【ワンピース】トの康は処刑されて死亡した?正体やゾロとの関係も考察
『ワンピース』のトの康(とのやす)は死亡したのかどうか解説します。『ワンピース』のトの康のプロフィールや過去、処刑されたのかどうかや、トの康の正体、強さなどを徹底解説しました。また、トの康とおトコ、ゾロとの関係なども紹介しています。
目次
【ワンピース】トの康とは?
トの康(とのやす)とは、『ワンピース』のワノ国編に登場するキャラクターです。花の都にある通称「えびす町」に住んでいる太鼓持ちで、常に笑顔を浮かべている謎の人物です。しかし物語が進むにつれて、その正体が明らかになっていきます。ここでは『ワンピース』tに登場するトの康や、『ワンピース』のあらすじなどを紹介していきましょう。
トの康のプロフィール
- 通称:トの康
- 所属:えびす町太鼓持ち
- 出身地:偉大なる航路 新世界 ワノ国
『ワンピース』に登場するトの康は、花の都からのおこぼれで成り立っている通称「えびす町」に住んでいる謎の男です。トの康は太鼓持ちのお調子者といったキャラクターですが、町のみんなから愛されている人気者です。えびす町の住人はなぜかみんな笑ってますが、トの康も常ににやけたような笑顔を浮かべているという特徴があります。また、トの康にはおトコという娘がおり、小紫のかむろとして働いています。
ワンピースの概要
『ワンピース』とは、尾田栄一郎作の海洋冒険ロマンを描いた少年漫画です。主人公のルフィが「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を手に入れ、海賊王を目指す物語となっています。1997年から連載を開始した『ワンピース』ですが、2021年には連載1000話を達成し、コミックス100巻が発売されました。現在、原作コミックスの累計発行部数は4億1000万部を突破しており、ギネス記録を更新し続けている大ヒット作です。
ワンピースのあらすじ
世界は海賊王「ゴール・D・ロジャー」が遺した財宝を巡り、世界中の海賊たちが競い合う大海賊時代を迎えていました。東の海のフーシャ村に住む少年・ルフィは、憧れの海賊シャンクスに対して海賊になることを誓い、麦わら帽子を託されます。10年後、成長したルフィは村を飛び出し、航海に出るのでした。そんなルフィの元にはさまざまな仲間達が集まり、一行は「麦わらの一味」と呼ばれるようになります。
【ワンピース】トの康は処刑されて死亡した?過去も解説
『ワンピース』のトの康は、作中でオロチに捕まって大衆の前で処刑されてしまいます。しかし読者の間では、「トの康がまだ生きているのではないか」という生存説が根強く残っています。ここでは『ワンピース』のトの康が本当に処刑されて死亡したのかや、トの康の過去についても紹介していきましょう。
トの康がSMILEを食べた過去
詳しくは後述しますが、トの康の正体は白舞(はくまい)の元大名「霜月康イエ」です。トの康が霜月康イエだった頃、将軍の後継者である光月おでんやその妻が、黒炭オロチの策略によって殺害されてしまいます。霜月康イエはカイドウに仇討ちを試みるものの歯が立たず、トの康という名前になってえびす町に隠れ住むことにしました。
しかし貧しさのあまり、トの康は娘のおトコと共にオロチが仕込んだSMILEという人造悪魔の実が仕込まれた林檎を食べてしまいます。そしてSMILEの副作用から、トの康やおトコ、林檎を食べた町のみんなは、常に笑い顔になってしまう症状に侵されてしまうのでした。
トの康はオロチに処刑された?
『ワンピース』のトの康は、錦えもんの作った判じ絵が敵にばれたことで同志たちが投獄されたことを知り、自分が世間を騒がせている丑三つ小僧であると名乗り出ます。自分が丑三つ小僧と偽って処刑されることと引き換えに、同志たちに新しい集合場所を教える作戦だったのです。そしてトの康はオロチに処刑され、死亡することになります。
トの康は本当に死亡した?
『ワンピース』の読者の間では、トの康が処刑された後もトの康生存説が囁かれていました。しかしトの康は張り付けにされた状態で、銃でハチの巣にされています。さらにトの康の遺体は敵方のスパイであるカン十郎が埋葬していることから、トの康が死亡したのは間違いないと考えられています。
【ワンピース】トの康の正体や強さ
『ワンピース』のトの康は、初登場時はえびす町に住む謎の人物でした。しかし物語が進むにつれて、その驚くべき正体が明らかになります。ここでは『ワンピース』のトの康の正体や、その強さなどを紹介していきましょう。
トの康の正体は霜月康イエ
『ワンピース』のトの康の正体は、白舞の大名だった「霜月康イエ」です。康イエはおでんと共にワノ国を統治していた大名であり、「ハリネズミの康」という異名を持っていました。問題ばかり起こすおでんのことを唯一叱ることができる人物であり、おでんのことを信頼していました。また、おでんからも慕われており、おでんが死亡した際には仇討ちを狙います。霜月康イエはその後失脚することになりますが、トの康になってからも町の人々に慕われていました。
トの康の正体は丑三つ小僧ではない?
『ワンピース』のトの康は、自ら丑三つ小僧だと名乗り出たことで黒炭オロチに捕まり、処刑されました。しかしその明らかになりますが、トの康の正体は丑三つ小僧ではありませんでした。トの康は敵方にバレた作戦を帳消しにするために、自分の命を懸けて嘘を吐いたのです。なお、丑三つ小僧の本当の正体は、こちらも正体を隠していた居眠り狂死郎でした。
トの康の正体はオロチの兄弟?
『ワンピース』のトの康には、宿敵である黒炭オロチと兄弟という可能性があります。2人の容姿には、口の形や唇の厚さ、頬の形や鼻の形など通っている点が多いです。他にもまつげが生えている点や、ちょんまげなど意図的と思われるような共通点が多く見受けられます。このことから、読者の間には「トの康の正体はオロチの双子の兄弟ではないか」という声もあります。
トの康の強さや能力
『ワンピース』のトの康本人に戦闘能力はほとんどありません。人造悪魔のSMILEの失敗作を食べていますが、副作用で笑い顔しか作れなくなっただけで、特別な能力を得たわけではありません。しかしトの康は同志たちを助けるために、自ら命と引き換えに敵方に漏れた作戦をゼロにするなど、精神力は非常に強いと考えられています。
トの康のモデル
『ワンピース』のトの康のモデルは、霜月「康イエ」という名前からも予想できるとおり徳川家康です。なお、光月おでんのモデルは織田信長であるため、2人の関係の近さがうかがえます。なお、実際の徳川家康はずる賢い狸おやじだと言われているため、性格などはあまり一致させていないようです。
【ワンピース】トの康とおトコやゾロとの関係
『ワンピース』のトの康はワノ国編で登場する脇役ですが、麦わらの海賊団のゾロとも作中で関わることになります。ここでは『ワンピース』のトの康とおトコ、ゾロとの関係について紹介していきましょう。
トの康とゾロの関係
『ワンピース』のトの康は、仲間達とはぐれていたゾロと出会うことになります。ゾロは持ち合わせもないのにワサビ寿司を食べており、その代金をトの康が肩代わりすることになります。その後、トの康とゾロは丁半などに参加しながら仲良くなり、ゾロは丁半で大勝ちしたお金で寿司の代金をトの康に返していました。
トの康とおトコの関係
『ワンピース』のトの康とおトコは父娘の関係です。母親は不明でしたが、実の親子関係にあると考えられていました。しかしトの康が71歳と高齢であるのに対しておトコはまだ6歳と、親子にしては年が離れすぎています。さらに新事実として、両親を失ったおトコをトの康が拾ったという事実が明らかになったため、おトコはトの康の養女という関係であることが判明しました。
トの康とおでんの関係
『ワンピース』のトの康が霜月康イエだった頃、将軍スキヤキの家臣でした。その頃のトの康は問題ばかり起こすおでんを叱りながらも、将来は将軍家の立派な後継者になることを信じていました。一方、おでんもトの康のことを慕っており、カイドウとの決戦の際にはトの康に妻子を頼むという手紙を残しています。このように、2人は縁の深い信頼関係で結ばれていました。
【ワンピース】トの康に対する世間での評判や人気
X(旧ツイッター)上には、「トの康最高の生き様過ぎて…お前の全てを無駄にしねぇ」とコメントしている人がいました。最初は三流お調子者という風体のキャラクターでしたが、トの康の生き様に感動したという読者も少なくはありません。
X(旧ツイッター)上には、「トの康様の処刑のとこで泣くし、SMILE惨すぎて泣けるし、キラーも酷いことになってて泣けるし」とコメントしている人がいました。ワノ国篇は残酷なエピソードも多いため、トの康の処刑シーンを含めて泣いたという人も多いようです。
X(旧ツイッター)上には、「エースが死んだとこでもめっちゃ泣いたけどトの康のとこでも泣くとは思わなかった」とコメントしている人がいました。最初はトの康がこのような重要なキャラクターだとは思わず、最後のシーンで泣いてしまったという人も多いです。
【ワンピース】トの康は処刑され死亡したと言われていた
『ワンピース』に登場するトの康は、えびす町に住んでいる謎の笑顔の男です。しかしその正体は元大名であり、仲間達の作戦を成功させるために丑三つ小僧だと嘘を吐き、オロチに処刑されました。トの康には生存説もありますが、死亡してしまったと考えられています。トの康に興味が湧いた人は、ぜひ『ワンピース』をチェックしてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
azu
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