【ワンピース】イデオの能力や強さを徹底考察！過去の戦績も紹介

『ワンピース』のドレスローザ編には、イデオというキャラが出てきます。イデオは出番はそれほど多くはないけれど、人気のあるキャラです。イデオとはどのような人物か、プロフィールや性格、能力などをまとめていきます。また、過去の戦績や名言、イデオを演じた声優さんについても紹介します。

『ワンピース』のイデオは、新世界のドレスローザ編で登場したキャラです。かつてエースの悪魔の実であった、メラメラの実を懸けた剣闘会（コリーダコロシアム）に出場したボクサーでした。10月10日生まれの22歳で、身長は225cmです。手長族という種族の生まれで、長い腕が肩の上まで飛び出しています。この長い腕を活かしたパンチの威力は凄まじく、巨人族でも一発で吹き飛ばしてしまう強さです。最終的にはルフィの仲間となり、麦わら大船団に加わることになりました。

『ワンピース』は週刊少年ジャンプに連載中の漫画で、バトルを中心に友情や努力などをテーマにした、王道の少年漫画です。何年も前に登場したキャラが重要な場面で再登場するなど、精巧に練られたストーリー展開も人気の理由のひとつです。バトルシーンだけでなくギャグシーンや感動エピソードも多く、途中で飽きることなく読み進めることができます。2022年で連載25周年をむかえ、ここから最終エピソードに入ることを作者の尾田栄一郎さんが明かしました。

17歳で海賊となった主人公のモンキー・D・ルフィは、ゴムゴムの実を食べたゴム人間です。ルフィの夢は海賊王になることで、伝説の海賊王・ゴールドロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を求めて旅に出ます。たった1人での船出でしたが、ゴムゴムの実の力で敵となる他の海賊たちを撃退していきます。旅の途中でゾロ、ナミ、ウソップ、サンジといったメンバーを仲間に加え、麦わらの一味として冒険を続けるのでした。

『ワンピース』のイデオはコリーダコロシアムに登場するだけあって、自分の強さには自信を持っています。では、実際はどの程度の強さか、イデオの能力や技についてまとめていきます。イデオの強さと併せて、彼の性格も紹介します。

『ワンピース』のイデオは、悪魔の実の能力者ではありません。そのため、メラメラの実を手に入れようと、剣闘会に参加していたのでしょう。そのままでも十分に強いイデオですが、悪魔の実を手に入れればさらにパワーアップすること間違いなしです。これから先イデオが悪魔の実を食べる機会があるかはわかりませんが、もっと強くなってルフィの助けとなってくれることでしょう。

『ワンピース』のイデオは悪魔の実の能力者ではないため、他の能力者のような多彩な技は使えません。イデオの強さは長い腕から放たれるパンチであり、戦い方は非常にシンプルです。しかし、このパンチの威力は凄まじく、まるで爆発のようだといわれています。そのため、イデオの強力なストレートパンチは、「破壊砲」と名づけられています。イデオの必殺技はこの「破壊砲」で、数十人の相手でも一気に吹き飛ばすことができる強さです。

『ワンピース』のイデオは、自分を助けてくれた麦わらの一味に恩義を感じ、ドフラミンゴを倒そうとします。このことからもわかるように、非常に義理堅い性格をしています。また、武闘家らしく、もっと強くなりたいという野心を抱いています。「1人での勝利は存在しない」という、スポ根精神に通じる考えも持っています。

『ワンピース』のイデオは登場回数は少ないですが、剣闘会だけでなくドフラミンゴ討伐のためにも活躍しました。その中で、いくつかの名言も残しています。ここでは、心に残るイデオの名言や、過去の戦った相手との戦績について紹介します。過去の戦いを振り返って、イデオの強さを確認してみましょう。

イデオはルフィとドフラミンゴの戦闘の邪魔をさせないために、ボロボロになりながらもデリンジャーと戦います。この名言は、デリンジャーとの苦しい戦いの中で言ったイデオのセリフです。イデオは自分たちが犠牲になっても、それがルフィの勝利につながればいいと思っていたのです。

イデオはデリンジャーとの戦闘で、すでに大きな怪我を負っていました。それでも起き上がるイデオに、デリンジャーは笑いながら「くたばれ」と言います。そこでイデオが言ったセリフが、こちらの名言です。自分を助けてくれた麦わらの一味のためにも、先に倒れるわけにはいかなかったのです。イデオがいかに義理人情を大事にしているか、よくわかるシーンでした。

名言に続いて、イデオの過去の戦績について紹介します。イデオは主にコリーダコロシアムと、ドンキホーテファミリーとの戦闘で活躍しています。過去の戦績から、イデオの戦い方や強さなどを見ていきましょう。

イデオはコリーダコロシアムで、Cブロックに出場しました。Cブロックにはイデオの他にもルフィや、八宝水軍の首領であるチンジャオ、副棟梁のブー、13代棟梁のサイなどが出ていました。コリーダコロシアムはバトルロイヤルであるため、出場者全員が入り乱れて戦います。

イデオはチンジャオの覇王色の覇気にやられることなく、サイと熱い戦いを繰り広げます。必殺技の破壊砲でサイの八衝拳に渡り合うなど、XXX級のボクサーとしての強さを見せていました。しかし、最終的にはチンジャオに殴り飛ばされ、場外に落ちて敗北してしまいます。

イデオはホビホビの実の力で、オモチャにされてしまいました。そこから助けてくれた麦わらの一味に恩義を感じ、コロシアムの戦士たちと一緒にドフラミンゴ討伐に動きます。そこでイデオは、ドンキホーテファミリーのデリンジャーと戦うことになります。イデオはルフィたちのためにも必死で食らいつきますが、最後には倒されてしまいました。致命傷にも近い傷を負いながらも立ち上がる姿からは、肉体だけでなく精神的な強さも感じられます。

『ワンピース』は漫画だけでなく、アニメも人気がある作品です。アニメでのイデオは、まさに原作そのままのイメージでした。イデオのイメージが崩れなかったのは、イデオを演じた声優さんの力でもあります。ここでは、アニメの『ワンピース』でイデオを担当した声優さんについて、詳しくまとめていきます。

アニメ版の『ワンピース』でイデオの声を担当しているのは、声優の相沢まさきさんです。相沢まさきさんは数多くの作品に出演しているベテランの声優さんで、吹き替えを担当している外国人俳優も大勢います。相沢まさきさんが演じたイデオの声は男らしく、力強い声をしていました。

相沢まさきさんは1965年1月19日生まれで、北海道出身の声優さんです。ぷろだくしょんバオバブとベルプロダクションを経て、現在は大沢事務所に所属しています。相沢まさきさんは、1983年の『ディ・ウォッチ』で声優デビューを果たしました。

相沢まさきさんは、『それいけ！アンパンマン』で多くの役を演じています。また、毎回違う役ですが、『ポケットモンスター』のほとんどのシリーズに出演しています。その他の主な出演作品と担当キャラは、『はじめの一歩』の伊達英二、『暁のヨナ』のイ・グンテ、『十二国記』の延王尚隆、『NARUTO-ナルト-疾風伝』の牛鬼などです。

『ワンピース』のイデオは、原作者の尾田栄一郎さんが「伝説巨神イデオン」をモチーフにしたことでも知られています。その事実が判明したときは、SNSでかなり話題となったようです。また、イデオンがモチーフだという事実を知らなくても、飛び出た肩などの特徴から、イデオはイデオンではないかと推測する人も多くいました。

イデオはボクサーという男らしいキャラですが、意外と「可愛い」というコメントが多くありました。どうやら、イデオの下まつげやパンダ目が、可愛く見えるようです。もちろんかっこいいという声もあるのですが、可愛いという人のほうが断然多かったです。

また、アニメ版のイデオは、その声も人気がありました。まだアニメになっていないときから、イデオの声優さんは誰になるかと盛り上がっている様子も見られました。相沢まさきさんは『ワンピース』でワイパーの声も担当していますが、ワイパーとイデオが同じ声だと気づいた人も多かったようです。

『ワンピース』のイデオは敵には負けてしまいますが、破壊砲という技を繰り出す強いキャラです。また、強いだけでなく義理人情を大事にするイデオは、味方になれば非常に心強い人物だといえます。ルフィと子分の盃を交わしたため、再びの登場も期待できそうです。