【ワンピース】可愛いキャラランキング！人気の理由や魅力も徹底解説

20年以上の歴史を持つワンピースには、数多の可愛いキャラ・美しいキャラが登場します。ワンピースの楽しみはストーリーやかっこいい戦闘ももちろんのこと、色々なタイプの女性キャラを堪能できるところにもあると言われているほどです。ここではまずランキングを発表する前に、ワンピースの作品概要を紹介します。

ワンピースの原作者・尾田栄一郎（おだ・えいいちろう）氏は「尾田っち」の愛称で親しまれています。1975年1月1日生まれの48歳（2023年8月時点）で血液型はA型、熊本県出身です。幼少期から絵を描くことが好きだった尾田氏は『小さなバイキングピッケ』という作品に影響を受け、中学生の頃から海賊を題材にした漫画を描くことを夢見ていました。ちなみに2002年に公開された劇場版ワンピースでは、「オダッチ」役として声優を務めた経験があります。

ワンピースは1997年から週刊少年ジャンプにて連載されている漫画です。1999年よりアニメが放送されており、これは東映アニメーション作品至上最長のロングヒットを記録しています。国内のみならず世界的な人気を誇る作品で、2015年には最も売れたシリーズとしてギネス記録に認定されました。2022年に公開された劇場版『FILM RED』はシリーズ最高の興行収入197億円を記録し、2023年8月31日には実写ドラマが配信されることで注目が集まっています。

ワンピースの主人公は悪魔の実を食べ、ゴム人間となったモンキー・D・ルフィです。ルフィは憧れの海賊・シャンクスに命を救われ、いつか自分の力で海へ出ることを誓います。そしてシャンクスから「立派な海賊になったら返しにいく」と約束し、麦わら帽子を授かりました。それから月日は流れ、17歳になったルフィは出航し仲間との出会いや強敵との戦いを経て、「ワンピースを手に入れ、海賊王になる」という夢に一歩ずつ歩み寄っていくのです。

さて、ここからは当記事の本題「ワンピースの可愛いキャラ」をランキング形式で20人発表します。当ランキングはSNSの声などを元に作成しました。キャラクターの基本情報と併せて、読者による「可愛いと思う理由」も紹介しています。皆さんの好きなキャラは、一体何位にランクインしているでしょうか。

第20位にランクインしたのは、カヤです。カヤはウソップが麦わらの一味に加るエピソードに登場したキャラで、ワンピースの中では超初期の古参キャラになります。以降ほとんど出番はないものの、現在も根強い人気を誇るキャラです。

カヤはウソップの故郷・シロップ村の大きな屋敷に住むお嬢様です。両親を早く亡くしたショックで弱っていましたが、そんな彼女を気に掛けたウソップの”嘘の話”を聞くことを楽しみにしていました。ウソップと麦わらの一味によって命を守られたカヤは、お礼に「ゴーイングメリー号」を一味に渡し、ウソップを海へ送り出します。

逞しい女性たちが多いワンピースの中で、カヤは儚げな雰囲気を持つ珍しいタイプの美少女です。線が細く、守ってあげたくなるような可愛らしさがあることが人気の理由となっています。また、ウソップの冗談を心から楽しんだり、ウソップのために医学の勉強に励みながら健気に彼の帰りを待つなど、内面も可愛いという点でも高評価でした。

19位はうるティです。うるティは口元をマスクで覆っているにも関わらず「可愛い」と注目されています。これまでに登場した女性たちと一切キャラ被りのないタイプで、ニューフェイスにも関わらず一気に注目株になりました。

うるティはカイドウ率いる百獣海賊団・飛び六胞の一人です。悪魔の実の中では極めて珍しい動物系古代種「リュウリュウの実モデル”パキケファオサウルス」の能力を持っています。「ウル頭銃（ずがん）」という頭突き技を得意としており、その威力はウソップの頭蓋骨に大きなヒビを入れたほどでした。弟のページワンを溺愛しており、彼のことになると言動に見境がなくなります。

大きな目やファッションが可愛いうるティですが、人気の理由はなんといっても破茶滅茶な性格です。弟を「ペーたん」と呼び溺愛する姿や、「〜ありんす」という花魁言葉で話す姿、そして垣間見える粗暴な本性には、多くの読者が翻弄されました。また、マスクで口元を覆っていることによって「素顔はどうなっているのか」と、ファンの想像を掻き立てるところもポイントです。

たしぎは海軍本部の曹長（現在は大佐）で、メガネをかけた女性剣士です。彼女もまたワンピースにおいては初期からいるキャラクターですが、常に一定数の安定した人気を持つキャラクターです。

たしぎはゾロの亡くなった幼馴染・くいなに瓜二つの顔をしています。剣に命をかけ、「男に生まれたかった」と語るその性格まで酷似しており、当初はゾロから「パクリ女」と呼ばれていました。正義感が強く生真面目な性格ですが、相当な刀剣マニアで、刀について語り出すと止まりません。剣の腕前は確かなものの「アラバスタ編」では自らの無力さを痛感し悔し涙を流していました。

たしぎが可愛いと言われる理由は、ずばりおっちょこちょいなところです。男性顔負けな剣の腕前を持つ一方で天然ボケなところがあり、「戦闘時の凛とした姿とのギャップがたまらない」と言う声が集まっています。2年後の女性らしいロングヘアも好評ですが、2年前のボーイッシュなショートヘアが素朴で可愛いと特に人気です。

モネは「パンクハザード編」にて登場しました。続くドレスローザ編には妹のシュガーが登場しています。亡くなったと思われる描写があるものの生死は不明であり、再登場が強く望まれているキャラクターです。

モネはドンキホーテ海賊団幹部の中でも、とりわけ船長のドフラミンゴに対して強い忠誠心を持つ人物です。自然系・ユキユキの実の能力者で、これは青キジのヒエヒエの実の下位互換に当たります。雪を使った「カマクラ」という技を得意としており、防御壁を作ったり雪の中を自在に移動したりすることで一時はルフィをも翻弄しました。

ハーピー（人面鳥）の姿をしたモネは、見た目のインパクトもさることながら、ドフラミンゴに忠義を尽くした生き様でも読者の印象に深く残っているようです。また、大人の女性らしい色気や美貌を持ちながらポップな服を着ていたり、分厚いメガネをかけたりするギャップも可愛いと言われています。極めつきには褒められて頬を染める姿まで見せ、多くのファンを魅了しました。

「ゴースト娘」でお馴染みのペローナが17位にランクインしました。当初は敵として登場したペローナですが、麦わらの一味が離散した2年の間は随分とゾロの世話を焼いており、敵というよりゾロの恩人として見る人が多いようです。

ペローナは元々スリラーバーク海賊団の一員として、モリアを実の親のように慕っていました。ところが七武海のくまの能力でクライガナ島へ飛ばされてしまい、そこでミホーク・ゾロと共に過ごすことになります。ペローナ「ホロホロの実」という悪魔の実の能力者で、敵をネガティブにさせ戦意喪失させることが可能です。実際この能力に太刀打ちできる人物は、麦わらの一味の中では元々ネガティブなウソップだけでした。

ゴスロリファッションに身を包むペローナは、見た目は可愛いのに口が悪かったり、あどけない見た目なのに25歳（2年後時点）だったりと、意外性のあるキャラクターです。2年前・後どちらのファッションも人気ですが、2年後の巻き髪を好む人の方が若干多いようでした。また「長身の女性が多い中、160cmという現実的な身長であることが可愛い」というコアな理由を語るファンもいます。

小柄で童顔なコアラは良識もあり、ワンピースの中では割と現実的な可愛さを持つキャラとして人気です。しかしその一方で、同僚のサボに振り回されたり、奴隷だった過去を持っていたりと何かと苦労の多い人生を歩んでいます。

コアラは天竜人の奴隷として雇われ、壮絶な幼少期を過ごしました。奴隷解放後にフィッシャー・タイガーと共に過ごし、故郷に送り届けてもらったことから恩を感じており、現在は彼の意志を継ぎ革命軍として活動しています。同じく革命軍の魚人ハックから魚人空手の手解きを受け、その腕前は師範代まで登りつめたほどです。ドレスローザではドンキホーテ海賊団の末端員を軽くいなしていました。

くりっとした丸い目が可愛らしいコアラは、意外にも肉体派です。「可愛いのに魚人空手は師範代の腕前」というギャップは、読者の度肝を抜きました。また、コアラはフィッシャー・タイガーの意思を継ぐひたむきさ、サボの世話を焼く甲斐甲斐しさ、再会したロビンに抱きつく無邪気さを持ち合わせます。その真っ直ぐな性格ゆえ「彼女にするならコアラ」というファンも少なくありません。

14位はCP9のカリファです。抜群のプロポーションと妖艶な魅力の持ち主で、作中ではナミも彼女の美しさに感嘆していました。同じメガネキャラには19位で紹介したたしぎがいますが、彼女とはまた違った魅力のあるキャラとして人気です。

カリファは世界政府擁する暗殺部隊「CP9」の一員です。古代兵器プルトンの設計図をめぐり、ルッチやカクとともにスパイとしてガレーラカンパニーに潜入し、アイスバーグの秘書として働いていました。体術「六式」に加え「アワアワの実」の能力を獲得しており、この能力によって摩擦のなくなった人物は立っていることもできなくなります。

エニエスロビー編ではカリファの妖艶な入浴シーンが描かれ、多くの読者を虜にしました。秘書を務めていたこともあり、いかにも”デキる女”という印象のカリファですが、意外にも天然ボケでお茶目なところがあります。ナミとの対決では悪魔の実の能力で泡だらけになり、ナミから厳しいツッコミが入りました。

13位には海軍本部の少将・ヒナがランクインしました。同期のスモーカーとは旧知の中で、多くは語らずとも理解しあっている間柄です。ヒナの美貌に骨抜きのフルボディとジャンゴは、彼女を「ヒナ嬢」と呼んでいます。

ヒナの悪魔の実は「オリオリの実」というもので、敵の捕縛能力に非常に長けています。アラバスタ編では、バロックワークスのMr.2ボンクレーを捕らえた実績を持っています。また、レヴェリーでは海軍でも知る人の少ない「ロックス」を知っている描写があることから、情報戦にも長けているようです。

そんなヒナは無愛想でほとんど笑顔を見せませんが、一人称が「ヒナ」であるところが可愛いと言われています。ツンツンしたヒナの幼い一面に、愛嬌を感じたファンは少なくありません。また扉絵にて泥酔している姿が描かれた時は、隙のある瞬間が垣間見えて親近感が湧いた人も多いようです。

12位はエッグヘッド編の重要人物として、最近注目度が高まりつつあるボニーです。最悪の世代の紅一点であるボニーは、強さだけでなくその「立場」が非常に重要であるとされています。

ボニーの悪魔の実は名前が明らかになっていませんが、その能力は自身を含め触れた人物の年齢を操作できるというものです。ボニーはこれを利用してレヴェリーへの潜入を成功させています。また、シャボンディでは海兵を幼児や老人に変身させ、混乱を引き起こしていました。新章ではバーソロミュー・くまの娘であることが明らかになっています。

ボニーは口いっぱいにピザを頬張っても崩れない美貌を持っています。「いっぱい食べる女の子は可愛い」と思う人は多く、ベッジに「品がない」と言われたほどの豪快な食べっぷりに好感を抱く人も少なくありません。新章エッグヘッド編のキーパーソンでもあるボニーは注目度が高まっており、麦わらの一味と合流した際のサービスショットには話題が集まっています。

11位はマキノです。マキノは元々「顔も性格もいい」と評判のキャラでした。しかし、過去回想で幼少期のエースがマキノに頬を染めるシーンが描かれ、この2人のやり取りがとても可愛いと言われ、さらに人気に火がつきました。

マキノはルフィの故郷・フーシャ村の酒場の店主です。現在は子供が誕生していますが父親は明らかになっておらず、父親が誰かについてさまざまな考察が繰り広げられています。マキノは一見気が優しそうですが、山賊や海賊にも物怖じせずに接する肝の太さを持っている人物です。

マキノは素朴で派手さがなく、決して目立つ方ではありません。しかし、洗練されすぎていないところがかえって魅力的なようで、物語の節目で登場するたびにファンからは喜びの声があがっています。数多の女性キャラを堪能した後で「やっぱりマキノが一番可愛い」と原点回帰読者が多いようです。偏見を持たず、誰にでも分け隔てなく接する屈託のなさも人気の理由になっています。

可愛いランキング20位〜11位はいかがでしたか。「自分の好きなキャラがまだ登場していない」という人は、ぜひここから見逃さないでください。それでは続いて、TOP10〜4位を発表します。

10位に食い込んだのはプリンでした。プリンは麦わらの一味と別れ、沈むサンジの目を一瞬で輝かせた美貌の持ち主です。しかし、可愛いうえにあまりにも良い子すぎるということで、「何か裏がある」と囁かれていました。

プリンはビッグマム海賊団の一員であり、シャーロット家の35女です。ビッグマムとは似ても似つかぬ美少女ですが、前髪に隠した3つめの目のせいで「気味が悪い」と言われ続けてきました。しかしこの目は「真の開眼」をするとポーネグリフが読めるという非常に重要なものです。そんな彼女の能力「メモメモの実」は、記憶を切り取ったり書き換えたりできるというものでした。

プリンは裏表が激しく、お世辞にも性格がいいキャラではありません。ところが意外にも「猫を被っている時より、本性のプリンが好き」という意見が多いのです。惜しみなく悪態をつく様は、かえって清々しいとも言われています。更にプリンが圧倒的な人気を集めたのは、サンジに恋心が芽生え始めてからです。素直になれず冷酷にもなりきれず、まさにツンデレなその態度がとても可愛いと評判になりました。

9位は初登場時に奇抜な衣装でファンの度肝を抜いたレベッカです。彼女の登場時は「可愛い」と喜ぶ人が多い一方で、SNSには「嬉しいけれど、目のやり場に困る」といった意見が上がることも少なくありませんでした。

レベッカは、ドフラミンゴによって王座を追いやられたリク王の孫です。ドフラミンゴを討伐するため、酷いブーイングを受けながらコロシアムに剣闘士として参戦していました。オモチャにされた父「兵隊さん」から剣を習い、「人を傷つけてはいけない」という母の教えを守りながら戦っています。

レベッカの人気の理由は、なんと言っても肉体美です。鎧姿の露出はあまりにも激しく、初登場時は「とんでもないキャラが出てきた」とネットが騒然としました。しかし一方で、色っぽさよりも健康的な魅力を感じる人が多いらしく、いやらしくなりすぎていないところも人気の理由となっています。また、コロシアムで戦う時のマスクの下の凛々しい瞳にも惹かれる人が多いようです。

8位の光月日和（こうづき・ひより）は、母譲りの美貌を持つ女性です。ワノ国では花魁・小紫（こむらさき）という絶世の美女として名を馳せました。ゾロは何かと彼女と縁があり、ブルックやサンジはそれに対して恨み節を口にしています。

日和は父に光月おでん、母にトキ、兄にモモの助を持ちます。父と母を失い、兄と別離したワノ国で、20年間もオロチとカイドウの悪政に耐え凌ぎました。父おでんの家臣である「赤鞘九人男」の一人・傳ジローと再会した際、母トキの残した予言の日まで花魁・小紫として生きていくことを決め、好機を伺っていました。

ワノ国が日本をモチーフにしているだけあって、ワノ国の美女・日和は日本的なたおやかさを持っています。ワンピースではあまり類がないため、それが注目される理由となっているようです。また、オロチに対して啖呵を切るシーンも「気高くてかっこいい」と評価されています。

7位は麦わらの一味の考古学者・ロビンです。政府に追われ続け、生きるためには悪事に手を染めるしかなかったロビンですが、麦わらの一味とともに過ごすことでどんどん穏やかになっていきます。そんな彼女の変化を、ファンは嬉しく思っているようです。

ロビンは「ハナハナの実」の能力者です。これは応用の幅が広い能力で、関節技を決めたり、落下する味方を受け止めるネットになったりと、戦闘では大活躍しています。そんなロビンですが麦わらの一味に出会うまでは、禁忌とされるポーネグリフの解読ができることから仲間ともども故郷を焼かれ、8歳にして懸賞首になるという壮絶な人生を歩んできました。

ロビンは美しさだけでなく、所作や言葉遣いが可愛いことも人気の理由となっています。大人の女性らしい知性や美貌を持ちながら、可愛いものが好きだったり、意外にも羽目を外すことが多かったりと、非常にお茶目な一面を持ち合わせているのがロビンです。そんなロビンには、成長した読者たちから「大人になって改めて魅力に目覚めた」という声が集まっています。

6位は光月おでんに憧れ、男として生きる女性ヤマトです。凛とした美貌をもちながら女性であることを武器にしないため、女性読者から支持を集め、男性読者からも「新しいタイプの美女」として注目されています。

ヤマトは動物系幻獣種イヌイヌの実モデル”大口真神”の能力者です。氷や冷気を自在に操る狼の姿に変身して戦います。また、愛用の武器「建（たける）」を駆使した戦いも得意としており、必殺技・雷鳴八卦によってうるティを1発で気絶させたことがあります。かつてはエースとも互角に戦ったほどの実力者です。

ヤマトはワンピース至上初の「ボクっ娘」です。ボーイッシュで少年のような性格にも関わらず、28歳の美女であるという矛盾が彼女の最大の魅力で、「ヤマトを見て新しい何かに目覚めてしまった」と語るファンが後を絶ちません。また、ヤマトは自分の美貌を全く自覚していないめ嫌味がなく、そこも可愛いと言われる理由となっているようです。

5位に輝いたのは海賊女帝ボア・ハンコックです。自らを美しいと讃え、実の妹をもってして「性格は最悪」と言わしめたハンコックですが、ルフィとの出会いによって恋する乙女へと変貌しました。

ハンコックは王下七武海唯一の女性です。九蛇海賊団を束ねるカリスマですが、実は奴隷だった過去があり、背中にはその印が刻まれています。それをカミングアウトした際のルフィの対応に惚れ込み、以来ルフィへ一途な恋心を抱いているのです。悪魔の実「メロメロの実」の力とその美貌によって、男女問わず石化させてしまうという恐ろしい技を持ちますが、ルフィには無効でした。

絶世の美女とされるハンコックは、見た目なら「可愛い」より「美しい」という表現の方がしっくりくる人が多いようです。ワンピースの女性キャラの中では我の強さも戦闘力もトップレベルであり、可憐なイメージを持つ人はあまりいません。そんな彼女ですが、恋心を寄せるルフィの前では誰よりも”尽くす女”になってしまいます。そんな恋するハンコックの姿は、たまらなく可愛いと言われているのです。

しらほしはビックキスの人魚というだけあって、巨人並みの大きな体の持ち主です。単独で見ると気が付きにくいですが、他のキャラと比較するとその大きさが顕著になります。しかし、それでも可愛いと評価されているキャラです。

リュウグウ王国の姫である人魚しらほしは、数百年に一度生まれると言われている「海王類と会話ができ、操ることのできる」人魚です。そしてロビンが解読したポーネグリフには、その人魚＝しらほしこそが古代兵器「ポセイドン」であると記されていました。つまり、彼女は世界を滅し得る力を持っている人物なのです。

困り顔で紅潮した頬のしらほしは、あどけない可愛さを持つ美少女です。世間知らずで泣き虫な性格ゆえ「放っておけない気持ちになってしまう」という読者が後を絶ちません。そんなしらほしの人気シーンは、レヴェリーでのガープとのやりとりです。2人の会話が本当の”おじいさんと孫”のようで可愛いと言われており、このシーンには多くの読者がほっこりと癒されました。

さて、ここからはいよいよ可愛いキャラランキングTOP3の発表です。可愛さTOP3には、誰もが認めるレギュラー級のキャラと、つい最近登場したばかりのフレッシュなキャラがランクインしました。

第3位は、2022年の劇場版ワンピース『FILM RED』にて彗星の如く現れたウタです。劇中ではルフィとハグをしたり、昔話に花を咲かせたりしており、それにナミがヤキモチを妬くような表情を見せる描写がありました。巷では「新たなヒロイン候補」と言われ、ヒロインとしてはナミと双璧と見る人も少なくありません。

ウタはウタウタの実の能力者です。彼女の歌を聴いた人は、「ウタワールド」の中に誘われます。ウタワールドはウタが思いのまま作った世界であり、この中に取り込まれた人々は完全に操られてしまうのです。しかしウタワールドは能力者が眠ってしまうと解除されてしまうため、ウタは眠らないように「ネズキノコ」を食べ続け、これによって体が蝕まれてしまうのでした。

ウタは劇中にて圧巻のライブパフォーマンスを見せました。そんなウタの性格は、明るくお転婆です。特にウタの代名詞にもなった「負け惜しみ〜」のセリフは、仕草や表情も無邪気で可愛いと話題になりました。しかし底抜けに明るいわけではなく、悲しみや激情を内に秘めており、それを見せる時には表情が一変します。その変化に「ゾクゾクした」という人は多く、彼女の持つ二面性に心を鷲掴みにされた人も少なくありません。

2位は圧倒的な男性人気を得たネフェルタリ・ビビです。比較的初期のキャラですが、現在も変わらぬ人気を誇っています。また、最新章でネフェルタリ家に関する重大な事実が明らかになったことで、再び注目度が高まりました。

ビビはアラバスタの王家・ネフェルタリ一族でありながら、国のために自らバロックワークスに潜入していました。そしてミス・ウェンズデーというコードネームをもらうまでの地位を得て戦い、その最中に麦わらの一味と出会い、仲間として共に旅をしていたのです。ちなみにゾロに向かって仕掛けた「メマーイダンス」は彼女の黒歴史として度々ネタにされています。

ビビは色っぽい女性キャラが多いワンピースの中では、珍しく「清純派」として認識されているようです。育ちや性格の良さが滲み出ており、清潔感があることから、読者からは一貫してクリーンなイメージを持たれています。国のために命を捧げる健気な姿が印象に残っている人が多く、王妃でありながら「守られる存在」ではなかったことも人気の理由の一つです。また、黒歴史ともされている「メマーイダンス」も一部では可愛いと言われています。

栄えある第1位は、麦わらの一味の航海士ナミです。ナミはワンピースの中だけでなく、あらゆる漫画キャラの中で「恋人にしたいランキング」などでも1位を獲得するなど、日本漫画界においても最高の女性として名を馳せています。

故郷の村を救われてから改めて仲間となったナミですが、戦闘では役立てないことを悩んでいました。そこでウソップに開発してもらったクリマ・タクトを使い、天候に関する知識を駆使して、雷や蜃気楼を発生させる技を編み出します。こうしてエニエス・ロビー編では、立派な戦闘員と言わしめるまでに成長しました。

ナミは文句なしの美貌を持ちながら、時にその影もないほど怒って歯を剥き出しにしたり、お金に目をギラつかせたりします。しかし、その表情の豊かさがナミが「可愛い」と言われる最大の理由になっているのです。また、衣装や髪型のバリエーションが豊富で、様々なおしゃれをして読者を楽しませてくれるのも人気のポイントになっています。

ここまでは性格や能力などの内面的要素も含めて、可愛いキャラを紹介してきました。ここからは、それぞれの純粋な「見た目の美しさ」についての意見を元に、美貌ランキングTOP10を紹介していきます。

10位は妖艶な魅力を放つレイジュです。レイジュは他の兄弟同様に渦巻き状の眉毛をしており、それに対して「どうしてあの眉毛であんなに美人なのか」という声があがっています。また、彼女の美脚も魅力の一つであり、戦闘シーンではその強さもさることながら、脚線美にも釘付けになったファンが多いようです。

9位はプリンです。サンジがプリンとの結婚式を挙げるのはあくまで作戦だったものの、サンジはその作戦を忘れるほどにプリンに鼻の下を伸ばしていました。このことから、彼女の美しさは作中でもお墨付きです。また、サンジに見せた見合い写真の表情がとてもあざといと言われています。

ビビは砂漠育ちにも関わらず、白く美しい肌を持っています。麦わらの一味と共に行動していた時は常にポニーテールでしたが、別れ際にドレスで現れた際はハーフアップに髪を結っており、それがとても綺麗だと好評でした。また、別れを告げた際に涙で顔をくしゃくしゃにしていましたが、それすらも美しいと言われています。

ヤマトはボーイッシュな性格をしていますが、豊満なバストの持ち主です。衣装の脇から覗く胸に惹かれる人は多く、男性のみならず女性からも「たまらない」と言われています。また、他の女性キャラにはないキリッとした眉毛も「凛々しくて素敵」と人気です。

泣き顔が魅力的だと言われている尾田先生ですが、その中でもダントツの人気があるのがアーロンパーク編でのナミの涙でした。鼻水を出しながら泣いているにも関わらず、この時のナミの顔が「最高に可愛い」と言われており、もはや伝説にもなっています。

尾田先生曰く、美女のキャラは描くときに困ることが多く、その時にあがった名前の中に日和がいました。このことから、ファンの間では日和は「ワンピース3大美女」の一人だと言われているのです。大きなタレ目と控えめな口が可愛らしく、幼少期もその面影があり可愛いと評価されています。

しらほしもまた、先述したように尾田先生が描きにくいとする美女の1人です。そんなしらほしを、超巨大な人魚にしたというところにセンスを感じるファンが多いようでした。また、彼女はまだ16歳であることから「大人になればもっと綺麗になる」と将来性を感じる人もいます。

いよいよここからは美貌ランキングTOP3です。ワンピースには数え切れないほどの女性キャラが登場するため、当ランキングに入らなかった美女も数多く存在します。しかし、ここで紹介する3人は作中でも美女であることがはっきりと描かれているキャラです。

3位にランクインしたのは、「スベスベの実」の力を借りて美女に変身したアルビダです。本人のコンプレックスだったそばかすも、悪魔の実のおかげで見事な美肌へと生まれ変わりました。そして特筆すべきは、ルフィが作中で唯一「美女」と名言したことです。色恋に全く興味を示さないルフィにとって極めて貴重なことであり、これが理由で読者に「アルビダの美貌は本物」だと認められるようになりました。

絶世の美女・ハンコックが第2位となりました。ハンコックはしらほし・日和と並んで「ワンピース３大美女」とされる人物で、その評価は作中でもファンの間でも違うことはありません。そんなハンコックは特に女性人気が高く、同性として彼女の美貌に憧れる人が多いようです。

今回栄えある美貌NO.1に輝いたのは、ロビンです。ロビンは2年前・後でビジュアルが大きく異なります。2年前は褐色肌のパッツン前髪のストレートヘアで、エキゾチックな雰囲気を醸し出しています。対して2年後は、色白になりウェーブのかかったロングヘアになり、おっとりとした雰囲気に変わりました。同一人物なのにそれぞれ違った美貌があり、「どちらも似合うところがすごい」という意見が集まっています。

コミックスのSBSに描かれる「性転換シリーズ」はかなり注目されています。クスリと笑ってしまうようなキャラも多いですが、一方で「とびきり可愛い」と言われるキャラもいます。代表的なのはローの女性版で、あまりの可愛さに公式非公認ではありますがフィギュアまで制作されました。

ワンピースは最終章に突入しましたが、ここへ来てまた新しい女性キャラが登場しました。中でも海軍の「ひばり」という広島弁を喋るキャラは可愛いと評判です。ワンピースには数えきれないほどの女性キャラがいますが、これまでになかったタイプの可愛いキャラが登場したことで「尾田先生の可愛い女の子の引き出しの多さはどうなっているんだ」と脱帽する声が出ています。

ミンク族は動物そのままの顔でありながら、人間の体格を持つキャラクターです。独特の美貌を持つことから、「人間のキャラに劣らず可愛い」とかなりの人気があります。特にキャロットの人気は、2021年に行われたワンピース全世界人気投票で8位を獲得したほどです。「スーロン」になった神秘的な姿が美しく、普段とのギャップも可愛いと言われる理由の一つになっています。

ワンピースの中で「可愛いキャラ」として圧倒的な人気を集めたのは、最古参のナミです。ナミの可愛さはまさに「原点にして頂点」として認識されており、初期の素朴な少女の頃も、2年後の色っぽい女性に成長した姿も大人気でした。しかし、ワンピースには様々なタイプの可愛いキャラが登場するため、どのキャラを一番可愛いと見るかは人それぞれです。あなたが「一番可愛い」と思うキャラは、一体誰でしょうか。