【ワンピース】マルコの声優は森田成一！代表作から出演作品まで紹介

はじめに、ワンピースの登場人物であるマルコはどんなキャラクターなのかまとめていき、併せてマルコが登場する「ワンピース」の概要やあらすじも紹介します。

マルコは元白ひげ海賊団で1番隊隊長と船医を務めていた人物です。トリトリの実・幻獣種モデル「不死鳥」の能力者で、どんな攻撃を受けても炎と共に再生します。通称「不死鳥のマルコ」と呼ばれていました。年齢は45歳で身長は203cmです。「〜よい」という語尾が独特で、髪型のモヒカンもトレードマークとなっています。

マルコが登場する「ワンピース（ONE PIECE）」という作品についておさらいしていきます。ワンピースは尾田栄一郎による冒険漫画で週刊少年ジャンプで1997年から現在まで連載が続いている看板作品です。コミックスは100巻を超えており、国内の累計発行部数3億9000万部、世界の累計発行部数は4億8000万部を突破し世界最高記録となっています。

海賊王のゴール・D・ロジャーが残したひとつなぎの財宝「ワンピース」をめぐり、世界は多くの海賊達が力を競い合っていました。主人公のモンキー・D・ルフィーも海賊王に憧れた少年の1人。麦わら海賊団を結成し多くの仲間達と出会っていきます。ワンピースはルフィーやその仲間達が夢に向かい旅する大冒険物語です。

ここからはワンピースのマルコのアニメ声優である森田成一（もりたまさかず）さんについて、プロフィールや出演作品などをまとめていきます。

マルコの声優である森田成一さんは現在事務所などに所属せず、フリーで活動されています。2021年12月31日に17年間在籍して青二プロダクションを退社し、2022年1月1日よりフリーで活動されることをご自身のTwitterで発表されていました。「事務所を離れ、今までの経験を生かし、俳優や声優だけでなく違う形として表したい」というのが事務所を退所された理由として綴られています。現在もフリー活動されており他の事務所には移籍されていません。

マルコの声優である森田成一さんはバイク好きを公言しています。日本人であるという理由で日本製の車種を好まれているようです。ヤマハスポーツの｢XV1600ロードスター｣が初めて購入したバイクで、10年以上乗り続けています。ピカピカに磨きガレージで何時間も眺めていられるほどバイク好きのようです。

声優の森田成一さんはじつは「甲殻アレルギー」であることが分かっています。好物はエビなのですが、重度のアレルギーが出てしまうため食べられないようです。2013年にアナフィラキシーショックを起こし入院され生死をさまよった経験があります。

ここからは、マルコの声優である森田成一さんが出演された他のアニメ作品についてご紹介します。

声優の森田成一さんは黒子のバスケのアニメで「灰崎祥吾（はいざきしょうご）」役で出演されていました。黒子のバスケはバスケットボールを題材とした青春アニメです。森田さんがアニメで担当した灰崎祥吾というキャラは、元帝光バスケ部でしたが素行が悪く退部、しかし福田総合のエースとして戻ってこれるほどの実力者でした。森田さんの担当するキャラの中でも悪役となり、アニメファンの中で人気があるキャラクターです。

アニメ版のBLEACHで「黒崎一護（くろさきいちご）」役で出演されています。森田さんといえば黒崎一護とあげる方も多く代表作品と言えます。黒崎一護は死神の力を手にした高校生で、死神の世界で多くの敵と対峙し成長していく人気キャラクターです。仲間思いで優しく、自分を犠牲にしてでも仲間を助ける主人公で、黒崎さんの熱い演技が光った作品でした。

森田さんはドラゴンボール超にも出演されています。担当されたのは「ウイス」で破壊神ビルスの付き人の天使、また武術の師匠というキャラクターでした。上品で冷静な性格で、立ち振る舞いなどは女性寄りのキャラクターで、ビルスに対して茶々や苦言を入れるなど保護者のような部分もあります。アニメで森田さんが演じられた際は「最初わからなかった」という方が多く、森田さんの演技の幅がうかがえます。

TIGER & BUNNYの「バーナビー・ブルックスJr.」も森田成一さんの代表的なキャラクターの1人です。TIGER & BUNNYはオリジナルアニメ作品で、ワイルドタイガーとコンビを組んでヒーロー活動を行うバディ物アニメでした。バーナビーは非常にクールで合理主義な若者で、相方のワイルドタイガーに対し辛辣な言葉も多いキャラクターでしたが、イケメンでありアニメファンからも人気の高いキャラでした。

森田さんは進撃のバハムートシリーズの「アザゼル」役でも出演されています。このキャラは1作目は主人公をいたぶる悪役で、森田さんの出演作品の中でも珍しいキャラクターでした。2作目では準主人公となっており繊細な演技でファンを魅了したようです。

アニメ版キングダムで主人公の「信（しん）」役も森田さんが担当されています。古代中国で孤児だった信が大将軍になるまでの物語です。信のカリスマ性や強さ、義に熱い性格などが人気のあるキャラクターであり、森田さんの熱演により信のキャラクターがより魅力的となっています。

アニメ版バクマン。の「平丸一也（ひらまるかずや）」は森田さんが出演した作品の中でも異色のキャラクターでした。ネガティブな性格で感情の振れ幅が大きいキャラで、今まで森田さんがあまり担当していないキャラです。タイプの違うキャラクターを見事に演じられたことで高評価となりました。

文豪ストレイドッグスにも森田さんが出演されています。担当したキャラクターは「桂正作（かつらしょうさく）」で、校舎を爆破しようとした犯人として一度登場したキャラクターでした。悪役を森田さんが演じられており、アニメファンからは森田さんの名演技、美声がとても良いと高評価でかなり人気のあるキャラクターのようです。再登場となり多くのファンを沸かせています。

ワンピースのマルコには名言と呼べるセリフがいくつかありました。原作やアニメファンを魅了する名言についてまとめてみます。

この名言は、自分の海賊団の船長である白ひげを刺してしまった「スクアード」に向けた言葉でした。スクアードは白ひげ海賊団の傘下の海賊団船長だった人物です。海軍の赤犬の言葉に乗せられて白ひげを裏切り、刃を向けてしまったのです。その自分の行動を後悔し泣くスクアードに対してマルコが声をかけていました。マルコは非難をするのではなく、後悔よりも前を向いてやることをやるんだと鼓舞していました。仲間想いであり、大きな器を感じさせる名言です。

この名言は頂上戦争の最中に赤犬へ投げかけた言葉になります。エースが命を懸けて守ったルフィーを助けるための言葉ですが、マルコはエースの意志を引き継ぎ、赤犬からルフィーを守ろうとしたのです。大切な仲間を失った直後にその意思を引き継ぐ、というなんとも男気が溢れる行動と名言でした。

この名言は頂上戦争開始直後に、白ひげを狙いに来た黄猿の前に立ちはだかったマルコが放った名言です。大将より前に自分がいると宣言する男らしさが非常にかっこいい名言となります。また、その言葉通り海軍大将の黄猿に引けを取らない強さを見せてくれたのでした。

ここからはワンピースのマルコについて世間の評判をまとめてみます。

なんといってもマルコのかっこよさにしびれているファンが多い印象です。

再登場の時に眼鏡をマルコはかけています。不意打ちの眼鏡姿のマルコが好評でかっこいい、好きという意見が多く見られました。

マルコの戦闘力に驚く方も多いようです。もともと大海賊団の１番隊隊長だったマルコ。その時点でも相当な強さでしたが、新たに強敵と戦った際の強さに言及する方もたくさんいました。

この記事ではワンピースの元白ひげ海賊団に所属していたマルコと、アニメ版の声優である森田成一さんについてまとめました。マルコは仲間想いで男らしく、戦闘においても強いキャラクターでした。名言も多くあり、奥深いキャラであることがわかります。また、そのマルコをアニメ版で担当された声優は森田成一さんです。森田さんはマルコをはじめ多くのアニメ作品に出演されています。主人公から悪役まで様々な役どころを演じられる演技派声優でした。