SBSは単行本を買った人の楽しみでもあるので、無料公開で『ワンピース』にハマった人はぜひ単行本も買ってSBSを見てほしいというファンの声もありました。SBSには登場したキャラクターのその後や詳細設定、裏話も記載されていることがあり、『ワンピース』の世界をより詳しく知ることができます。
『ワンピース』が最終章に入り、今までの伏線や謎を回収する動きがあります。『ワンピース』の単行本54巻のSBSにも最終章のことが書かれており、十数年前から最終章のことを考えて書いていた尾田栄一郎先生がすごいという声もありました。
【ワンピース】SBSは面白い質問ばかりだった
『ワンピース』の単行本に収録されているSBSの質問や内容の一覧、SBSに採用されるコツや応募方法などを一覧でご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。SBSは面白い質問や内容ばかりで、単行本の楽しみの一つでもあります。今後『ワンピース』の単行本を読む際は、SBSを細部まで読んで楽しんで見てください。
この記事のライター
shiori
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