【ワンピース】シャンクスがラスボスの可能性は？行動などから考察

『ワンピース』に登場するシャンクスは、読者人気も高いキャラで何か鍵を握っているのではないか？とも言われています。シャンクスが持つ噂の一つに、本当はルフィ達の敵であってラスボスの可能性というものがあります。この記事では、シャンクスが果たしてラスボスの可能性はあるのか、ルフィや五老星との関係などについて紹介していきます。

『ワンピース』のキャラでも人気の高いシャンクスは、ルフィの命の恩人ということもあり、出番の多い人物です。ルフィがかぶっている麦わら帽子を渡したのもシャンクスで、赤髪が特徴的です。おおらかな性格の持ち主で、自分の周りの人間を傷つけられることを嫌います。そのため、なぜラスボス説が出ているのか、疑問に思う人も少なくありません。

尾田栄一郎による今や国民的アニメともいえる『ワンピース』は、1997年より週刊少年ジャンプにて連載が始まりました。漫画は2021年時点で総発行部数が4億を超えており、アニメは1999年より放送がされています。単行本は100巻を超え、アニメは1000話を達成しています。

『ワンピース』は主人公のルフィが海原を旅していき、多くの仲間との出会いや別れを描いた作品です。海賊王を目指しながら手ごわい敵にも、仲間とともに向かっていく姿に心を打たれる人も多いでしょう。『ワンピース』は編成がされており、現在はいろいろな伏線が回収されていると話題のワノ国編が見られます。キャラも多く登場しているので、どのようなストーリーを持っているのか考察するのも楽しいでしょう。

シャンクスにはいろいろな説や噂がありますが、その中でも濃厚なのではないかといわれているのがラスボスの可能性です。ルフィの仲間のように見えるシャンクスが、実はラスボスで敵である可能性はあるのでしょうか。ここでは、シャンクスがラスボスで敵である可能性を考察します。

シャンクスがなぜラスボスとして浮上したのかというと、ルフィとの関係が紐づいているとされています。シャンクスがまとめている赤髪海賊団に対し、ルフィは負けない仲間を集めると伝えているシーンは多くの人が知っているでしょう。そして、その言葉に対して驚いた様子を見せるシャンクスですが、自分たちを超えるときに麦わら帽子を返すよう伝えて渡します。

このやり取りからして、シャンクス率いる赤髪海賊団と、ルフィが率いる麦わらの一味は対立する可能性があるといわれているのです。ジョイボーイの関係もあってか、シャンクスとルフィが対立するのは避けられないのではないか、と考察されます。

ワノ国編に入る前にシャンクスが起こした行動の中で、ラスボス説に繋がったのが五老星との関係です。五老星は、『ワンピース』で世界政府内の最高権力者と呼ばれる5名を指しています。未だに五老星に所属している人の名前は出ておらず、謎に包まれている組織ともいえます。

しかし、世界政府の最高権力者ということもあり、世界を牛耳っているのはいうまでもないでしょう。シャンクスはこの五老星と関わりを持っていることが、『ワンピース』907話にて判明します。

五老星のいる場所は普段海賊の出入りが禁止されていますが、シャンクスらしき人物が入っていく様子が描写されています。シャンクスがラスボスである可能性との繋がりとして、五老星と対等に向き合えるため他の海賊とはどこか違うという点が挙げられるのです。敵となる可能性があるシャンクスと五老星の関係性は、今後も注目すべきポイントといえるでしょう。

これまでのシャンクスの行動を見ると、五老星に関わりはあるもののラスボスなのかといわれると一概にそうとは言い切れません。ルフィを助けたときにシャンクスは片腕を犠牲にしていたり、頂上戦争に終止符を打ったりなど、ルフィの敵になるには少しルフィ側に寄り過ぎているという声も挙がるでしょう。そのため、今後伏線が回収されていくこととなりそうです。

シャンクスにラスボス説が上がっていますが、実はその他にもラスボスなのではないかといわれている人物が何名かいます。ルフィ達の最終的な敵になるのは、一体誰なのでしょうか。ここからはシャンクス以外にラスボス説のあるキャラについて、なぜそのような説が浮上したのか紹介していきます。

シャンクスよりもラスボス説が濃厚なのが、黒ひげ海賊団提督のティーチこと黒ひげです。黒ひげは麦わらの一味の敵として存在しており、圧倒的な強さを持っています。また、これまでのストーリーの中で、ルフィと黒ひげが正反対な人物であることも描かれています。そのため、最終的にはルフィと黒ひげが対立すると予想されているのでしょう。

また、黒ひげは四皇にも入っているため、ラスボスでなくとも追々はルフィと対立することは間違いないでしょう。黒ひげは現在もっとも成長している海賊のため、黒ひげとの戦いは難しいものになると予測されます。

コビーは作中でルフィが初めて海で出会った人物で、出世スピードなどがとても速いとされています。なぜ初めて出会ったのがコビーなのか、といった点で考えるとラスボスだからという答えに行きつくのではないでしょうか。初期に登場させたことで最後の最後に伏線を回収するのでは？といわれています。

第1話に登場をしたヒグマですが、死亡したといわれているにも関わらず、ラスボス説がたびたび出てくるキャラの一人です。ヒグマにはいろいろな説があり、実は死亡していないといわれています。そのため、今後仮にヒグマが出てくるのであれば、ラスボス説が濃厚となるでしょう。

『ワンピース』に登場する強いキャラの多くが、悪魔の実の能力者です。シャンクスが悪魔の実を食べている描写はないですが、四皇にまで登りつめているため悪魔の実の能力者であることは間違いないといえるでしょう。では、どのような悪魔の実の能力を持っているのでしょうか。

シャンクスが悪魔の実の能力を持っているならば、空間系の能力者説が濃厚です。シャンクスが登場するシーンでは、幾度となく瞬間移動をしているような描写があります。そのため、シャンクスは空間系の悪魔の実で能力を得ているのではないかという説が出ているのです。

第1話でルフィを助けるシーンでも、シャンクスは海のど真ん中に一人で来て助けます。その他に、頂上戦争の際も一瞬で移動をしてコビーを助けており、今後はシャンクスが持っている能力が判明してくる可能性が高いです。

シャンクスが空間系の悪魔の実を食べていない場合に予測できる他の能力として、光月トキが持っていたトキトキの実の能力者の可能性があります。トキトキの実は未来へ飛ぶことができる能力を持っており、光月トキもこの能力を使って800年前から現在へ飛んできていました。

シャンクスがトキトキの実の継承者であると予測されたのは、頂上戦争の際に新世界からマリンフォードにすぐ来たことです。新世界からマリンフォードまでは1日以上かかるとされており、一瞬で来ることは不可能でしょう。しかし、トキトキの実の能力とは異なる力を見せている点もあるため、明確にはなっていません。

グリフォンとは、シャンクスが愛用している刀の名前です。シャンクスが悪魔の実の能力を持っていない場合、愛刀のグリフォンが悪魔の実の能力を持っている可能性があるといわれています。グリフォンは上半身が鷹、下半身がライオンの見た目をしている生物です。そのため、空間系の悪魔の実をグリフォンに食べさせているのであれば、刀を使用することで瞬間移動なども可能といえるでしょう。

シャンクスのラスボス説について紹介してきましたが、ここからはアニメにてシャンクスの声優をしている人物について紹介します。

シャンクスの声を担当しているのは、声優界でも有名な池田秀一さんです。『ワンピース』以外にも、多くの有名人気アニメで声優を務めています。池田秀一さんのシャンクスの声は、どこか落ち着きがあってルフィを包み込む優しさを感じられます。初期から担当しており、声優の変更はありません。シャンクスの幼少期の声優のみ、島崎信長さんが担当しています。

シャンクスにはラスボス説が出ていますが、世間の反応にはどのようなものがあるのでしょうか。シャンクスは初登場時から人気のあるキャラで、男女問わずかっこいいという声が挙がります。ルフィに対する兄のような対応や、穏やかながらも仲間を守り抜く姿勢など、見る者をトリコにするキャラといえるでしょう。

また、女性の中にはシャンクスが初恋だったという声も少なくありません。漫画やアニメで登場するたびに、好きが増すという熱狂的なファンの声もあります。

シャンクスがラスボスではないと信じたい人も多いですが、考察をするとシャンクスがラスボスの可能性も否めないでしょう。今後、ルフィと最終的に戦うキャラが明確になってくるので、続編を楽しみに待ってみてください。