【ワンピース】シンドリーの生前とゾンビ後まとめ!影の持ち主も紹介
『ワンピース』のシンドリーは、ゲッコー・モリアとホグバックによってゾンビにさせられた人物です。本記事では、『ワンピース』のシンドリーの生前とゾンビ後の違いや、名言などをまとめています。影の持ち主である、マルガリータについても紹介します。
目次
【ワンピース】のシンドリーとは?
『ワンピース』のシンドリーは、スリラーバーグ編で登場したゾンビの女の子です。ゾンビであるために体中傷だらけで顔色も悪いですが、とても可愛らしい顔立ちをしています。まずはシンドリーのプロフィールや、ワンピースの概要についてチェックしておきましょう。
シンドリーのプロフィール
『ワンピース』のシンドリーは、本名をビクトリア・シンドリーといいます。身長は188cmで、誕生日は不明です。ゲッコー・モリアとドクトル・ホグバッグが生み出した兵士ゾンビであり、享年は24歳です。戦闘になればスリラーバーグ海賊団の一員として戦いますが、普段はホグバッグの使用人として働いています。
シンドリーをゾンビにしたモリアとホグバックとは?
ゲッコー・モリアはカゲカゲの実の能力者で、王下七武海のメンバーです。カゲカゲの実の力で人の魂を抜き取り、その魂を死体に入れることができます。そうやって作ったゾンビは、スリラーバーグ海賊団の構成員として使っています。ホグバッグは天才外科医でしたが、その性格に難がありました。
腕は超一流ですが、人の気持ちは考えず金のために手術をするような男です。生前のシンドリーはホグバックに求愛されていましたが、婚約者がいたため求愛を拒否します。その後事故で死んでしまったシンドリーを生き返らせるため、ホグバッグはゲッコー・モリアと手を組むことにしたのでした。
ワンピースの概要
『ワンピース』は海賊たちが「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求めてバトルを繰り広げる、海洋冒険漫画です。週刊少年ジャンプの看板作品で、すでに連載開始から25年が経っています。その人気は衰えることがなく、今では海外ファンも多い日本を代表する漫画となりました。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の主人公であるモンキー・D・ルフィは、幼い頃に「ゴムゴムの実」を食べてしまいます。悪魔の実の能力でゴム人間となったルフィは、それから10年後、海賊王になるべく海へと旅に出ます。旅の途中で、ゾロ、ナミ、ウソップといった個性的な面々を仲間にしながら、「麦わら海賊団」として他の海賊や海軍たちとバトルを繰り広げます。
【ワンピース】シンドリーの生前とゾンビ後・影の持ち主
『ワンピース』のシンドリーはゾンビという設定だけあって、生前とゾンビになった後では性格などに違いが見られます。ここでは、生前のシンドリーとゾンビのシンドリー、それぞれの性格についてまとめます。シンドリーの中に入っている魂の持ち主や、戦闘におけるシンドリーの能力についても紹介します。
シンドリーの生前の性格や活躍
『ワンピース』のシンドリーは、ゾンビになる前は舞台女優として活躍していました。貴族の生まれですが高慢になることもなく、優しい性格で誰からも好かれていました。とても明るく素敵な女性でしたが、舞台から転落して事故死してしまいます。
シンドリーのゾンビ後の性格や活躍
ゾンビになったシンドリーは、生前とはまるで性格が変わってしまいます。暗くて卑屈な性格で、笑ったり泣いたりすることもありません。皿が大嫌いで、料理をテーブルに直に置いたりします。ホグバックの命令には必ず従いますが、態度や口調はかなり辛辣です。
シンドリーの影の持ち主はマルガリータ
『ワンピース』のシンドリーの体に入っている魂は、マルガリータという女性のものです。マルガリータは、ある屋敷で使用人として働いていました。そこの主人と婚約していましたが、その愛を確かめようと、主人の宝である皿を10枚すべて割ってしまいます。主人はマルガリータを許さず婚約を破棄し、顔に鼻くそをつけて追い出してしまいました。
それ以来マルガリータは皿を憎むようになり、シンドラーの皿嫌いへとつながります。マルガリータはルフィがゲッコー・モリアを倒したことで影を取り戻し、現在はエーガナの屋敷で平和に暮らしています。
シンドリーの能力
シンドリーはもともとの体が貴族出身の女性であるため、戦闘などはしたことがありません。しかし、ゾンビとして作られるとき、兵士として戦えるようにホグバッグに改造されました。そのため、普通の人間ではかなわないような筋力を持っています。近距離戦ではその筋力を駆使して戦い、遠距離戦では皿を手裏剣のように投げて戦います。
【ワンピース】シンドリーの名言と口癖
『ワンピース』に登場するキャラは、それぞれに名言を持っていることが多いです。それはシンドリーも例外ではなく、読者や視聴者の心に残る名言を残しています。ここでは、シンドリーの名言や名シーン、口癖について紹介します。
シンドリーの名言や名シーン
『ワンピース』のシンドリーは、ゾンビになってから滅多に表情が変わりません。しかし、皿のないテーブルにスープスパゲティを出したり、真顔でコミカルなことをしてくれます。感情が戻ってきたときには、涙を流すシーンもありました。さまざまな印象深いシーンがあるシンドリーですが、中でも記憶に残る名言と名シーンを2つ紹介します。
名言①「世界から皿なんて...」
世界から皿なんてなくなればいい
出典: one-piece.com
『ワンピース』のシンドリーは皿が嫌いで、食事も皿を使わずに出そうとします。皿のないプリンに文句を言うホグバックに、シンドリーは冷たくこう言い放ちます。暗い場面が多いスリラーバーク編において、皿をめぐる2人のやり取りは、息抜きともいえる名シーンです。
名言②「体が...動き...」
―――体が...動きません...
シンドリーは、ゲッコー・モリアとホグバックには絶対従うように造られています。しかし、チョッパーの必死の叫びに心をうたれたシンドリーは、ホグバッグの戦えという命令に対し動けなくなります。「体が...」の名言は、シンドリーがホグバックの命令に従えなくなったときに言ったセリフです。
シンドリーちゃんの口癖
生前のシンドリーには、特に口癖というものはありませんでした。しかし、ゾンビになってからは、「〜なればいい」や「〜してしまえばいい」と言うようになります。「〜してしまえばいい」は名言にも出てきましたが、皿が欲しいとホグバックに言われるたびに口にしていました。この口癖はいきなり出てきたものではなく、影として使われているマルガリータのものでした。
【ワンピース】シンドリーの声優
『ワンピース』のシンドリーは、ゾンビになったときと生前とで声が違います。これは、ゾンビと生前のシンドリーでは、魂や人格が違うからではないかと推察できます。シンドリーはゾンビでも生前の姿でも可愛らしいキャラですが、そこに声が入ることで愛らしさも増します。シンドリーの声は誰が担当したのか、ゾンビの姿と生前の姿、それぞれの声優について紹介します。
シンドリー(ゾンビ)の声優は「桑島法子」
ゾンビになったあとのシンドリーは、声優の桑島法子さんが演じています。デビュー作は『美少女戦士セーラームーンSS』で、多くのアニメに出演しているベテラン声優さんです。声優としてだけでなく歌手としても活動するなど、幅広い分野で活躍しています。
桑島法子のプロフィール
桑島法子さんは1975年12月12日生まれで、岩手県出身の声優さんです。青二プロダクションに所属しており、「ほーちゃん」という愛称で親しまれています。凜とした強い女性を演じることが多いですが、可愛らしい女の子の役をすることもあります。声質の振り幅が大きく、同じ声優さんだと思えないこともあります。
桑島法子の主な出演作品
桑島法子さんは『犬夜叉』の珊瑚役や、『神風怪盗ジャンヌ』の日下部まろん(怪盗ジャンヌ)役などで知られています。他にも、『機動戦士ガンダムSEED』のナタル・バジルール役や、『ハートキャッチプリキュア!』の明堂院いつき(キュアサンシャイン)などを担当しています。
シンドリー(生前)の声優は「進藤尚美」
生前のシンドリーは、ホグバックの回想に登場します。過去の話に登場するシンドリーを担当したのは、声優の進藤尚美さんです。登場時間はわずかですが、大人っぽい落ち着いた声で、明るく優しいシンドリーを生き生きと演じていました。続いて、進藤尚美さんのプロフィールや、過去の主な出演作を紹介します。
進藤尚美のプロフィール
進藤尚美さんは1972年11月9日生まれで、京都府出身の声優さんです。桑島法子さんと同じ、青二プロダクションに所属しています。愛称は「シンディー」で、ニュース番組のナレーターなども多く務めています。
進藤尚美の主な出演作品
進藤尚美さんはアニメ版の『ワンピース』で、生前のシンドリー以外に、CP9のカリファも担当しています。他のアニメでは、『ボボボーボ・ボーボボ』のヘッポコ丸や、『天地無用! GXP』の神木ノイケなどを演じています。
【ワンピース】シンドリーに対する世間での評判や人気
『ワンピース』のシンドリーは、ファンからも「シンドリーちゃん」と呼ばれて愛されています。かなり前に登場したキャラですが、その人気は今でも健在です。キレイな女性キャラであるため、コスプレをして楽しむ人も多くいます。
シンドリーといえば、やはりホグバックとのやり取りを思い出す人も多いでしょう。シンドリーとホグバックの会話はまるで漫才のようで、多くの人の笑いを誘っています。テーブルに料理を直置きするシーンは、今でもファンの間で語り継がれています。
2人のやり取りが漫才のようだというのも当然で、シンドリーとホグバックの2人は芸人コンビの「南海キャンディーズ」がモデルだということです。この事実を知ったファンからは、「余計に好きになった」という声が多く上がっていました。
全編を通してほぼ無表情のシンドリーだけに、最期に見せた笑顔はファンの心に突き刺さったようです。たった一度だけの笑顔でしたが、記憶に残っているファンも多いようです。あの笑顔に泣かされたという声も、少なくありませんでした。
【ワンピース】シンドリーはゾンビになったキャラだった
『ワンピース』にシンドリーが初めて出てきたときは、縫い目だらけの容貌に驚いた人もいるでしょう。それもそのはずで、シンドリーは死んでから無理やり蘇生させられたゾンビだったのです。最終的には影を奪われて死亡してしまいますが、最期に人間らしい笑顔を見せてくれたのが印象的です。もう一度スリラーバーグ編を観る機会があれば、シンドラーの名シーンを振り返ってみてください。
この記事のライター
NR4712
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