【ワンピース】殺戮武人キラーの素顔とは？能力や現在の姿を徹底調査

殺戮武人キラーとは、『ワンピース』に登場する海賊です。キッド率いるキッド海賊団の一員であり、フルフェイスのマスクをしているため、その素顔は見えない状態となっています。ここではキラーのプロフィールや『ワンピース』のあらすじなどを紹介していきましょう。

『ワンピース』に登場する殺戮武人キラーとは、キッド海賊団の戦闘員です。作中では、シャボンディ諸島の11人の超新星、ルーキー海賊の1人として登場しました。船長であるキッドとは幼馴染であり相棒う関係性です。長い金髪と素顔を覆う白と青のフルフェイスのマスクが特徴で、食事の時にもマスクを外すことはありません。両手の甲にパニッシャーを付けており、相手を斬り刻むという戦法をとります。

好戦的なキッドに対して、キラーは冷静沈着な性格です。そのため、キラーは喧嘩っ早いキッドのブレーキ役の役割も兼ねています。また、キラーは奇妙ないでたちに対して博識な面もあり、相手の言動を分析して対策を練る分析能力や判断能力も持ち合わせています。

『ワンピース』は、尾田栄一郎原作の少年漫画です。原作の漫画は現在106巻が発売されており、テレビアニメ化、劇場版の公開、小説化、ゲーム化、歌舞伎化などさまざまなメディアミックスが展開されています。2021年には連載1000話を達成しており、コミックスの国内での累計発行部数は4億1000万部を突破しています。世界中に多くのファンを持つ、日本を代表する世界的な人気コミックスです。

世界は多くの海賊たちが「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を求めて争う大航海時代を迎えていました。イーストブルーに住む少年・ルフィは、ある日ゴムゴムの実を食べてしまい、一生泳げなくなることと引き換えに身体がゴム人間になります。海賊王に憧れるルフィは17歳になり、海へと旅立ちます。そして信頼のおける仲間を集めながら、「麦わらの一味」として名前を知られる存在になっていくのでした。

『ワンピース』に登場するキラーは、素顔が見えないようにフルフェイスのマスクを被っているのが特徴です。食事の時にもマスクに開いた穴から食べるほどの徹底ぶりとなっており、誰にもその素顔を見せないようにしています。ここでは『ワンピース』のキラーの素顔や正体などを紹介していきましょう。

『ワンピース』のキラーが素顔を隠しているのは、キラー本人が「ファファファ」という不気味な笑い方にコンプレックスを抱いているためです。キッドによると、これまでその笑い方を馬鹿にしてきた人間はすべて半殺しにされてきました。キラーは自分の笑い方にコンプレックスがあるため、いつしかフルフェイスのマスクを被って素顔を隠すようになったようです。なお、のちに登場するキラーの素顔は金髪碧眼であり、整った容貌をしていました。

『ワンピース』のキラーの現在の姿は、花の都のお尋ね者である人斬り鎌ぞうです。人斬り鎌ぞうはオロチ直属の暗殺者であり、おトコや日和の命を狙っていました。最初はその正体がわからなかった人斬り鎌ぞうですが、のちにキッドと再会した際に人斬り鎌ぞうの特徴的な笑い方を聞いたキッドが「奴らに何をされた！キラー！」と叫んだことで、現在のキラーが人斬り鎌ぞうになってしまっていることが明らかになります。

『ワンピース』のキラーの正体がギンという説もあります。ギンはクリーク海賊団のメンバーで、物語のかなり初期に登場したキャラクターです。ギンとキラーは戦闘スタイルが似ており、サンジに対して「グランドラインで会おう」と言っていたことから、実はギンなのではないかと言われています。しかしギンとキラーには出身地や口癖などが異なるため、キラーの正体がギンの可能性は低いです。

『ワンピース』のキラーは、キッド海賊団の頼れる戦闘員でありキッドの相棒です。作中でもキラーの強さがわかるシーンは多数登場します。ここでは『ワンピース』のキラーの能力や技などを紹介していきましょう。

『ワンピース』のキラーは、シャボンディ諸島の11人の超新星と呼ばれるルーキー海賊の1人です。キラーは悪魔の実の能力者ではありませんが、このような異名が付けられるほどの能力を持つ実力者であることがわかります。キラーは両手の手甲に付いているパニッシャーという回転鎌を使用し、回転しながら敵の首を斬りつけるため、その威力は強大です。

『ワンピース』のキラーはキッド海賊団の戦闘員としてこれまでさまざまな敵と戦ってきたと考えられています。作中ではキラーが戦闘するシーンはあまり描かれていませんが、キラーの強さがわかるシーンもありました。ここでは『ワンピース』のキラーのこれまでの戦績について紹介していきましょう。

キラーはシャボンディ諸島で、超新星の1人であるウルージと戦っています。しかしウルージ戦では戦闘開始間もなくドレークが間に入って両者を止めたため、決着がつくことはなく、キラーの強さもわかりませんでした。

キラーはワノ国編でゾロと戦っています。ワノ国ではキラーではなく人斬り鎌ぞうとなっており、おトコと日和を追いかけていた際にゾロと出会いました。ゾロ戦では、ゾロは戦った瞬間に人斬り鎌ぞうの強さを感じていたため、キラーの強さが証明された形になります。また、キラーは両手の鎌の片方をゾロに突き立てることに成功しましたが、接戦の末敗れてしまいます。

『ワンピース』のキラーはパニッシャーを使ったさまざまな技を作中で使用しています。ここでは作中に登場するキラーの技を紹介していきましょう。

キラーの技として「斬首爪」が挙げられます。斬首爪は身体を回転させながら敵の首を斬りつける技です。カイドウ相手に繰り出した時にはあまり効果がありませんでしたが、ホーキンス戦では巨大藁人形を両断しています。

キラーの技として「鎌阿音撃」が挙げられます。この技は、パニッシャーを音速回転させ、敵の内部に斬りこむという技です。音速回転による衝撃はは敵の体内にまで到達し、ダメージを与えることが可能です。

キラーの技として「刃音撃」が挙げられます。この技は超高速で相手に接近して真正面から切り刻む技です。アクロバティックな攻撃技となっており、作中では刃音撃でホーキンスを撃破しています。

『ワンピース』は1999年からテレビアニメが放送しており、現在でも好評放送中です。アニメにはキッド海賊団が登場しているため、キラーも登場しています。ここではテレビアニメ『ワンピース』でキラーを演じている声優を紹介していきましょう。

テレビアニメ『ワンピース』でキラーを演じているのは、「浜田賢二（はまだけんじ）」さんです。浜田賢二さんは『黒子のバスケ』の木吉鉄平役などのキャラクターを演じた声優です。ここでは浜田賢二さんについて紹介していきましょう。

浜田賢二さんの主な出演作品としては、『機動戦士ガンダム00（パトリック・コーラサワー）』、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST（ヴァトー・ファルマン）』、『黒子のバスケ（木吉鉄平）』、『ジーンシャフト（マリオ・ムジカノーバ）』、『デュエル・マスターズ（切札勝利）』、『ヨルムンガンド PERFECT ORDER（エコー〈エッカート〉）』などがあります。

X（旧Twitter）上には、「キラーさん、自分の笑い方が嫌で仮面を被って素顔隠すナイーブさと笑い方を笑ったやつを半殺しにする輩っぷりが同居するところが本当に好き」とコメントしている人がいました。

X（旧Twitter）上には、「キラーの素顔って前髪で目が隠れてたりするのかなー」とコメントしている人がいました。ワノ国編で人斬り鎌ぞうになったときのキラーを見て前髪がどうなっているのか気になったという人もいるようです。

X（旧Twitter）上には、「悪魔の実を食う前の素顔のキラーが見てみたい」とコメントしている人がいました。キラーは人造悪魔の実のSMILEを食べたことで、笑いが止まらない状態になっています。そのため、常に笑い顔になってしまう前のキラーの素顔が見たいと感じた人もいるようです。

『ワンピース』のキラーは、独特の笑い方がコンプレックスで昔から笑った人間を全員半殺しにしていました。そしていつしか、マスクを被って素顔を隠すようになりました。しかしそんなキラーは、現在人斬り鎌ぞうとなって顔を出す羽目になっています。キラーに興味が湧いた人は、『ワンピース』をチェックしてみてはいかがでしょうか。